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2010.01.21
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カテゴリ: 音楽
発表会に向けてリストの「献呈」を練習している生徒さん、
彼女には難しいかなと少々心配していたけれど、
譜読み完了。コード付けと分析しながらの譜読みに時間を
最初にかけることで、
かえって練習方法が整理できて効率よく進んでいる印象。
書かれた音符の中から役割を明確にしていくことで、
どのように音を整えていくかプログラミングすることで、
練習のポイントしぼられて、耳を使って意識的に
音を聞くことができているようだ。

どうやって音を構築するかのイメージは頭の中で描かれる
ことで練習も無駄なくできている。
この曲はシューマンの歌曲をアレンジしたものだが、
変奏の手法や転調等みごとだなぁ~と分析しながら感嘆!
種々の方法で考えられているので、当然弾く方は難しい。
曲の中で主役のメロディーは重要だけれど、
バックのそれ以外をどうやって整えてサポートして
主役が生き生きと表現できるようにしていくか、
外声のベースをはじめ和声の色合い、リズム等
脇がいかに大切か、、またその難しさを感じる。
フレーズ毎に音は整ってきたので、

さらに全体の構成をどう組み立てていくかの作業。


作曲を勉強し始めてから分析はもちろん、フレーズを作るための
音型についての強く意識するようになってきた。
演奏する場合にも音型をどう把握するかによって、
脱力にもつながり、フレーズ毎に何を言いたいのかが

ベートヴェンの熱情3楽章を譜読みし始めた生徒さんも。
音を鳴らす譜読みは確かに早いけれど、
音だけ並べてもベートーヴェンの音楽にはならない。
初見でもある程度音は鳴らせるんだから、
はじめからパートを区切って、音型毎に音楽の内容を
考えながら組み立てていく練習をするように強く言っている。
でも長年の習性で何も考えずに指だけ動かす練習に
なってしまいがち。
自分自身のJazzの採譜を練習する際にも痛感すること、
音符だけ追って弾きだすと思考停止してしまって、
運動に神経がいってしまう。
運動中心になる前にフレーズの分析をすることで、
内容が把握できる。
指を動かす前に、しっかり思考する時間を取ること、
譜読み段階でその時間をじっくり取ることが
音楽を完成させるには早道になるように思う。
ヴェートーヴェンはやっぱり難しい。
2小節の音型がまず理解できていなかったし、
ベースラインのリズムの把握、
ベートーヴェン特有のエンジンのような持続性、
音型による脱力もまだまだ彼女には課題山積。。
最初からペダル多過ぎで、タッチ自体ロマン派のようだった。
ペダル抜きで指でつなげる練習等、
やっぱり古典を指導するにはやるべき基礎固めが
たくさん有り過ぎ。。
弾くことより音楽をどう理解し構築していくか、
理解すること自体が弾き易さにも関連してくるということ。
12月にグレード6級を受けた生徒さん、All A判定の結果!
彼女もベートーヴェンのソナタをかなり念入りに仕上げた。
試験官をしていても6級オールAは出したことがない。
何かしらもんくのつけどころはあるから。
特に次が5級なのでそうそう甘くも点数はつけれないこともある。
構成もはっきりしているし、音型もしっかり理解して弾けば
説得力のある演奏になる点、チャレンジのしがいはあるだろう。
発表会までにどこまで仕上げられるか、、
彼女と私のチャレンジでもある。







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最終更新日  2010.01.22 01:51:29
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