「玄牝-げんぴん-」
の 感想対談、第1回
第2回
のつづきです。※ ハッピーマタニティ通販「私の赤ちゃんLove!コンテスト」
は映画「玄牝-げんぴん」にご提供いただきました。
きよ
何かで読んだのだけど、河瀬監督の今までの映画はヨーロッパのスポンサーが必ず付いていたのだけど、今回のはテーマがどうしても受け入れられず、河瀬さんの会社だけで制作することになったのだとか。
帝王切開率高いんだよね、欧米は。自分のからだ含めて「自然」を考える視点がないのかなあ。
とも
そうなんだ。
スポンサーはお産をどんな風に考えていたんだろうね。
帝王切開でおなかを切るのもこわいと思うけど...。
欧米の女性たちはどう感じているのかな?
きよ
もちろん、帝王切開が必要なときは、ありがたく手術してもらわなきゃだけど。
医学的に必要がなくても切ることが多いってことだよね、ヨーロッパでは。
医療に管理されている方が安心という気持ちなのではないかな?
「フェミニズムに敵対するのか?」という言われ方もあったらしいよ。
男性と対等に仕事をすることを至上と考えるなら、古家で薪割りとかしてるヒマないよね。
とも
古屋で薪割り、素敵じゃない!一生、薪割りばかりをやるわけじゃないし、大丈夫だよ。人生の幅が広がる気がするけどなあ。
私もやりたーい。
映画で薪割りしてる女性、カッコ良かった!!いなせな感じだったよ。
自分の体の力を引き出す、女性が力強くなることだと思うけどなあ。
きよ
みんながともさんみたいに、ゆったりと構えられればいいんだけどね。そこまで一皮むけるのは、難しいことだと思うよ。
身近にそういう生き方のモデルがない。妊娠出産のイメージが、マタニティ雑誌とか、母親学級とか、そういうところに求められている今、本来の体と心が求める妊娠出産のイメージをどこで手に入れたらいいのか。
とも
そうだね...。
70年くらい昔は、自宅でお産婆さんに来てもらって産んで、赤ちゃんと添い寝して授乳する風景が日常の生活の中にあったんだものね。
私は、記憶にある最初に見たお産の風景は、「カムイ伝」(白土三平/著、江戸時代の話)なのよ。
ナナという若い女性が自宅の柱につかまって膝立ちで産んでいた。
その時、私は小学生で、「ナナ、すごい!」と驚嘆して尊敬したよ。
「こうやって産めるんだー」と思ったし。
なんだか、自分でも出来そうな気がしたのよ。
恋をして、好きな人との子どもを自分の意志で産んでるナナが素敵に見えたし。身分違いのカップルで周囲に反対されていた。その中で「正助さんとの子どもだから、絶対に産みます」と勇気を持って断言してて、なおさらカッコ良かった。
自分の意志で生きてる、自立した女性というイメージだったの。
きよ
ふーーーん
ともさんは、すごく反応のいい子どもだったんだね
私だったら、別の世界、大人の世界としか感じなかったような気がする
こういう鈍い子どもには、もっと濃い環境が必要なんだよね
それこそ、自宅にお産婆さんが来るような。
この映画は、若い世代に是非観てもらいたい
話は横にそれたけど
真のフェミニズムは、女性が、自分の体、自分の心のままに堂々と、自由に生きていける
そういうことなんだと思う。
お産のシーンについてはどう?
とも
鈍いなんて、そんなことないよ。(笑)
「カムイ伝」はマンガだから全部、絵で描いてあってインパクトがあったよ。
普段、なかなか見られないお産のシーンが、映画で見られるのは貴重だと思う。大事なことだものね。
畳の部屋で布団に横たわる女性。
助産師さんがプロの眼差しで、産む女性にぴったり着いて見守っている。
医師の吉村先生が少し離れて座って見守っている。
家族も女性に寄り添って支えている。額の汗を拭いたり。女性が呼吸をする、赤ちゃんがゆっくりと出てくる...。
静かで確かでおごそかな感じ。
助産師さんが産まれた赤ちゃんをすぐに女性のおなかに乗せて、産んだ女性は、赤ちゃんを両手でたぐり寄せて抱く。
幸せなシーンだよね。見せてくれてありがとう。と思う。
きよ
ほんと、ありがとうだよね。
こういうプライベートなシーンをオープンにしてくれる気持ちになるには、それなりの思いがあるのだと思う。
この、大切なものを、伝えたい。河瀬監督といっしょに伝えたい、という思い。
(続く・・・おしゃべりが止まらなくなっちゃったんで、まだ続きます)
「生活することが祈り」と話された、おに… 2014.03.21
落ち葉がとても美しかった鎌倉の明月院近… 2013.12.17
産院情報誌ライバルだった「ここで産みた… 2013.11.28
PR
カテゴリ
カレンダー
コメント新着