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2005.09.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日も電車の中でホワイトバンドをしてる人を発見。
職場にもしている人はいるし、研究会では某教授もしていた。

そもそも、こういった運動にぜんぜん興味が無いので全く知らなかったのだけど、ホワイトバンドをめぐっては、ネット上で、ものすごく熱い論戦が繰り広げられているらしい。

それにしても。

なんで皆こんなに熱くなれるんだろう。
読んでるだけで引くぐらい、露骨に自己主張し、かつ相手に対してめちゃくちゃ厳しい。
この点は、賛成派も反対派も似たりよったり。

あんなもん、したいやつがすればいいんで、実害はないんだから、ちったぁ、もちつけ。
オイラは邪魔くさいからしないけど、好きでやってる分には別にいいぢゃん。


あの時も、ネット上では、熱い熱い論戦が行われた。

今回のホワイトバンド論争もあの時と、ものすごく似ている。

当時、”危険地域に行ったのは自己責任なんだから三人は救いがたい”、と主張していた人って、今回のホワイトバンドにも否定的なんじゃないだろうか。逆も同じかと。

そして、お互いが嫌悪感をむき出しにして、徹底的に批判しあう。
相手の話に納得するなんてことは絶対にない。

なんで、「正義」とか「平和」とかがからむと人はアツクなるんだろう。ほんと不思議。
DNAに組み込まれた本能なのかもしれない。

とにかく、こうゆう議論をしだすと、必ず罵倒合戦になるから怖い。
論理じゃなく、すぐ感情になる。
最終的には、”オマエみたいな人間・・・”とか言い出す、

そんなことを考えているうちに、鮮明に思い出したのが高校時代の道徳の授業。


「いかなる理由があろうと差別はいけないことだと思う」

みたく書けば済むのを、超ひねくれ者であるオイラは・・・

「中途半端な知識は無意味なだけでなく、むしろ有害であり、こんなことに時間を割くぐらいなら、実態を知る努力をすべきである。実態の深刻さを知らないで、”かわいそう”だとか、”よくないことだ”なんて、今こんなところで主張して、一体何になるのか。差別がよくないことなんて、わざわざ授業でやらなくても誰もが認識している。中途半端な知識や中途半端な同情なんて何の解決にもならない。こんな授業に何の意味があるのか?」

みたいな感じで書きなぐって提出した。
まあ、若気のいたりではあるんだけど、当時は本当にそう思っていた。



「オマエが最低の人間だということがよく分かった。帰れ!」

とブチギレ。

普段は面白いセンセイだったのに、そのときの血相は鬼そのものだった。

「じゃあセンセイは差別をなくすために、実際何をしてるんですか?」

なーんて言ったことも、火に油を注いだのかもしれない。

で。時は流れて21世紀。
高校時代、センセイとオイラとがやったバトルが、自己責任論やホワイトバンド論争をテーマに全国規模で繰り広げられているんだと思う。

ただ、あんなにアツク論争したのに、しばらく経つと何もなかったかのように、忘れてしまうから不思議。
後になって振り返れば、”あの時は、なんであんなにアツクなったんだろう?”と誰もが思ってるハズ。

あんなに盛り上がった”人質3人組”のことを、今でも怒ってる人っているんだろうか?

ほんと人間の感情って、面白いとゆうか、実に不思議だ。

このあたりって、心理学の研究対象になってないのかなぁ。
心理学的な研究対象といえば、是非ともアンチジャイアンツを本格的に分析して欲しい。

”好きなチームはないけど嫌いなチームならある”とか、”負けるとうれしいけど弱すぎたらつまらない”とかいう人たちって、絶対何かが屈折してるに違いないと思うんですけど。






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Last updated  2005.10.01 02:18:52
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