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10年以上前、吉祥寺で、スキンヘッドの外人と胸半裸の女性ドラマーの二人組みの演奏を見ました。多分夫婦。女ドラマーがスティックを振りかざしながら「ハッ」「ハッ」と叫びながら退場して終了。これは本題ではなくてそのイベントで、自主制作のカセットテープが売られていました。当時私はフランスのタバコのジタンを吸っていたのですが。そのジタンの箱をカバーにしている素敵なテープを発見。思わず購入。値段が突出していて1000円以上。今思えば、ジタンの費用も原価として織り込まれていたのだと思う。「セルジュ・ゲンズブールに心服するあまりに、その歌詞を独自に和訳。それをテープに吹き込んだカバー作品。ただ通常のカバー作品と異なり、オリジナルのゲンズブールの音楽を後ろで鳴らして、その前で本人が歌って録音していることから、ゲンズブールの声と歌い手の声が二重に聞こえ。独特な浮遊感を出すことに成功している」家で聞く。ゲンズブールをラジカセで鳴らして、それにかぶせて日本語で歌っているだけのテープでした。例えばRequiem Pour Un Conのサビ部分は「けつを出せ。売女(ばいた)」となるらしい。残念ながらこのテープは引越しの間になくなっちゃいました。かけがえのないものを失うとはこういうことをいうのだと思いました。
2006年01月08日
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