中年層の障害者の広場

中年層の障害者の広場

2005.01.19
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カテゴリ: 障害者
「良い介護とは何か」という講演内容のHPを見つけましたので、ご紹介します。

皆さん、参考になさって下さい。



 私たちワーカーは、常に、この問いかけを自分にしたいものです。
「良い介護」とは、何も特別なやり方をすることではない、普通のことを自分がするようにすればよい、ただし、特別な工夫をしましょう、ということを学びました。

 最初に先生がおっしゃったことが、「想像力」を、五感と共に存分に使ってください、ということでした。
介護保険の点数主義では、障害を持ったときの悲しみや、とまどい、驚きなどを癒すケアには、点数はつきません。だから、私たちのように、介護を仕事としている者は、想像力を働かせて、「できることは何だろう?それを見つけてあげよう」という気持ちを持って臨みたいものです。

 それから、「介護はで・あ・いです。」ともおっしゃっておられました。
「で」は、でたらめ。 病気になるのも偶然ですよ、あなたが悪いんじゃない。 だから、これからどうするのがベストなのか、それを考えましょう。
「あ」は、あきらめ。 思いたちきる諦めと共に、現実を明らかにすることで、前向きになりましょう。
「い」は、いいかげん。 バランスがいい加減にとれていることが(食事と排泄、睡眠と活動のように)大事です。
 これらのことを心にとめて、自立支援プラス1を目指すのが、良い介護です。


だから、ベッドに入ったままでの、食事は適切ではありません。人間の体の仕組みにかなったやり方で、食事ができてこそ、脳がしっかり目覚めて、おいしくものが食べられるのです。

 片麻痺の人を座った状態から立たせたり、移動させるのも、同様に生理学にかなったやり方を工夫すれば、楽にできるというわけです。
 これは、実際にお隣同士でやってみて、実感しました。人間て、動作を起こすときには、重心を前に移してから、始めるのです。教えられて、「そうだったんだ!」とまさに、目からうろこでした。


確かに「良い介護」とは、何も特別なやり方をすることではない、普通のことを自分がするようにすればよい、ただし、特別な工夫をしましょう。 だと私も思いますよ。

私の目から見た分かり易い例をあげてみますと、お風呂から上がって着替えの介助の時に、皆さん自身でしたら「くつ下」がたるんだままで、そのまま靴を履くでしょうか?

気持ちが悪いですよね。
自分が心地よくないと思う事は、介助でもして欲しくないと思うのです。(こっちから、うるさく言う方もおられますが)

そんな小さな気遣いが、積もってより良い介護が生まれて来るのだと思うのですが・・・







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最終更新日  2005.01.19 15:53:25
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