misty247

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2014.01.26
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 7、8年前、山道をひとりでせっせと歩きまわっていた頃、クリスマスになるとLEDで家を飾るのがはやりだした。
 人がきれいきれいと称えるその良さを理解できず、私はいつも冷めていた。山道でみつける花の美しさに比べて、電飾の美しさが虚ろなものに思えて仕方なかった。

 遠くからしか眺められない谷間に咲く藤。
 道に散る紅が教えてくれた頭上のねむの木。
 道を曲がったところにサプライズで現れるヤシオツツジ。
 山間でのそれら花木の華やかさは、闇に輝く電飾と変わらないコントラストで際立っているから、似たものとして比べていたのだ。

 でもようやく、見る側のこころを抜きにして、対象だけをとりあげて比べていたことの過ちに気付いた。LEDが飾っているのは、目の前の闇ではなく、おなじ日おなじ時おなじ場所で、ともに眺めているあなたとの関係なのだと。
 そのひとときのあったこと、電飾がきらめくように、想い出がきらめく。


梅田LED

よりそって 同じもの見る 想い出の それあるのみで 世界は満ちる



(写真:梅田スノーマンフェスティバル2013 撮影2013/12/20)





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Last updated  2014.01.26 14:39:26
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