Now Wait For Last Year

Now Wait For Last Year

PR

カレンダー

プロフィール

コブラクロー

コブラクロー

お気に入りブログ

西銘さんの思い出~… 穴沢ジョージさん

デジカメ買ったら楽… そーでしたさん

remi's room remi10さん
きゅうた♪の黒箱 きゅうた♪さん
幻泉館日録@楽天 幻泉館 主人さん

コメント新着

Dr.悠々 @ Re:長き不在(05/03) 懐かしい人が帰ってきました。 またよろ…
スモールパッケージホールド@ Re:everything is beutiful 「雨にぬれても」は私がよく歌う。
コブラクロー @ Re[1]:I Should Have Known Better(09/05) pgloveさんお久しぶりです。 いや~て…
pglove@ Re:I Should Have Known Better(09/05) こんばんは 間隔はあきながらもずっと読…
コブラクロー @ Re[1]:そう思い出した(08/08) soda1014さんコメントありがとう どう…

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2003年09月21日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
タランティーノの「Kill Bill」が待ち遠しい
ので、ユマ・サーマンの映画何でもいいから見よう
と思い借りてきたのだが、思いのほか私好みの映画
だった。

タイトルは要は「NASA」と同じ意味で、近未来が
舞台の映画だが、常に沈鬱なムードがあり、これが
素晴らしい。

私は米のSF作家フィリップ・K・ディックのファン
だが、この映画のプロットはディック的な感じが

ファンだろう。

しかし実際にこういった社会になる可能性は結構
高いだろうね。遺伝子の研究はかなりの進歩を見せ
ているので、もう30年もすれば一部の社会では
これに近い事をしているだろう。

現在でも学歴や職業で結果的に選別される訳だから
結構こういう社会が到来しても比較的受けいられる
かもしれない。今や個人の出来る事は社会に関しては
全く無力だからねえ。

しかし面白いのは主役のイーサン・ホーク以外は極めて
無表情。感情の露出が殆どない。これはなかなかいい

スカスカの美術(生活に不必要なものは必要ないという
事だろう。)もいい感じだ。

細かい所はかなり粗い所もあるのだが、あまり気にも
せずエンディングまで一気にみれる。後半はいかにも
ハリウッド的ハッピー・エンディングへとつきすすむ

映画撮るのが始めての新人とは思えないくらいうまい。
テリー・ギリアムの影響も強いみたいだね。

ハリウゥド的展開なら「やれば出来る」という事に
なり、実際そうなっているのだが、主人公や、映画
に漂う沈鬱さは何故だろう?まあこれ以上書くと哲学
の領域なので書かないけど、最後まで沈鬱なムードに
したのは正解だ。

なお、脇役にはアーネスト・ボーグナイン、米では
かなり知名度あるゲイの作家ゴア・ヴィダル(この
人が出ているので、つい社会的映画かと思えば、別に
そうではない。)ジュード・ロウは「AI」の人造人間
そのままなので笑える。なお、プロデューサーの1人
にダニー・デビートが参加しているが、彼はなかなか
いい映画に出資しているので、私は結構製作者としては
信頼している。(俳優としても一流だけどね。)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年09月21日 23時29分06秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: