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2004年06月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
まず衆院の文部科学委員会で今日行われた参考人質疑
について書いてみたいと思います。

参院では3名だった参考人が今回は4名と増えています。
参考人は以下の通り。

依田巽(参考人 社団法人日本レコード協会会長)
弘兼憲史(参考人 漫画家)
高橋健太郎(参考人 音楽評論家)
ポール・デゼルスキー(参考人 GERA Japan 国際レコード小売協会 日本支部世話人)

最初に参考人が大体10分程度で意見を述べ、その後各党

は出来ていませんが、 映像で視聴可能 です。

まずは参考人の意見から。

依田氏は参院の時より微妙に論点を変えて輸入権の
必要性を訴えます。なお一番質問責めにあっていま
したけど、どうやら輸入権に対しての不安点を
「大丈夫だから」の一点で通そうというつもりみたい
です。

弘兼氏は参院の時と殆ど同じ。(なお質疑の際に
『当事者でないので答えられない』という発言が
多かったのには少し参考人としての資格に問題


高橋氏は自身のブログで述べられている事をうまく
まとめて真摯に反対意見を述べました。

ポール氏は英語で答弁し、通訳がついていました。
法案には反対の立場ですが、還流盤規制については
一定の理解を示していました。なお価格例として挙げた


質問についての私の感想は以下の通り。質問議員に
ついての評価が中心です。




何とこの人A.F.I(アメリカン・フィルム・インスティテュート)
を卒業している。今まで単なる2世議員だと思っていたけど
これには驚いた。(AFIはアメリカの映画人養成機関では有名な機関)
http://www.afi.com/
そのため他の議員と比べて質問が独自性があって面白い。

日本の著作権関連の細かい実務での状況についての質問が新鮮。
ただ法案の賛否については微妙なニュアンス。米の
著作権管理団体について書面での輸入権行使をしない
旨の表明をレコード協会会長に求めていた。(ただこれはあまり
意味がないかもしれない。法案そのものについての理解は?)

川内博史氏(民主 比例九州)

法案修正の立場だが、レコード協会会長を狙い撃ちにした質問が面白い。
以下抜粋(要約なので実際は後日UPされる議事録で再度ご確認して
下さい。)なお貸与権についての質問はなかった。依田会長
相手に論戦していましたが、少し時間不足となってしまった
のが惜しまれる。


依田会長 「輸入権行使の期間は7年間となっているが、協会としては
50年を要求していた。期間が短縮したのは大変残念。」(50年間
行使されたCDが輸入出来なくなる。『幻のCD』ばかりになるね。なお
当初新聞報道では期間は5年と報道されていた。何故2年延びたのだろう?)

依田会長 「ビートルズが今でもCDが発売されるのは著作権があるから。」
(言っている意味がよくわからない。)

なお川内氏が「会長とは長い付き合いになると思います」と最後に結んで
質問が終わったのですけど、このとき笑っている女性の声が聴こえた。
この声は多分委員会の委員長(池坊保子氏)だと思うけど緊張感ないなあ。

横光克彦氏(社民 比例九州)

社民党の中でもかなり話のわかるタイプの人
だけど、思ったより細かい質問だ。しかしあまり音楽業界の現状は
わかっていない模様。(聴いても答える事のできない質問とかしていた。)
法案の賛否は賛成?(貸与権についての質問から推測しました。)
冒頭に再放送の際のギャラ云々という関係ない事を
話していたけど、個人的に「特捜最前線」の再放送を希望したい。

富田茂之氏(公明 比例南関東)

この人については質問の最後に何故かこんな宣言をする。

「この国会で必ず(法案を)通すという
決意を述べさせて頂いて質問を終わりたいと思います」
(同党斉藤鉄夫氏から頼まれたと冒頭述べていた。なお
斉藤氏は元文部科学副大臣で、現在委員会理事)

この他、「知らない人からメールが」などと発言。本当に
この人有権者からの声をどういう風にとらえているか非常に
不思議だ。唯一貸与権についてから質問し、法案反対側に
質問した後唐突に宣言するので驚いた。最初からその立場
なら質問しなくてもいいよ。

石井郁子氏(共産 比例近畿)

全くこの法案に対して勉強しておらず、極端にレベルが低い
質問ばかり。(海賊盤の事とか聴いていた)とにかく
唖然としました。(高橋氏の答弁に対して驚いていた。反対
運動を全く知らないみたいだ。)党の役職に就いているためか
勉強不足もいいところ。どうせ賛成だろうからもう質問しなくて
もいいよ


この審議と前後して、以前法案に反対する音楽関係者有志が
日本レコード協会と文化庁に送った質問状の回答が同日
メールで届いたそうです。(5月24日送付)

何故参考人質疑の直前に、それも両者殆ど同じ時期に届いた
のは何故か少し勘ぐりたくなりますけど。まあいいか。

しかし「答えれない」という箇所が多いのがこの改正
案の問題の根深さを物語っているような気がします。
官僚側は「この問題は業界の問題」業界側は「この
問題は立法府の問題」あげくの果てには「仮定の質問
には答えられない」とくるから始末におえない。

ただ中には興味深い回答もあります。今後法案がどう
なるか少し不透明になってきましたけど、この回答から
反対側の議員氏も何か出てくるのではないかと思って
います。














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最終更新日  2004年06月03日 01時15分38秒
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