美月らしく

美月らしく

2005.02.09
XML
カテゴリ: ライター雑記
友達がブログに

書いていたのを読んで、思い出したことがあったので。

小学校時代、
なぜか私の年は生徒数が少なくて、
2クラスにするには少ない、でも1クラスでは多すぎる、
という生徒数で、最大で58人がひとクラスに押し込められて
幼稚園からずっと同じメンバーですごした。

当然、ものすごいストレスの塊のような学年で

低学年の頃はグループ内の2,3日の仲間はずれ、
4年生ごろからクラス全体を巻き込むいじめに
発展していった。

私も5年生のときに標的を経験した。
6年になって、意欲に満ちた若い男の先生が担任になり、
この問題を解決しようと努めてくれて、
自分で言える子、親が言ってくれる子に対する
いじめは消滅した。

でもストレスが消えたわけではなく、
新しいほこさきは、
自分で先生に言えない、親も学校に言ってくれない子に


母親が早くに亡くなり、日雇いでアル中の父親と弟で
暮らしているKちゃん、
精神発達に少し障害のあるYちゃん、
このふたりがいじめの新対象になった。

Kちゃんはまだ「なんでそんなことするのー!」と言える

Yちゃんにはそれも言えなくて、ただ、黙っていじめられていた。

L字型の校舎の旧い閉鎖された昇降口に
使わない机などの備品が詰まれている場所があって、
放課後、クラス全員でYちゃんを追い立てて
そこに追いつめる、ということをたびたびやった。
参加しないと、次の標的にされそうで、みんななんとなく
主犯格のリーダーの後をついていった。

ある日、Yちゃんを追いつめた先頭にいた数人が
「なんだ、こいつ、笑ってる…気持ちわる…」
「なんで笑ってるんだよ。なんで泣かないんだ…」
と言って後ろに引いた。

私はYちゃんを見たわけではない。
ただ、この言葉をずっと覚えていた。大人になっても。

Yちゃんは泣くだけの気力もなくしていたんだ。
どうしてあんな弱い子をみんなでいじめたりしたのか、
なぜ誰も「やめよう」といえなかったのか、

いや、どうして、私は「やめようよ」といわなかったのか。

自分でずっと卑怯者だったと思ってきた。
いま、ここに懺悔します。


―後日談―

二十歳くらいになって
ある日突然、Kちゃんが私の家を訪ねてくれた。
「近くに来たから、なつかしくなって。
 Mちゃん(私)はいつもやさしくしてくれたから」

私が優しかったのは
母にいつも
「Kちゃんはおかあさんがいなくてかわいそうな子だから
 優しくしてあげなさい。
 ないものがあったらかしてあげなさい」
といわれていたから。

私が心から優しかったわけではない。

「またくるね」そう言っていたKちゃんとはその後会っていない。
このことも懺悔すべきだと思った。

人には懺悔しなくては、と思うことがひとつやふたつは
あるのかもしれないな。
今日は、長くて、暗い、日記になりました。ごめん!








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.02.09 17:13:08
[ライター雑記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

―美月―

―美月―

フリーページ

お気に入りブログ

晴れたらいいね♪ 晴れママさん
或る日記 pinoco_aさん
TRALALA おみつさん1986さん
幸せを呼ぶキャラ☆ア… 幸せを呼ぶキャラ・アーティストさん

コメント新着

―美月― @ Re:ご無沙汰しています(09/26) 未月さん おひさしぶりぶりです~(^…
未月@ ご無沙汰しています すごくご無沙汰しています。 なんだかん…
―美月― @ Re[1]:「ミス・ポター」(09/26) ちゃいむむむむむさん >がんばってる…
ちゃいむむむむむ@ Re:「ミス・ポター」(09/26) >少年少女に夢を与えられる仕事って、い…
―美月― @ Re:きれいなCMだよねー(09/26) kakasamaさん >カラオケで  ん~(…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: