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今朝は寒いと思ったら、初氷が観測できました。お庭の猫のお墓のお水に、薄氷が張っていました。今年は、9月中旬まで30度超の暑さだったのですが、秋があっという間に過ぎて、冬です。例年は、こんな白い菊が多いのですが今年の菊は、黄色が多い。白い菊も、うっすらピンクです。ようやく、ユズも黄色く色づいて来ました。
Nov 19, 2025
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神坂俊一郎夫人の美奈子です。2か月ほど前から、夫が猛烈な勢いで原稿を書き始めました。これ、普通は、前世の記憶を丸写しする時の速度なのですが、違いました。まず、最初の言葉が良かったのです。「幽霊に原稿を依頼されたから、美奈子を死んだことにするけど、許してくれ。」普通、そんなことを言われたら、この人頭は大丈夫かと疑うところですが、まあ、夫に限って言えば決して珍しくはないのです。結婚45周年になりますが、何度驚かされたか、わかりませんし、彼の頭の中は、理解できません。それで、幽霊って誰の幽霊と聞いたら、20年前に亡くなった摩耶美紀子さんだったのです。「あれ、彼女、最後の3年間で、あなたに言いたいこと言いまくって、成仏したはずでしょう。」そう聞いていました。「そのはずだったのだが、20年経って、何故か僕の夢に現れた。」「それで、何の原稿を頼まれたの。」「私と再婚して、幸せになるパラレルワールドのお話を書いてちょうだい、とのことだった。」夫のことですから、快く応じたのでしょうし、あの速度で書けるということは、そのパラレルワールドを幻視することもできているのでしょう。「夢の中で、私を殺そうが、慰みものにしようが、知ったこっちゃないけど、何か影響はあるのかし「。」それしか、聞くことはありません。「何もないと言いたいのだが、実は、原稿を書き出してから、気になることはある。」えっ、幽霊が現れるとか言われたら、怖いと言うよりも不気味です。「何が気になるの。」「今までこんなことは無かったのだが、我が家って、今二人と猫2匹しかいないよね。」この十年以上、二人暮らしで、猫の数が、火事で全滅して一旦ゼロになって、2年たって野良猫を1匹保護し、、その2年後に、野良猫が産んだ子を1匹保護して2匹になっただけです。「そうね。たまに子供と孫二人が乗り込んでくることはあるけど、何が気になるの。」「それが、9月に原稿を書き始めてから、まあ、このきっかけ自体が、彼女の20回忌だったと思うのだが、家の中に誰か居るような気がすることがあるんだ。」本当なら、不気味です。「私は、全く感じたことないわよ。それでなくとも、私の方が遅くまで起きているから、深夜、私と猫2匹ですごしているけど、何も感じないわ。」「いや、これ、僕にしかわからないことなんだと思う。」「何故、あなただけなの。別に、美紀子さんに恨まれてはいないでしょう。」彼女の最後の3年間は、夫が不可解なというか、物理的には有り得ないような生体エナジーの遠隔伝送を行って、拒食症で何も食べなかったと言う彼女を生かしていたのですから、夫には普通の人間の感情がありませんから無駄だと知りながら、嫉妬したぐらいでした。「そうだな。それはないと思う。もし恨んでいたら、美奈子と結婚する2か月前の六畳の御息所事件のようなことになっただろうし。」六条の御息所事件とは、結婚2か月前の8月に、夫が京丹波の実家に泊まっていた時に、彼女の生霊が現れて、首を絞めたものです。これ、本人は笑い話で済ませていましたが、そのまま九州に出張した後、1週間たって当時住んでいた千葉の舎宅に帰って来た時も、まだ首の周りに紫の痣が残っていたほどでしたから、特別製の肉体の持ち主の夫でなければ、源氏物語の夕顔のように殺されていた可能性もありました。「じゃあ、どんなことなの。」「あくまで仮設なのだが、僕と彼女は、ツインソウルの関係だ。」そのことは、何度も聞かされていましたが、それだから、生体のエナジーの遠隔伝送というありえないことができたと、彼は解釈していました。「それは聞いていたけど、今になって、何かあったのかしら。」「20年の歳月が、何か作用したのかどうかはわからないし、もしかしたら、一旦転生していたのに、何かがあって、再度転生せざるを得ない状況に陥ったのかもしれないが、それで、魂の状態になって、会いに来てくれたのかもしれない。」そうなると、感じない私は関係が無いと言えば無いのですが、次に転生するにあたっては、障害になりかねないのではないかと、心配になりました。「それって、彼女の魂にとって、いいこととは言えないのじゃないかしら。」普通に考えればそのとおりなのですが、そこは、ツインソウルの特例的な何かがあるかもしれないと、俊一郎は考えていました。「そこに、僕と彼女がツインソウルであることが影響するんだと思う。」「と言うと。」「ツインソウルだから、僕の魂にひっついて、途中休憩しているんじゃないかと、感じている。」「それで、幸せなパラレルワールドをあなたに描かせて、自分はそちらで暮らそうって考えなのかしら。」「うん。そんな気がしている。だから、書いている。ついでに、実の母が居なくなってしまった子供たちも、幸せになれる世界を描く。」私は、どうなるのかしら。「私は、どうなるのよ。」「今、一時休憩中。恐らく、パラレルワールドで、僕と美紀子さんの子供に転生することになるだろう。」言われて、衝撃を受けましたが、私は、彼の魂にとっても、ツインソウルとは違う、物凄い因縁の多生の縁だと言いますから、それはいいことなのでしょう。「じゃあ、精々大切にして頂戴。」そうとしか答えようがありませんが、パラレルワールドとも相互に関係を及ぼし合っているようですから、それができる夫に期待することにしました。どうせなら、美人で、頭も良い子供にしてもらえるように、要求します。これ、フェイジョアの実なのですが、今年で45周年を迎えた私の結婚生活の2年目に種から育てたものにもかかわらず、今年初めて実がなったのです。それでも、一昨日の寒さで、実が落ちましたから、食べられるか、試してみます。、
Nov 13, 2025
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馬に乗らなくなって、代わりに自転車に乗っている毎日なのですが、思いがけない副作用?が出現しました。先週、市のコミュニティーのグラウンドゴルフ大会があり、私は、副会長のため、全くやっていないグラウンドゴルフをする羽目に陥りました。その時、駐車スペースを、役員はグラウンドの端にしたため、100メートルぐらい離れていたところから、久々に走って見たのです。すると、ベタベタと言う感じで、うまく走れないのです。私は、自慢ではないのですが、天性の身体バランスによって、走るのも速かったのですが、その脚力が、地面にうまく伝わっていないのです。つまり、サイクリングで自転車のペダルをこぐことに慣れ過ぎたためか、走り方を忘れていたのです。はて、どうすれば元に戻るかとしばらく思案して、何十年も前に、生徒の研修の時に、陸上競技の講師にならった各種の走法を思い出して、試してみたのです。その結果、特効薬が発見されたのです。地面に力が伝わらないのは、バランスの問題があると考え、講師が、スキップ走はバランス養成にも効果的と言っていたことを思い出して、スキップ走を思いっきり高く跳ねながらやってみたら、ベタベタ走りが一発で治りました。つい先ほどまでの変な走りが嘘のように、ちゃんと走れるようになったのです。サイクリングだけでなく、たまには、走ってみないといけないことを、痛感しました。今朝は、那須から日光にかけてのお山が初冠雪しました。近年、春と秋が短く、一足飛びに夏から冬になっている気がします。今冬は、寒いのでしょうか、温かなのでしょうか。
Nov 11, 2025
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しばらくさぼっていましたが、その間、不思議なことがありました。まず、近況ですが、自治会副会長職以外は暇ですから、毎日サイクリングと庭仕事に明け暮れていたのですが、9月初旬から、著述を復活させました。これ、理由がありまして、最初は何か書かなくてはいけないと言われているような気がして、今は亡き摩耶美紀子さんのことを書き始めたのですが、彼女、20年前に成仏しているはずですから、幽霊はいないはずなのですが、幻視を通じて、彼女から、原稿の執筆依頼が入ったのです。課題と言うか、何を書いてくれと頼まれたかと言うと、「私が、あなたと再婚して幸せに暮らすパラレルワールドの物語」でした。これ、前提からいじる必要があります。彼女と幸せに再婚するなら、現世の途中から軌道修正が必要になります。2000年以前に遡って、物語スタート、いや、リスタートしました。美紀子さんを生かすと、当然ながら、私の妻の美奈子が死ぬパターンになります。美奈子には事後承認でとりあえずスタートしたら、他人が乗り移ったかのように原稿がはかどりましたが、代わりに美紀子さんの夫にも死んでもらいますし、彼女の子供たちは、居なかったことにさせてもらいました。すると、妙なことが起きるようになりました。家の中に、もう一人別の誰かが居るような気がするようになったのです。幽霊ではありませんし、姿も見えないのですが、そんな気がするのです。パラレルワールドから、美紀子がやってきて見張っているのかな、いや、本来美奈子の守り神である座敷童さまなのかなあ、いや、座敷童さまは、火事で死んだ21匹の猫たちとともに、二階の大きな姿見の鏡の中から見守ってくれているはずですから、違います。だから、不思議な感覚なのです。でも、楽しい執筆ですから、パラレルワールドともつながっているのでしょう。とまあ、私にとってはいいことずくめなのですが、一昨日に、美奈子と結婚して以来止まっていた鼻血が出たのです。鼻血ブーって一頃漫画で流行りましたが、結婚するまでは頻繁に出ていたのが、結婚した途端ピタッと出なくなっていましたから、漫画みたいだと笑っていたものだったのです。以前と違うのは、鼻水かと思っていたら鼻血だったことで、朝出て、サイクリングの途中にも出て、結構な量出血したので、大変でした。幸い、一日だけでしたから、気を取り直して、またも執筆に取り組んでいます。レクイエムって、題にしていますが、実は、美紀子さんが亡くなった時に、彼女のお母様が、延命措置の時に聞かせていたそうです。彼女、私には娘が生きていることにしようと電話して来たのですが、最初に正直にばらしてしまったのです。手遅れでしたと、それで、あたふたと取り繕って、その中でレクイエムの話までしてくれて、元気になったら連絡させますと言って切ったのですが、当然ながら、二度と電話はかかってきません。本当はもう美紀子さんが亡くなっていることは、霊感によって私には伝わっていたのです。ご丁寧に、延命措置の人工心肺の音まで伝わって来ましたし、二日後に打ち切ったことも、何となく伝わったのです。そして、符合するのは、私に原稿の注文が入ったのは、彼女の命日(おそらく)でした。レクイエムって、意味から言えば、死者の安息を祈る曲であり、日本語では、鎮魂曲とされることが多いのですが、鎮魂って、そのとおりに魂を鎮めるという日本の神道思想と、キリスト教的な死者の安息のための曲とは、思想も意味も違うものなので、日本語にはしにくいものだと思います。私としては、死者から原稿の注文が入ったので、注文通りの楽しい人生として描く、それだけなのです。その原稿をどうするか、それはまだ執筆途中ですから、完成したら考えたいと思っています。今年の菊は、同じ株なのに、例年と違って何故か白くありません。
Nov 4, 2025
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