レムリアからの転生旅行者

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神坂俊一郎

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May 12, 2025
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テーマ: 超能力(45)
カテゴリ: 超常現象



「あなた、1979年の4月1日に、私を初めて見た時に、にこっと笑ったわよね。で、半年後にあなたと付き合う時になってから聞いたら、私が将来の妻だと分かったからって答えだったんだけど、それって、どうしてわかったの。前回聞いた時は、多生の縁、何度も一緒になってるから分かるってごまかされたけど。」
俊一郎君、もう全て話しても良いかと、答えることにしました。
「まず、僕の前世の竹野清十郎、美奈子の前々世の金蓮花は、相思相愛だったのに、悲恋に終わっただけでなく、お腹の子供を道連れに自殺した美奈子を、地縛霊にまでしてしまった。」
その話は、以前にも聞いたことがありました。
彼が以前住んでいた茨木の家の山の上にぽつんと建っていた物置に、地縛霊というよりは残留思念のような形で残っていた私の意識の断片を、彼は見つけ出して、「悲しいね。でも、次は幸せになろうね。」と呼びかけてくれたのです。
でもこれ、どう考えてもありえないのです。
時間の観念が狂うのです。
彼が、私の幽霊なのか残留思念なのかに呼びかけたのは、4歳ぐらいの時だと言うのです。

「あのタイムパラドックスなのか何なのかわからないけど、疑問が解けないわ。」
すると彼は、事も無げに答えました。
「ああ、そりゃ、僕は、時空を超えて幻視するから、4歳の時に、何十年も前に首つり自殺した蓮花に呼びかけたんだよ。」
彼は、私の幽霊は、首に帯を巻き付けて、赤い襦袢を着て、口と足の間から血を流していたと、恐ろしい実況までしてくれたのです。
「うーん。私の頭じゃ理解不能よ。」
常識的に考えてしまうと、美奈子が理解不能であることはわかります。
「つまりね。4歳の私が、何十年も前に16歳で自殺した美奈子の前々世によびかけた。それだけのことだよ。」
私は、それが理解できないから苦労しているのに、夫は、アホかと言う顔で見ているのです。
「あなた、それだけって言うけど、そんなことがあり得るわけ。」
「事実、君の前々世の蓮花は存在した。だから、信じなさい。」
私も彼も、何十年かの時をはさんで存在したのは事実なのですが、時を超えて巡り合っているというか、実況中継しているかのように見えていることが信じられないのです。

「常識で考えたら理解不能だ。」
「確かに。」
そのとおりなのです。
「だから、僕には、時空を超えて幻視する超能力があるからできるだけで、普通の人にはできない。それだけだ。」
彼にとってはそれだけなのでしょうが、彼ほど頭が良くない私には、理解できないのです。

「今言ったように、僕は、時空を超えて物が見える。だから過去に存在した君の、蓮花の姿を見るだけでなく、呼びかけることさえできる。僕は、そういう超能力者であるというだけのことなんだ。」
言われてみると、京大の同級生たちも、彼のことを超能力者と呼んでいるのです。
つまり、彼らには、夫の能力を理解できたのです。
「京大のあなたの同級生の人たちは、理解できたのね。」
「うん。しばらく僕の話を聞いて、理論が破たんしなかったから、事実だと考えた方がつじつまがあうと判断した。だから、僕はそのような能力を持ったいわゆる超能力者だと考える方が合理的と判断したとのことだ。言い方を変えると、僕は、過去の映像を本を読むように見ることができる。美奈子の過去の映像が見えた。だから、大変な縁のある相手だとわかったわけだ。ついでに言えば、過去ほど簡単ではないが、未来も断片的に見ることができる。これは、未来幻視能力というべきなのだろうが、美奈子と結婚してこの家に住んでいる未来が見えた。その未来で、美奈子は、僕を「お父さん。」と呼んだ。だから、君と結婚して、子供も居る未来が読めたわけだ。」
私よりはずっと頭の良い彼の同級生たちが、超能力者と認めた彼ですから、信じるしかないということなのでしょう。
確かに、彼と結婚して過ごした45年を振り返ると、過去も未来も幻視した、いや、幻視できたとしか考えられないことも多かったことは、賢くない私にもわかりました。
信じるしかないことも、何とか納得できました。
そこで、もう一つの疑問もぶつけてみます。
「あなたが、今の私たちの姿が、一番幸せと言うのは何故。あなたほどの能力があれば、東北のど田舎出身の私と結婚しなくてもよかったでしょう。それに、いくらでも金持ちにも偉くもなれたはずでしょう。」
すると、夫は、つまらなさそうに聞き返してきました。
「そんな状況は、幸せだと思うかい。」
お金持ちなら、大抵のことはできるはずです。
「お金があれば、ある程度の幸せは買えるでしょう。」
「確かに買えるが、それ以上に妬み嫉みも買ってしまうよ。時としては恨みと憎しみすら。」
確かにそのとおりですが、今の方が良いと言い切ることができるとも思えません。
「大金持ちになるよりも、今の方が幸せって何故言えるの。」
すると、とんでもない答えが返ってきました。
「無限に近い状況をシミュレーションした結果、この状況が最良と判断した。だからだよ。」
それこそ、信じられません。
スーパーコンピューターのシミュレーションが話題に上ることがありますが、人生のシミュレーションまではとても演算できないはずです。
「世界最高のコンピューターだって、そんなことできないでしょう。」
「コンピューターにはできない。」
「じゃあ、なぜできるようなことを言うの。」
「僕の頭のと言うか、サヴァン症候群由来の超越的演算能力の方が、スーパーコンピュータよりもはるかに上だからだ。」
「そんな馬鹿な。」
「どんなに優れたスーパーコンピューターにもできないことを、人間の脳はできるんだよ。僕の得意技は、世界一のスーパーコンピューターにもできないんだよ。」
夫の得意技と言われても、ぴんときませんでした。
「何のことかしら。」
「今は少し衰えたが、「秘技聖徳太子」だよ。」
言われてみると、思い出しました。
夫は、私と子供3人が同時に話しかけても、全て理解できたので、冗談で、「秘技聖徳太子」と言っていたことがあったのです。
「あれ、コンピューターにはできないの。」
「うん。二人でも無理なんだ。コンピューターでは、二つ以上の音を別々に捉えることができない。単に和音のように重なった音としか区別できないんだよ。まして、複数の人間の行動をシミュレートすることなど夢のまた夢なんだよ。だから、それをできる僕の方が偉い。」
その偉い俊一郎は、どんなシミュレートをしたのか、聞いたことがありません。
「どんなシミュレーションしたのよ。」
「まず、この頭をちょっぴり有効に使った未来をシミュレートした。すると、世界的学者になって、学者仲間のアメリカの富豪の娘と結婚して、子供も生まれたのだが、確かにロスの大豪邸には住んで、執事と侍女に囲まれた裕福を通り越してとんでもなく贅沢な暮らしはできたが、妻とは「愛してる。」と毎日言わないといけない割には、その実、そこには全然愛なんてないし、子供たちは両親に反抗的だし、幸せじゃなかったんだ。そこで、少しいい加減なケースでやってみたら、それはそれで、余り幸せじゃなかった。それで、無限の組み合わせをどんどんシミュレートして行った結果、今の生活が一番しっくり来たんだ。だから、この生活、僕の無限のシミュレーション結果の産物なんだよ。」
まず第一の疑問は、夫には、そんなことをしている暇があったとは到底思えないことでした。
「何時やったのよ。」
「夜寝ながら夢の中でやった。」
「それにしても、無限のシミュレーションなんてやってられないでしょう。」
「ああ、一晩の夢で何十年分かの生活シミュレーションができるから、無限は極端だが、累計分類して、千ぐらいのシミュレーションはできたから、恐らく現在のこの生活がベストだろうと言える。」
とても信じれれない話ですが、現在の生活を考えると、論語にでてくるお話みたいで、偉くなるよりも、金持ちになるよりも、春には春の服を着て過不足のない生活ができる方が良いと弟子が答えたら、孔子も私もそうしたいと答えた一節が思い出されて興味深いものがありました。
思うに、これらの知識も、全て夫が教えてくれたものなのです。
すると、夫がもっと凄い話をしてくれたのです。
「レムリアの前世記憶の話をすると、僕は国王で、美奈子は3人の妃の一人だったのだが、本物の女神様が登場して、究極のシミュレーションをしてみせてくれたんだ。」
「どんな。」
「美奈子の前世のトゥーラ王妃が、生きて僕の妃になる未来と、巫女として大異変の生贄になって死んで、トゥーラの双子の妹だったカムヌカが、妃となる未来のどちらがいいと、意地悪い質問をされたんだ。」
夫のことだから、私が生きている方がいいと答えたであろうことは、想像がつきました。
「あなたのことだから、私が生きている未来がいいって答えたんでしょう。」
答えは、想像通りでした。
「そう。トゥーラが居ない未来なんて考えられないと答えたら、女神のセイシさま、何と両方の未来を映像で見せてくれたんだよ。」
「どんな未来でした。」
「僕が選択した美奈子のトゥーラが生きている未来は、父の国王も母の王妃も大異変で多くの国民と共に死ぬことを選んだし、国民の9割以上が国王夫妻の両親と一緒に大津波と大火砕流の犠牲になったし、その後の復興では、第二王妃のツィンツンと、彼女が太古の神々から引き継いだ遺産であった、オーパーツとしか言いようがない物凄い性能を持った飛空艇ヴィマーナ・ウシャスを使って、海賊掃討戦を行って、何千人もの海賊を殺しまくったし、大変な未来だったな。」
余り幸せだったようには思えませんし、女神さまの方が、流石に神様で、人間の夫よりもずっと上だったようですから、面白がって確かめてみました。
「私の双子の妹と結婚するという、もう一つの未来は、どうだったのですか。」
「そちらも詳細に見せてくれたのだが、そっちの未来では、両親の国王王妃が生きていたから、僕は、大異変後数年間は、皇太子で楽できたし、皮肉なことに、大異変の災害で、海賊もほぼ壊滅していたから、海賊大虐殺はしないで済んだ。」
「じゃあ、私はいなくなっても、妹が代わりになってくれたのなら、そっちの方が良かったのでは。」
「いや、美奈子のトゥーラの居ない世界なんて、昔のCMの何やらをいれないコーヒーみたいなもので、味気がないから絶対嫌だと答えた。しかし、どちらの未来も、私は懸命に生きたから、トゥーラが死ぬ未来も否定はできないと女神のセイシ様に答えた。」
「どうなったの。」
「女神のセイシさま、僕が美奈子のトゥーラが死んでしまう未来も否定しなかったことを大いに褒めてくれたよ。ところが、恐ろしい話で、もし僕がそちらの未来を否定したら、人間のこの世界を滅ぼすつもりだったってその後教えてくれたから、本当に冷や汗ものだったな。」
何だか、とんでもない話になってしまいましたから、元に戻すことにしました。
「あなたは、ごく普通のというか、そんなに優れたことがあったとは思えない私と結婚した今の運命が、最善だと考えたってことね。」
「そうだ。」
何人か知っている夫の元カノとは、結ばれる運命にはなかったのか、そっちもシミュレートしたのか、聞いて見ることにしました。
「結婚18年後に不思議な腐れ縁になった、今は亡き、めちゃ優秀な京大同期の彼女とはだめだったの。そう、摩耶さんだったっけ。考えてみたら、彼女が亡くなってから、もう20年になるのね。」
摩耶美紀子は、俊一郎にとってはツインソウルでしたし、むしろ彼よりも優秀なサヴァン仲間でもありましたから、変な関係だったのです。
「美紀子さんね、彼女、見かけと中身が乖離していたから、あっという間に破局パターンだったんだよ。」
美奈子には、美紀子は、夫が18年ぶりに再会した後、彼女が死ぬまでの3年間、不思議な関係を続けた女性でしたから、それこそ信じられませんでした。
「えっ、あなた、彼女の最後の3年には密接に関わったんじゃないの。」
美奈子、夫は、何もなかったと言いますし、彼のことだから本当に何もなかったと信じられますが、普通なら不倫を疑いそうな関係だったと思っていました。
「彼女の亡き父親の幽霊に、夢の中で「娘を助けてくれ。」って頼まれて、偶然のように再会したら、僕と同じ身長で体重35キロ、余命1ヶ月だって悲惨な状態だったから、父親が僕に頼んだ理由もわかった。」
その後彼女の寿命を3年間延ばしたのは夫でしたから、当時不可解だったその方法についても、再度聞いて見ました。
「どうやって、余命1か月を3年も延ばせたの。」
「いや、これ、僕と彼女の間でしか成立しなかった方法だと思う。」
「私に言わせれば、ほとんど何も食べずに3年間生き続けた方が奇跡よ。」
美紀子は、俊一郎と再会した時、「何も食べなくても生きていけるし、どうせ余命1ヶ月だし。」と豪語していたのですが、一種の吸血鬼と言うか、俊一郎の生体エナジーを吸うことができ、そのエナジーで3年間生き続けることができたのです。
「あれねえ、僕も彼女としかできなかったから、何とも言い難いんだけど、僕がしていたトルマリンのブレスレットを彼女にプレゼントして、それを仲介して、彼女に生気を送ることができたから、生きていたとしか思えない。」
夫が美紀子と再会した時に、自分がしていたブレスレットをプレゼントしたと聞いて、嫉妬した美奈子でしたから、そのことはよく覚えていました。
「そうよね。最後も劇的だったものね。」
3年たった時に、夫が贈ったブレスレットが粉々に砕けて、その3日後に彼女は亡くなっていたのです。
「そう。粉々になったから代わりを頂戴と言われて、送ったのだが、彼女のお母さんが言うには、そのブレスレットを身に着けずに亡くなっていたらしいから、彼女自身が、もう自分の体は限界で、3年余計に生かしてもらえたことで満足したのだろう。」
彼女の死の翌日、夫と面識があった彼女の母が、夫が贈ったブレスレットと手紙が机の上に置かれていて、彼女がその前に倒れて亡くなっていたと、最後の様子を教えてくれたのでした。
美奈子としては、電話を受けた夫が寂しそうではありましたが、淡々としていましたから、少し不思議だったのです。
「あなたは、ショックじゃなかったの。」
「前日に死んだことはわかったから、そんな状況だったんだと聞いて納得しただけだった。」
「美紀子さんが亡くなったって、あなたにはわかったの。」
それも不思議なことです。
「ああ、これも不思議な関係だが、彼女はツインソウル、魂の双子の関係だったから、離れていてもわかった。しばらく人工呼吸器をつけられて延命されていたことまで伝わってきたよ。」
当時、突然夫が、「誰か死んだ。」と言って、その後変な音が聞こえると言ったことを、美奈子は覚えていました。
彼女に限らず、義母が特別養護老人ホームで亡くなった時にも、連絡が来る前に、「母が死んだ。」とぼそっと言いましたから、ツインソウルだけでなく、親子でも伝わるようです。
言われてみれば、私の父が亡くなった時も、3日前に会いに来たと夫は言いました。
娘ではなく、娘婿に会いに来たのがなんとも理不尽に思いましたが、彼が言うには、夜中にやってきて、彼の背中に乗って、隣で寝ている私をしばらく眺めていたと言いますから、彼ほど霊感がない私が気付かなかっただけで、本当は、私に会いに来たのでしょう。
「ところで、脱線したけど、美紀子さんと結婚したらどうなったの。」
「彼女ねえ、名家の令嬢だったんだけど、見かけと違って過激だったんだよ。なまじ、分析能力が僕よりはるかに優れていたから余計にね。僕と結婚したら、我が家の癌は母の高子だと一発で見抜いて、僕への愛情の裏返しだったんだろうけど、母を殺して、自分も自殺する結末だった。」
「何なのそれ。そんなことあるの。」
その後の言葉も、衝撃的なものでした。
「彼女は、僕より優れた分析能力を持っていたから、シミュレートしたんだよ。それで、僕と同じ結果になったから結婚しなかったのが真相だ。」
それなら、自分の最後もわかりそうなものです。
「それなら、何故、あんな死に方したのかしら。」
「今となっては推測でしかないが、彼女、父の幽霊が僕の所に来た時点で死ぬことを想定していたんだと思う。」
「つまり、あなたが救けに行く前に死んでるはずだったてことなの。」
「そう。だから彼女、僕が会いに行った時に、母親にこう言ったそうだ。「神様は私を見捨てなかった。神坂さんという神様が来てくれた。もう少しだけ、生きてみるわ。」だから、僕は、彼女の母親に痛く感謝された。まあ、延ばせたのは、3年間だったけど。」
自分の娘と考えると、たとえ3年間でも、生きていて欲しいと思うものだと、美奈子は思いました。
「そうよね。自分の娘には、たとえ少しの間だけでも、生きていて欲しいわ。あなたは、どう思ったの。」
感情に欠陥がある夫ですから、美紀子さんが死んだ時にどう思ったか、聞いて見たかったのです。
「正直に答えると、余り何も思わなかった。というか、彼女との再会自体はありそうな気がしていた。しかし、本人が完全に死ぬ気だったから、たとえ少しでも、命を伸ばしてやろう。いい意味で、彼女の予想を裏切ってやろうと思ったってところかな。」
夫らしい感想です。
「死んだ時は、どう思った。」
「ツインソウルとはよく言ったものだと思った。魂が半分になったとまではいわないが、何かが欠けた感覚があった。」
「普通、そんな時は、悲しいって思わないかしら。」
こういう反応で、夫には感情がないことがよくわかります。
「自分自身の感情は、いまだによくわからない。」
「そうなんだ。まあ、そこは、あなたのシミュレーションにも含まれていなかったということかしら。」
「そうだな。超絶優秀な彼女のシミュレーションにも無かったことだったからな。」
しかし、この点に関しては、夫の方が美紀子さんより優れていたことになります。
「彼女のシミュレーションよりも、あなたの未来幻視が上回ったんじゃないかしら。」
言われてみると、そのとおりです。
「そうだな。僕の未来幻視は、シミュレーションと違って、途中がない。つまり、未来の一点だけを幻視するから、コンピューターの演算と違って、プロセスが存在しない。つまり、時空を超越した超能力としか言いようがないものなのだと思う。」
それを組み合わせることができるのですから、夫俊一郎は、ある面、無敵です。
「じゃあ、あなたは、しばらくは死なないわよね。」
「だろうな。」
そこでまた、何時ものお願いを持ち出すことにしました。
「私より先に死なないでね。」
すると夫は、にっこり笑いました。
「僕のシミュレーションからは外れるが、未来幻視では、そうなるかもしれない。シミュレーションでは、もう死んでいるはずだったから。それに、34年前に美奈子が死にかけた時、神様に僕の命を削っていいから、助けてくれと頼んだから、本当は52歳で死んでもおかしくなかったはずだ。」
縁起でもないことを、さらっと言ってくれるものです。
「お願い、長生きして。」
「神様もおまけしてくれたようだから、わかったよ。」
夫が初めて自分が私よりも長生きすることに同意してくれましたから、しばらくは、私が死ぬまでは、生きていてくれるのでしょう。
ここまで生きていたということは、夫がシミュレートした人生には無かったことなのでしょうが、今後の私たちに、幸多かれと祈ります。


我が夫婦の心の友、黒猫のニコとヤマトです。





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Last updated  Jul 21, 2025 03:19:23 PM
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Yoko@ Re:ヤマトタケル異聞1(09/21) ずうずうしくリクエストをしたYokoです。 …
Yoko@ Re:ヤマトタケル?2(04/19) 21日のご返信に気が付かず、ご返信せずに…
神坂俊一郎 @ Re[1]:ヤマトタケル?2(04/19) YOKOさんへ アメーバブログも確認したら全…
神坂俊一郎 @ Re[1]:ヤマトタケル?2(04/19) YOKOさんへ 既に発見されたかも知れません…

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