我が家の双子、幼稚園生活も2週間過ぎれば大分馴染んできたのか・・・と思いきや。
マイナートラブルはちょこちょこ頻発中。
それでも子供達が園に毎日出している「連絡帳」に書くほどではないので、様子を見てきました。
しかし、先週末、息子と娘それぞれに、ちょっと連絡帳で一筆認めたほうがよさそうな事案が発生。
まずは娘ですが。
あれだけリトミックやプレで社交的で歌やダンスが大好きで、場の中心にいることが多い活発な性格がすっかり鳴りを潜めており、
「大変大人しく静かに過ごす、女の子らしいお嬢さんですね」(BY担任@個人面談時)
と、「はて?それはうちの娘でしょうか?」と親である私が思わず問い返したほど、まるで借りてきた猫の様子。
なんでも、登園初日に粘土をやらせたらハマッたらしく、小一時間「席について」粘土を1人で黙々といじくり倒しているらしい。あるいは、教室においてある絵本を「席に着いて」静かに読んでいたり、塗り絵も好きでじっくりと「席に着いて」丁寧にきちんと塗り分けているらしい。
とにかく「席に着いて」何かをしていると。
まあ、今月の年少さんの目標が「席に着く」ことなので、聞き分けのいい娘が初日からその通りにしている可能性もあるんですが、それにしてもお友達と挨拶程度であまり交流がないらしい。
見かねた先生が、先週は他の女子グループの中に娘を連れて行き「いっしょに遊んでね」と促したら、娘本来の社交的な性格が徐々に現れてはいるようで、その頃から新しいお友達の名前もぽつぽつと娘の口から語られることも増えてきました。
そんな矢先の先週末。
夕方、娘がふと。
「ママ、今日ね、幼稚園でEちゃんが粘土ちょうだいって言うからどうぞってあげたんだけど、ありがとうって言ってくれなくてかなしくなっちゃったの。あとEちゃんは粘土も返してくれなかったら、私の粘土がちょっとになっちゃったの」
う~ん、Eちゃんはその日初めて出た名前。聞き間違いかと思い
「え?誰?」
ともう一度聞いたところ
「えっと、Aちゃんとお花作って、Mちゃんは丸で、粘土遊んだの!!あははは♪」
・・・・会話にならん。
まあ、何度も同じことを聞くと話もブレてくるので、時間を置いて園でしたことを何度か聞いてみたが、やはりEちゃんが粘土を・・・という話だけは変わらず何度も出てくる。
正直、3歳児の自分の所有物の管理なんていい加減なものだし、娘だってお友達に同じことをしているかもしれないので、粘土が戻ってこないことは私はあまり重要視はしていません。
ただ、今回娘が「かなしかった・・・」と呟いた「Eちゃんがありがとうって言ってくれなかった」ことの方が重要だと思いました。
我が家は商売をしている家というのもあるし、何より双子は親族だけでなくご近所の方にも大層可愛がって頂いており、周囲の方への礼節と挨拶は言葉を覚え始めた頃からとにかく徹底して教えてきました。
でも、3歳じゃまだ十分に出来ない子もたくさんいるわけで。娘には
「Eちゃんはまだちゃんと『ありがとう』って言えないだけよ。あなたにもまだできないことがあってお友達はできるってこともあるかもしれないでしょう?だから、あなたは『ありがとうの先生』になって、お友達にはちゃんとお礼を言おうね。そして、あなたができないことでお友達ができていることがあったら教えて貰おうね」
と説明し、娘も「私はちゃんとありがとうって言うよ」と前向きになってくれました。
日曜日の夜、私は連絡帳を取り出し、娘の話と前置きした上で事実関係をご確認願いますといった主旨のことを書きました。そして最後に
「ありがとうの言葉がなくてショックを受けていた、もし先生の目の前で娘がお友達にありがとうと言っていたら褒めてあげて欲しい」
と付け加えました。
そして、昨日帰宅した娘の連絡帳には、先生からの返信があり、その中に
「娘ちゃんはものの貸し借りで『どうぞ』がきちんと言えて、みんなのお手本になっています。」
とありました。娘にもその文章を読んで聞かせるとぱあっと笑顔になったので、これからも「どうぞ・ありがとう」の先生を続けてくれそうです。
なお、粘土の件は、娘とEちゃんだけでなく、この時期みんなの粘土が同じような事態になるそうで、「あとで配分しなおしています」 とありました。やっぱりねw
さて、もう一方は息子の件。
入園までになんとかトイレを1人でできるようにはなってきたんですが、ひとつ問題が生じました。
それは
トイレで用足しをする際、立ってするのか、座ってするのか
ということです。
我が家ではトイレトレが始まったときから双子を洋式便座に座らせて用足しをさせて来ました。外出時もトイレはファミリー利用可能なバリアフリートイレを利用しており、そこには当然洋式便座しかないわけです。
もっとも、トイレトレ完了が入園ギリギリになってしまったこともあり、正直これから小用を足すときいつ男子トイレの使い方を教えるべきか迷っていました。
えっと。いきなり登園初日に男子用便器に連行され、初めてだけど上手に用足しが出来たそうです。
まさか先生も初めてとは思わなかったのでしょう。
そして私もまさか息子がいきなりやるとは思わなかったんですよ。「僕は座ってやる」って言うと思いこんでました。
息子は
「僕、立っておしっこできたんだよ!」
と得意満面、こちらも教える手間が省けて良かったw
・・・・と思っていたら。
数日後、降園バスから降りてきた息子のズボンが私服になっていた。その日はちょうど夕方個人面談で、先生に粗相してお世話をかけましたと言ったところ
「ちょっとかかっちゃって、びしょびしょにぬれるほどではなかったけど着替えさせました」
ということだったんですよ。一応面談では「今まで立って用足ししたことないので、初日は立ってできたと得意気でした。慣れるまで補助お願いします」と伝えました。
当の息子も
「トイレ間に合わなかったの、しっぱいしちゃったの」
としょんぼりとしながら言ったので、「じゃあ明日はもうちょっと早めにトイレに行こうね」「うん」で済ませていたんですが。
翌朝から支度するのを渋るようになってきました。ついには週末、朝から大泣き。しかも、
「おむつしないと幼稚園いかない、おもらししちゃうとはずかしいでしょ!」
とわめいて、トレーニングパンツもゴセイジャーの普通のパンツも全て拒否する。もう、最後は無理やり気持ちを乗せておだてて園バスに送り込んだんですよ。
たまたま金曜日の午後、担任から別件で電話があり、ついでにこの話をしたところ。お漏らしした日とその後の詳細が分かりました。
立って用足しすることに慣れていなかった息子、便器までの距離感が分からず、失敗したそうです。間に合わなかったのではなく、用足しのやり方がわからず失敗した、ということだったんです。
そして、その後、息子は一度も園で用足しをしていないことが判明。
先生も息子を「抱え込んで男児用便器の前に立たせてみるものの、くすぐったいと逃げちゃう」状態だったそうです。
(この、「抱え込んで」もちょっとどうかとは思いつつ、体が大きく力が強い息子が狭いトイレで暴れたら危ないのも事実なので今回は黙認)
どうりで、息子ってば帰宅と同時に漏らしたり、トイレに駆け込んだわけです。息子は毎日「今日はちゃんとできたよ」と言っていたので、安心していた私も猛烈に反省。
さらに週末、息子は外出時の出先のトイレも怖がるようになり、トイレが恐怖になりつつあって、これはさすがにマズイ!
ということで、連絡帳に一筆奏上。
男児の用足しを立ってするよう指導するのが園の方針なら自宅でも徐々に教えていくけれど、そうでないなら、今はトイレそのものを恐怖に思い始めているのもあるので、手間はかかるだろうが座って用足しをさせて欲しい
といった主旨の事を書きました。
そして、昨日、帰宅した息子は晴れ晴れとした顔で「今日は座ってトイレしたよ!」と。
先生からも小用の仕方を指導することより、息子のストレスを取り除く方を優先する旨の返信があり、まずは一安心です。
ここで、男児モチの方にご質問させてください。
男児のトイレは、立ってする?座ってする?どちらでしょうか?
近年、成人男性の小用は座ってするよ派が増えているという話も聞くので、座ってすること自体、私はおかしいことではないと思っていたんですが・・・うーん、これが原因で将来いじめにあってもイヤだしなぁ・・・と、悩み中です。
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