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SF ノストラダムスの予言、その後
私が 20 歳代ぐらいに読んだ、五島勉氏の「ノストラダムスの大予言」、この小説の結末はアンゴルモアの大王が天から降って来て世界が終わる、そんな内容だったような記憶があります。もう 50 年も前のことですから、記憶もおぼろげです。
でも、この小説の巻末には、世界が終わった後に「至福千年」(しふくせんねん)の世界が始まると書いてあったような記憶があります。
当時はこの「至福千年」の意味が良く判りませんでした。しかし、その後いろいろ思い起こしてみるのに、その「至福千年」の意味が想像できるようになりました。
「アンゴルモアの大王」がどんな災難か想像は出来ませんでしたけど、今になってみればコロナウィルスだったのかなあ、って思う訳です。
まあ SF 小説みたいな印象で読んでいました。
しかし、「至福千年」ってどんな世界でしょう?
今の世の中の状態からは想像も出来ませんが、私のイメージの中では、世界中の人々が本当の幸せを満喫している世界です。
そんな世界ってどんなでしょう?
今の世界は貧困の差が激しく、世界は一部の富裕層に牛耳られて多くの人々が搾取されています。
共産主義も社会主義も資本主義も行き着くところは皆が幸せとは程遠い世界です。
「至福千年」の世界とは私なりに想像してみました。
〇〇〇〇年〇月〇日、世界中の人口は激減していました。
アメリカ大陸には 1,000 人ぐらいかも知れません。
アジアにも 1,000 人か 2,000 人か。
世界中全部集めても 8,000 人か 10,000 人かも知れません。
多くの人々は死に絶えてしまいました。
ですから、何処かに旅をしても人に出会う事も少なく成ります。
日本だけみても 100 人ぐらいかも知れません。この 100 人が散らばっているのです。
こんなに少ない人口になってしまうと工場も機能停止、政府という組織も壊滅しています。自動車もガソリンは有りません。
文明の産物はすべてガラクタ、鉄屑、役立たず。
パソコンも使えません。電気も無いです。発電所は動きません。
大型船も動きません。動ける船は手漕ぎかヨットぐらい、荷物を運ぶには大八車のような人力の物です。

わずかに残された人々は、自給自足するしか方法は有りません。
食べ物を得るために一日働くのです。狩りや漁をする人、作物を作る人、子育てをする人。
これって原始時代、石器時代みたいな感じですね。
でも、人口が激減して文明が機能停止すれば、原始時代に逆戻りするかも知れません。そんな SF 映画がありましたね。
そうなればわずかに残された人々は否応なく助け合い、暮らすしかないのです。
そういう風になった時に、人々は「本当の幸せ」って何? と考えるでしょう。
そうなれば争いも貧困の差別も無く、皆が平等に生きられるのかも知れません。
便利、便利の文明が機能しなくなった時に、本当の幸せって何でしょう?
考えてみてください。
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