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2006年01月05日
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カテゴリ: 映画・小説・絵本
図書館がお正月休みに入る前に大量に借りてきた本のなかに、伊集院静作「冬のはなびら」がある。

伊集院作品は大好きで多分ほとんど読んでいるのだが、彼の本のジャンルの中では「冬のはなびら」のような繊細な表現が随所に見られるものを特に好んでいる。

短編集である。いずれも胸にぐっと来るものばかりだった。

読み進めながら何度も「これは、みゆが大きくなったら読ませよう」と思った。こういう姿勢で生きていって欲しい、こういう想いがあることを心に留めていてほしい。

子供を持ってから特に、そういう基準で本を読むようになった気がする。この本は、将来子供に読ませよう。これが、基準。

でも、よくよく考えてみると、そういう読み方をし始めてからもう何年も経っている。

高校生の時から大学時代にかけてつけていた読書日記にも、「子供に読ませたい」というコメントが多くある。(そうか、そう思い返してみると、この頃は普通に子供を持つことを当然と考えていたんだ。ああ、そうだったかもしれない)

塾で働くようになってからは、塾の生徒にこういうことを聞かれたり相談されたらこう答えよう。「お薦めの本は?」という問いも多かったから、これを推薦しよう。そういう風に、本を読んでいたし、子供はいらないと決めてからも、甥のことを頭に浮かべていた。

後から来る者達に残せる言葉を。


その拾い集めて蓄積した言葉を我が子に伝えられるということは、ラッキーなことかもしれない。






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最終更新日  2006年01月05日 10時05分09秒
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