ほぼ日刊?着物新聞

ほぼ日刊?着物新聞

PR

×

Profile

梅まり

梅まり

Archives

2026年10月
2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月

Calendar

2009年02月26日
XML
カテゴリ: 着物の本
nozomilさんのブログ
生きて行く私
「 生きて行く私 」

以前読んだ「 宇野千代きもの手帖 」で、初めてこの方の本を読みとても興味を持ちました。
今回読んだ自伝とも言える著書で、まぁなんとぶっとんでカッコイイ人なんだろう、とさらに思いました。

生涯、家を13軒も建てて住んでは出て行ったり、新聞懸賞小説に応募した小説が届いているか確かめに行った新聞社で出会った尾崎士郎とそのまま暮らしたり(北海道で夫が待っていたにもかかわらず戻らなかった)、情死事件について小説を書こうと思い、事件を起こしたばかりの東郷青児にその話を聞きに行ったらそのまま結婚したり。。。

何しろとんでもないエピソードの数々。。。
こんな人が周りにいたら相当迷惑だな、と思いますが、生涯この生き方を貫けたのは、周りの人に恵まれていたからだろうな、と思いました。


その鍵と思えたことが「花咲婆さんになりたい」という章にありました。
「人が聞いたら、吹き出して笑ってしまうようなことでも、その中に、一かけらの幸福でも含まれているとしたら、その一かけらの幸福を自分の体のぐるりに張りめぐらして、私は生きて行く。幸福のかけらはいくつでもある。ただ、それを見つけ出すことが上手な人と、下手な人とがある。」
「幸福も不幸も、ひょっとしたら、その人自身が作るものではないのか。そして、その上に、人の心に忽ち電線するものではないのか。とすると、自分にも他人にも、幸福だけを伝染させて、生きていこう、と私は思う。」

うーん、素敵だ。。。
ポジティブで一緒にいると元気になる人には人が集まり、グチや文句ばかりのネガティブ人間からは人が去っていく。。。
何となく分かっていることではありますが、何度も離婚し(恋愛遍歴を重ねた、と言えば華やかですが・・・)、自分の興した会社が一時の隆盛を極めた後、借金抱えて火の車になったり、と大きな苦労をされてきた人が言うと、やはり心に響きます。
(もっとも、大変な苦労をあっけらかんと明るく書いているので、よく読まないと苦労であったとすら気づかないくらいなんですが。。)
ご自分でも楽天家と評して、周りに幸せを振りまいていたからこそ、周りからはめちゃくちゃに見える生き方でも(もちろんそんな生き方ですから誹謗中傷もされたでしょうが、そんな雑音は耳に入らないのでしょう。)、ただただ自分に正直に生きることができたのかなと思いました。

そして私は「幸福のかけら」というものを着物を着るようになってたくさん発見するようになったと思います。
着物や帯に描かれている花の開花時期や名前を知りたくなったり、そこから派生し咲いている花に目を留めるようになったり。。。
それまで花なんてぜ~んぜん興味なかったですからね!1年ちょっと前のことです。

そして宇野千代さんが大自信家と尊敬している谷崎潤一郎を改めて読みたいな、と興味はさらに広がり、着物に端を発した知識欲や好奇心はますます旺盛になっていきます。

私も着物の力を借りて、幸福のかけらをたくさん身に纏い、あっけらかんと楽天的な強い人になろう、と思いました!!

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
よろしければクリック応援おねがいします





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年03月02日 12時26分57秒 コメント(10) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: