売り場に学ぼう by 太田伸之

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Nobuyuki Ota

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2026.09.23
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イベント紹介の地下ウインドー


雨天にもかかわらずお客様で賑わう会場

そもそも日本デザインコミッティーは建築家の丹下健三さんやグラフィックの亀倉雄策さんら各界デザイナーがデザイン振興のために組織化したグループ。過去に松屋銀座でデザインに関する様々な催しを開催、松屋はデザイン百貨店を標榜することに。その流れもあって全国の職人技を集めた「手仕事直販所」は存在します。




松屋7階「デザインコレクション」

8階イベント会場に入るなり、天候不順なのに大勢のお客様で賑わっていることに中国企業幹部たちは驚いた様子、職人の実演には熱心に見入っていました。特に、今年中国杭州で実演販売したばかりという木工職人が小さな鉋(カンナ)でサラダやご飯を混ぜるための木製大型スプーンを削る姿には感動していました。この職人さんは「中国の人にも日本の伝統技術を伝えたい」、と。おそらく将来中国に生活雑貨店が完成したら招聘交渉になると思います。


杭州でも鉋削り実演の経験ある職人さん

中国富裕層は概してお茶に造詣が深く、社長室で社長自ら来客に中国茶を振る舞う場面によく見かけますが、京都の高級茶筒工房開化堂のブースではちょっとした興奮状態になり、さっそく3つもお買い上げ。イベント会期中は職人が付属のスプーンに名前を刻むサービス、それぞれ中国の人名を入れてもらってました。日本の伝統の職人技、中国人にも十分伝わっています。


開化堂の茶筒


開化堂の名入れ実演



益子焼の器を置いているテーブルには「予約済み」の赤い札、食器のことかと思ったらアンティークのような仕上げの渋いテーブルそのものが予約済みということでした。古びた手作りテーブルの値段を見ながら「これは安い」と驚いてました。もっと値段を上げても大丈夫そうな代物、中国人にもわかるんですね。


古びたテーブルそのものも売却済でした

一旦会場を後にして丸の内の商業施設視察に出かけ、再び手仕事直売所の会場に戻ってもっと見たいというので松屋銀座に戻りました。中国人は想像以上にイベントが気に入ったようで会期に合わせての来日を勧めて良かったです。

政治的にはいまも日中関係は最悪ですが、関係修復されれば孔子た日本の伝統工芸品関連イベントには中国バイヤーが多数やってくるのではないでしょうか。現在も連日日本のお客様で超満員、これ以上混み合ったら運営側は大変かもしれませんが。デザインの松屋らしいとてもいいイベントでした。






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Last updated  2026.09.23 17:27:05


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