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2020年10月07日

スマホの歩数計測ゲームアプリの不具合報告にとんでもない返信が来た

テーマ：スマホのアプリ(184)

カテゴリ：ケータイ／モバイル

スマートフォンの歩数計測系ゲームアプリの不具合を運営に報告したら、
とんでもない返信が届いた。

不具合の内容は、歩数カウントに対して、2種類の結果表示があり、
結果は双方共に一致している必要があるのに、不一致になっているというもの。
一つは、メインの歩数カウントの数値であり
もう一つは、特定の歩数毎にインセンティブを付与するためのカウント。
インセンティブ用の歩数カウントは正しいのに
メインの歩数が著しく少ないのだ。
位置情報と歩数を基に進めていくゲーム内容なので、

当該の歩数計測アプリはGoogle Fitと連携しているのだが、
「スマホ本体を持ち歩いたときのみ、歩数をカウントする」という仕様になっている。
たとえば、「スマホを持たずに、スマートウォッチ（スマートバンド）などを
身に付けて歩いた歩数は除外される」というルールになっている。
今回の不具合は、スマートウォッチ用のアプリをGoogle Fitと連携させた場合に起こる。

インセンティブ用の歩数カウントは正しかったので、
当該アプリ側は「スマホ本体を持ち歩いた歩数」を正しく取得できることを表わしている。
また、Google Fitは、複数のスマートデバイスやアプリと連携できる仕様であり、
正しく動作している。

不具合状況の例を挙げると
メインの歩数：200歩 ←すごく少ない（不具合）

Google Fitに表示される歩数：5000歩 ←スマートウォッチのみで歩いた歩数も含む
といった感じになる。
「＋α」としているのは、インセンティブ用の歩数は1000歩毎に特典がもらえるため。
そこでは1000歩単位の歩数しかわからないのだが、
正しくカウントされていれば、メインの歩数は2000歩を超えていなければならない。

修正して欲しいという期待を込めて不具合報告をしたのである。
しかし、サポート担当者から届いたメールは、まったくこちらの意図を無視した
非道いものだった。ユーザーからのメールを適当に読んで適当に返信しているのか、
もしくは著しく読解力が不足しているかのどちらかだ。

問題が解決したわけではないが、受け取ったメールの情報を
同種のアプリ利用者と共有する意味を含めて紹介する。
以下に引用した内容は、分割してはいるが、一部を抜粋したのではなく、全文を網羅している。

まず、冒頭。

担当者名が無い。
担当者は自分の文章に責任を持つ気がまったく無いのだろう。

そんな説明は不要だ。
複数アプリとの連携はGoogle Fitの仕様なので、
他のアプリの影響を受けてしまう時点でダメなのだ。

そんなことは知っている。
それができていない状態だから不具合として報告している。

Google Fitの歩数が連携したデバイスによって更新されるのは仕様だ。
スマートウォッチを連携して利用している場合に、Google Fitより
当該アプリの歩数が少ないのはアプリのルール（仕様）として理解している。
2種類のパラメータが食い違っている不具合を報告しているのに、
それがまったく理解できていない。
Google Fitより歩数が少ないことを報告しているのではない。

これもそう。
前述の通り、当該アプリは「スマホを持ち歩いた歩数」をカウントできている。
なぜ2種類のパラメータが食い違うのかを説明する必要がある。
「今のところ原因不明で調査します」とか、
「開発技術者に伝えて対応可能かどうか確認します」とか、そういう返答なら納得できる。
すでに起きている不具合をそのまま書いて、それが何になるというのか。
まったく何の説明にもなっていない。
別にこちらはサポートを求めているわけでない。
あくまでも
「こういう不具合があったので、対応可能ならしてください」
という報告をしたまで。

そして、文末が非道い。