モバイル・IT研究会のゲストスピーカーとして登場した元ドコモの夏野剛氏が、逆風吹き荒れる携帯電話業界の現状と今後に言及。市場の成長期から成熟期への移行はコンテンツメーカーにとってチャンスだという。
AI(人工知能)はドコモ端末に搭載された「iコンシェル」を例に挙げ「iコンシェルで(AIの)香りだけ出してみた。これを発展させていくと、操作はミニマムで効用はたくさんあるという世界がまだまだ出てくると思う」と述べた。
I/O(出入力)については、現状、携帯電話の大きさがディスプレイとキーボードの大きさで決まってしまうという制限に触れ、「これが空間に投影されるバーチャルディスプレイやバーチャルキーボードのようなものになった時、ケータイはまた大きな進化を遂げることになる」と、物理的な大きさにとらわれない端末の登場が、携帯電話を新たなフェーズに移行させると見る。
BIO(生体認証)は、「IDやパスワードはたくさんありすぎてわけが分からない。個体を識別するのにパスワードを利用するのはセキュリティレベルを落とすだけ」と指摘し、生体認証の早期の導入が必要という見方を示した。
Battery(電源)は、電池が持たないことによる不安がコンテンツ利用の躊躇につながるとし、「バッテリーがもっと使えるようになると、ユーザーの使用シーンも広がる」と期待を寄せた。
出典: http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0903/26/news019_2.html
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