一方、秋波を送られた自動車側も開発費用を抑えられるメリットは大きいが、クルマを動かす“頭脳”まで握られれば、製品化の主導権を失いかねないだけに、IT企業との距離の取り方に頭を悩ませている。
「われわれはエレクトロニクス産業と密接に仕事をしている。グーグルとともに開発を始め、彼らの卓越したモバイル技術をクルマに持ち込みたい」。独アウディのウルリッヒ・ハッケンベルク研究開発担当取締役は今月7日、米ラスベガスで開かれた世界最大の家電見本市「インターナショナルCES」の記者説明会でこう強調した。「制御技術は生命線。グーグルやアップルとの提携がまだどんな形になるのか分からず、見極めが難しい」(トヨタ関係者)。“専門外”であるIT分野で提携の必要性は感じつつも、自動車側はまだ身構えているのが現状だ。
ホンダがグーグルとアップルとの両にらみで関係構築に努めているように、当面はITと自動車双方にとって望ましい付き合い方を模索する“お試し期間”が続きそうだ。
出典: http://www.sankeibiz.jp/business/news/140123/bsa1401230605003-n1.htm
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