回線を自社で持たずに通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)を子会社として設立したと29日に発表した。新会社、KDDIバリューイネイブラー(東京・千代田)の資本金は1億円。約30人の社員で業務を始めた。通信大手が格安スマホの提供を狙ってMVNOを設立するのは国内で初めて。
新会社はKDDIの回線を利用し、データ通信の容量を減らしたり、通信速度を制限したりして価格を抑えた格安サービスを開発する。主に小売りや不動産といった分野の提携先を通じて売り、独自ブランドによる直接販売も検討する。従来は通信を手掛けてこなかった企業でも、少ない初期投資で格安スマホを自社の顧客に提供できるようになる。
大手から回線の調達に加え、顧客対応や端末の調達といった業務はこれまで、日本通信などの独立系MVNOが手掛けることが多かった。こうした企業はNTTドコモの回線を利用するのが一般的で、KDDIと組む格安スマホ会社は関西電力系のケイ・オプティコムのみ。格安スマホへの関心が高まっており、取り組みの強化が必要と判断した。
出典: http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC2900C_Z20C14A8EA2000/?dg=1
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