ユビキタスモバイルの夢

December 30, 2014
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カテゴリ: 車・ITS
欠陥エアバッグを巡るタカタ問題が、事態収拾に向けてようやく一歩踏み出した。動きの鈍いタカタを置き去りにする格好で、自動車大手が全米リコール(回収・無償修理)に踏み切ったからだ。だが、高い品質を売りに成長してきた日本車へのダメージは大きい。タカタ問題はなぜ米国で社会問題にまで発展したのか。その経緯を追えば、約5年前に起きたトヨタ自動車のリコール危機といくつかの共通点が浮かび上がる。

問題のエアバッグは高温多湿な地域で異常爆発して金属片が飛び出す可能性がある。各社は危険度が高い米南部から優先的にリコールを行うため、ニューヨーク州は実質的に後回しの状態。だが、よほど事情に詳しい消費者以外はこのような状況は知らず、多くのお客が「なぜすぐにリコールに応じないのだ」といぶかるという。こうした「素朴な不安」にうまく対処できなかったことが、タカタ問題拡大の大きな要因となったようだ。

11月以降のタカタ問題の経緯はこうだ。米運輸省・高速道路交通安全局(NHTSA)は11月、タカタや、同社製エアバッグを運転手席側に採用するホンダなど自動車大手5社に対して全米リコールを要請した。それまではリスクの高い米南部で調査目的を兼ねたリコールを行っていたが、対応の遅れを非難する世論や米議員の追及に押されたと言える。

これに対してタカタは原則論で応じた。全米リコールが必要だという「科学的なデータがない」と指摘。さらにリコールを行うのは部品メーカーではなく、自動車メーカーだと反論した。ところが、肝心の欠陥の原因が何かはいまだ分からないと言う。



タカタにとっては不運な面もある。欠陥の分析はタカタが責任を負うべき領域だが、調査リコール対象外の地域で起きた事故では、事故直後に車が回収されてしまい、原因を分析しようにもできなかった。だが、いったん「悪玉論」に火が付いてしまうと米世論はこのような事情は考慮してくれない。

出典: http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81362340W4A221C1000000/?dg=1





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最終更新日  December 30, 2014 02:12:48 PM
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