ユビキタスモバイルの夢

May 17, 2016
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カテゴリ: 企業
日立製作所が13日発表した2017年3月期の連結業績予想(国際会計基準)は、営業利益が前期比15%減の5400億円と2期連続の減益になる。円高で輸出採算が悪化するうえ、物流や金融事業の売却など事業を再構築する影響が出る。同日、約3000人削減など構造改革も公表。成長に向けてIT(情報技術)など稼げる分野に経営資源を集中する。

 「すべてのモノをネットでつなぐIoT分野を軸に成長の基盤づくりのため、事業ポートフォリオの最適化を優先した」。西山光秋・最高財務責任者(CFO)は2ケタ減益の理由をこう説明した。

 営業利益は前期から948億円悪化するが、このうち事業再編に伴う影響が630億円にのぼる。子会社の日立物流と日立キャピタルの株式売却でそれぞれ280億円、270億円の利益が減る。空調事業の再編でも80億円の影響が出る。

 売上高は10%減の9兆円を見込む。事業再編で7000億円強、円高で3800億円の減収影響が出るためだ。

 2ケタ減益覚悟で対策に踏み切ったのは、今の事業構成だと中長期で目標とする売上高営業利益率10%(前期は6%強)の達成が困難と判断したためだ。低採算の物流など本業と関係の薄い事業を手放して「経営資源を注力事業へ集中」(西山CFO)。成長シナリオを描き直す道を選んだ。

 今後、力を入れるのがハード(製品)とソフト(IT)の融合だ。ビッグデータを活用しコスト削減など顧客の課題解決を支援するサービスを、鉄道といったインフラや車載機器、データセンターで情報を記録するストレージなどの事業へ活用。日立しかできない「強み」を創出する。

 スリム化にも取り組む。今期は前期(900億円)に続き約800億円の構造改革費用も見込む。内訳は3000人の削減で300億円、拠点見直しや土地・建物の減損処理で500億円。ただ税負担の減少などで純利益は2000億円と16%増える見通しだ。

 同日、電機大手8社の16年3月期連結決算が出そろった。中国など新興国景気の低迷を背景に、ソニーとパナソニックを除く6社の営業損益が前の期より悪化した。日立の前期の売上高は3%増の10兆343億円、純利益は21%減の1721億円だった
出典:http://www.nikkei.com/article/DGXLZO02309620T10C16A5TI1000/





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最終更新日  May 17, 2016 03:52:13 PM
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