ミスマッチ解消
トヨタが2016年に欧州で販売したハイブリッド車(HV)は、前年比約40%増の約30万台に達する見込みだ。好調の一因には、昨年明るみにでたVWの排ガス不正問題もあるようだ。
これまでトヨタが欧州で苦戦した要因は規制の厳格化ではなく、製品と市場のミスマッチにあった。2010年代初め、日米などの主要市場ではHV「プリウス」の需要が高まり生産を追いつかせるのに精いっぱいだったが、ディーゼル車が新車販売の半分以上を占める欧州市場ではあまり売れなかった。12年にトヨタ・モーター・ヨーロッパのカール・シュリヒト執行副社長が日本での勤務を経て欧州に戻った際、同社に対する市場の評価は、規模や見通し、価格競争力を欠いているという手厳しいものだった。
しかし、VWのスキャンダルにより風向きが変わった。ディーゼル車の勢いが落ち、ディーゼル車で他社と争う代わりにHVに注力するという、トヨタの戦略の成果が現れ始めている。
出典:http://www.sankeibiz.jp/business/news/161230/bsa1612300500001-n1.htm
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