まいじー日記

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2015.08.16
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テーマ: サーカス(33)
カテゴリ: アメリカ日常生活




興行元は米国のサーカスといえば!の老舗サーカス「リングリング・ブラザーズ」。今でも毎年全米を回って興行してるんだって。縁といえば縁なんだけど、リングリングの正式名は「リングリング・ブラザーズ&バーナム&ベイリー・サーカス」で、このうちのバーナムさんはうちの相棒の出身大学の大口スポンサーの一人。バーナムビルディングという建物も学内にまだあるし、その昔バーナムさんのサーカスで人気者だった「象のジャンボ」が今でも大学のマスコットになってるそうな。豆知識!

ショーは2時間くらいで、象やラクダ、トラ、犬の曲芸から、トランポリン、自転車、綱渡り、空中ブランコ、人間大砲、巨大振り子などのアクロバット/スタント系、クラウンの道化パントマイム、ダンス、などなど、これでもかというくらいの盛りだくさんな構成。とにかく人たくさん出てくるし、演出も派手だし、賑やかなこれぞ見世物!という感じのプログラムだった。

ピコちんはクラウンのパントマイムで大笑いしたり、自転車アクロバット(マウンテンバイクのトリック系)を凝視したり、象さんにため息をついたりと大いに楽しんでた。私も巨大振り子(Pendulum of Steelという名前がついてた)や集団トランポリンなどのアクロバット系を中心にドキドキしたり笑ったりしながら観た。

Pendrum of Steelってこんなの・・丸の上で跳んでるのが人です!

(写真はhttp://blog.hersheypa.com/からお借りしてます)

ただやっぱもうサーカスって今のままの形でエンタメとしてやってくのは難しいだろうなーというのは思いましたね。ひとつには、動物愛護の問題があるでしょ。サーカスの象やトラやライオンって、本来野生にいるべき動物を動物園より更に狭い檻に閉じ込めて、体罰を多用した訓練を重ねて芸をしこむわけで、動物虐待といわれてもしょうがない。子供は動物出てきたらやっぱり喜ぶけど、動物たちがおかれてる環境のこと考えると大人は素直に楽しんだり感心したりできないよね。芸をする動物なんて自然じゃないし、動物見たかったら動物園(サーカスよりはましな環境)に行く方がいいかなあとか思ってしまった。リングリングサーカスでも3年後には象を使ったショーを止めるって決めてるそうです(会場近くで配られてた愛護団体の抗議ビラに書いてあった)。

あと、エキゾチックな要素を取り入れた演出も、昔はきっとインドのマハラジャ風とかアラビアンナイト風とかの音楽や衣装はすごく珍しくてお客さん喜んだんだろうけど、今では海外旅行もさかんだしテレビや本やネットやらで世界中の情報が見られるから、そんなに目新しさを感じないんだよね。しかも私たちが住んでるこの辺は世界中から人が集まるエリアだから、逆にサーカスの上辺だけの演出よりももっとオーセンティックな本場ものが身近にあったりするわけで。

アクロバットにしてもマジックにしてもスタントにしても、それぞれ単独で「つきつめて凄いもの」をもう観ちゃってて観客の目が肥えてたりするし、あとストーリーをコンテクストとして与えられるのに慣れてるから、サーカスみたいに「ある程度以上のレベルのいろんな見世物」が次々に脈絡なく登場するのって感情が動かず楽しみにくい、と思ってしまった。

そういう中で単純に「うわーすごい!」とワクワクしながら観られたのがアクロバットとかスタントだったから、いわゆる従来型のサーカスから、人がやるアクロバットだけをスピンオフして(動物愛護の精神に反しない)、究極まで洗練させて(本格性と品質の追求)、なんらかのストーリーに添って(感情に訴えるコンテクスト追加)見せる、それこそシルク・ド・ソレイユみたいなショーが出てきたのはすごく納得した。リングリングでも空中ブランコは演出がシルク・ド・ソレイユっぽかったりしたし、今後はそっち方面も取り入れていかないとなのかもね。






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最終更新日  2015.09.04 13:59:05
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