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私の多々あるクラフト趣味の一つに「アップサイクリング」があります。アップサイクルというのは「創造的再利用とも呼ばれ、副産物や廃棄物、役に立たないまたは不要な製品を、より良い品質と環境価値の新しい材料または製品にアップグレード[1]して役立てるプロセス」(Wikipediaより)のこと。まあつまりは「もったいない精神」の具現というか、コレ捨てないでなんかに使えないかな?ってことです。今までにやったアップサイクリングの例としては、もう着ないTシャツやイベントバナーをエコバッグにしたり、空き缶やヨーグルトの空き容器を多肉植物のプランターにしたり、使用済みKN95マスクで不織布プランター作ったり、廃棄前のインテリアファブリックのサンプルでバッグを作ったり、使わなくなった子供用箸でかんざし作ったり、、エコバッグ各種&インテリアファブリックでトートバッグアルミ缶でハンギングプランターKN95マスクの不織布プランターお箸deかんざし他に、私のアップサイクリングの主なジャンルとして「自転車関係」があります。というのも、相棒が自転車マニア(人生かかってるレベル)なので家に自転車関係の素材が溢れているし、あと相棒は仕事も自転車再生&寄付のNPOでしているのでそこからもスクラップ材料が手に入りやすいのよね。今までの自転車系のアップサイクリングとしては、タイヤのインナーチューブを使ってハンギングプランター作ったり、バスケのゴールネット作ったり、自転車のホイールで屋外オブジェ作ったり、自転車イベントのミュゼットバッグでハンドルバーバッグを作ったり、といったあたりでしょうか。インナーチューブとヨーグルトの空き容器でハンギングプランターバスケのゴールネット!屋外オブジェ兼プラントホルダーこのハンドルバーバッグは相棒のNPOのチャリティオークションに出品しましたとまあ、こんな感じでアップサイクリングを楽しんでいる私に、相棒経由で素敵なオファーをいただきました。「クパチーノ市の自転車フェスティバルで自転車部品アクセサリーのブースを出したくて、ブースの責任者やってくれるクラフト得意な人を探してるんだけど、やらない?」。そんな楽しそうなオファー、もちろんやりますとも!早速、市の担当者(知人でした)と事前に打ち合わせしてアイディア交換したり、サンプル作ったり、サンプル展示用のアクセサリースタンド作ったり、1ヶ月くらい前から準備を重ねてきました。ブースの什器はもちろん、必要な自転車部品やらクラフト材料やら道具やらは全部市の方で用意してもらえたんだけど(部品調達先の一つが相棒のNPOだったわけですが)、私の方でも材料の一つであるタイヤチューブを準備したり(切り開いて洗って乾かす)、自分のクラフト材料在庫の中から使えそうなアクセサリーパーツやヘンプコードなどを選び出したり、自分で使う用の道具を用意したり。インナーチューブ乾かし中ブレスレットのサンプルアップサイクルでアクセサリースタンドそうやって迎えた当日。朝9時からのイベント開始に備えて、責任者の私はなんと7時15分には現地入り。キャノピーテントとテーブル&椅子だけ用意してくれてあったブースに、器材や材料、道具、サンプルを持ち込んで設営。8時15分にはお手伝いの高校生ボランティア8人が来てくれたので、「手本を見せたり手伝ったりできるように、まずは自分でも作ってみて!」とサンプル作成を指示。いくつもあるブースの中からアクセサリー作りにアサインされただけあってみんな楽しそうに作ってた。自分が楽しくないことは人に勧められないもんね。9時にイベント開始してからは、大人から子供までたくさんのビジターが来てくれて、もうもう大忙し!自転車デコとかピコちんの自転車チームとかちょっと行ってみたいテントもあったんだけど、ちょっと離れるどころか腰掛ける時間もないくらいのてんてこ舞い。うれしい悲鳴だったけど、閑散としてるより何倍もいいよね!ブースの準備段階で想定してたのは、ビジター本人がパーツを選んで作るのを高校生ボランティアがお手伝いする、って感じだったんだけど、蓋を開けてみたら興味持ってくれたビジターの半分近くは幼稚園〜小学校低学年くらいの小さい子たち。自分ではできることに限りがあるし親も手芸に馴染みないっぽく手を出さないので、私やボランティアの子たちがつきっきりで手伝うというか半分以上作ってあげる必要があり、思ってたより大忙し!だった。サンプルで展示してたちょっとめんどくさいやつ(マクラメ編みのペンダントとか)に目を惹かれる参加者を、作りやすい革紐ペンダントやブレスレットに誘導し、紐とパーツを選んでもらい、体に合わせた長さに切ってあげて、パーツを紐に通すところは自分でやってもらって、最後に長さ調整可能な結び目を作ってあげる、という一連の流れを何回繰り返したことか。でも自分だけのアクセサリーをつけて嬉しそうにしてるキッズを見たらそれだけでこちらにもハッピーのお釣りが来るよね!ほとんどのビジターが超初心者の中、手練れのハンクラーっぽい高校生女子が出現して革紐をヘンプコードで巻いてクロークラスプつける技を伝授してくれたり、ちょっと見本見せただけでマクラメの平編みをマスターした高校生男子もいました!キッズの中でも自分なりのこだわりをもって独自デザインのアクセサリー作り出した子も何人もいたし。自転車フェスのマスコット?大盛況!ワタシだけの自転車部品アクセサリー朝9時から午後1時まで、ほんと立ちっぱなしで水飲むヒマもないくらい忙しかったけど、参加者の皆さんのクリエイティブなエナジーに包まれ、アップサイクリング精神を広めることもでき、とっても楽しかったです!主催者からも「よかった!ぜひまた来年もやって!」とのありがたいコメントをいただき、まだ確約はできないもののぜひまたやりたいと前向きに思ってます。とりあえず今は、ちょっとだけ余った材料とかディスプレイに使った大型自転車部品(ハンドルバーとかクランクとか)のアップサイクルを考えないとね。
2023.09.30
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うちの相棒とピコちんは、年間を通じて、シクロクロス、マウンテンバイク、グラベル、少しロード、最近行ってないけどたまにBMX・・といろんな自転車レースイベントに参加するわけですが、その中でも特に好きなイベントというのがいくつかあり、メアアイランド・ペダルフェストは家族全員の1-2を争うお気に入りイベントだったりします。もう毎年同じこと書いちゃうんだけど、特別感のある会場がやっぱりいいし(国定史跡である旧造船所を駆け抜けるコース設定、地ビールのブリューワリー前に設置されたメイン観戦スポットの背景にはナパ川の河口とヨットマリーナ)、地ビールやフードトラック、子供向けの自転車ロデオ、史跡巡り自転車ツアー、自転車フリマなど、レーサーだけじゃなく観戦者も楽しめるプログラムがたくさんあるの。アートもたくさんメアアイランドの「メア」は雄馬という意味ですあとレースの最後には4人組のリレーもあって、それにはガチなレーサーのチームはもちろん、地元観光協会のチームやジュニアたちのチーム、男女混合チームとかも出るので、お祭りっぽくて楽しい。この日はピコちんはジュニアと男子Bの2レースに出場。ジュニア男子10-14歳の部ではなんと5位(実質4位)に入る快挙!今日はいつもよりガチ勢少なめだったとはいえ(同じ日にジュニアのクリテリウムチャンピオンシップがあってロード寄りのレーサーはそっちに出た)、いつも全然勝てない1学年上(年齢にして2歳上)のチームメイトを最後のアタックでぶっちぎっての快走で、応援の私たちも大興奮!でした。相棒はいつもの男子マスターB45歳以上の部に出場。オープンBとマスターBは同じグループで出走(数秒差でスタート)なので、公式レースでの親子対決が実現!最終的には相棒の方が先にゴールしたけど、途中の障害物セクション(観戦スポット)では相棒の後ろにつけて入ってきたピコちんが抜き去るデッドヒートを見せてくれ、ママ大興奮でした!結果は相棒がこちらも4位!ピコちんも37人中15位と大人レーサーに伍しての好成績!すごい!障害物セクションに入ってきたときは相棒がリード折り返し地点でピコちんが相棒を外側から華麗に抜き去ってリードを奪った!レースプログラムの最後は「ロンサム・ルーイー・カップ」リレー。4人一組のチームで、各員がそれぞれコースを1周するリレー。特別なのは、チーム4人が1台の自転車を乗り継いでいくところ。なので全員の体格にそれなりに合っている自転車で、さらにペダルが全員のシューズのクリートに合っていることも必要。ちなみに「ロンサム・ルーイー」というのはメアアイランドの海軍造船所が閉鎖された時に最後まで柱につながれて残されていた自転車の愛称で、現在はメアアイランド博物館に展示されています。相棒は例年通り「Old & Slow」チームで参加。実は相棒の「Old & Slow」チームは栄えある第1回と第2回を連覇した伝説の?チームなのですが、ガチ勢の参加が多くなった去年の第3回では惜しくも4位で表彰台を逃したのよね。相棒以外のオリジナルメンバーは怪我その他のため今年は欠場だったけど、去年から参加の若くて速い助っ人ニコに加え、新メンバー2名で再出発です。そして今年はピコちんもリレーに参加。実はニコは自分自身が主催のチームとのかけもち出場だったんだけど、そっちのチームに怪我で欠員が出たのでピコちんが代理出場することになったのです。ピコは第一走者、相棒は第三走者だったので、父子デッドヒートの再現はならずでしたが。手に汗握るリレーの結果は、相棒のチームは3位に入賞しました!ちなみに1位は相棒のシクロクロスチームメイト4人組のチーム、2位のチームにも相棒のチームメイトが1人、そしてもちろん相棒のチームには相棒ともう1人が同じチームメイトという、同じチームのジャージに溢れた表彰台になりました。リレーのスタート!表彰台!そして自転車レースに終始した週末の締めは、なんと私の初・吹きガラス制作!というのも、このレース会場のすぐ入り口のところにガラス工房があって体験クラスも応相談。午前中に聞いてみたら午後4時に空きあるよ〜〜と言われたので、相棒とピコちんがレース後のエネルギー補給と撤収をしてる間にちょちょいとガラス吹いてきたのです! 高さ10cmちょっとのしずく型の花瓶で、色は白ベースに赤と水色と金色がちょっと入る「コンフェッティ」パターンを選択。窯の中で溶けたガラスを吹き棒の先につけ、白のガラス粉を2回、色ガラス片を2回、それぞれつけてはまた窯に戻して溶かして馴染ませて、それから吹いては窯に戻して形を整えて、最後に吹き棒から割り外して口を整えて出来上がり!小さい作品なので20分くらいの体験だったけど、楽しかった!一晩かけてゆっくり冷ました後に、手元に来るのが楽しみです!
2023.09.24
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ということで、今年もベイエリアのシクロクロスシーズンが開幕いたしました。初戦はベイエリア・スーパープレスティージ(BASP)シリーズの第1戦atリバモアです!昔はいくつもシリーズが開催されてたベイエリア近辺のシクロクロスシーンですが、ほとんどのシリーズが縮小されて単体レースになった結果、去年から単体で残っていたレースがベイエリア・ス―パープレスティージ・シリーズの名の下に統合されて再出発。出走カテゴリーも統一され、シーズン通算ポイントがついて、各レースの順位の他にシーズン入賞も出るようになりました。今年のBASPシリーズは去年から1戦増えて、全部で7戦。Race #1: VSRTCX - Sep 23, 2023 Race #2: Mare Island PedalFest - Sep 24, 2023 Race #3: Bariani CX - Oct 8, 2023 Race #4: CCCX - Oct 21, 2023Race #5: Surf City 1 - Oct 28, 2023 Race #6: Surf City 2 - Oct 29, 2023 Race #7: Cross Infestation - Dec 3, 2023さすがに私は全部のレースの応援には行かないと思うけど、それぞれ土日にかけて開催される開幕戦+メアアイランドとサーフシティ1&2は毎年泊まりがけで出かけるので(サーフシティはキャンプ)、私も同行して観戦します。ということで、土曜日はシーズン第1戦のVSRTCX (Valley Spokesman Racing Team Cyclo-Cross) !場所は今年もリバモアの山中にあるスカウトキャンプRancho Los Mochos(スカウトキャンプというのは、ボーイスカウトやガールスカウトのトループが活動の一環としてキャンプするのに使われる自然公園的なもの)。ほんとは前日入りしてキャンプ滞在しようかって話してたんだけど、金曜の夕方にピコちんの宿題あり私のフラの練習ありで、家を出るのが夜になっちゃいそうだったので取りやめて、当日早朝発に変更。オレゴンと北カリフォルニアの山火事の煙が流れてきてて空気もあんまりよくなかったしね。ピコちんは朝9時45分のジュニアレースに参加。ジュニアレースは男女それぞれの15-18歳の部と10-14歳の部の4カテゴリーが30秒差で出走する。真剣にシクロクロスやってるようなジュニアは大抵チームメイトか顔見知りだし、NICAのマウンテンバイクともけっこうな割合で被っているので、レーサーも応援の父母も見知った顔ばかり。応援しながら挨拶したりお喋りしたり、見慣れた顔を見るとああシーズン開幕したんだなーとしみじみ思う。ピコちんは19人中9位で男子10-14歳の部の上位半分に入れたのでとりあえず今レースの目標は達成できてよかったよかった。相棒は今日はなんと男子マスターAに参戦!いつもはマスターBに出るんだけど、この日はなぜか男子Bのレースは午後にまわされてたので、午前中にレースを終えて撤収したいという理由で昼前に出走のマスターAを選択。しかも周回遅れ回避のため出走グループ中の最初のヒートでスタートしたいからと本来の45歳以上の部じゃなく35歳以上の部に登録。ちょっとストレッチな選択だったけど、蓋を開けてみれば結果大成功で、相棒はマスターA35歳以上の部で3位入賞、表彰台にも登場しました!Aレースで表彰台は初めてかも〜〜と本人大喜び。まあ、35歳以上の部の方が45歳以上の部より出走者が少なくタイムも抑えめだったという想定外の要素も大きかったわけですが、結果は結果ですからね!今年も健在のジュニアレーサーによる大人レーサーへの野次飛ばしスポット昼前には本日のレースを終了し、途中お昼を食べてから、翌日レース会場のメアアイランドがあるバレホ市内のホテルにチェックイン。相棒とピコちんがメアアイランドに行って明日のレースコースの下見ライドをしてる間、私はホテルの部屋でくつろぎタイム。ピコちんのチームメイトのマシューとお父さんも連戦のためにバレホ滞在とのことで、夕食は待ち合わせて一緒に食べる。行きたかったハワイアンフィリピン料理のカフェが臨時休業してて残念だったけど、適当に入った中近東ファストフード(ケバブとか)の食堂が美味しかったので満足。食後に、食堂と同じストリップモールにあった「アイランド・パシフィック」というスーパーに行ってみた。名前からハワイ系かと思ったらフィリピン系スーパーだった。確かにフィリピンも太平洋にある島国だもんね。エスニック系のスーパーってちょっとした海外旅行気分が味わえて楽しいんだよね。魚や乾物、調味料などの棚を眺めて楽しんだ後、ウベ(紫芋)のデザートミックスとかマカプノ(細長いココナッツ果肉)の瓶詰めとか謎の調味料とか買っちゃいました。
2023.09.23
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すっごいよかったです!めっちゃ楽しかった!!!観客数は7万7000人。リーバイスタジアムの観客動員数の記録を塗り替えたそうですよ。スーパーボウルよりもビヨンセよりもテイラー・スイフトよりもたくさんの人がエドシーランを観にきた!すごいと思うのは、スーパーボウルはもちろんチーム対決だし(しかもアメフトは1チームの人数も多い)、ビヨンセもテイラーもバックバンドとかダンサーとか引き連れての公演だったらしいけど、エド・シーランはほぼワンマンアクトだってこと。半分くらいの曲はルーパー使って自分でトラック作って重ねてって歌ってたし、サポートバンドが入ってた曲でもバンドメンバーはステージ横のサブステージで演奏してたから、ステージ上にはずっとエドシーラン本人だけ(コラボ曲の「Are You Entertained」の時にRuss、「Galway Girl」ではバイオリニストさんが登場したけど)。ステージ上にたった1人で8万人近くの観客を引き込んで熱狂させるパワーと存在感と音楽の強さがほんとにすごいと思うの!周囲がゆっくり回る円形のステージがスタジアムのフロア真ん中に設置され、全方向からステージ上のエドシーランが見えるようになってるし、ステージ上の円筒形の屋根もスクリーン、屋根を支える6本の支柱にもプロジェクションにもピック?の形したスクリーンが設置され、スタジアムの上の方(私たちみたいな)からもよく見えるようになっていた。エドの呼びかけで観客は一緒に歌ったり、コーラス入れたり、手拍子やジャンプしたり、スタジアム全体が一丸になって全身で楽しんだ。「パーフェクト」ではスタジアム中がみんなライトつけて揺らしながら大合唱。「Afterglow」でも大合唱!アンコールの「Shape of You」や「Bad Habit」でも歌いながら踊ったりジャンプしたり!(ちなみに数ヶ月前のテイラースイフトのコンサートではティーン女子が踊りすぎてマグニチュード2.いくつかの地震が起きたらしい)屋根やピック型スクリーン、支柱にも曲に合わせたビジュアルエフェクトが投影される他、炎を吹き上げるマシーンや曲によっては花火も打ち上がったりして、すっごいゴージャスなセットだった。エドシーランって、アップテンポのダンサブルな曲やアコースティック弾き語り、バラード、ケルト音楽風、ラップ、、すごいいろんなタイプの曲書いてて、しかもどれもいい曲なのがすごいよね。私でも知ってる曲ばっかりだし!あと本人が音楽が好きでパフォーマンスするのも好きでやってる感じが溢れてるのもいい。売れ出したら「お金のため」っぽくなっちゃうアーティストも多い中、「楽しいからやってる」って感じが滲み出てる感じ。観客への語りかけもすごい惹きつけるっていうか、「Aチーム」のMCで、18歳の頃に毎週ロンドンのパブのオープンマイクで「この曲でブレークしてやる!」って挑戦しては誰も聴いてくれなくてそれでも新曲作って歌って挑戦続けて、一人また一人と聴いてくれる人が出てきて・・って話してて、イギリスで売れることがゴールで、まさかアメリカでも売れて8万人の前で演奏するなんて考えてもみなかったよ、とか、他の曲のMCでも、自分には趣味がないというか音楽が趣味で、ステージ上で演奏してるかスタジオで曲作ってるかのどっちかなんだよね、とか、ほんと人間らしいところがいい!後で知ったんだけど、コンサート開始前に、スタジアムの駐車場にサプライズで出てきて1曲歌ってくれたりもしたみたい。コンサートグッズの売り場にも現れて手ずからTシャツ売ったりとか。それって超・近距離で遭遇できたファンにしたら一生ものの思い出だよね。エドシーランいい人だ〜〜。今回のエドシーランは、ピコちんが好きだから去年の冬にチケット買ってた、というか実は去年のクリスマスプレゼントの1つでした。ピコちんも一緒に歌ったりすごく楽しんでてよかった!長丁場だったから最後疲れてたけど。何しろ6時の開演はオープニングアクト(メイジー・ピータース)で、その後もう1人の前座でラッパーのRUSSが登場(RUSSもよかった!)、エドシーランが登場したのは8時15分で、コンサート終わったのが10時半過ぎてたからね。。 しかも行き帰りは半分自転車。駐車場の超絶混雑が目に見えてたので、サンタクララ市内に車停めてそこから自転車でスタジアム入りしたのです。地元の自転車連合がポップアップでバレー駐輪場をやってくれてたのでありがたく利用させてもらったの。私、スタジアムコンサートって実は初めてだったんだけど(前は最大でアリーナレベル)、すっごい楽しかった!エドシーランがすごいよかったっていうのもあるし、あとスタジアムでもコンサートホールでも野外ステージでも、ポップスでもクラシックでもジャズでも、ライブの音楽はやっぱりいいね!地元紙のコンサートレビュー記事https://www.mercurynews.com/2023/09/17/review-ed-sheeran-smashes-all-time-attendance-record-at-levis-stadium/フロアレベルからのコンサート動画(最初から最後まで!)セットリスト1. Tides2. BLOW3. I'm a Mess4. Shivers5. The A Team6. Castle on the Hill7. Don't / No Diggity8. Eyes Closed9. Give Me Love10. Boat11. River / Peru / South of the Border / I Don't Care12. Beautiful People13. Are You Entertained (with Russ)14. Overpass Graffiti15. Galway Girl (with Alicia Enstrom)16. Thinking Out Loud17. Love Yourself18. Sing19. I See Fire20. Photograph21. Perfect 22. Bloodstream23. AfterglowEncore:24. You Need Me, I Don't Need You25. Shape of You26. Bad Habits
2023.09.16
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サックス奏者ピコちん+ピアノ奏者マミーの母子デュオ、市のアート&ワインフェスティバルのコミュニティステージで演奏してきました!私のピアノの先生は、毎年コミュニティステージの出演枠を確保してて、ピアノ教室の生徒が交代で演奏するの。去年は私はちょうど最初のレッスンの直後だったので観客としての参加だったのが、今年は演者として参加。感慨深いですね。ピアノ教室のパフォーマンスだけど、他の楽器とのコラボも歓迎!ということで、せっかくなのでピコちんにも一緒に参加してもらった。ピコちんとの共演は、去年のピアノ教室のクリスマスパーティ以来、2度目になります。私がピアノ習い始めたのはピコちんと一緒に音楽を楽しみたいからっていうのも理由の一つだったから、チャンスがあれば一緒に演奏したいし。あとやっぱりピアノ教室の生徒は子供さんが多いので、私単体よりピコと一緒の方が場に馴染むかなあ、みたいな計算もあったり。演奏した曲は「バッハのプレリュード ハ長調/グノーのアヴェマリア」。私がプレリュードをピアノで弾き、ピコちんがアヴェマリアをサックスで吹いてくれました。実は先生は当日まで私たちが何やるのかよく分かってなかったというのが直前になって判明。私が何弾くつもりかは前もって伝えてあったし、プレリュード弾いて聴いてもらったこともあったんだけど、グノーのアヴェマリアがプレリュード ハ長調に合わせて作曲されたの知らなかった(確かにピアノ曲じゃないもんね)ので、サックスがどう加わるのかがいまいちピンときてなかったらしい。なので開演前に家でのリハーサル動画を見せたらやっと何やるか理解してくれて、「素敵!今度スタジオに来てもらって録画したいわ!」とまで言ってくれて、栄えあるトップバッターに任じられたのです。演奏は、私もピコちんもちょっとしたミスはあったものの(楽譜が風で飛んでったのにちょっと焦って音狂ったり)、すぐにリカバーして流れは乱さず、全体的にとってもとってもいい演奏ができたと思います!!(←自画自賛)先生にもとっても評価してもらいました。デュオとしてとても合っていてよかったし、ピコちんの音質も素晴らしく、私の演奏そのものも音楽性が高くてよかった(生徒の中で一二を争う、とまで)し、そんなよいピアノ演奏が伴奏に回ってるんだから贅沢なパフォーマンスだったわよね、と言ってもらえました。何より、ピコちんと一緒に音楽を演奏できるのがとても楽しかった!マミーの母子デュオの夢が絶賛実現中ですよ〜。ほんと嬉しすぎる。相棒はピコちんと自転車に乗り、マミーはピコちんと音楽を演奏するのです!私は昔から読書が好きで本は人生の一部だったし、美術も好きで美術館に行ったり自分でもなんか作ろうとしてみたり(手芸とか工作とかも大好き)してきたけど、そういえば音楽ってあんまり自分の中で重点を置いてなかったんだよね。歌は好きだけど、それだけというか。中高と選択は音楽だったのにね。そんな「音楽」に縁のなかった私、ピコちんのおかげで音楽が身近になり、人生がますます豊かになってほんとにありがたいです。母子デュオの次の曲は何にするか、もう相談を始めてます。またクラシックにするか、ポップスでもいいし、いっそジャズもいいかもね??この日は夕方にイーストパロアルトのジャズコンサートにもピコちんと行って、ジャズやR&B(それともソウル?違いがわからん)のライブミュージックを楽しみました。踊ったり「ソウルトレイン」に参加しちゃったりもして、音楽に溢れた一日でした🎵🎵
2023.09.09
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毎年恒例のマカロミー野生保護区へのバックパックキャンピング。22年目の今年は一味どころかだいぶ例年とは違う内容になりました。というのも、マカロミー行ってはきたし、確かに「バックパッキング」も「キャンピング」もしたんだけど、「バックパックキャンピング」はしなくて、その代わりというかサーカス見て鍾乳洞行ってきた、のです。異例づくしになった理由は天候。ちょうど3連休の前半に局地的な雷雨と強風と低気温がまんまとヒットしてしまい、バックパック背負ってウィナマッカ湖まで行ってみたものの、装備は濡れるは風は轟々と吹き荒れるわ、ちょっとキャンピングを楽しめる状況じゃなくなっちゃったので、そのまま撤収してとんぼ返りして、即席バックアッププランとして相棒友人のコンドに転がり込んで残りの週末を過ごしたというわけ。そもそも、野草の花のピークの7月後半〜8月初旬じゃなくて9月のレイバーデイの連休っていう日程がまず異例。理由としては、今年は春が遅く&涼しくて野草の花のピークが遅かったっていうのが一つ、あと7月半ばにピコちんが足首捻挫したっていうのも一つ。それでも例年ならレイバーデイはまだまだ名残の夏でキャンプに最適な時期のはず。金曜夕方に家出る時もふつーに晴れてて暑くて半袖にビーチサンダルで出たくらいだった。だけど、山方面に向かうにつれて空が暗くなり、日が暮れてからは霧が出て、雨が降り出し、時折稲妻で空が昼間のように明るくなって、我ながら「なんで稲妻に向かって車走らせてるの?」と自問自答したほど。それでも、キャンプの言い出しっぺというか企画は我が家だったので、とりあえず事前の計画に則って「いつもの」前泊キャンプサイトに到着。この時点で、今回のキャンプ参加予定者5組(家族)13人のうち、2組6人は脱落してホテル泊にしてたんだけど、相棒いとこ家族と別の相棒いとこ(正確には相棒またいとこの旦那さん)は先に着いてて、雨がすごすぎるのでテントは張らずに車中泊してた。幸い我が家が着いた時には雨足がひいてたので、貴重な乾いた地面(実はカーポートの屋根の下)にテント張って宿泊=キャンプした!。翌朝は曇りで寒いながらも雨は降っておらず、カーソンパスのトレイルヘッドにあるレンジャーオフィスの朝8時開所と同時にキャンプサイトをゲット。そのままピクニックテーブルで朝ごはんを食べたりレンジャーさんとお喋りしたりしてるうちに、ホテルで前泊してたトレバー&ケイ夫妻が合流したので、バックパックを背負ってハイキング開始したんだけど。我が家3人のバックパック(相棒のが約15kg、私のが約12kg、ピコのが約11kg)目的地のウィナマッカ湖までは2.5マイル(約4Km)。歩いている途中で雨が降り出し、ウィナマッカ湖のキャンプサイトに到着したときにはかなり雨足も強くなっていて、レインジャケットにレインパンツ、防水のハイキングブーツ、バックパックにはレインカバーの雨対策にもかかわらず、服や靴下にも雨がしみてきちゃってた。写真スポット「椅子の木」に倒木が鎮座しててびっくり途中のフロッグ湖の水量がこんなに多いのは久しぶり(初めてかも)とりあえず雨宿りできるような木もないので、雨の中でテントを張って避難したんだけど、設営中にどうしても多少雨が入ってしまい(テント本体の上部がメッシュなので、レインフライをかける間に雨が・・)、寝袋やスリーピングマットも少し濡れてしまった。このままだと更に気温が下がる夜を乗り切れるか不安・・。キャンプで雨で困るのは、もちろん寝具や防寒具が濡れるのもだけど、炊事や食事、トイレなんかは全部外でする前提だからなんだよね。もちろんハイキングとか釣りとかのアクティビティも雨だと楽しめないから、テントに篭って時間を過ごすだけになっちゃう。まあ雨は翌日には止むかもしれないけど、翌々日まで続く可能性もある。晴れの可能性に賭けて寒さで眠れない夜を過ごすだけの価値はあるか?というのが決断のしどころ。ラウンドトップの頂上が見えないのは初めてかもあまりの寒さにジャンピングジャックで暖を取る・・一緒に登ってきたトレバーとケイはもうテントも張らずにとんぼ返りしたし、途中雨をおして日帰りハイキングで合流してくれたスティーブ一家もランチ食べて帰ったし、やっぱり私たちも戻ろう!と残った7人で相談して、結局サイトを撤収して下りのハイキング開始。キャンプサイトを離れるときになって青空が見えてきたのには決意を揺さぶられたけど、反対側の空にまだ雨雲残ってたし、風は相変わらず轟々吹き荒れてるし、気温は更に下がってたので、思い切って戻りました。駐車場に戻ってから頂上見たらまたちょっと雨模様っぽかったので、いい決断をしたと思います!ようやく見えた青空と私の「世界で一番好きな場所」野草の花がまだ綺麗だったのでとりあえずウィナマッカまで行けてよかった時期がずれたのでいつもとは違う種類が満開実はカーソンパスから程近いカークウッドのビレッジに相棒友人ピーターがコンドミニアムを持ってて(今までも何度かお世話になってます)、今週末は空いてるから泊まってもいいよって言ってもらえてたので、7人でそこに泊まることに。コンドにはウッドペレットのストーブがあって、火の暖かさが身に沁みました。結局残ったのはみんな相棒親族でしたね。。翌朝、窓の外を見てみると雨模様でだいぶ寒そうだったので、なんか勝った気分で暖かい家の中でのんびりしていたら、日帰りハイキングして近場ホテル泊したスティーブ一家から「今日何してんの〜〜?」とテキストが来たので「だらだらしてる〜〜、こっち来る〜〜?」と聞いたら「行く!」と前のめりな返事がきて、午前中のうちに遊びに来てくれた。仲良しのスティーブ一家姉妹が来てくれてピコちんもまたいとこVちゃんも大喜び。子供たちがキャンプのたびにやりたがる「マフィア」ゲームを全員でやったり、バックパッキング用に持ち寄った食材でランチ作って食べたり、子供たちが2階で遊んでる間に大人はお喋りしたり、暖かい家の中でまったり過ごして、夕方に相棒いとこ家族とスティーブ一家をお見送りした。そして残った我が家3人+相棒いとこのケイはサーカスへ!というのも、コンドの目の前にサーカステントが立ってたので、せっかくだし行くしかないでしょ!ということでチケット買っておいたのです。座席指定なしだったので少し早めに行って並んでたんだけど、大体は近隣の村から来たファミリーや若者グループ+別荘に滞在中のファミリーもちらほら、という感じだった。子供向けの絵本とかにある「サーカスがやってきた!大事件!」的なワクワクが皆さんのお顔に漂ってて新鮮だった。ピコちんがもっと小さかった頃にもサーカス行ったことあったけど、あの時は大都市サンノゼで開催だったから、そういう「特別イベント」感はあんまりなかったからねー。チケットブースと入り口&売店テントの更に奥にちらっと見えるのがメインのサーカステントサーカスの規模はそんなに大きくなくて、収容人員は300人くらい?って感じ。ベンチを中心にしたグループ席、壁際にバースツール席、隙間を埋めるように置かれたシングル椅子席、という感じ。私たちは椅子席(一緒に座れる保証なし)だったんだけど、早めに並んだおかげで、後方だけどほぼ正面でしっかり見える席に一緒に座れました。演目は、アクロバット、空中ブランコ、ロープや布を使ったエアリアル、体操的なスタント、カードマジック、ジャグリング、ナイフ投げなど。昨今のサーカスでは動物の曲芸はない(動物愛護の観点から)ので、全て人間キャストによる演技です。一応ストーリー的なものもあって、舞台はネバダ州の砂漠ってことになってて、クラウンが砂漠で水を探す冒険者に扮してたり、ナイフ投げキャストがサボテンの着ぐるみ着てたり、スタントキャストはトカゲの尻尾つけてたり。あとエイリアン研究の噂高いエリア51との関連でジャグラーはメン・イン・ブラックのコスプレしてたし、エンディングにUFOとエイリアンが登場したり。実際、空中ブランコやロープなどのエアリアルは華麗だったし、他のアクロバットも見応えあり、ジャグリングも楽しくて、アクロバットしながらのカードマジックとかも意外で、全体的にとっても楽しめました。行き当たりばったりだったけど、サーカス行ってよかったです。ロープと空中ブランコのエアリアルトカゲたちとサボテンたちによるアクロバットで、翌日は朝10時前にコンドを発って帰路についたんだけど、途中で「ブラックキャズム洞窟」に立ち寄って、鍾乳洞見学ツアーに参加。20年越しの念願がとうとう叶った!というのも、「ブラックキャズムはここで右折」という看板を毎年毎年20年以上も見てて、ずっと気になってたの!でもいつもキャンプで日程ギリギリだから行ってみる機会がなかったのね。なのでこの際絶対行ってみよう!ってキャンプ撤収した時から心に決めてたのです。ブラックキャズムは国の天然記念物にも指定されている鍾乳洞。全長は1km程度、入り口から一番深いところまでの高低差は70mくらいで、底部には水が溜まって水深25mくらいの地底湖になっているそう。大きく3つの「チャンバー(空間)」があり、ツアーで見学できるのはそのうち一番大きい「Colossal Chamber」の上部のみ。断面図平面図ガイドさんに先導されて見学ツアー開始。狭い階段やプラットフォームを歩いて縦穴の上部を横断し、横に形成された「Landmark Room」に入って戻るという経路。途中、地底湖の湖面までを見下ろせるところではあまりの深さにお腹の底がゾワっとしたけど、洞窟内の至るところに様々な形の鍾乳石があってすごい見応えたっぷりだった。鍾乳石というとすぐにつらら石と石筍をイメージするけど、ブラックキャズムの中にはオーロラかカーテンのようなひだ状のもの、剣山みたいに氷柱が密集したような形のもの、名前の通りまっすぐな管になっているソーダストロー(鍾乳管)、不思議なガラス彫刻のように複雑怪奇な形をした細いものなどなど、今まで見たこともない形状の生成物がたくさんあって、その種類と量に圧倒された。ガイドさんの左側の青っぽいところが深い縦穴に続く壁(スマホ落としたらと思うと怖くて地底湖の写真は撮れなかった!)ガイドさんの右に見事な石柱が見える様々な形の鍾乳石(洞窟生成物)鍾乳石のカーテン摩訶不思議な造形もLandmark Room内部Landmark Roomの天井、無数の鍾乳管やつらら石がシャンデリアみたいここにも不思議な造形の生成物がLandmark Roomの中央にある見事な鍾乳石この辺りには他にも鍾乳洞が点在してて、州の天然記念物に指定されてるカリフォルニア洞窟や州の史跡に指定されてるマーサー洞窟は見学ツアーがあるし、他にもワイナリーが私有してワイン貯蔵に使ってる洞窟なんかもあるそうです。機会があったら他の鍾乳洞にも行ってみたいな!鍾乳洞見学の後は帰路につく。今回は寄り道をしたので、いつものルートではなく1本外れた道を初めて通った。ブラックキャズムの最寄りの小さな街ヴォルケーノはやけに可愛いくて次はぜひ滞在してみたいと思ったし、ランチで寄ったサッタークリークもメインストリートに開拓時代っぽい建物が並び、ワイナリーやセレクトショップがたくさんあって、ちょっと観光化されてるけどとってもかわいい街だった!サッタークリークのメインストリートランチ食べたカフェもかわいかった今回は22年目にして初めての「悪天候によるキャンプ撤退」だったけど、その分今まで気になってたけど行けなかったところ(ブラックキャズム鍾乳洞)や存在すら知らなかったところ(サッタークリークの街)に行ったりできて、別の楽しみがありました。正直22年も同じところに通ってると、毎年素晴らしい眺めを堪能し楽しい時間を過ごしてはいるものの、だんだん思い出が混ざってきて、どの年に何があったかとか誰と行ったかとかだんだん曖昧になってきてるけど、今年のことは絶対に忘れないと思う。記憶に残るキャンプ?旅行でした!
2023.09.04
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我が家の王子様ピコちんも8年生。ミドルスクールの最後の学年になります。例年8月半ばに新学年開始で「8月はまだ夏でしょ〜〜」と思ってたんだけど、今年は更に早くてなんと8月8日が始業日でした。ピコちんたちの学校では始業式なんてものはないので(ちなみに入学式もない。アメリカの学校は大抵どこもそうだと思う)、初日から授業というかそれぞれの科目のクラスがあります。ミドルスクールからはホームルームもなく、必修の授業を一緒に受ける学級・コーホート的なものもないので、全員が違う時間割。各科目の先生がそれぞれ教室を持っていて、生徒は時間割に沿ってそれぞれの先生の教室に行って授業を受けます。必修科目は英語、数学、理科、社会、体育の5科目、それに選択科目が3教科。前学年末に次の学年の選択科目の希望(5科目)を提出していて、その中から学校が需要と供給と他科目との兼ね合いを見極めて3科目をアサインして、生徒一人一人の時間割を作ってくれ、学年が始まる2〜3日前にネットで通知されます。ピコちんの今年の選択科目は、スペイン語上級、吹奏楽(バンド)上級、ジャズバンドと、希望リストのトップ3を見事にゲットできたのでハッピー。スペイン語と吹奏楽はそれぞれ6年生で初級、7年生で中級をやってきたし、ジャズバンドも吹奏楽の延長なので、今年はどれも集大成の一年です。時間割は、第1時限がジャズバンド、第2時限が理科、第3時限がスペイン語、第4時限が体育、第5時限が数学、第6時限が社会、第7時限が吹奏楽、第8時限が英語。この時間割は学年通して同じだけど、毎日8クラスあるわけじゃなく、火曜は1&5限なし、水曜は2&6限なし・・という風に2クラスずつ順番にスキップして毎日6クラス分の授業があります。月曜だけは全8限分のクラス(それぞれ短縮授業)があるので移動が大変らしい。で、今日は夕方にバックトゥスクールナイト(保護者説明会)がありました。6時から8時の2時間の間に8時限分の説明をそれぞれの教科担当の先生から受けるんだけど、保護者も生徒の時間割に沿ってそれぞれの先生の教室に行って説明を受けるので、教室間移動の大変さも味わってきました。校長先生や事務局、PTA会長による挨拶も移動時間もあるので、1時限分の説明時間はたったの9分と短いんだけど、先生方も自己紹介から予定している授業内容、指導方針から成績のつけ方まで内容詰め詰めで説明してくれるし、どんな先生がどんな授業をするのか確認できるので親としても安心できます。今年は特に数学の先生のお話がとても印象的だった。どんな教科でも学習の積み重ねが重要だけど、数学は特に積み重ねが必須、というお話。例えば、英語(国語)だったら1つの単元を理解できてなくても次の単元を理解することは可能だけど、数学では今日学んだ内容を習得してないと明日学ぶ内容を理解できない。だから今日の課題を今日中に終わらせる(=今日の内容を理解する)ことがとても重要。そして病欠などで学習できなかった内容はなるべく早期に復習してきちんと理解しておくことも難しいけどとても大事。小さな躓きでも、そのままにしておくと、次もわからない、その次も・・と悪循環で雪だるま式に理解できないことが増えていって苦手になってしまう、とも。これねー、めっちゃわかる!!私は超文系で数学がとても苦手なんだけど、苦手になったきっかけは、水疱瘡で1週間休んだせいで、小学校の算数の時間・距離・時速の学習を腹落ちレベルで理解できなくて、しかもそのままにしちゃったことなの。なので1つ1つしっかり理解を積み重ねていくことの大事さは身にしみてよくわかる!!特にピコちんは数学の上級クラスに入っていて(ピコの学校では数学のみ習熟度クラス分け)、8年生の1年間で9年生(高校1年)と10年生(高校2年)の2年間分の数学を学習するので、先生自ら「ほぼ毎日新しいコンセプトを学ぶ、厳しい(rigorous)クラスです」と言うくらい進みが早くて、ちょっとの躓きでも大きく影響するしリカバリーも大変そう。幸い今時は課題の提出状況とかテストの結果とかも逐一オンラインでチェックできるので、特に学年始まってしばらくは私も気をつけて見ていようと思います。(まー本当はいちいち「なんでこの宿題提出遅れたの!」とかやりたくはないんだが。てか今時の子供は細かい成績まで親にバレバレでちょっとかわいそうだよね。。)(ちなみに、8年生で10年生までの数学を修了しておくことのメリットとしては、高校に入ってすぐにオナークラス、2年目からAP(Advanced Placement)のコースを取ることができ、オナーとかAPコースを取れるとGPA(grade point average)の底上げが可能になるってこと。GPAというのは全部の教科の成績の平均な訳で、通常コースの場合Aが4ポイント、Bが3ポイント、Cが2ポイント、Dが1ポイント(落第FailのFは0ポイント)で計算するんだけど、オナーコースだと0.5ポイントずつ底上げされてA=4.5、B=3.5 、C=2.5、D=1.5、APコースに至っては1ポイント加算されてA=5、B=4 、C=3、D=2になる。難関大学に入るには高校のGPAは4以上欲しいところ(UCバークレーは4.15〜4.30が中間層だそうな)で、そのために必要なAPコースでのAをなるべく多く取れるよう、高校入ってすぐにAPコース取れるように中学時代から戦略的に成績維持して科目選択していく必要があるわけです。)閑話休題。バックトゥスクールナイトでは、他には、スペイン語の新任の先生がめっちゃラテンで陽気で勢いあっていいね、とか、社会(歴史)の先生がやたらチャキチャキした女の先生でなんとなく歴史の先生っぽくないね、とか、英語の先生がやたら渋いいい声だね、とか、バンドの先生は相変わらず体育会系だね、とか、そんな感じでした。ミドルスクールの最終学年ということで、秋には修学旅行的なヨセミテ旅行があるし、春には吹奏楽での演奏旅行(という名のディズニー旅行)もあるし、ジャズバンドは地元行事で演奏したりもするし、とにかく楽しい一年になりそうです。ピコちんたちはコロナのせいで小学校の最終学年の行事は何もできなかったから、今年はめいっぱい満喫できることを願ってます!
2023.08.23
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アメリカでは夏の終わりには黄色いジャケットを着て過ぎゆく季節を惜しむ習慣があります。黄色がドレスコードのパーティもあってイエロージャケットと呼ばれます。・・嘘です。イエロージャケットっていうのは、小型のスズメバチ。その名の通り黄色に黒の縞が入った体で、一見ミツバチ?と思わせる姿ではあるものの、スズメバチだけあって攻撃的で、晩夏が活動のピークらしい。肉食なので庭でバーベキューとかしてるとよく飛んできます。で、そんなイエロージャケットに先日まんまと刺されちゃいました。さらに悪いことに、奴らうちの前庭に巣を作っていました・・。というのも、うちの前庭には真ん中にピラカンサの茂みがあるんだけど、何年も手入れしてないので、枝がボーボーで、しかも中の方からどんどん枯れて、枯れた枝がもつれあって飛び出したり中が空洞になってたり、その上に雑草やら枯葉が堆積したりして、とにかくみっともない。さすがに見苦しく、もはや剪定鋏でなんとかなるレベルですらないので、コードレスの小型チェーンソーを買って枯れた枝を切ったりして、なんとか見られるようにしようと奮闘しているところなのですが、とにかく枝がもつれあってぐちゃぐちゃで、こんなだと茂みの下から動物の死骸とか出てきても驚かないよなーと思いながら片付けてたんだけど(カタツムリの殻がものすごい数出てくる)、なんと動物じゃなくてイエロージャケットが巣を作っていたんですねーー。知らなかったんだけど、スズメバチの中でもイエロージャケットは地面の穴の中に巣を作るんだそうです。で、縄張り意識が強いので、巣を攻撃されたと思ったら集団で向かってくるわけですよ。私は知らないうちに巣の近くに踏み込んでたみたいで、数匹が足に群がってきて、あっという間に足首近くを刺されました。慌てて刺してきたハチを掴んで捨ててその場所を離れ(追いかけては来なかったのでとりあえずほっとした)、刺されたところを洗ってから様子見。一応私はアレルギーはないはずでも、万が一を心配したけど、刺されたところがすごく腫れて痛いだけで息が苦しくなったりはしなかったので、とりあえず安心した。というのもスズメバチ系でアナフィキラシー起こすのでアウトドアではエピペン持ち歩く人が身近にいるのでね(=相棒)。刺されたところはとりあえず氷当てて冷やしたけど、歩いても横になって足を上げててもズキズキ痛いので、抗ヒスタミン剤とイブプロフェンを飲みました(ベネドリル2錠飲んだら副作用の眠気がすごかった)。翌日からは痛みはひいたけど猛烈に痒くなり、抗ヒスタミン剤クリームと愛用の液体ムヒをひたすら塗り続けました。連日薬塗りたくってたら、皮膚がボロボロむけてきてびびったけど、掻きこわすよりマシだし。ちなみに1週間経ってもまだ腫れてて痒いです。刺されたところじゃなくてその周りの方が痒い。うちの辺りではイエロージャケットは珍しくはないんだけど、気にして見てるとやっぱりいつもよりも家の周りで目につくような気がするのは巣が家の近くにあるからか。うちは相棒がアレルギーあるし、巣があるのが前庭の中でも歩道に近いところだし、危ないから対策したほうがいいかな?と思って、近所の荒物屋さんでスプレーとトラップを買ってきた。まずはトラップを家の前の玄関からも裏庭の入り口からも離れたところに吊るしてみた。夕方に吊るして、次の日の朝にはもう10匹以上入ってたので、それなりに有効みたい。スプレーの方も、一応目をつけたあたりに噴射してみたけど、茂みと枯れ枝が邪魔で巣の入り口が見えるわけじゃないのであんまり効果的じゃない気がする。枯れ枝を片付けるのに近づくとまた刺されそうだし、どうせイエロージャケットの巣は毎年お引越しするそうなので、一番数が多くて攻撃的な今の時期に無理して駆除するのはやめとこうかと思う。荒物屋さんのおじさんに聞いたところでは、とりあえず一番数が多い今は数減らしのためにトラップを仕掛けて、あと冬眠を終えた新女王が新たな巣探しのために古い巣から出てくる春先にまたトラップ仕掛けるいいらしいです。半年後、覚えといてちゃんとやらないと!今回、刺された後のケアや駆除を考えたことで、イエロージャケットのことをいろいろ調べました。ついでに他の「ハチ」系の虫についてもちょっと学習。まず、同じ蜂系でも、「蜂(bee)」と「スズメバチ(wasp)」の2つに大きく分かれ、この2つはだいぶ扱いというか認識が違います。ざっくりいうと、beeは「かわいい、受粉を媒介するから大事にしなくちゃ」という益虫扱い。waspは「危険、駆除対象」という害虫的扱いです。ビーにはhoneybee(ミツバチ)とbumblebee(マルハナバチ)がいます。黄色と黒の縞々で細身なのがミツバチ、縞々じゃなくてふわふわしてて丸っこいのがマルハナバチ。ミツバチは1回刺したら死んじゃうけどマルハナバチは何回も刺せます。ミツバチは冬用に巣に余分蜂蜜を溜め込むけど、マルハナバチは冬眠するので余分の蜂蜜は作りません。honeybeeもbumblebeeも花の蜜や花粉、果物の汁を餌とし、受粉を媒介するのでとても大事にされてます。蜂の数が少なくなってるからこのままだと農業とかまずいという共通認識があるし、蜂の好きな植物を植えたbee gardenというガーデニングカテゴリーもあるくらい。ただビーの中にもcarpenter beeという受粉媒介はするけど木に穴を開けて巣を作るので一概に益虫とも害虫とも言えないハチもいるらしい。なんか塀とか家の壁とかにも穴を開けるので「持ち家の敵」とも言われてるとか。で、ワスプはワスプでいろんな種類がいる。うちの辺りに多いのはなんといってもyellowjacket。あとpaper wasp、mud dabber、digger wasp、tarantula hawksなんてのもいるらしい。攻撃力高くて危険度大のhornetもメジャーですが、うちのあたりにはそんなにはいないらしいのでちょっと安心。何年か前に「アジアからキラーホーネッツ(日本でいうオオスズメバチ)がアメリカに上陸した!」って話題になってましたが、その後は見つかってないみたいですね。当初は通称Asian giant hornetと呼ばれていたけど、その後northern giant hornetに統一されたとか。ここにもPC(ポリティカルコレクトネス)の波か?ワスプの主食はタンパク質(虫など)で受粉の仲介はしないので、beeのような「愛され」ではなく「嫌われ者」です。まあ他の害虫を食べてくれるのはありがたくもあるんだけど、外でご飯食べてたりバーベキューしたりしてるとニオイに釣られて寄ってくるのが鬱陶しいんだよね。払ったりするのを攻撃とみなされて刺されることもあるし。特に夏は活動のピークなので数も多いし攻撃性も一段と高くなってるらしい。そういえば先日、うちの相棒も自転車レース中に自転車で走ってただけなのに顔にぶつかってきたイエロージャケットにまんまと刺されました。アレルギーあるので慌ててリタイヤして救護所に駆け込んで抗ヒスタミン剤注射&氷で刺されたところを冷やしたので、唇が腫れ上がるだけで済みましたが。とりあえずうちのイエロージャケット対策はトラップをあと2〜3個増やして数を減らして刺される可能性を下げつつ、巣については近くに寄って刺激しないよう、前庭の手入れもその部分は手をつけず冬を待つ感じにしようかと思います。どうせ全体的に見苦しいので、他にも手入れ必要な部分は多々あるのでね。。
2023.08.20
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しばらく日記には書いてなかったけど、一応まだ多肉植物を中心としたガーデニングは趣味で続けてます。ちょっと去年一昨年と調子に乗って多肉植物買い込みすぎた自覚はあるので、今年は新しい株はそこまで数買ってはいないけど、専門店に行った機会とか、展示会の即売会を覗いた時とか、欲しかったのを見るとなんだかんだでちょっとずつ集めちゃってます。初の大型寄せ植えにチャレンジしたりとかね多肉以外にも観葉植物にもちょっとだけ手を出してみたのですが、テラリウムは苔リウムもセラギネラの羊歯リウムもどっちもだめにしちゃいました。ヒポエステスもハワイに行ってる間に枯らしちゃったんだけど、ジュンカス(エフサス・スパイラルズ)はなんとか生き残りました。生きのびたジュンカス、2代目ヒポエステス、花後の蘭ありし日の苔リウム・・この夏はもう5年以上うちにあって鉢いっぱいに育ってたハオルチア2点(ゼブラとレツーサ)がいきなり根腐れしてダメになっちゃったり、子株から大きくしてる途中の花うららその他にmealy bug(コナカイガラムシ)がついちゃったりして、ちょっとがっかりすることもありました(現在ニームオイルと過酸化水素水のスプレーして様子見中・・)。そんな中、ようやくなんとか育てられるようになったのがハエトリソウ!食虫植物といえば割とすぐに思い浮かぶ、あのトゲトゲした葉っぱの先端に虫が止まるとパクッと閉じるやつです。英語ではVenus Flytrapって言うんだけど、アメリカ南部、ノース&サウスカロライナ州の湿地帯に自生しています。やっぱり興味を惹かれるので何回か買ったことあるんだけど、毎回枯らしちゃってたんだよね。で、ネットで調べた結果、コツは蒸留水で水やりすること!と言うのを読んで、今回はそうしている結果、なかなか元気に育っています。嬉しい!ハエトリソウは水道水に入ってるケミカルがとにかくダメならしい。あと土に栄養分があるのも実は苦手らしく、ピートモスとパーライト、バーミキュライトみたいな全然「土」も「養分」も入ってない用土がいいんだとか。あと捕虫して栄養素を摂取するのも実は株にはかなりの負担がかかるらしく、せいぜい2週間に一度あるかないかで十分以上なんだそうです。なので用土はピートモスとパーライト、水やりは蒸留水だけにして、屋内でグローライト当ててたら、どんどん新しい葉っぱが出てきて、なんと花まで咲きました!「食虫植物」という禍々しいカテゴリーの割に清楚な白い花もう何度目かの正直なので、今回は元気に育ってくれて花まで咲かせてくれて嬉しいです。今の環境が合ってるってことだと思うので、これからも同じように世話していく方針。種もできたかもしれないので花がらもピートモスの上に置いてるんだけど、もし芽吹いてくれたりしたらもっと嬉しいんだけど。もう一つ、珍しい系の植物で花が咲いたのが、アルブカ・スピラリス「フリズルシズル」。葉っぱがコイルみたいに巻き巻きになるおもしろい植物です。ジュンカスもねじれるけど、それどころじゃないぐるぐる具合。日本語の別名「ナンジャコレ」だそうですが、確かにナニコレ?と言いたくなるくらい巻き巻きです。日によく当てると元気になって葉っぱのカールが強くなるので日向においてねと買ったお店で言われたので、一番日当たりのいいところに置いてたのですが、これも花が咲きました。けっこう目立つ黄色い綺麗な花、いい香りもするこれも種できてたら嬉しいんだけどどうなんだろうか。球根というか塊根?で、冬は葉っぱが全部なくなって休眠するけど、また春になったら葉っぱ出てくるから安心して、ともお店で言われたので、これからどんな姿になっていくのか楽しみです。
2023.08.19
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カリフォルニアのワインカントリーといえばナパとかソノマとかが思い浮かびますが、パソロブレスも最近は新興著しい、らしいです。なんでもカリフォルニアで最も急速に成長しているワイン生産地だとか。カリフォルニアのワインの歴史はスパニッシュミッションの伝道師たちが葡萄を植えてワイン醸造をしたところから始まるのですが、ミッション(伝道所)は順序の変動はあれど南から北に向かって開かれていったので、セントラルコーストのミッションの方がソノマのミッションよりも20年以上先に前に開かれており、当然ワイン作りも先に始まっていたわけだよね。商用&現代的な設備による大規模な醸造はナパ・ソノマよりちょっと遅れて始まったらしく、またプレミアムワイン生産(とマーケティング)でもロバート・モンダヴィ率いるナパよりも遅れをとったわけですが、近年の発展はめざましく、今では250以上のワイナリーがあり、葡萄畑の面積も4万ヘクタールを超え、国際的なコンクールで受賞する高品質ワインも生み出されているそうです。地域柄ロサンゼルス圏からの訪問客が多いんだと思ってたけど、最近はサンフランシスコベイエリアでもサンノゼとかのサウスベイ在住のワイン愛好家はナパ・ソノマじゃなくてパソロブレスに来る人が増えてるらしいね。サンノゼからだとナパ・ソノマの2時間ちょっとに対しパソロブレスは2時間半と所要時間は大して変わらないし、サンフランシスコやオークランドを通らなくていいから渋滞の可能性も少ないし運転も気楽だもんね。まーそんなわけで、せっかくパソロブレスに来たからには、やっぱりワイナリーには行かないとね!ということで、2日目の午前中はワイナリー訪問に決定。相棒自転車友ジムのお勧めに従って、エベリー(Eberle)・ワイナリーの「洞窟」ツアーに参加してきました。エベリーワイナリーはパソロブレスの住宅街を抜けてすぐ、昨日の夜に堪能したセンソリオのお隣の丘陵地帯にありました。パソロブレスAVA(American Viticultural Areas、アメリカ政府承認ぶどう栽培地域)に登録されている11のサブAVAの中ではGeneseo Districtに入るらしいです。葡萄畑を抜けて丘の上のワイナリーに到着。まずは葡萄畑を見下ろすテラスでテイスティングの最初の1杯の白をいただく(ピコちんは水)。ちなみに、今どきほとんどのワイナリーでテイスティングは有料だと思うのですが、エベリーはワイナリーツアーもテイスティングも全て無料。なんて太っ腹。白ワイン(ヴィオニエ)と眺めを堪能した後、醸造所内に降りてツアー開始。屋外の除梗破砕槽、発酵用のステンレスタンクなどを見学しながらワイン醸造の工程についてお話を聞いていく。その後樽詰したワインを熟成させている「洞窟」も見学。「洞窟」といいつつ、実は丘を掘削して作った人工の地下洞窟なので、ほんとはトンネルという方が正しいそう。だけど「トンネルツアーよりも洞窟ツアーの方が参加したくなるでしょ?」とツアーガイド兼テイスティングマネジャーのおじさまが笑って言ってた。地下の方が気温が安定するのでワインの熟成や保管には適しているというのはまあ常識ですよね。ナパでもワイン樽の熟成とか貯蔵に地下室とかトンネルとか使ってるワイナリーいくつもあるし。パソロブレスはセントラルコーストだけあって午前中でも外は暑かったけど、トンネルの中は肌寒いくらいひんやりしてました。あとワインの匂いがずっと漂ってて、そんな強烈に匂うわけじゃないんだけど、ずっと鼻の先にワインの匂いがある感じ。ワインの熟成にはオーク(樫の木)の樽で寝かせるんだけど、このオークがどこの産かでもずいぶん味に差が出るんだって。一般に、アメリカ産のオーク(ペンシルベニアとか)はオーク味が強く出て、フランス産オークはもっとマイルドなんだって。もちろん新しい樽か、使って馴染んだ樽かどうかでも味の出方は違うそう。なので、醸造責任者はその年のワインのレシピの一環としてどの樽をどのくらいの割合で組み合わせるかというのも味のデザインの重要なポイントなんだそう。というか、私はずっとタンクで発酵させたワインを樽詰にして熟成させたら樽から直接瓶詰めにすると思ってたんだけど、そうじゃなくて樽から一旦またタンクに空けて混ぜて瓶に詰めるらしい。確かに混ぜれば一定の味と品質のワインができるもんね(樽ごとに味が違ってたら商品として難しい)。あと、樽に入れたら熟成期間が過ぎるまでそのままではなく、定期的に樽からタンクに空けて混ぜてから樽に戻してまた熟成、というのを繰り返すんだそうです。知らなかった!!!ツアーの後はまたテラスに戻って、テイスティングの続きをしながらツアーガイド兼テイスティングマネジャーさんのお話を聞く。エベリーワイナリーの創始者ゲイリー・エベリーさんはパソロブレス・ワインの父というかパソロブレスがAVA認定されるよう尽力した3人のうちの1人なんだって。ワイナリーとヴィンヤードの創立にあたっては、ナパのワインと葡萄をいろいろ試してみて一番目指す味に近かったワイナリー(ボーリューだったかベリンジャーだったか忘れた)のカベルネを自分の葡萄畑に植えたんだとか。シラー100%のワインをアメリカで最初に商用に載せたのもエベリーさんだそう。ちなみに現在のワイン醸造責任者はクリス・エベリーさんという方なんだけど、苗字はたまたま同じだっただけで親戚ではないそうです。エベリーなんてけっこう珍しい苗字なのにすごい偶然だよね。エベリーというのはドイツ語で「小さい猪」という意味だそうで、ワイナリーのロゴは猪だし、ワイナリーのあちらこちらに猪の置物がありました。あと土地柄かテーブルデコレーションとかに多肉植物を多用してて、多肉好きにとっては嬉しかったです。テイスティングは、最初のヴィオニエ白の後にロゼ、ジンファンデル、ブレンドの赤、エステートのカベルネソーヴィニヨンの5種類。ジンファンデルも苺ジャムの香りがして私は気に入ったんだけど、なんと言ってもカベルネがやっぱり美味しかった。カベルネが気に入った!と言ったら、テイスティングメニューにはなかったヴィンヤードセレクション(VS)のカベルネも試飲させてくれ、こちらも美味しかったので、エステートではなくVSの方を2本購入しました(エステート1本の値段でVSなら2本買えた)。エベリーではローヌ系の品種に力を入れてるとも聞いたような気がするんだけど、だからシラーとヴィオニエなのかな?でもカリフォルニアワインといえばなカベルネとシャルドネはもちろんリストにありました。でもそういえばピノノワールはなかったね。ソーヴィニヨン・ブランも。大満足のワイナリーツアーを終え、次なる目的地は「温泉」です。実はパソロブレスはワインカントリーとして名声を博する前、19世紀後半には温泉地として人気だったらしいんですよ(←ウィキペディア情報)。アメリカ温泉探訪者を自認(?)する私としては見逃せない情報ですね!過去のアメリカ温泉探訪記はこちら:- インディアン・ホットスプリングス(コロラド)- グローバー・ホットスプリングス、ワイルド・ウィリーズ、ホット・クリーク(カリフォルニア)- ポホイキ・ウォームスプリング(ハワイ) - ウンプクア・ホットスプリングス(オレゴン) ・・ということで、やってきた「フランクリン・ホットスプリングス」。ここはネットの口コミ情報でも書いてあった通り、というかそれに輪をかけて「No Frills」つまり潔いくらいに飾り気一切なし!の温泉プールでした。バラックのようなオフィスで入湯料(10ドルぽっきり)を払って入場。温泉は屋外で、コンクリートで作られたプールにプラスチックのパイプからお湯がどんどん流れ込んでいる。パイプに近い側(向かって右)の端に腰掛けもついた浴槽が2つ区切られていて日除けシェードもかかっているのと、パイプの根本も腰掛けて肩湯ができるような段差がつけられている。プールサイドには日除けシェードの下にラウンジチェアや籐のカウチなんかが置かれたパティオスペースがいくつか設けられてくつろげるようになっており、トイレとシャワーもまあまあ綺麗だった。シャワーで着替えてプールに入ってみると、枠というか壁面だけコンクリートで固められていて、底は砂利。プールの深さはパイプ側が私の肩が出るくらい、反対の端に行くに従って少しずつ深くなっていて、プールの2/3位のところで顔を出しては足がつかなくなる感じだった。お湯は深い方から溢れ出て、近くの池に流れ込んでいる。泉質は硫黄泉、温度は華氏100度(摂氏38度)とややぬるめで、のぼせずにいつまでも入っていられる感じ。日向の温泉プールで暑くなったら、日除けシェード+ミストで涼しいパティオスペースでくつろいで、また温泉プールに入って、プールヌードルを抱えてぷかぷか浮いてリラックス〜〜。ただプールに清掃とかは当然入らないので藻が生えてて、壁や階段、腰掛けがぬるぬるしてたり、お湯に小さな塊が浮いてたりするので、潔癖症な人は苦手かも。私は今までの天然温泉経験で慣れてるのでそんなもんかって感じでしたが。「温泉大好きいつでもウェルカム派」の私に対し、相棒は「暑い日には温泉入りたくない派」なので、温泉プールには入らずに敷地内の池で釣り。温泉のお湯で水温の高い池にはラージマウスバスがたくさん生息してるので釣りもできるのです。このフランクリン温泉はフランクリンさん一家による家族経営。家族所有のアルファルファ農場だった土地を石油会社テキサコが原油を探してボーリングしたところ、原油の代わりに地下800フィート(約244m)のところにあった温泉の湯脈を掘り当てたんだそうです。なんでもこの湯脈ははるばるイエローストーンから来ているそうで、それだけの長い距離を地下を潜って流れてきているのでミネラル分が豊富な水質なんだとか。フランクリンさん一家にはリゾートデベロッパーなどから買収のオファーも来てるけど、誰でも気軽に温泉浴を楽しめる施設として家族経営のまま少しずつアップグレードしていきたい、という方針だそうです。敷地内ではキャンプもOK。といっても温泉と池以外には何もない原っぱなので、アウトドアアクティビティとしてのキャンピングというより、ヴァンライフ/RVリビング的なキャンピングの場合の方が多い感じ(ボーダーラインホームレスとも言える)。温泉でトイレとシャワーもあるから、ヴァンライフでネックになる衛生問題が一挙に解決できるわけよね。そんなこんなでワインと温泉ですっかりくつろいだ後は、パソロブレスのダウンタウンで遅めのランチ。ダウンタウンは小さいけれど芝生の公園の周りにレストランやショップが並んでいていい感じ。人気の観光地だけあってレストランもオシャレなところが多くて、ワイナリーやオリーブオイルメーカーのテイスティングルームなどもあり、また来てぜひダウンタウン散策もしたいと思いました。次はもうちょっと涼しい時にね。
2023.08.06
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パソロブレスはサンフランシスコとロサンゼルスのちょうど中間くらいにあるワインで有名な小さな街。元々、8月最初の週末は毎年恒例のバックパックキャンピングに行く予定だったんだけど、半月前にピコちんが足首捻挫したので、安全をとって9月のレイバーデイ週末に延期しました。なので週末まるまる予定空いちゃったから、土日だけだけどちょっとミニバケーションっぽいことしよう!ってことで、パソロブレスへの小旅行を決行!一応私の誕生日でもあるしね。土曜の朝、相棒とピコちんが用意してくれた朝ごはんの後、のんびりめに家を出て、ハイウェイ101号をひたすら南下。途中、そろそろお腹が空いたかな?ということで、グリーンフィールドという小さな街でランチ休憩。「エル・タマラソ(El Tamalaso)」というまさに「ザ・hole in the wall」なタクェリアでタコスとブリトーを買い、隣の図書館前の芝生にブランケットを広げてランチ。ここのコーントルティヤは手作りみたいで厚みがあっておいしかった!具もしっかり味付けされたミートがたっぷり入ってて、たまたま入ったにしては大満足でした。ちなみにカリフォルニアのこの辺り(サリナスバレーとかセントラルバレーとか)は農業地帯でヒスパニック系住民が多いところです。なのでこういう小さな街で食べるところといえばマックとかのファーストフードチェーン以外は大体メキシカンってことになる。また101に戻って南下を続け、サンミゲルで高速を降り、サンミゲルにあるスパニッシュミッション「ミッション・サン・ミゲル・アルカンヘル」を訪れた。スパニッシュミッションというのは、まだカリフォルニアがスペインの植民地だった時代に、スペイン人伝道師によってカソリック布教のために建設された伝道所のこと。南のサンディエゴから始まって北のソノマにかけて、21ヶ所が18世紀後半から19世紀初めにかけて建てられた。それぞれのミッションは1日に馬で移動できる距離(約50Km)毎に設けられ、それを結ぶ道が「El Camino Real(王の道)」と呼ばれるようになったそう。歴史的なEl Camino Realは今でも道路として活用されていて、私たちが南下してきた高速101号もそうだし、ベイエリアのペニンスラ部ではそのままEl Camino Realという名の通りで地域の大動脈。在住日本人が「エルカミ」と略するくらい生活に密着してます。それはさておき、このサンミゲルのミッションは国定歴史的建造物(NHL)にも指定されていて(21のミッションのうちNHLに指定されているのはこことミッション・サン・イネスの2ヶ所だけ)、うちからパソロブレスへの道中には他にもミッションがあったのですが、保存状態がよく見どころ多しというのをネットで読んでここを訪問することにしたのです。ミッションは外塀も日干しレンガに白塗りで、オリーブの木とサボテンやアガベに囲まれ、いかにもカリフォルニアのスパニッシュミッション〜〜という感じ(なんとなく)。こちらも日干しレンガに上塗りの白漆喰が剥げかけたどっしりした門を抜けた前庭には、パン焼き窯や石積みの井戸跡(たぶん)、昔の木のオリーブオイル搾り器や手押し車などが置かれていた。ギフトショップで入館料を払い、セルフツアーの順路に従って内部に入ると、まずはこの地域のネイティブピープルであるサリナン族の生活にまつわる展示。その次の大きな部屋は、ミッション当時は倉庫兼ワイン醸造所として使われていたそうで、当時の伝道所の全景の再現ミニチュアや伝道時代の遺物(装飾品やフレスコ画の顔料、織り機、ワイン醸造設備など)が展示されていました。中庭に面した回廊を抜けて、当時の伝道師たちの生活が偲べる台所、食堂、寝室を再現した部屋々を見学。日干しレンガに白漆喰塗りの壁、木の天井と床、どっしりした飾りのない木の家具など、簡素で清廉な暮らしがうかがえるしつらえでした。見学できる最後の部屋は、当時伝道活動のオフィスとして使われていた部屋ということで、宗教画の数々や当時教会で使われていた燭台や椅子、当時の宗教音楽の楽譜などが展示されており、伝道所の名前の由来でもある大天使聖ミカエルの像も置かれていた。台所食堂寝室大天使聖ミカエル古い楽譜読めたら楽しそうそこからは中庭を抜けて聖堂部分へ。内部はこじんまりとしながらも、現在も毎土日にミサが行われているだけあって清潔に綺麗に保たれている。印象的だったのは、ヨーロッパの教会だと祭壇や側壁面の装飾は彫刻がされていることが多いけど、ここでは素朴で色とりどりのフレスコ画で表現されていること。このフレスコ画は鉱物顔料をサボテンの汁で溶いた絵の具で描かれているそうです。カリフォルニアならでは、だよね。聖堂からはまた中庭を通ってギフトショップの入り口に戻る。8月の昼下がり、とにかく陽射しが強く空はあくまで青く、空気は肌を炙るように乾燥して暑く重く、その中で噴水の水がきらめき、名残のバラが香り、白壁の回廊が影を作るこの中庭で、ああカリフォルニアのスパニッシュミッションを訪れてるんだなあーとなぜかしみじみ思ったりしました。ギフトショップの中には「4年生コーナー」が設けられていて、カリフォルニアのミッションについて全体像がわかる資料やポスターなどが掲示されていました。というのはカリフォルニアでは4年生の社会の授業の一環でスパニッシュミッションについて学ことになってて、遠足/社会見学などもふつうはあるの。ピコちんはコロナのせいで行けなかったんだけどね!とにかく思いつきで訪れた割にはとても充実した見学をさせていただきました。これからは他のミッションもぜひ見学させてもらおうと思った。ベイエリア内にも何ヶ所もあるわけだし。カリフォルニア・ミッションのホームページ:https://californiamissionsfoundation.org/サンミゲルからまた高速101号に戻ってパソロブレスへ。ホテルにチェックインして部屋に入り、さっそくホテルのプールへ。とにかく暑かった(100度越え)ので涼みたかったし、あとホテルのプールってなんかバケーション!っていう気分が盛り上がるんだよね。存分にクールダウンして、シャワー&ホテルのバーでウェルカムドリンクをいただいた後、満を持して(?)今回のパソロブレス小旅行のメインイベント「センソリオ」へ向かいました。「センソリオ(正しくはLight at Sensorio)」は、イギリス人アーティストのブルース・ムンロによる大規模なイルミネーションアートのインスタレーション。2018年のオープン当初は期間限定だったのが現在は無期限になったとのことで、今では作品も追加されて4つのインスタレーションが公開されている。2018年のセンサリオのオープン時からずっとフィーチャーされているのが、センソリオの顔というか最大のインスタレーションである「フィールド・オブ・ライト」。数エーカーにもわたる緩やかな丘の斜面に10万個の色とりどりのLEDライトが敷き詰められている圧巻のアート。夕暮れから夜の闇の中で、ライトが光り出し、ゆっくりと色を変えていく様は、一面の光の花畑のような幻想的な光景でした。ライトは半透明の球体に収められていて、その球体は地面から立ち上がった30〜40cmくらい?の細い軸の先端についているので、まるでライトの花か実が地面から生えているかのよう。光のフィールドは緩やかな丘の谷間になっていて、ループになった遊歩道があるので、360度に広がる光のフィールドに囲まれて歩けるし、丘の上には光の谷を見下ろすベンチもいくつも置かれていて、いろんな角度から光のフィールドを堪能できました。最初はまだ夕映が残る中ライトが灯され、暗くなるにつれてライトが色鮮やかに見えてくる一面の光の花畑・・定点観測(ほぼ同じ場所から撮った写真3枚)で色の移り変わりがわかる次に大きいインスタレーションの、69個の光と音のタワーが林立する「ライト・タワー」もとてもよかった。タワーはパソロブレスならではのワインボトル17000本を使って作られ、ゆっくりと色が移り変わるLEDライトでライトアップされ、近づくと宗教声楽のようなアカペラの音楽が流れる。器楽じゃなくて声楽というのがすごく合っていると思った。ワインボトルで作られてるのわかりますか?向こうに見えるのが他のインスタレーション2点残り2つのインスタレーションは、今年5月に追加されたばかりの、光が風に揺れる「ファイアフライズ」と、扇形の光の棒が池を取り囲む「ゴーン・フィッシング」。特にファイアフライズの方は瞑想的でよかった。ファイアフライズ、蛍っていうかクラゲだよねゴーン・フィッシングは釣竿が光の棒のインスピレーションなんでしょうねライトタワーも遠くに見える今は木曜〜日曜の夜7時〜10時までの営業で、入場してすぐのところにあるベースキャンプにはカジュアルレストランやエアストリームのバーもあるし、ファイヤーピットや芝生の上に子供が遊べる遊具が置かれ、ライブミュージックのパフォーマンスもあって、くつろいだ楽しい雰囲気でいい感じ。全体的によくデザインされて作られて運営されている施設だと思いました。場所柄なのかそこまで人が溢れるってほどじゃなかったのもよかったし。暗くなるまでの時間も楽しく過ごせるパソロブレスに来ることがあったらセンソリオ絶対オススメです。人工的なものがあんまり好きじゃない相棒も来てよかったって言ってたくらいなんで!
2023.08.05
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私はスラムダンク大好きです。漫画全巻アメリカに持ってきてうちの本棚に並べてあるし、画集も2冊とも持ってるし、「続きを考えてみた」系とかの二次小説も読んでるくらいの好きレベルです。なので映画になるって聞いた時はほんと嬉しかった!ただアメリカには来ないだろーなと諦めてて、DVD化またはストリーム化されたら絶対観ようと心に決めてました。ほんとは2月に日本に帰った時に一人で映画館行きたかったんだけど、一応家族旅行だったので時間取れなくて涙を呑んで断念したからね・・。なのでとうとうアメリカでも上映される!って予定が発表された時はもー大・歓喜、大・興奮でした!絶対観に行く!!!ということで、満を持してアメリカの映画館で「ザ・ファースト・スラムダンク」観てきました!スラムダンクを全く知らないうちの男子2名(相棒とピコちん)も一緒です。感想は・・まずはスラムダンクのキャラが喋って動いてるのに感動。実は私は原則漫画オンリーでテレビアニメは観たことないんですよ。なのでキャラが動いてるのがとにかく嬉しかった。しかもキャラの絵が綺麗で(漫画の最後あたりの絵の感じ)、試合中の動きも滑らかでスピード感と迫力もあってとっても良かった!!!特に試合の中で、漫画でもあった沢北が視線の動きでフェイクかけるところがアニメで表現されてたのはすごい感動した!あとゴール下のポジションどりとかもアニメでしっかり描かれてたり。あと背景とかの全体的な作画もとっても素敵だった。沖縄の風景とかリョーちんの家の中の感じとか。特にリョーちんの小学校時代のチームの試合のあった体育館の空気感がなんかすごいリアルに感じられた(独特の暗さみたいなとことか)。私が見たのは日本語音声・英語字幕版だったんだけど、「ゴリ」がゴリラじゃなくてゴリアテ(Goliath)って訳されてたのがへーって感じでした。ちなみにリョーちんが呼ぶ「ダンナ」は「Big Man」、花道の「メガネ君」は「Specs」、「オヤジ」は「Old Man」だった(と思う)。「キツネ」はそのまま「Fox」でしたね。「丸ゴリ」も英訳あったけど忘れた!わたし的にはリョーちんのオリジナルストーリーについては微妙というかなくても良かったかなって感じではあったのですが、映画単体で成り立つストーリーの必要性はまあわかるし、うちの相棒やピコちんのようにこの映画が初スラムダンク体験になる観客にとっては理解しやすいナラティブだったようです。原作では主役はリョーちんじゃなくて「赤頭」だったんだよと言ったら2人ともびっくりしてた。ピコちんは花道の過激な行動やギャグシーンなどでケラケラ笑ったりもしてました。あと相棒は深津と沢北の見分けがついてなかった。どっちのことも「あのDevin Booker(に似てるキャラ)が・・」とか言ってて(似てるか?)。中学時代のミッチーの髪型違うじゃん!(映画内でキャラの視認性を確保する必要上からかと推測はする)とか、試合後のあのシーンまでの「タメ」が長すぎないか?とか、まあ細かいところでちょっと思った部分もあったけど、でも、とにかく、結論としては、やっぱりスラムダンクは最高で、この映画もとっても良かった!!!ということです。ということで、また漫画を第1巻から読み返し〜。いやもう何回何十回読み返したかも思い出せないほどですが、それでも毎回読んでて楽しいんだからやっぱりスラムダンクは最高ですね。
2023.07.31
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相棒両親の住むカウアイに今年も帰省してきました。去年の夏以来なので一年ぶりってことになります。場所がカウアイなのでバケーションと思われがちだけど、その実は義両親への顔見せ&下肢麻痺を持つ義母をこちらも健康に難ありな義父が老々介護している義実家のお手伝いの意味合いの方が大きかったりします。とはいえ、ピコちんもいることだしビーチに行ったりのバケーションアクティビティももちろんするけどね。義母も自宅に戻ってから1年以上経ったこともあり、去年の「病院以外家から出たくない」という消極的引きこもりマインドセットからは脱出できてて、時々は外食に行ったり、近所やビーチの駐車場で車椅子散歩したりしてるそう。私たちの滞在中もみんなで到着翌日にお気に入りの「デュークス」にサンデーブランチに行ったり、ショッピングモールでの地元ビッグバンドの演奏を聴きに行ったり、あと地元のチョコレートショップのチョコレート作りワークショップに参加したりしました(これは別に日記書きます)。家事お手伝いその他の合間をぬって、相棒と私とピコちんの3人でビーチにも何回か行きました。とりあえず義実家最寄りのカラパキビーチでスタンドアップパドルボードやったりブギーボードやったり(ピコが)ただ砂浜でのんびりしたり(私が)、ちょっと足を伸ばしてリドゲートビーチとカパアタウンに行ったり、あとは1日ノースショアに行ってハエナビーチでシュノーケリングしたりハナレイで過ごしたりもした(ハナレイの桟橋で雨宿りしながら「ハナレイ・ムーン」のさわりを踊ってみたり!)。いつ見ても美しく懐かしいハナレイのタロ畑ハナレイ湾に優しい雨が降るとはいえ、ピコちんがカウアイ行きの直前に足首を捻挫してて松葉杖状態だったこともあり、いつもよりおうち時間が長めだったのは確か。でもその時間を有効活用してピコちんはウクレレ弾き語りが大幅レベルアップしたし、私は庭の草花を使ってレイを作ったり、地元の食材を使った料理をしたりして楽しみました。漁師さん直売のアクレ(鯵)を使って鯵のたたきやアジフライもどきを作ってみたり、タロの葉っぱ(ルアウ・リーフ)を使った煮込み料理にチャレンジしたりね。ティリーフレイ第1弾:ティリーフ・マイレ・レイティリーフレイ第2弾:ステファノティスと蘭をあしらったアレンジバージョン下拵え中のルアウ・リーフ(大きいのだと顔の4倍くらいでかい)ルアウ・リーフと鶏のシチュー「ルアウ・チキン」実は今回は、義父がオアフの病院に行く間の義母の世話のために、義父のアポと日付を合わせての滞在。今までお手伝いは家事&用事オンリーだったけど、今回は私が義母の介護もできるように手順確認したりして準備したのです。予定ではとんぼ返りで数時間だけの不在だけど、本島への行き帰りになるので時間通りに帰ってこられない可能性もあったからね。まあこのアポの日は予定通り半日だけの不在で済んだんだけど、なんとその2日後に義父がコロナに罹患して寝込んでしまったため(病院かその行き帰りにウィルスもらったと思われる)、結局滞在を延長して私がメインで義母の介護をすることになった。いやー介護できるように準備しといて本当によかったです。というか義父がコロナになったのが私たちがいる間で不幸中の幸いというかとにかく本当によかった・・!義父が寝込んでる間、いつも義父が一人でやっている義母の介護と家事を私と相棒が手分けしてやってたのですが、2人がかり&短期とわかっていてもかなり体もメンタルも疲れました。これを一人で無期限でやっている義父すごすぎる。というかほんと究極の愛だよね。とはいえ、実際このままの体制で長く続けるのは危惧しかないので、家事の傍ら相棒が私たちが帰宅した後のために訪問介護サービスを手配した。一応面接は取り付けたんだけど、あまり家に他人を入れたがらない頑固な義父が協力してくれるか一抹以上の不安が。今回のコロナでこのままでは無理って気がついてくれるといいんだけど。。
2023.07.26
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カウアイ帰省中、なるべく一つはめっちゃ観光客っぽいことをやることにしてて(去年はナパリコーストクルーズに参加した)、今回の滞在ではピコと相棒がジップラインを予約してたんだけど、ピコが足首捻挫したので安全をとってキャンセルした。代わりになんか松葉杖でもできるアクティビティないかなーと探してて見つけたのが、アルチザンチョコレートショップ「Wild Kauai Chocolate」でのチョコレート作りワークショップ。問い合わせてみたら松葉杖どころか車椅子でも参加OKということで、チョコレート好きの義母にぴったり!ということで相棒とピコちん、私、義母の4人で参加してきた。「Wild Kauai Chocolate」はカパアのメインストリートにある小さなショップ。ワークショップでは、オーナーのランスさんがカカオ豆のことやチョコレート作りについてレクチャーしてくれ、参加者はウォーマーにかかっている75%のチョコレートをテンパリングして、板チョコの型に流して、自分で選んだトッピングを載せたオリジナルチョコレートを作る。オリジナルチョコは1人2枚分作るんだけど、私は1枚の半分ずつで違う組み合わせを試すことにして、全部で4種類のオリジナルを作ってみた。ゴマ+オレンジピール、クコの実+抹茶、ラベンダー+ライスクリスピー、薔薇+パンプキンシード。トッピングには他にもポテチとかドライブルーベリーとかチェリーとかいろいろあって選ぶの楽しかった(ナッツフリーのショップなのでナッツ類はなし)。「Wild Kauai Chocolate」のチョコレートは、原材料はカカオ豆と砂糖だけから作る高品質ダークチョコレート。てか焙煎したカカオ豆を何日もかけてすり潰して滑らかにして砂糖混ぜて固めるとチョコレートになるってすごいよね。使ってる豆はエクアドル産がほとんどだけど、希少なハワイ産の豆を使うこともたまにあるとか。ハワイはカカオ豆栽培の北限とのことで、アメリカ国内で唯一カカオ豆を栽培してる州なんだそうです(コーヒーも同じだよね)。カウアイではLydgate Farmsっていう農園と、あとプリンスヴィルでも栽培してるんだって。ハワイは気候のせいで発酵の進み方が他の地域とは少し違っていて豆が茶色というより紫っぽい色になるんだとか。ワークショップでは他にもいろいろカカオ豆利用の歴史やチョコレート作りについて話聞いたりして楽しかった。車椅子での参加にも配慮してくれたし(事前に相談してあった)参加してよかったです!
2023.07.20
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サックス吹きのピコちん、去年に続き今年もスタンフォード・ジャズが主催するミドルスクール向けのサマーキャンプに参加しました。今年も去年と同じで、月〜金の9時から3時まで毎日、楽器毎のマスタークラス、コンボの練習、昼休みを挟んで教授陣によるミニコンサート、ビッグバンドの練習・・と非常に充実したプログラムです。まー今年はキャンプ中に足首を捻挫してしまうというアクシデントにも見舞われましたが・・。昼休みに外で鬼ごっこする時間があって、そこで地面にあいてた穴にまんまと足がハマって捻挫したそうです。てかバンドキャンプで怪我するなんて想定外というか、そんな確率低い状況を引き起こすとは、さすが怪我の絶えない男・ピコちん・・。足首が動かないようにブレースをはめた上で、歩くのには松葉杖を使う必要があり、キャンプ中の教室間の移動をどうしよう?(松葉杖ついてるとサックス持ち運べない)と思ってたけど、キャンプのスタッフさんやキャンプメイトが手伝ってくれたので問題なかったらしい。そんなこんなで迎えたキャンプ最終日の金曜日。今年も夕方に「ショーケース・パフォーマンス」という発表会/コンサートがありました。今年はピコちんのラブラブいとこのVちゃん家族が観にきてくれました。ただ今年ちょっとがっかりしたのは、プログラムの構成で出番が平等じゃなかったこと。去年は全部のコンボとビッグバンドが平等に2曲ずつ演奏してたと思うんだけど、今年はとりあえず全員出番はあるけど全部のユニットが出演するわけではないと2日前に言われたそうで、当日までどのユニットがどの曲を演奏するかわからなかったそうなのです。そして当日発表されたプログラムでは、一部のコンボは出番なしで、ピコちんのコンボもその一つ。なのでピコちんはビッグバンドのみでの出演になりました。参加者はみんなコンボとビッグバンドの両方に入るので、全員必ず出番はあるので理解してください、とキャンプ主催からの案内メールには書かれていたけど、観客はやっぱりみんな自分の子供(または親戚・友達)を観に来るわけで、コンボとビッグバンド両方で出番のあった子と比べると出番少なすぎて不公平では??と不満を持ってしまうのはしょうがないと思うのよ。しかも2曲演奏するコンボもあって、だったら1コンボ1曲にすればもう1グループ出せたじゃん!ってね・・。しかも何を基準に出演するグループと曲目を決めたのかは明確には示されなかったそうで、それも不公平感を助長するじゃないですか。上手い下手なんだったらそれでもいいんだけど、どうやってそれを判断したのかはっきりしてくれないと納得できないよー。なので来年もこのキャンプに申し込むかはちょっと微妙な感じです。今のところ。それはともかく、ピコちんの出番はビッグバンドのみ、しかもそのグループは1曲しか演奏しなかったんですが、けっこう長めの曲で、しかもピコちんはソロを2回も演奏したので、マミーはコロっと大喜び。なんかトラブルあってのソロ2回なんだろうなってことは見ててわかりましたが(ステージ上で指揮者とこそこそ話してた)、とりあえずピコちんのソロすごいかっこよくてよかったです!後で聞いたところでは、ピコちんの隣に座ってた子が楽器の異常で演奏できなくて、代わりにピコちんが即席でソロ2回目演奏したんだそうです。ピコの出番が増えたのは嬉しかったけど、その子には残念無念だったよね。コンサートの後は、そのままスタンフォード大学構内のカフェ「CoHo」でVちゃん家族と軽めの夕食。子供たちはさっさとご飯食べた後は、コートヤードの方で手すりで平均台ごっこしたり並んでお喋りしたりして、相変わらず仲良し兄妹してて微笑ましかった。夏休み明けから始まる新学年では、ピコちんは学校のジャズバンド入りが決まってい流ので、ジャズキャンプでの経験はそちらでも活かされることでしょう。ピコちんのこれからのサックス演奏をますます楽しみにしています!
2023.07.14
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スタンフォード・ジャズ・フェスティバル提供のオマール・ソーサ・カルテットのコンサートに行ってきました。オマール・ソーサはジャズxアフロキューバンのピアニストで、30枚以上もアルバム出しててグラミーにも何回もノミネートされた巨匠だそう。キューバ出身で今はバルセロナを拠点にしてるけど、90年代後半にサンフランシスコ・ベイエリアで活動していたこともあって、オークランドは第二の故郷なんだって。今回は「カルテット・アメリカーノ」という、ベイエリアで活動しているサックス、ベース、ドラムと組んだユニットでのコンサート。サックスとドラムは20年前にも一緒にベイエリアで演奏してたミュージシャンなんだって。音楽はジャズでキューバンなリズムですごい楽しいコンサートだった。ベーシスト@キューバ人はずっとノリノリで歌ってて(口がずっと動いてた)、オマール・ソーサも立ち上がって踊ったり、肘や膝でピアノ弾いたり、めっちゃ自由な感じ。観客も手拍子打ったり軽くスイングしたりして楽しんでた。自分もサックス吹きのピコちんはサックス奏者のシェルドン・ブラウンさんに注目してたんだけど、曲に合わせてソプラノサックス、テナーサックス、バスクラリネットの3つの楽器を使い分けてて、すごく良かったです。そしてピアノ習ってる私はもちろんオマール・ソーサのピアノに大注目。ただでさえすごく素敵なんだけど、肘・膝以外にも、ピアノの弦を直接つまびいたり、動きが見えないくらいに手首を高速回転させて鍵盤叩いて弾いてたりもしてて、何がどうなってるかわかんないけどめちゃくちゃかっこよかったです。ジャズピアノもやっぱりいいね〜〜。スタンフォードジャズ(=スタンフォード大学音楽学部ジャズ学科)は毎年夏にフェスティバルと銘打ってたくさんのコンサートをやってくれるんだけど、このオマール・ソーサのコンサートもその一つ。世界的な巨匠の音楽を定員700人とかの小ホールの親密な環境で聴けるなんてめっちゃ贅沢だよね!ちなみにピコちんは去年に引き続き今年もスタンフォードジャズのサマーキャンプに参加するんだけど、そのキャンプの最後のコンサートも同じホールで開催されます。世界的な巨匠と同じステージに立てるなんてすごいよね(まあ同時に立つ訳ではないが)。なんとキャンプ参加者とその家族はこのコンサートにもチケット無料でご招待いただきました。さすがスタンフォード、太っ腹です。
2023.07.08
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私は果物はたいていなんでも好きだけど、トップ3を選ぶとしたら、さくらんぼ(特にレニエ種)、びわ、柿(固くて甘い富有柿)、次点でスイカ、です。この中で、ほぼ年間通してスーパーにあるスイカはもちろん、さくらんぼと柿もシーズンになればちゃんと(しかも割とたっぷり)入手できるんだけど、ビワだけは流通にのらないのかアメリカに来てからずっと去年まで一度も食べられなかったの。スーパーでもファーマーズマーケットでもビワが売られてるのは見たことないんだけど、実はお庭にビワの木があるお家はけっこうあるんだよね。今の家の前に住んだ貸家の庭にもあって、収穫を楽しみにしてたのに、シーズンを待たずして半年で引っ越さないといけないことになって超がっかりした。そんな私のビワ欠乏症に終止符を打たれたのが去年。ご近所SNSに「庭のビワ勝手にとってくれていいよ〜」と投稿してくれた超親切な人がいて、ありがたくそこのお宅の前庭にあるビワの木から実を収穫させていただけたのです。夢にまで見た(見てない)ビワを久々に食べられてとっても嬉しかった!そして今年もビワのシーズンがやってきました。またSNSチェックしなきゃ〜と思っていたところ、相棒の自転車仲間から「家のビワの木、取りきれないくらい実がついてるからぜひ取って。ハシゴも出しとくから!」というありがたくも太っ腹なオファーをいただきました。さっそくランチタイムにお邪魔して、奥さんにご挨拶して、U-Pick開始!持参のエコバッグ2つ分にたっぷり美味しそうなビワを収穫させていただきました。ハシゴのおかげで木の上の方に生っている美味しそうな実もばっちりゲット。去年は木の上のは指を咥えて諦めるしかなかったからなー。奥さんはビワ美味しいけど皮剥いたり種取ったりするのが面倒なので食べないそう。前に通りすがりのご近所さん?に欲しいと言われて「どうぞ」と言ったら「採って箱に入れて出しといてくれれば取りにくるから」と言われたそうで「そこまでしてもらってもらう必要はないけど、好きな人が自分で採ってってくれるならありがたいわー」と言っていた。いやー、月初めのさくらんぼ狩りに続き、ひと月のうちにトップ3好きな果物のうち2種類も大量に堪能できるなんて超ハッピーです!1/4ほどはもう食べた後でもこの量・・食べ切れなさそうだったら冷凍!
2023.06.26
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私が参加しているフラのグループ、今までのパフォーマンスは老人ホームとか介護施設とかが多かったんですが、一応地元の成人教育クラス由来のグループなので、市のイベントなんかで踊ったこともあります。今回も地元繋がりということで、市の図書館の夏休み子供向けプログラムの一環として、キッズ&親御さん向けに踊ってきました。キッズ向けということで、ちょっと教育的要素も入れてください、というのが図書館からのお題。クム(先生)もちょっと気合い入って「歴史について話す」「メインの島7つそれぞれを代表する曲を入れる」とかいろいろプログラムに工夫してました。いろいろ時期的な問題もあり、なかなかセットリストが決まらなかったり、衣装が二転三転(クムはそれぞれの島を代表する曲はその島のカラーの衣装にしたいけどみんなそこまでいろんな色の衣装持ってない・・)したりして、準備はいつもよりもバタバタしていたものの、終わってみれば「今までで一番楽しくよく踊れたショーだったんじゃない?」というくらい大成功でした。セットリスト- Aloha Chant(チャント)- Hele onto Kaua’i(カウアイ島)- Pearly Shells(こじつけてニイハウ島)- Wahine Ilikea(モロカイ島)- Aloha Week Hula- Ulupalakua(マウイ島)- Ka Ulwehi O Ke Kai(こじつけてカホオラヴェ島)- Blue Hawaii(こじつけてビッグアイランド)- Hukilau(ダンス&ティーチ)- Nani Ko’okau(オアフ島)- Aloha Oe(さようならソング)- Hawaii Aloha(歌)まあクムが話した「歴史」の内容がちょっとお子様向きに適切だったかちょっと疑問ではあったが(キャプテンクックが血を流して殺されたとか、モロカイ島のハンセン病の強制隔離についてとか、「アロハオエ」は最後の女王が将軍と現地妻の別れの場面を見て書いた曲だと力説したりとか・・)。もちろん全部ほんとのことだけど、もっとハワイのネイティブ文化に特化してもよかったとは思う・・。ダンス全10曲中私はグループナンバーの5曲踊りました(他は先生のソロやダンス&ティーチ、デュオなど)。ちょっとミスったとこもあったけど、全般的にはそれなりにできたんじゃないかな?幅広い年代の人が見にきてくれて、「ダンス&ティーチ(一緒に踊ってみましょう)」の曲ではほとんどの人が立ち上がって一緒に踊ってくれたりして、すっごく楽しかったです。残念ながら相棒とピコちんはどっちも不在((相棒はヨセミテで自転車レース、ピコは2週間泊まりがけ農園キャンプ参加中)で見にきてもらえなかったので残念でした。うちのグループって、私でも年齢下から2番目ってことでわかる通り、おばちゃん〜おばあちゃん世代なので、観客の子供達に親しみ持ってもらうために、グループ外からクムの現在の教え子のうち唯一のケイキであるMちゃんも参加してくれた。このMちゃん、実はピコちんの小学校のクラスメート!しかも割と仲いい方というか、お互いの誕生日会によびあったり、そういえばハーレムグローブトロッターズ一緒に観に行ったりとかもして、家族ぐるみで知ってるような間柄。そういえばMちゃんがクムに教わるようになったのも、きっかけは私がMちゃんママをクラスに誘ったことだったしね。ショーの準備中にMちゃんやMちゃんママと久しぶりにお喋りできたので嬉しかった。中学どう?とかあんなことこんなことあったよね〜みたいな(Mちゃんの誕生会で作ったぬいぐるみがまだピコの部屋にあるのです)。コロナ渦中は顔合わせる機会もなかったし、中学は別になったから途切れちゃってたけど、また家族ぐるみでご飯でもしようね〜と話しました。
2023.06.24
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サンフランシスコのデヤング美術館で開催中の写真展「アンセル・アダムス、私たちの時代(Ansel Adams in Our Time)」に行ってきました。アンセル・アダムスの写真100点以上に加え、同時代の写真家の作品や、アダムスの作品にインスパイアされた現代の写真家による作品なども併せて展示される、包括的な写真展です。アンセル・アダムスといえば100人中98人が思い浮かべるヨセミテの写真はもちろん、ハイ・シエラの他の地域や、その他の国立公園(イエローストーンとかグランドティートンとかデナリとか)の風景の圧倒的な迫力をそのまま伝えてくる写真のほか、彼が生まれ育ったサンフランシスコのシークリフ地域の光景や、タオスプエブロやマンザナール日系人強制収容所といった場にいる人の写真も。私は技術的なことはよくわからないのですが、画面のどの部分にもピントが合っていて、ここまで大きくプリントしても細部までくっきり鮮明に見えるというのは単純にすごい。8x10インチ(ほぼA4サイズ)のフィルムを使う大版カメラを使用し、最大アパチャーを使う(ぼかしなし)「ストレートフォトグラフィ」という表現手法を採用したことで、こういうプリントができるんだそうですね。アダムスはこの手法の代表的な写真家の一人だとか。セミプロ写真家である相棒も熱心に写真を鑑賞していたのですが、彼曰く、青空を黒で表現するのがアダムスの特徴らしいです。言われてみれば、同時代の他の写真家の写真は空が白っぽいのに対し、アダムスの作品の空は黒くて、風景のドラマチックさを強調している、気がします(←素人鑑賞家の単なる感想)。あとモノクロで光と影だけじゃなく岩肌の質感とかが強調されてるのがすごい美しい。アダムスは写真撮影と現像の技術も優れていて、教本も何冊か出しているほどだそうです。アダムス以外の写真もなかなかおもしろいのがありました。私の印象に残ったのは、Stephen Tourlentesという写真家の砂漠にある監獄を夜に遠くから見た写真。何もない砂漠の中に監獄が建設されて、監獄なので夜通し煌々と照明されていて、真っ暗な夜の中そこだけが白く明るく輝いているのがはるか遠くから見える、という、逆説的というか皮肉が込められた作品。なんと今年はアンセル・アダムスの生誕100周年とのことで、その記念となる年にアダムスが最初の展示会をしたこのデヤング美術館で彼の作品を鑑賞することができてよかったです。アダムスについてはこの日本語記事が良かったhttps://imaonline.jp/articles/archive/20190228ansel-adams/写真展のあとは美術館の展望台に行ってみる。「タワー」の最上階に設けられた展望台は180度を眺望できるようになっていて、美術館はゴールデンゲート公園の中にあって周りに高い建物がないので、9階の高さながらなかなか良い景色を楽しめた。ゴールデンゲートブリッジまで見える一旦、美術鑑賞からのお昼休みということで、美術館の外に出て、フードトラックで調達したランチをミュージックコンコースのステージで演奏されるビッグバンドジャズを聴きながら食べた。その後公園内でちょうど開催されていた多肉植物展示会を覗いたり(テーマが「フィクションより奇なり」ということで、植物とは思えないような摩訶不思議な多肉植物がたくさん展示されていました・・)。ジューンティーンスなので黒い旗&ジャズこんなの気味悪すぎて素敵すぎこれも不気味度高めまた美術館に戻って、もう一つの特設展「Kehinde Wiley: An Archaeology of Silence」も観る。ケヒンデ・ワイリーはオバマ大統領の公式肖像画を描いたことで知られるロサンゼルス出身の画家。作品を通じて人種差別に対する問題提起をするアーティストで、いわゆる西洋美術で典型的な肖像画やブロンズ彫刻を、対象を若いアメリカの黒人男女(および自分自身)に置き換えた作品群が代表作。ここで展示されていた作品も、カラフルでビビッドかつ写実的に描かれた人物が、ウィリアムモリスの壁紙みたいな「伝統的」で彩度を抑えた背景から飛び出してくるような肖像画などで、とてもおもしろかった。あと、展示されてた中で一番の大型作品の、南軍の将軍の騎馬像の人物を若い黒人男性に置き換えたブロンズ彫刻「Rumors of War」も興味深かった。美しいだけではなく自然保護や人権保護のメッセージが込められたアンセル・アダムスの作品も、人種差別への抗議を続けるケヒンデ・ワイリーの作品も、人々の心や感情に直接訴えかける力を持つ「アート」という媒体ならでは、と言える。そういうおもしろさも含め、やっぱりアートはいいなあ、と思いました。
2023.06.18
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カリフォルニアといえば農業王国で、特にナッツ類や果物の生産がとても盛ん。シリコンバレーとかサンフランシスコとか都会なイメージがある(あるのか?)ベイエリアでも、少し外に出れば農業地帯が広がっていて、ファーマーズマーケットでは農園直送の野菜や果物が山積みで売られているし、「U Pick」と呼ばれる果物狩りができる果樹園もたくさんあります。この辺で果物狩りといえば、苺とさくらんぼが人気、という気がする。ストーンフルーツ(桃、アプリコット、ネクタリン、プラム)とか林檎とかのU-Pickもあるけど、苺やさくらんぼほどメジャーじゃないというか。ストーンフルーツや柑橘系は庭に木がある家も多い(うちにも桃とネクタリンある)からわざわざ遠出して果樹園まで行かないし、あとシーズンになればファーマーズマーケットで山積みで売ってるし。苺とさくらんぼもファーマーズマーケットで売ってるけどちょっとプレミアムというか山積みではないのよね。ベイエリアで苺狩りなら南の沿岸部のワトソンヴィル、さくらんぼ狩りなら北東(内陸部)のブレントウッドがそれぞれ名所です。いくつも農園があって、シーズンにはベイエリア中心部からたくさんの人が訪れます。、、と知った風に書いていますが、私ベイエリア在住歴20年にして、さくらんぼ狩りに行ったのは実は去年が初めてだったのよね。で、行って楽しかったので、今年も行ってきたわけです。先日の同窓会で旧交を温めたビジネススクールのクラスメートファミリー(まあ毎年キャンプとか行ってる友達だけど)2家族と一緒に。カリフォルニアで栽培されているさくらんぼは6種類あるらしいけど、ブレントウッドのさくらんぼ農園ではレニエ、ビング、コーラルシャンパンの3種類が多い印象。このうちいわゆるアメリカンチェリーとして思い浮かべるダークレッドの大粒のさくらんぼがビングとかコーラルで、レニエは日本のみたいな黄〜ピンク色のさくらんぼ。爽やかな甘さのレニエは生食用、しっかり甘いダークチェリーは生食にもお菓子作りにも適している。去年はシーズン終わりかけ時期だったのでオープンしてる農園が限られてたんだけど、今はシーズン真っ盛りということでたくさんの農園が「U-Pick」の看板を出してオープンしてました。今はコーラルがピークで、ビングは実り始めたところらしい。今回は農園で待ち合わせなので、数あるブレントウッドのさくらんぼ農園の中でも大規模な方に入る「Nunn Better Farm」に行き先を決めて集合。ピーク週末ということで朝7時から開いていたけど、私たちが待ち合わせした朝9時になって格段に人が多くなってきました。広くとられた駐車場も私たちが帰る頃には満車に近くなってた。入り口でバケツをもらって、広い果樹園のどの辺にいけばいいかをざっくり教えてもらい、果樹の列の間を歩いていって、よさそうなさくらんぼを摘む。収穫したさくらんぼは全部買い取る対象なので、美味しそうなのを選ぶのが大事。果物が長持ちするよう軸をつけたまま摘むように気を付ける。びっしり実ったさくらんぼ。これはコーラルシャンパン。こんな木が列になって何エーカーにも広がっている私はレニエが好きなので、この辺のコーラルの木の列の奥の方にいけはレニエの木があるよ〜、と教えてもらった方に向かって進んでいったんだけど、一番奥まで行っても結局みつかりませんでした。もっと探す?と友達が聞いてくれたんだけど、もうその時点でコーラルだけでバケツいっぱいになってたのでもういいやってことで、そのまま戻って計量&お支払いのブースに並んだ。レニエ計ってもらってる人もいたのでレニエの木もあったのは確かなんだけど。計ってもらったところ、私とピコちんはなんと15ポンド(7kgくらいか)も収穫してた。。調子に乗ってどんどん摘んだからなあ。。1ポンド4ドルなので60ドル。大手果樹園なせいか少しお高め(他の小規模な農園では1ポンド3ドル50セントの看板出してるところもあった)でしたが、摘むの楽しいし、新鮮なさくらんぼ嬉しいし、さくらんぼ狩りはやっぱりサイコーです。15パウンド!せっかくなので公園でピクニックランチしよう、ということで、ブレントウッドのダウンタウンにあるその名も「シティ・パーク」に移動して、芝生の上にピクニックブランケットを広げてお弁当orテイクアウトしてきたランチを食べながらお喋り。ブレントウッドのダウンタウンではファーマーズマーケットも開催されてて、公園で遊んでたり図書館を訪れている家族連れやティーンのグループもたくさんいて、とっても楽しい雰囲気に溢れていた。公園には80s〜90sの音楽が流れてて、ばっちり世代な私たちは気分も上がりまくり。この辺の音楽ってジャンルとして確立してるのか、ピコちんはじめ子供たちも聞いたことある曲たくさんって言ってた。うちからブレントウッドまでは通常1時間半もあれば行けるんだけど、帰路は高速の通行止めにまんまと引っかかってしまい(Googleマップどうして避けてくれなかったの・・)30分以上ほとんど動かない渋滞にはまった挙句にUターンして抜け出したり、丘の上の住宅地を抜け道したりして、なんと3時間以上もかかってやっとの思いで家に辿り着きました。15パウンドも収穫しちゃったので、翌日は半日使ってさくらんぼの処理。お裾分けした約2パウンド以外の全部を洗って、どんどん「チェリーピッター」で種を抜いていく。チェリーピッターというのはホチキス型の穴あけポンチみたいなもので、握ると金属の突起がさくらんぼの真ん中に刺さって種を押し出すようにできています。去年もさくらんぼ狩りで大量に収穫したのでAmazonで買いました。今年も活躍! 種を抜いたさくらんぼで、チェリークラフティを焼いて、コンポートも作って(メイソンジャー3個分)、残りは冷凍。抜いた種も果肉がついててなんかもったいない感じだったので、メイソンジャーにぎっしり詰めて100%ウォッカを注いでみた。チェリーブランデーならぬチェリーウォッカができるかな?と。あーでもお砂糖入れた方がよかったかな。チェリークラフティチェリーコンポートと冷凍用手を伸ばしてさくらんぼの収穫に励んだせいか、ひたすらピッターを握りしめて種を抜きまくったせいか、翌日いつもより右肩の痛みが強くなって、理学療法士さんに追加でストレッチをしてもらう羽目になりましたが・・。
2023.06.10
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ピアノのレッスンを受け始めて9ヶ月。日によって時間にばらつきはあれど&出張や旅行で弾けない日ももちろんあれど、けっこうちゃんと練習(っていうかピアノに触る時間)を続けています。Simply Musicのレッスンでは最近は「伴奏(Accompaniment)」プログラムの最終盤をやってて、いろんな和音を練習しています。といっても理論のお勉強ではなく、この数字が出てきたらベースの和音(Major Triad)からこの指をここに移して弾くこと!というのを図にして覚えて曲に合わせて弾いてるだけなんだけど、なかなか覚えきれない。でも楽しい。で、今まで昔友達に譲ってもらった電子キーボードでやってたんだけど、やっぱりアコースティックピアノで弾きたいな〜って今年に入ったくらいからずーっと思ってた。電子キーボードも、ヘッドフォンして夜中でも弾けるし、ピアノ以外の楽器の音色にして遊んだり、たくさんクラシック曲が登録されててそれを流したりできるのも良かったんだけど、やっぱり音が単調だし。あとキーボードだと鍵盤が軽くて運指の練習にならないのとタッチで音の強弱がつけられないのがどうしても限定的に思えてしまって。で、時々ピアノ屋さん覗いたりはしてたんだけど、たまたま寄ったサンノゼの中古ピアノ屋さんでちょっとずついろいろ弾かせてもらった中のウーリッツァーのコンソールピアノがすごく気に入ったんだよね。1700ドルと、まあ安い買い物ではないものの、買えないほどじゃないし。もうこれ買う!って7割方心に決めて家に帰ってきて相棒に話したら、買うのはいいけどもう少し他も探してみれば?中古ピアノ譲ります!って告知出してるのよく見かけるし、同じピアノをもっと安く売りたい人もいるかもしれないじゃん、と言われたのです。で、手始めにフェイスブックで「ウーリッツァー ピアノ」を検索したら、同じ市内で「無料であげます」っていう人がいた!なのでさっそくコンタクトを取って約束を取り付け、翌日にご自宅にお邪魔して見せてもらったのです。実際見てみたらコンソールじゃなくてスピネットだったし、ずっと誰も弾いてなかったそうで鍵盤とかも汚くて、どうしようかな〜〜と迷ったんだけど、でもなんかもうこれもご縁かな!と思って、譲っていただくことにしちゃったのです。運搬は当然自分で手配しなきゃだったんだけど、まあ無料で譲っていただくピアノだしと思って、専門のピアノ運搬業者じゃなくて小規模のお引越しとかやってる相棒の知人に連絡したら、翌々日のうちに格安で運搬してくれた。居間の家具をどかして窓際に場所を作って(そこしか置けるところなかった・・一応窓には断熱シート貼ったけど)、じゃーーん、ピアノ様を我が家にお迎え!ずっと放置されててかなりの整備が必要なのは明白だったので、お手軽調律サービスじゃなく徹底した調律と清掃・メンテをしてくれるところに来てもらい、天板や側面の板を外して2人がかりで2時間くらいかけて全面的な修理と調律とクリーニングをしてもらいました(これが一番お金かかった)。調律師さんがアプレイザル(鑑定)もしてくれたんだけど、なんとこのピアノは1945年製だそうで、つまりは御年78歳!かなりのご高齢なので経年劣化は否めず、内部のサウンドシステムの状態は「可(C/Fair)」との判定。まあそうだよね。うちに来たのみたいな古いスピネット(普及版)ピアノは、部品ももう入手できないんだって。例えば、このピアノの一番高い黒鍵は音出ない(キーが下がったまま上がらない)んだけど、これは多分真ん中のもっとよく使うキーを修理するために、ほとんど使わない一番高い黒鍵の部品を取って使ったんだと思うよ、と言っていた。なので修理するとなるとリテール価値の何倍もの高額の費用がかかってしまうので、この手のピアノはできる手入れをしながら騙し騙し弾いてってあげるしかないんだよね、悪いピアノじゃないんだけどねー、だそうです。だからこの手のピアノの「無料であげます」投稿が多いのね。知人も引き取り手が見つからずに処分したって言ってたしなー。音とかまあ正直それなりレベルなのかなとも思うけど、でもまあ電子キーボードと比べれば大幅アップグレードだからね。ちゃんとアコースティックピアノの響きの深い音がするし、タッチで強弱つけられるし!それにうちの狭い居間に置くにはスピネット(小型)でちょうどよかった気がする。弾き手も私=初心者だしね。なんかもう既に愛着湧いてて、日によって違うキーがなんか小さくびーーんって振動音出したり、キーによって音の出方(音色や強さ)が違ったり、割とすぐ音が狂う(何年もの間を置いて久しぶりの調律なのでまたすぐ音が狂うかもしれないけど、その次の調律の後は安定する、と言われた)のも、アバタもエクボというか、ダメな子ほど可愛いというか、そういう心境で楽しく弾いてまっす。
2023.06.05
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いきなりですが、数ある自転車競技の中でもマウンテンバイクっていうのは割と歴史が浅い方で、1970年代にサンフランシスコベイエリア北部のマリン郡で始まったと言われています(コロラド発祥という説もあるらしいが)。マリン郡にはマウントタム(タマルパイス)というちょっとした山があって、そこの山道を自転車で降りてくる遊びが流行り、そこからレースに発展したんだそうです。当時の様子は「Klunkerz」っていうドキュメンタリー映画でもみられるんですが、熱心なライダーたちはダートトレイルを走るための自転車の改造や改良も熱心に行い、そのうちの何人もがその後メジャーなマウンテンバイクの自転車ビルダーになります。ゲイリー・フィッシャーとか、ジョー・ブリーズとか、トム・リッチーとかですね(私のマウンテンバイクもゲイリー・フィッシャーです〜)。ちなみにこのあたりのレジェンドの皆さんって今でもベイエリアにお元気でいらっしゃって、数年前だけどうちらの地元のシクロクロスレースのマスターの部にゲイリーがよく参加されてました。ま、そんなわけで、マリン郡はマウンテンバイクの聖地なんですよ。あとマリン郡ではマウンテンバイクだけじゃなくてロードバイクのライダーも道路に溢れてるし、シクロクロスのレースも開催されてるし、ベイエリアの他の地域に比べてもとにかく自転車乗りが多い。なので、2015年にマリン郡はマウントタムの麓フェアファックスに「マリン自転車博物館(Marin Museum of Bicycling)」がオープンしたのは、まさに適材適所というか場所を得ているというか。で、ほぼ半分以上のスペースを費やしてマウンテンバイクの歴史が詳しく説明されてるのも、まさにそうあるべきというか、当然といえますね。元はコロラドにあったマウンテンバイクの殿堂もこの博物館に移転してきてます。自転車一家の我が家はずっとこの博物館に行きたかったんだけど、なかなか機会がなく、このたびようやく願いが叶って家族で行ってきました!ちょうどこの日は博物館の駐車場で「バイクスワップ(自転車フリマ)」が開催されてて、ビンテージの珍しい自転車(古い竹製自転車とか)を鑑賞したり、出店してる知人に声かけたり、相棒が掘り出し物パーツを探したり、私は自転車パーツを使ったアートや昔のポスターを鑑賞したり。その後自転車博物館に入館して館内展示を見る。最初は19世紀の自転車のコレクションから。「ボーンシェイカー」とか「ハイ・ホイーラー(ペニー・ファージング)」とかの、チェーンもなくてゴムじゃなくて木のタイヤだったりする超初期の自転車から、どんどん改良が進められて、だんだんチェーンとかブレーキとかフレームの形とか今の自転車の形に近づいていく過程がよくわかってとてもおもしろかった!入館するとぎっしりと展示された自転車の数とバラエティに圧倒されるまずは19世紀自転車から最初期の自転車「ボーンシェイカー」ゴムタイヤ、チェーン、ライトがつき、でもフレームは今とはだいぶ違うその後、20世紀に入ってからの自転車(イタリア製のとかツールドフランスで乗られたのとか)の展示を経て、いよいよマウンテンバイクの歴史セクションへ。お膝元のマウントタムでの初期のレースで乗られてた改造自転車や部品だけじゃなく、当時の写真とかメインレースルートの交通標識やら当時のトロフィー?やらも展示してあって、当時の空気が伝わってくるよう。その後、いわゆる「マウンテンバイク」が発明されてからの自転車もたくさん展示されてて、サスペンションの進化とかフレームビルディングの試行錯誤とか、たくさんの工夫と改良がされてきてるのがよくわかった。まさにマウンテンバイクの歴史はここから始まった!進化の過程進化系の一つ、フルサスペンション&ディスクブレーキのMTBレースバイク他にも世界の珍しい自転車もいくつも展示されていて、ミッドセンチュリーが描く近未来みたいな自転車「スペースランダー」とか軍用自転車とか細いチューブを何本も束ねたみたいなフレームの自転車とか、とにかくいろいろあってすごく楽しかった!あと19世紀の女性向けのすっごく繊細な彫刻や塗装が施された美しいフレームとか、女性向けの自転車ハウツー本とかも展示してあって興味深かった!「スペースランダー」1960年、by Benjamin Bowden 自転車って女性解放運動にも影響を与えたらしいですよマウンテンバイクレジェンドのジョー・ブリーズさんもこの博物館の発起人の一人で、この日も展示の説明に来てて、相棒はお話しできて喜んでました。自転車関係書籍の本棚も充実してて、自転車ライダーの自叙伝からおさるのジョージの自転車編絵本まで幅広い品揃え。私は世界の木製自転車の美しいカタログ兼写真集を堪能しました。「座学」の後は「実技」とばかりに、相棒とピコちんは相棒の親友スティーブと博物館で待ち合わせて自転車(マウンテンバイク)ライドに出かけたので、私は来る途中に見かけて気になった「マリン美術庭園センター」という非営利団体が運営している庭園に行ってみることに。行ってみると、11エーカー(4.5ヘクタール≒東京ドーム1個分)の敷地に、いろんな要素が適度な規模でいい感じに配置されてて、ちょうど良い感じにメンテされてて、のんびりしてて、花が咲き乱れてて、ほんと最高でした。巨大なイングリッシュオークの木、マグノリアの木のリング、アートスタジオ、大納屋を改造した劇場、エディブルガーデン、ローズガーデン、噴水、バスケタリーガーデン(カゴ編み用植物が栽培されてて、カゴ編み細工の工芸品もされている)、多肉植物コーナー、小人の家みたいな小屋、八角形ハウス、パーティ会場になるパビリオンなどなどがゆるい傾斜のある敷地内に配置され。噴水の周りではちびっことママがお絵描きしてて、花の木の下のベンチで老ご夫婦がのんびりされてて、芝生で子供達が駆け回っていて。パビリオンの前の木に囲まれた芝生のスペースではガーデンパーティの準備中。たぶんウェディングだと思うけど、こんな素敵なところで結婚式できるのはいいね〜〜。巨大なイングリッシュオーク(樫)の木バスケタリーガーデンって初めて見ました小さいけど美しい薔薇園2時間ほどのんびりして、相棒とピコちんがライドから戻ってくる頃合いになったので、自転車博物館に戻る。途中、「カクタス・ジャングル」という多肉植物専門のナーサリー(園芸店)に寄って、珍しめの多肉(ダドレア2種類、斑入りのユーフォルビアやクラッスラ、それにアルブカ・スピラリス!などなど)をゲット。もう多肉植物増やさないって誓ったばかりだったんだけど・・。ずっと欲しかったアルビカ・スピラリスとダドレアを見かけてつい・・相棒とピコちんと合流し、相棒友人のクリフも誘って、博物館の隣にある自転車屋さんカフェバー「スプリットロック」にてランチ。ここは自転車屋さんの中にカフェバーがあるお店で、テラス席も広くて、たくさんのお客で賑わっていた。半分〜2/3はライド帰りっぽい自転車ライダーな感じで、自転車の街フェアファックスらしいお店でした。
2023.06.03
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母の日だしどっか行きたいとこあったら家族3人で行こう?と言われて、2番目に思いついたのがサンノゼのジャパンタウン。もう10年以上も行ってないし、最近リニューアルして綺麗になったって話も聞いたし、日系人博物館にも行ったことないからこの機会に行ってみようかと!ちなみに1番目に思いついたのは「近場(ベイエリア内)で野草の花を見るハイキング」でした。今年は雨季に雨が多かったのでスーパーブルームだっていうし。でも近場のスポットは駐車場混むから朝早く行かないといけないって聞いて&歩くのちょっとめんどくさくなって、結局2番目のオプションを選択した・・。それはさておき、サンノゼ・ジャパンタウン。すっきりした通りと広めの歩道、「日本町」のバナーや史跡の解説が置かれ、日本食レストランや日本の小物のお店が並んでいて、ジャパニーズサブカルなミュラル(壁画)があちこちに描かれてたりして、小さいけど楽しい街並みでした。前回来たのはピコが2歳か3歳くらいだったので10年前、夏の盆踊りの時だったので、通りは閉鎖されてたし人混みがすごかった。ふだんの街並みを見るのはそれこそ15年とかそれくらいだと思うし、その頃も確か日本食レストランにランチで行っただけなので、街を散策するのは実はこれが初めてかも。同じジャパンタウンでもサンフランシスコの方がまだ行く機会多かったよね。サンノゼ日系アメリカ人博物館はお店が並ぶジャクソン通りから角を曲がったところにある、日本風の建物。展示室に入ると、左側が初期の日系移民社会に関する展示(当時の日本町の住宅地図とか家やお店で使われてた道具や機材、コミュニティイベントや家族の写真、それぞれについての解説など)があり、右側が強制収容に関する展示のセクションになっていた。日系人の強制収容は西海岸4州(カリフォルニア、オレゴン、ワシントン、アリゾナ)に在住の日系人&日本人が対象で、サンノゼの日系人コミュニティももちろんほとんど?全員?が10ヶ所の収容所のどれかに送られた。収容所はだいたいが砂漠などの気候の厳しいところにあり、仮設住宅などの設備も最低限のもので、日系人は大変に不自由な生活を強いられたそう。10ヶ所の収容所のそれぞれについての解説もあり、「マンザナールやトゥールレイクは名前聞いたことあるけど・・」みたいな私のような無知な人にはとても勉強になった。マンザナールは山崎豊子の小説やアンセルアダムスの写真で知名度高いし、トゥールレイクと「No-Noボーイズ(アメリカに忠誠を誓わなかった日系人男性)」くらいは私でも聞いたことあったし。てか何ヶ所あったかとか考えたことなかったし、はるばるアーカンソーとかテキサスにも収容所あったってことも知らなかった!博物館には強制収容所のバラックの屋内再現展示もあった。梁も柱もむき出しの木造の一部屋の小屋に、料理用を兼ねた薪か石炭ストーブ、たらいのトイレ、テーブルと椅子、軍用みたいな幅の狭いベッドが6つ、あとはたんすなどが置かれている。ベッドの周りなどはシーツをカーテンにして多少のプライバシーが守られるように工夫されてたけど、基本的には間仕切りなし。なんというかヨセミテとかビッグサーとかのテントキャビンみたいな感じ。キャンプみたいな非日常&短期滞在なら不便さも楽しめるけど、長期で複数人が暮らすにはきつい環境。板を打ちつけただけの壁では暑さ寒さも凌げないし、すきま風とか砂埃とかもすごそう。あとトイレが部屋内にあるのがプライバシーなさすぎだし衛生的にも非常によろしくない。うちの相棒も半分日系人なんだけど、相棒親族はハワイ在住だったので幸い強制収容にはかからずにすんだ。ハワイは日系人が多すぎて、強制収容したら地元社会への打撃が大きすぎるっていうのと、人数が多すぎて収容しきれない、ということだったらしい。私たちの両親の年代から上で本土に住んでた日系人はだいたい強制収容された。有名どころでは俳優のジョージ・タケイとかパット・モリタ、芸術家のイサム・ノグチとかも。同じ敵性外国人でもドイツ系やイタリア系は対象とせず日系人だけが強制収容されたのはやっぱり人種差別が大いに関係してたと思う。こういう苦難の時代を経て、またゼロから(というよりマイナスから)民族グループとしての評価を築き上げてくれた先人の皆様のおかげで、日系アメリカ人が社会に溶け込んで概ね好意的に受け止められている今がある訳です。同じ日系でアメリカに住む者として、また日系アメリカ人を家族に持つ者として(私自身はあくまで日本人ですが、相棒とピコちんは日系アメリカ人ですから)、感謝の念を新たにしました。博物館の後は、せっかく来た久しぶりのジャパンタウンを散策。同じ日本っぽい雑貨屋さんでも、今どき風なファンシーグッズのお店もあれば、昔ながらの瀬戸物や人形、折紙、書道用品なんかを扱うお店もあり、なかなかおもしろい。裏原宿にありそうなデザインTシャツのショップや、キャラクターグッズと観葉植物を一緒に扱うお店もあった。午後3時前というかなり中途半端な時間のせいでレストランは開いてないところが多かったけど、いくつか開いてたお店の中から「しゃぶしゃぶ」をチョイスして遅い昼ご飯兼早めの夕ご飯。浮世絵の壁紙がナイスなお店でした!
2023.05.14
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相棒いとこリザーンが所属するアーティストギルドの「オープンスタジオ」イベントに行ってきました。リザーンは数年前に会社勤務を辞めてアーティスト(芸術家)に転身した。最初は多肉植物+プランターの自作から、コンクリートと木を使った立体制作にも拡がり、今はプレザーブドモス(苔)その他の自然素材を組み合わせたアートを制作しています。アートクラフト系イベントへの出展の他、依頼を受けてカスタムで作品制作することも。最初は自宅ガレージで制作してたんだけど、しばらくしてからアーティストギルドに所属して、そこのインキュベーター内にスタジオスペースを借りてそっちで主に制作をしています。で、そのアーティストギルドがオープンスタジオを開催したので、私も行ってきました!リザーンは前から遊びに来なよ〜と声かけてくれてたんけど実現しなかったので、とうとう初スタジオ訪問できて嬉しい! スタジオに着いたらちょうど外に出てきたリザーンにばったり遭遇。そのまま中を案内してくれました。インキュベーター内は中央の共有スペースを囲むように各アーティストのスタジオが設置されていて、共有スペースには所属アーティストが自由に使える共有ツール(大きなプリンターとか3Dプリンター、木工や金属加工の工具など)が設置されている。オープンスタジオの今日は、スタジオの半分以上が開いていてアーティスト本人が作品の説明をしてくれる他、インキュベーター内にスタジオを持っていないアーティストも共有スペースに作品を展示していた。テーマもメディアも多様な美術作品をたくさん観られて楽しかった!素敵な作品たくさんあったんだけど、中でもとっても気に入った作品の中から、結局3点を購入。1つはリザーンの小品。流れるように滑らかな木の曲線が美しく、苔の自然なライムグリーンと遊び心のある紫との対比が楽しい。リザーンのプリザーブドモスの作品ではプリザーブドファーン(羊歯)やキノコをあしらった作品も素敵だけど、私はこの流れるような曲線に削り出された木のパーツを使った作品が大好きなの。嬉しい!どこに飾ろうかなー?他の2点は、リサ・ペルグリムさんの「イチゴの花」「野生のゼラニウムの花」のプリント。デジタル写真をベースにデジタルで色をつけていく手法(アーティスト本人は「デジタル・フィンガーペイント」と呼んでいた)で描かれているんだけど、白い花びらの上に太陽光線の透けと影で夏の強い陽射しが表現されてるのがとても気に入りました!一部ガラスに反射の写り込みがありますが気がついてみれば私がこの日に買ったアート3点はどれも自然(植物)がテーマで紫と緑がメインカラーだった。リザーンの作品の紫はハワイからインスピレーションを得ているって聞いたんだけど、後でリサさんのこの作品も買っちゃったよーとリザーンに見せたら、リサさんもハワイに所縁があってリザーンともお友達だそう。もしかしたら源は近いところだったかもしれないインスピレーションを違うアーティストが違う形で表現するっていうのを目の当たりにしてすごく興味深いと思ったし、自分がなんとなく気に入って選んだ作品たちの間にそういうつながりがあるかもしれないっていうのもおもしろいなーと思いました。ここのアーティストギルドでは一般向けの教室や子ども向けのサマーキャンプなんかも開催してるので、ぜひ私もクラスとってみたい。それか次の会社のチームイベントでブラックスミス(鍛冶屋)体験とか提案してもいいかも。(日頃の恨みを込めて)鉄は熱いうちに打ちまくれ!的な・・?
2023.05.13
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フローズンショルダー=Adhesive Capsulitis=癒着性間接包炎、つまり四十肩/五十肩のことです。今回は右肩で発症しちゃいました。何年か前にも、左肩を痛めて何度か医者&理学療法に行き、結局コルチゾン注射でも治らずに四十肩発症させちゃって、しかもけっこう進行させちゃって、最後は地獄の拷問な理学療法セッションに24回も通ってようやく治癒した、、ということがありましたが、今度は右肩で「あ、これ・・」と嫌な感じに覚えのある痛みが。。まだ主な症状は痛みだけで、腕が上がらないとかの動きの範囲が制限されるところまではいってないので、とりあえず医者でコルチゾン注射打ってもらって痛みは緩和。ただ痛みが全くなくなったわけじゃないので、念の為に理学療法も処方してもらいました。とにかく五十肩に進行させたくなかったので。肩の理学療法といえば、ということで、以前もお世話になって全幅の信頼を置く理学療法士さんのところにまた通うことにしました。実は前回の治療があまりにも痛かったので日和って他の理学療法士さん(腰でお世話になったとことか)にしようかとも一瞬考えたのですが、相棒に「短期的な痛みじゃなくて長期的な利点を考えなよ」と諭されまして。相変わらずストレッチは痛いですが、前回ほどには五十肩の程度が進んでなかったのが幸いして、まだ悲鳴もあげてないし泣いてもないです。この調子なら前より早く治るんじゃないかと期待。それにしても、全体的に割と頑丈にできてる方だと自負する私ですが、歳には勝てないというかあちこちにガタが来るのは避けられないみたい。20代の頃にぎっくり腰をやって以来の腰痛は数度の追加イベント(車にはねられて圧迫骨折したりとかね)により恒常化してるし、先日は硬い床でフラ踊りすぎたせいでヒップボーン(寛骨)を痛めたし、右手の中指を軽く突き指したっぽいのがいつまで経っても完治しないし(普段は全然平気なのにふとした拍子に痛い)。今回の右肩の痛みは、原因ははっきりはわからないんだけど、たぶん車を運転する時に助手席とか後ろの席にバッグを置いたり持ち上げたりしたのが悪かったんだと思う(アメリカでは左ハンドルなのでそういうのは右手でやる)。あともしかしたらピアノを弾く時の手首の角度も影響してるかもしれないとピアノの先生に言われて、手首をまっすぐ保てるような弾き方と姿勢を指導もしてもらいました。いやー歳とると無理が聞かない体になりますね・・。
2023.05.01
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ビジネススクールの20年目のリユニオン(同窓会)に行って来た。うちの学校は、というかアメリカのたいていの学校では5年おきに学校の事務局主催の同窓会がある。私と相棒(実はビジネススクールのクラスメート)は5年目と15年目に続き3回目の出席です(10年目の同窓会はすっかり忘れててハワイに行っちゃってたので)。というかいよいよ20年!私はBスクールのために渡米して、卒業後も数ヶ月だけ日本にいてまたこっちに舞い戻って来たので、つまりは私のアメリカ生活も在学2年プラス20年で22年!人生の約半分をアメリカで過ごしたことになる。すごいわーー。あと私と相棒はビジネススクールの1年目と2年目の間につきあいだしたので、もう21年も一緒にいることになる。それもすごいわーー。ちなみに滞在何年目できっちり人生の半分になる?というのは算数の式で表すと「滞在年数=(渡米年齢+滞在年数)➗2」、というのをこないだ車の中でピコちんに暗算問題として出題しました。それはさておき、リユニオンのイベントは毎回決まっていて、土曜の昼間にカンファレンス(教授や卒業生の講演やディスカッション)、土曜夜にクラスソーシャル(卒業年度毎のカクテルパーティっぽいもの)、日曜昼にファミリーピクニック。私たちは今回もカンファレンスはスキップしてクラスソーシャルとピクニックだけ参加したんだけど、実は今回のカンファレンスの基調講演は私たちの代のクラスメートがスピーカー!他にもショートトークで登壇したクラスメートもいたので、カンファレンスも出ればよかったとちょっと後悔。視聴した別のクラスメートに後でビデオ共有してもらったけど 、やっぱ会場で聴きたかった。土曜の夜のクラスソーシャルは、前回に引き続きフットボールスタジアムのクラブハウス最上階にて。バルコニーからの眺めも相変わらず素晴らしい。会場では懐かしいメンツがたくさんいて話が弾みまくり。最近どうしてる?っていうのはもちろん、在学中の懐かし話もたくさん、私も含め本人が覚えてるのも覚えてないのも「あんなことあったよね」「こんなこともしたよね!」とたくさん話しあった。バルコニーからの夜景前回も思ったけど、みんなあんまり当時と変わってないのは、やっぱ大人になってから知り合ったからなのかも。ただし「Ladies age better than guys.」というのは女子だけでお喋りしてた時にこっそり頷きあった事実。。元々女子は髪のカラーリングしてる率高いから白髪が目立たないし、あと男子特有の事情というか、当時からスキンヘッドにしてたクラスメートが「スキンヘッドクラブのメンバー増えたよな!」と全開の笑顔で。。クラスソーシャルは夕方6時半から夜11時までで、家も遠いし途中で抜けるつもりだったのに話が弾みすぎて結局最後閉会してスタッフの人に追い出されるまでいちゃった。家に帰ったら1時近くで、喋りすぎて喉はガラガラだったしめちゃ疲れた! 2次会行った友達もいたんだけどタフだよなあ。。日曜はまたキャンパスでファミリーピクニック。しかし、なんと同じ日に大学構内で自転車のクリテリウムのレースが開催されるというので、朝のジュニアレースにピコちんが出場登録。前の晩遅かったのに朝7時には家出なくちゃいけなくて辛かったけど・・。クリテリウムということで距離の短いループのコースをものすごく何周もするんだけど、このレースのコースは他のクリテと比べても極端に短い半マイル(800m)くらいのコースをぐるぐる何周もするのが特徴みたい。大学は緩い傾斜の丘の斜面にあるので(というか大学のある街全体が西側のサンフランシスコベイから東側の丘陵地帯に向かってはっきり上っている)その傾斜を生かして高低差も距離の割にあるコースになっていた。ピコちんのカテゴリー(男子13-14歳+11-12歳)の出場者は14人。ピコはロードレースはほとんどやってないのでクリテリウム参加も5年ぶり、なんだけど、一緒にスタートラインに並んだのはMTBその他でチームメイトのSくん(実はクリテリウムの全国チャンピオン!)やそのライバルのDくん、1年下の地域王者Jくんといったマウンテンバイクやシクロクロスでお馴染みの顔ばかり。まあ地元でガチで自転車レースやってればそのうちみんな顔見知りになるもんだよね。ピコちんたちのレースは30分で、結局コースを24周か25周した模様。ピコは最初は王者Sくんたちリーダーグループにがんばってついてってたんだけど、途中速度が上がったところで振り切られてしまい、結局形成された第3グループの中で引いたりついたりし、最後の最後でリーダーグループにラップされながらもグループ内スプリントを制して7位でゴール。ふだんロードレースやってないにしてはなかなかの結果ではないでしょうか! キャンパス付近に滞在してた同窓生がピコちんの応援に来てくれたのが嬉しかった!あとバークレー在住のBMXチームメイトパパも来てくれたし。大学生やプロのレースもありましたそのままキャンパス中央のファカルティグラウンドに移動し(ピコは着替え)、同窓会ピクニックに参加。こちらは日曜昼間なので子連れで来てるクラスメートも多く、クラスメートの子ども同士で遊んだりもしててとっても和やかな時間を過ごした。ピコちんもキャンプ仲間のスティーブ家姉妹とキャンパス探索したりフェイスペイント一緒にしたりして遊んでました。あとで別のクラスメートが参加者チェックしてて、私たちの学年の同級生は57人が何らかの同窓会イベントに参加したそう。一学年240人なので、参加率約3割。20年目のリユニオンとしては、卒業生が世界各地に散らばったことを考えるとかなりいい感じの出席率だと思う。リユニオン関係のお誘いとか情報交換はWhats Upでグループ作ってやりとりしてて、同窓会終わってからも写真やビデオの共有などでまだまだグループチャット盛り上がっています。その中で判明したのが、うちの学年はクラスメート同士で結婚したカップルが7組いるということ。グループチャットで確認したのでこれがファイナルアンサー。240人中7組なので17人に一人がクラスメートと結婚したことになるそうです。成婚率やたら高くないか?これって他の学年でも他のビジネススクールでも同じような感じなのかな?しかも7組とも20年経っても離婚してなくて、同窓会にも一緒に参加してました。すばらしいですね。今回の出席者はやっぱりベイエリアに残ったメンバーが主だったけど、ヨーロッパや南アメリカ、アジアから駆けつけた人もいた。ていうかこれだけたくさんのクラスメートがまだベイエリアに残ってたんだねーー。私たちもだけど、みんなそれぞれふだんは仲いいグループとしか会わないから知らなかった!せっかくだから地元組だけでも1年に1回は集まろうよ!と盛り上がった。実現できるといいなー。
2023.04.30
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コロナもずいぶん落ち着いてきて、ほぼほぼコロナ前の生活に戻った感じです。仕事だけは会社全体でリモート勤務がデフォルトになったのでずっと家からだけど、外食もするし、映画とか屋内遊戯施設とか行くし、友達とも会うし、旅行も行くし。とはいえ、我が家はどっちかというと慎重派なので、屋内ではできるだけマスクをしています。うちはもうずっとN95(またはKN95)のマスクを使ってるんですが、もはや何箱リピ買いしたかわからないほどです。N95マスクは基本使い捨て。まあアルコールをスプレーしたり干したりして何日か使ったりはするんだけど、洗濯するとフィルター効果が落ちるそうなので、汚れたら終わりです。でもけっこうしっかりした作りなだけに、なんか罪悪感があるんだよね。資源の無駄遣いっていうかさ。。ということで、マスクをアップサイクルしてみました。あ、もちろん洗濯済みのやつなのでマスクとしての効果はともかく清潔です。まずはゴムは切り取って、これはヘアゴムにでも使います。鼻のとこのワイヤーもアップサイクルには邪魔なので外すけど、これも何かに使えそう。で、マスク本体っていうか、層になった不織布部分。変形だし、つなぎ目がじゃまだし、1つ1つは小さいし、このままの形ではなかなか用途が思いつかない。でもパッチワーク的につなげれば意外に使い道あるかも。薄い布で何か作るときに芯に入れても良さそうだし。とりあえず、今回はつなぎ合わせることはせず、そのままの形を生かしてプランターを作ってみました。流行りの?不織布プランターってやつですね。まずはマスク1つでできるポシェット型のミニ・ハンギングプランター。約7cm四方の正方形になるように口を折り返して、ブランケットステッチ、麻ひもを通せば出来上がりです。ポシェット型次はマスク2.5枚分で作るキューブ型。ピースのつなぎと縁の補強はどちらもブランケットステッチで。手元にあった黒のヘビーデューティ木綿糸でステッチしたけど、赤とか青とかの目立つ色でしてもかわいいと思う(角の不揃いなところとか目立つかもだけど)。キューブ型できたミニプランターには多肉植物を植えてみた。けっこう可愛いよね!小さいプランターはただでさえ土が乾きやすいので、素焼きよりも通気性のよい不織布プランターの場合は乾燥にとても強い植物でないとすぐ枯れてしまいそう。特にポシェット型は容量小さいので、乾燥に気をつけることと、あと根っこが発達するタイプの植物だとすぐに根が回ってしまうかもしれません。
2023.04.22
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2月中旬にオープンした今年のNICA(National Interscholastic Cycling Association、全米高校サイクリング協会)北カリフォルニア支部のマウンテンバイクレースシリーズ、早くもミドルスクール部門は最終戦です。会場はベイエリア北部のワインカントリーの更に北に位置するレイク郡の山中にあるシックスシグマ・ランチ&ワイナリー。うちの辺りからだと車で3時間半と割と遠めなので、ここも前泊が前提。整備されたキャンプグラウンドではないけどキャンプもOKということで、我が家も他のチームメンバーと一緒にチームテントの近くにテント張ってキャンプすることにしました。レースは日曜だけど、前日夕方のコース試走に参加するには午後2時より前に会場入りする必要があるということで、土曜の朝9時には家を出る。ナパからシルバラード・トレイルを通ってセントヘレナ、カリストーガを抜け、セントヘレナの山地(マヤカマス山地というらしい)を登っていく。いやー山に入るまでほんとどっちを向いても葡萄畑とワイナリーばっか。さすがワインカントリーですね。山道を折れてワイナリーの敷地に入ると、葡萄畑で草を食む羊の群れと牧羊犬がお出迎え。動物による雑草処理といえばなんといっても草刈り山羊さんたちを思い浮かべますが、山羊は葡萄の木も食べてしまうので、ワイナリーや果樹園では羊にやってもらうんだそうです。豆知識〜!シックスシグマ・ランチ&ワイナリーは、その名の通り牧場と葡萄畑とワイン醸造所なわけですが、広さなんと4300エーカー(東京ドーム374個分!!)もあるのでまだ使ってない山地や草原も広がっており、敷地内にはハイキングやマウンテンバイクができるトレイルも走っていて、ワインクラブのメンバーに公開されている他、毎年NICA北カリフォルニア支部のチャンピオンシップレースの会場ともなっているというわけです。ちなみにシックスシグマといえばビジネス用語というか経営管理や品質管理の手法ですよね。なんでこのワイナリーにそんな名前がついてるかというと、GE(ゼネラルエレクトリック)でシックスシグマによる品質管理を推進した「シックスシグマの伝道者」ともいうべきお方が引退後に購入してオープンしたワイナリーだからです。当然シックスシグマの手法を使ってワインの品質管理もしてるらしいです。またまた豆知識〜!それはさておき、ワイナリーの敷地に入って砂利道をしばらく進むと、広い草地が現れ、たくさんの車やテント、チーム拠点のキャノピーテントとその間に見え隠れするテープでマークされたレースコースを横目にさらに砂利道を進み、我がチームに割り当てられたスタート&フィニッシュにほど近い一番奥のエリアに到着。ちょうど進行中だったチームテントの設営を手伝い、自分たちのテントもセットアップ。特に決まったキャンプグラウンドがあるわけじゃないので、メンバーファミリーがそれぞれチームテントの近くに適当に車を停めて適当なところにテントも張る感じ。RV(キャンピングカー)で来たファミリーもいました。そうこうしてるうちに試走の時間になったのでコーチと選手たちはコースへ。コーチはほぼほぼ親ボランティアで、我が家も含めだいたい父親がなることが多い。私は他のお母さんたちとテームテントでのんびりお喋りしてました。チームでキャンプの場合、ご飯は基本的にはポットラック(持ち寄り)。夕食ではコーチの一人の自家醸造ワインやシックスシグマのワインのボトルも回ってきて、その後は焚き火を囲んでお喋り。夜はかなり冷えて、私はほとんど眠れなかった。夜露もかなり凄くて、テントの内壁に結露したり、テントのフライ(外カバー)の内側に溜まった夜露が内テントのメッシュの屋根から水漏りしたりして、寝袋が濡れたりもしたし。朝日がさしてきてテントが温まってからようやく少しうとうとできたくらいでかなりの寝不足。幸いレーサー本人(ピコちん)はぬくぬく熟睡できたそうなので、レースには支障なし!で一安心でしたが。日曜は1日中レースが組まれてて、午前中はハイスクール部門で、朝イチのバーシティ(各チームの代表選手が競うトップカテゴリー)男女から始まり、男子のJV(ジュニアバーシティ)、ソフモア、フレッシュマン、女子のJV、ソフモア、フレッシュマンと続く。午後はミドルスクール部門で、オープン(学年問わず競うミドルスクール部門のトップカテゴリー)男女、女子8年生、7年生、6年生、男子8年生、7年生、6年生でレース終了。ピコちんのレースは最後から2番目なので3時半に出走。それまでだいぶ時間あるしってことで、ピコたちがチームメイトのハイスクール選手の応援をしてる間、寝不足の私はお日様で温まったテントに戻って昼寝。その後、相棒とチームメイトパパ1人の3人でワインテイスティングに行きました。テイスティングルームは私たちのキャンプエリアから歩いて5分くらいのところにあり、こじんまりと田舎風で素朴な感じ。小さな建物をぐるりと取り巻くテラスにテイスティング用のテーブルがセットしてあり、建物の周りの庭にもピクニックテーブルが置かれて大人数グループで座れるようになっている。テイスティングは5種類のワインを試飲できて15ドル。カウンターで毎回注いでもらうのではなく、1種類めが注がれたグラスと2〜5種類めがそれぞれ注がれた小さなカップが渡され、自分で好きなようにグラスに注いで味見をできるフライト式。テイスティングのお世話してくれたイングリッシュジェントルマンのスタッフの方が気さくで知識豊富でとても素敵でした。 この日のテイスティングは5種類で、白とロゼが1種類ずつ、赤がブレンドとカベルネ、テンペラニーリョの3種類。「こんなに飲めないけどフライト式だと全種類ちょっとずつ味見できるからいいよね〜」とかほざいてたけど、結局ちびちび味見を繰り返しほとんど全部飲みきりました。のんべ復活!味見した中では1番めのソーヴィニヨンブランと5番めのテンペラニーリョが美味しかった。テンペラニーリョって聞いたことないヴァラエタルだったけど、スペインワインの代表的な品種らしいです。カリフォルニアのワインカントリーでは割と珍しいんじゃないかなー。ワイン買うとテイスティングフィーを差し引いてくれるので元々1本は買おうと思ってて、2本とも買おうかと迷った結果、お値段の都合上ソーヴィニヨンブランだけ購入。とりあえずピコちんのウォームアップに間に合うようにチームテントに戻り、私はまたちょっと昼寝(酔いつぶれたともいうかもしれん)。もちろんピコちんのレース開始前に復活しましたが。ピコのレースには53人が出走。出走順は前レースの順位でコールアップされるので、前レースで10位だったピコちんは2列めスタート。スタート後は緩いけれど長い登りがあり、そこから山の中を走った後草地に降りてきて、小川の横断2ヶ所を含む蛇行コースから短いフィニッシングストレートに至る3マイル弱のコースを2周する。私は見どころの1つの小川横断ポイントで応援してましたが、V字に切れ込む流れを水飛沫をあげて横断し濡れて滑る斜面を漕ぎ登っていくところは迫力ありでした(岩にタイヤ取られて転倒して怪我して棄権した子もいた・・)。ピコちんは結果8位でゴール!今シーズンはバスケの方を優先して平日のチーム練習に参加できてなくてこの結果。最初のレースの14位から10位、8位と順位を上げてきてもいるので、マウンテンバイクの方に全振りすればand/orシーズンがあと2戦くらいあれば表彰台復活も夢ではなかった。来年に期待ですな!夕方のミドルスクール部門表彰式の後、チームテントも撤収して解散。また片道3時間半のドライブ。正味30分未満のレースに対し、往復7時間のドライブとオーバーナイトのキャンプ。我が家もハードコアなマウンテンバイクレーサーファミリーの仲間入りです。あと5年はこの生活が続くなら、次はキャンピングカー購入もありかもしれません。。
2023.04.16
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今年のカリフォルニアの記録的な降雨量はいろんなところに未だ爪痕を残しておりますが、いいこともいくつかあって、数年続いた旱魃による水不足はとりあえず今年の夏は心配ないみたいだし、野草のお花はあちこちでスーパーブルーム(一面の花畑)、そしてシエラネバダの各スキー場にはまだまだ雪がたっぷり。せっかくなので我が家もピコちんの春休みにスキー&スノボに行ってきた。北海道でピコちんもスキーに自信ついたところなので、せめてもう1回は滑って固定させときたいところだし。行き先はレイクタホの南にあるカークウッドスキー場。タホ近辺のスキー場の中でも積雪量が多いことと、オープンなボウルセクションやその名も「壁」という斜度のきついスロープなどで知られ、シーズン中は新雪好きが集まるところ。私と相棒も昔はフレッシュトラックを描くためにリフト1番乗りを競ったものでしたが、そんな日々は遥かに遠い昔。てかカークウッドで滑るのなんて一体何年ぶりだろ??日曜の午後にベイエリアを発って夕方にカークウッド着。ドライブ中だったので写真撮れなかったけど、道路横に積み上げられた雪の壁がすごいことになってた。場所によっては軽く5mくらいは積み上がってましたね。実はカークウッドの手前3マイルくらいは急斜面に張り付くように道路が通っている雪崩の危険が高いエリアなんだけど、もちろんそこにもたくさん雪残っていて、横を通りながらこの雪がなだれてきたらどうしよう!!と冷や汗ものだった。滞在は相棒友達のコンド(リフト乗り場まで歩いて3分の好立地!)をお借りしてて、そこで別の友達家族と合流。実は北海道にご一緒させてもらったピコちんお友達ファミリーです。ピコはまだまだ幼馴染くんにはレベル的に追いつけてはいないものの、なかなかのスキーバディになりましたね。月曜と火曜はスキー&スノボ。具体的には私と相棒はスノボ、ピコちんとお友達家族はスキー。春スキーなので雪質には期待できないから、新雪の日は朝イチで飛び出していく相棒も落ち着いて朝ご飯&ゆっくり準備をして、10時近くなってからゲレンデへ。ランチもコンドに戻って食べ、午後もまあまあ余裕を持って上がる、という緩い感じのスケジュールでした。カークウッドって広くて滑るとこいっぱいあるって思ってたけど、横移動とダブルブラック(超上級)とグリーン(初級)を避けると、実は選択肢が割と限られるということがわかりました。というのも、春スキーで雪がめちゃ重い上に板が滑らないので、グルームが全く入ってないスロープはボコボコすぎて楽しくないし、グリーンのゲレンデは斜度がなさすぎて板が止まっちゃうし、ピコちんと幼馴染弟くんにはまだダブルブラックは厳しい感じさったんだよね。なのでほとんど「コーニス」リフトの脇4本くらいのブラック(上級)ゲレンデかリフト下ばかりを滑ってました。リフト下にちょっと天然のハーフパイプっぽくなってるravine(日本語では渓間とでもいうのかな)があって、子供たちがそこ気に入って繰り返し滑ってた。実は初日の午後に昔お気に入りだったサンライズボウルにも行ったんだけど、ボウルなのでトップは広々してて斜度あって気持ちいいんだけど、下部は斜度がなさすぎて板が滑らなくて(摩擦による抵抗を感じた)リフトの麓まで戻るのが毎回大変だった上、メインエリアに戻ってくる時にまんまと出口のないravineに入り込んじゃってハイクアウトするのがとっても大変だったので、もう探検はいいかなという気分になっちゃったんだよね。。コーニスのトップからサンライズボウルサンライズの頂上なんて何年ぶり??次はもちょっと雪が軽い時期に来て、またサンライズ再チャレンジしたいし、ピコを「ウォール」にも連れっててみたい。ウォール滑れれば一気に行けるエリアが広がるしねー。あと、今シーズンは早々にスキーブーツ(25年もの)の踵が粉砕したばかりだったけど、今回はスノボブーツ(15年もの)の靴底がまんまとペロンと剥がれました。。さすがに靴底取れたブーツでは危ないので、レンタルor購入?で迷い、結局新しいブーツ買っちゃいました。だってレンタルだったら1日50ドル強ということで2日で100ドル、買うならシーズン末のセールもコミで200ドル〜500ドルくらいだったし。ショップに唯一私のサイズの在庫があったVansのViajeがちょうど私の足にピッタリ合ったのでお買い上げ!いやー最近のブーツって、足首〜脛部分と足〜足首部分の2箇所でダイヤル調整できるし、内側も紐だけじゃなくてベルクロもついててさらに安定するし、外側にジッパーで閉めるカバーがあってダイヤルのケーブル露出しないし(うっかりボードのエッジ当ててケーブル切れる心配がない)、なんかすごく細かく調整できるようになってて感動。新しいブーツで滑ったら、なんかターンがしやすくなってて、それも感動。いやーいい買い物でした。靴底がペロンと・・新ブーツ!月火のスキー&スノボの後、最終日(水曜)はゆっくりチェックアウトの後、アイアンマウンテン・スノーパークに寄ってそり遊び。スノーブギー(ブギーボード型のそり)1台しかなかったので、私のスノボもそり代わりにして、コース整備しながら交代で滑って楽しんだ。ちなみに「スノーパーク(SNO-Park)」というのは国有林に設けられてる雪遊び用のエリアでカリフォルニア州内に18ヶ所ある。アイアンマウンテンは1990年代に閉鎖になった廃スキー場で、今はスノーパークになっててスノーモビールの人気スポットらしい。昔ちょっと奥まで入ってバックカントリースノボをしたのもよい思い出です。アイアンマウンテンの朽ちたリフト跡そり遊び!
2023.04.12
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ピコちんのNICA(高校サイクリング協会)のマウンテンバイクレースのシーズン、ようやく始まったと思ったらいきなり怒涛の勢いで展開。なんと2週連続でレースです。というのも、ドタキャンだったエクスチェッカーのレースの振替レースの開催が急遽決まったからなんですが。通常だったら中学生部門のレースはシーズン4戦のみなので毎週末に開催されるようなことはありません。会場はサクラメントの西側、フォルサム湖畔のグラナイト・ベイにて。うちからだと片道2時間半かかる中途半端なロケーション。ピコのレースは午後遅くだけど、前日(金曜)夕方か当日早朝のコース試走に参加するなら前泊?とも考えたんだけど、結局コース試走はせずレース前にコースに沿って歩いてチェックすることにしたので、前泊もなしになった。休息が大事だからね!元々、今週末は相棒の節目の誕生日なので仲良しの友達にも声かけてオートキャンプする予定で、振替レースには出ないつもりだったんだよね。でもここのところの続く大雨による水浸し&倒木のためキャンプグラウンドがとうとう閉鎖になったと3日前に連絡があったので、急遽レース参加を決めたのです。ということで、朝9時すぎに家を出発。2時間半かけてグラナイトベイに到着。フォルサム湖というけっこう大きな貯水池に面したビーチ公園が会場。スタート&フィニッシュのメインエリアは湖畔の砂浜で、コースは湖岸の丘と林を巡る1周3マイル(約5Km)。湖畔なので高低差はあまりなく120フィート(40m)程度だけど、「短いけどガツンとくる登り(short, punchy climb)」と「流れるような下り(flowy downhill)」だそう。正直、湖畔でレースって聞いてコース浸水の心配してたけど、少し水溜りがあるくらいであんまり水浸しって感じでもなかった。というか、大雨のせいで貯水池はどこも縁まで水がたっぷりだと思ってたのに、意外にそこまで満水でもないっていうか湖岸露出してるじゃん、と思ったんだけど、実は去年までの旱魃イヤー中は湖岸どころか湖底が露出してたらしいので、今でもかなり水は貯まってる方みたい。確かに、今の時点で満水になっちゃってたら、春〜夏の雪解け水を受け入れできなくなっちゃって困るもんね。先週14位でゴールしたピコちんは無事に第1グループでコールアップされ、3列目でスタート。先週みたいに60人ごぼう抜きの必要もなくて安心。といっても急遽決まった振替レースなので、参加レーサーの数も先週から半減して37人だけだった。ただし上位グループはほぼ全員参戦。さすがレースに賭けてる!ピコちんと並んでスタートしたのは、以前BMXで競ってたこともあるKくん。レース中も協力して前レース(8年生グループ)の後尾レーサーをパスしたり、終始抜きつ抜かれつでお互いを鼓舞しあった模様。最後はピコちんによる得意の登りを利用したアタックが成功し、ピコちんはKくんに30mくらいの差をつけて10位でゴール!表彰式ではほとんどすべてのカテゴリーで誰かが表彰台に登る好結果。今日のレースは中学生部門のみ(エクスチェッカーのドタキャンは中学生部門だけで高校生部門はレース実施済)だったこともあり、チームからのレース参加者は12人のみだったのでチームテントもレース中も最後の反省会ものんびりした雰囲気に終始した。レース後はまたチームで夕ご飯。先週に引き続きMODピザの、今度はウェストサクラメント店で。先週は相棒のカスタムピザを少しもらった私だけど、今週はしっかり自分のカスタムピザ焼いてもらいました。スパイシートマトソースが美味しかった!次のレースは2週間後、早くもシーズン最終戦。学校バスケも終わって平日のチーム練習にも参加できるようになったし、最後のレースではますますがんばってほしいです。場所はサンタローザ北のシックスシグマ・ランチ&ワイナリーで、家から3時間以上かかるしチームでのキャンプに参加予定。保護者向けにワイナリーツアーも開催されるそうでそっちも楽しみです。
2023.04.01
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ピコちんの学校のオープンハウスに行ってきた。学校のオープンハウスというのは、日本の授業参観の代わりというか、親たちに教室を開放して生徒自身が日頃のお勉強の成果を見せるイベントです。毎年だいたいこの時期にあるんだけど、そういえば去年は参加した覚えがない。コロナのせいで開催されなかったのかも?ミドルスクールの教室に入ったのも今学年のバックトゥスクールナイト(学年最初の保護者向け説明会)が最初だったし。去年はバックトゥスクールナイトもオンラインだったからなー。こちらの学校の保護者イベントはお仕事してる保護者でも参加しやすいように基本的には夕方に開催されます。なのでオープンハウスみたいな生徒も参加するイベントの場合は一度帰宅してから夕方にまた学校に来ることになる。この日はピコちんたちの学校バスケチームのシーズン最終試合が放課後にあり、一旦早い夕ご飯を食べてから、親子3人で学校に戻ってきました。ちなみにバスケの試合は惜しくも1点差で負けでした。実はピコちんたちの学年の学校バスケチームは今年は全敗でシーズン終了・・。学外リーグの方は全勝優勝だったので、両極端を1シーズンで経験するというなかなか思い出に残るシーズンでしたね。。それはさておき、オープンハウス。ミドルスクールでは生徒は自分の受ける授業のある教室(教科担当の先生のルーム)に移動して授業を受けるので、それぞれの先生の教室にピコちんと訪れて、先生が展示しておいてくれた内容を見ながら日頃の学習について説明を受けることに。ピコは必修の英語、数学、理科(化学)、社会(歴史)、体育、そして選択授業のスペイン語、応用科学、ブラスバンドの8教科のクラスをとっているので、8つの教室(体育は中庭)を順繰りに回って、化学の授業で作った大気汚染についての啓蒙ポスターとか、数学の最近やった応用問題(数学クラブ的なもの)とか、英語の授業での各種プロジェクトノートとか、歴史のクラス内の日本の都道府県陣取りゲームの結果(ピコたち北海道チームが優勝!)とか見せてもらった。英語の教室の「使われすぎ単語の墓場」コーナー説明は生徒本人がそれぞれの親に対してするんだけど、各教室には先生ももちろんいる。なので先生ともご挨拶と少しお話もできた。もちろん面談ではないのでがっつり話はできないんだけど、展示されてる内容についてとか、あとうちの子ちゃんとやってます〜?的に軽く確認したり。というのも、ピコちんは基本的にはお勉強できる方なのですが、誰に似たのか(100%私ですね)うっかり提出物の期限ミスったりして最近ちょっと成績が落ちちゃって、相棒に激怒されたりしてたのですよ。ちゃんとやるべきことやってて点数が振るわないとかはアリだけど、うっかりミスで成績落ちるとかありえん!ってね。しかもそれが英語と数学というザ・最重要科目だけにね。数学の先生とはちょっとお話できたんだけど、「いやピコはいい子でちゃんと授業にも参加してますよ、提出物うっかりとかはごく自然な程度だし、心配することないですよ」と言ってもらえてちょっと安心しました。ブラスバンドの先生も「いい音出すし、いいプレイヤーですよ。来年は上級バンド入り楽しみだね」って言ってくれたし。体育だけは教室じゃなくて中庭で実技「ダンス」を披露。ピコたちは授業で「世界のダンス」をいくつか習ってたので、そのうちの1つ「アフリカのダンス」をその時その場にいる7年生たちが集まって踊ってた。実は授業では「日本のダンス」ってことで「炭坑節」もやってたんだよね。なのでご披露が炭坑節じゃなくて残念!アメリカの中学生がみんなで炭坑節踊ってるとこ見たかった!ダンス披露の場で、ピコの幼馴染とママ友さんにも遭遇できて感激!デイケアで一緒で仲良くさせてもらってたお友達なんだけど、子供の成長と共に連絡取らなくなっちゃってて、でも1学年違いで同じミドルスクールに進学したっていうのは知ってたんだよね。旧交を温められて嬉しかった!
2023.03.30
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直前の中止(他責)と日付勘違い(自責)により、2週連続で肩透かしを喰らっていたピコちんのマウンテンバイクのシーズン初戦に向ける意気込みですが、この度ようやくレースに出場してきました!NICA(全米高校サイクリング協会)地域リーグの中学生部門シーズン第2戦、会場はフォート・オード国定公園です。この日は1日で高校生から中学生までのレースを行うということでかなりキツキツのスケジュール。ピコのレースは最後から2番目の4時スタートということで、お昼過ぎからゆっくり行きました。一応2週間前にコース試走もしてたしね。とはいえ、一部コース変更もあったということで、出走の2時間ほど前に会場に着いて、まずは相棒とピコはコースの下見に。他のカテゴリーがレース中なので試走はできないので、コース脇を歩いてぐるりと回って、注意が必要なスポットを確認したり、登り下りのセクションを見極めたりして、ペース配分やレース戦略を考えておく。その後はチームテントにて、チームメイトと共にローラー台に乗ってウォームアップ。中学生部門のレースは、一周約2.6マイル(約4Km)、高低差280フィートのコースを2周する。7年生男子のレーサーは73人。他の学年と比べてもけっこう多い方だったみたい。前のレースの結果でスタートグループが割り振られるので、第1戦に欠場した(北海道でスキーしてたので・・)ピコちんはコールアップなしで最後尾グループでのスタート。去年のフォートオードのレースでは最初の登りでホールショット(最初のカーブに先頭で入ること)とっていいレースができた(3位入賞!)んだけど、今回は他のレーサーが塊で詰まっててスタートヒルで飛び出すのはさすがに無理だった。とはいえ、レース終わってみればピコちんはなんと14位でゴール!60人以上をごぼう抜きにしたわけで、ピコちんがんばりました!しかも今は学校のバスケチームを優先してて平日はMTBの練習全然してない状態でこの結果はかなりのものです。さすがピコちん!後でピコの自転車につけてたGoProの映像見たら、スタートヒルの混雑とかシングルトラックの下りとかで前にいる子を抜けなくて遅くなっちゃってるところが何ヶ所かあったので、スタート位置がよければタイムももっと短縮できたと思われる。まあでも与えられた環境で最善を尽くすのがレースですからね。表彰セレモニーの後、会場を出て、チーム有志でサリナスの「MOD Pizza」で夕食。MOD Pizzaって私は初めてだったんだけど、けっこうあちこちでお店増えてるピザ屋さん(スタバの元だった「シアトルコーヒーカンパニー」の創業者が創業したらしい)。「MOD」は「Made On Demand」の略だそうで、その名の通り自分でソースからチーズの種類、トッピングまで選んでカスタムしたピザを食べられるのが売り。トッピングもけっこういろいろ種類あって、しかも何種類選んでもOK。私の好きな薄めのクラストでおいしかった!
2023.03.25
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去年の秋に一念発起して始めたピアノ、まだ順調に練習を続けています。Simply Musicのレッスンも先生もびっくり?の速度でカリキュラムを進めており、基礎プログラムはレベル3、あと伴奏プログラムの1も並行してやっています。レッスン外の自分での練習では、バッハの「プレリュード第1番」と「メヌエットト長調」、あと「エリーゼのために」を一応は弾けるようになりました。簡単バージョンで「白鳥の湖」とかサティの「ジムノペディ第1番」とかも弾いてみたり。次は「月光ソナタ第1楽章」とか「トロイメライ」とか「アラベスク」(ドビュッシーの)とか・・なんて考えちゃってるんだけどちょっと高望みしすぎかな?とまあ、そんな感じで私がピアノを楽しんでいるのを見ている相棒が、ピアノのコンサートのチケットとってくれました。サンフランシスコのシンフォニーホールでの新進気鋭のソリストのコンサートシリーズ「スポットライト・シリーズ」で、演奏者は21歳のロシア人ピアニストAlexander Malofeev、演目はベートーベンの月光ソナタ、ヴァインベルグのピアノソナタ第4番、ラフマニノフのピアノソナタ第2番です。シンフォニーホールは、サンフランシスコ市内シビックセンター地域の中心部、ドーム屋根のサンフランシスコ市庁舎のお向かい(裏側)にあります。お隣にはサンフランシスコ・オペラとサンフランシスコバレエ団の本拠地であるオペラハウスと、室内楽のコンサートをやったりするハーブスト劇場が並び、市庁舎の向こう側にはビル・グラハム公会堂もあって、この辺はサンフランシスコの舞台芸術の一大中心地ともいえます。当日は仕事を終えてから車で行ったけど、渋滞もそこまでひどくなくて6時半にシビックセンターに着けたので、シビックセンタープラザの角にある「チャオ・ペスカオ」というカリビアン料理のお店でご飯を食べる時間があった。カラフルな壁に楽器とか額とかディスプレイしてあってポップで可愛い店内で、ウェイターさんたちも感じよくてご飯も美味しかった。コンサートは7時半からなので急いでシンフォニーホールへ。舞台左側とはいえ前から4列目で右手の動きが見えるよい席。シンフォニーホールは2回目だけど、前回はピコの遠足のお供で2階席だったので舞台は遠く、今回は改めて舞台の上の音響設備とか観察もできました。演奏は、まずはベートーベンの月光ソナタ。やっぱりこれだけの超メジャー曲から始めていただけると、私みたいなシロート観客でも音楽に没入しやすいという点で、とても親切なプログラム構成だと思います。メランコリックな第1楽章、華麗な第2楽章、激情の第3楽章、、はー月光はやっぱり素敵。堪能させていただきました。2曲目は、ミェチスワフ・ヴァインベルグ(Mieczys∤aw Weinberg)のピアノソナタ第4番。初めて聴く曲だったこともあり、ちょっと私には聴き入るのが難しく、、なんというか、曲に感情移入する手がかりがないというか、不協和音?が多くて不安になるというか、つながらないというか、これってちょっとくらい間違っても誰もわかんないんじゃないのというか、これを暗譜して間違いなく弾けるピアニストすごいなっていうか、これを正しく聴いて評価できる観客もすごいなっていうか、そんな感想を持ってしまいました。。作曲家のヴァインベルグはポーランド生まれのユダヤ人でソ連に亡命して作曲活動してた人だそうで、ショスタコビッチ(知ってる名前だ!)と仲良しだったらしいです。なのでロシア人のマロフィーヴくんが選ぶのは納得なのかもしれない。しかし同じロシア所縁の作曲家の曲でももうちょっと耳に馴染みのある曲にしてくれればよかったのにーと思わなくもないけど、ヴァインベルグさんはその経歴から戦争批判の曲が多いそうで、時制柄(ウクライナにロシアが戦争しかけてる状況でロシア人演奏家の音楽聞いていいのか?みたいな)にも配慮した選曲なのかもしれません。3曲目はラフマニノフのピアノソナタ第2番。こっちも私は通して聴いたのは初めてだったんだけど、これはなんとかギリギリ私でも入り込んで聴くことができた。一部聴いたことあるフレーズとかもあったし(第2楽章とか)。やっぱり私は旋律がよくわかる曲が好き、というか、旋律を追って音楽を聴いてるんだなーとしみじみ自覚した。シロート観客の限界だろうか。インターミッションなしでソナタ3曲のプログラムが終わってもスタンディングオベーションがなかなか止まず、結局アンコール3曲もやってくれてすごい太っ腹でした。アンコールは全部聴いたことあるような曲だったけど曲名はわからず。いやー楽しかった。コンサートホールで聴くピアノもやっぱりいいね!コンサートの興奮冷めやらず、せっかくサンフランシスコまで出てきての「デートナイト」だしってことで、オペラハウスの裏側の角にあるレストラン「バイア」のバーでカクテル&デザートを楽しみ、シンフォニーホールや市庁舎のライトアップを眺めながらシビックプラザを散策しました。ピコちんももう1人でお留守番もできるようになったことだし、またもっと音楽とか舞台とかのデートナイトも復活させようかと思います。サンフランシスコまで出てくるのはちょっと大変だけど(特に平日)、サンノゼとかスタンフォードとかでもたくさんいいコンサートやってるし、マウンテンビューのパフォーミングアートセンターもあることだしね。
2023.03.22
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この日記を書いてる楽天ブログって、あんまり統計の機能はないんだけど、一応どの日の記事が前日にたくさん読まれたかくらいはわかるのね。でここ数日、2007年のアメリカのベイビー名付けランキングの日記がなぜかずいぶん読まれてて、どんなこと書いたっけーって読み返してみた。で、ついでに、久しぶりに政府公認の最新・ベイビー名付けランキングも見てみました。ということで2021年の名付けランキングがこれです!定番名前ばかりと思ってたアメリカの名付けだけど、さすがに15年も経つとけっこう入れ替わりあるねー。というか男児名はトップ10全部入れ替わり!2007年の時点で「1954年以来2位以下に落ちたことのない」ザ・アメリカン男子ネームだったMichaelがトップ10に入らないくらい凋落してる(17位)わ、1999年から2012年まで1位に君臨し続けたJacobがまさかの20位以下に転落してるわ(24位)、割と驚きです。女児名は男児に比べると割とまだ安定してるというか、2007年トップ10から5個の名前が2021年トップ10に残ってますね。ただ1996年から2007年まで1位に君臨してたEmilyがこちらも20位以下に転落(21位)してたり、2007年には100位だったCharlotteが3位にジャンプアップしてるなど、それなりに変化は見られます。まあでも日本の名付けほど変革の波は激しくないんだろうね。日本では読み以外に漢字っていう要素もあるもんね。まあ英語でも変わりスペリングというのがあるけど名前でスペリング変に捻るのはそこまで見ないような。このサイトでは州ごとのランキングも見ることができて、まあ思ったより州による違いはないんだけど、男女ともにちょっと他と違う感を出してるのがウェストバージニア州っていうのが興味深かった。あとハワイとサウスダコタも男児名トップ5は特色あり。てかキリスト教色が強いといわれる州(ミシシッピとかアラバマとか)で軒並み1位Williamだったのは何かあるのかな?Williamは聖書由来ではないと思うんだけど。あと州によって人口が違うので当然と言えばそうなんだけど、新生児の数が州によって2桁違うのに改めて驚愕。カリフォルニアでランキング1位名前の男児ノアくん2591人に対し、ワイオミングでは1位オリバーくんでも31人。この差、すごくない?赤ちゃん名付けの当事者じゃなくなって久しいですが、ランキング見るのはやっぱりおもしろいね。
2023.03.22
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3月も半ばを過ぎ、暦の上では春。さすがに明け方にも40度(摂氏4度)以下になる心配はなくなってきました。相変わらず大気の川が流れまくってて大雨は続いてるし、強風吹き荒れてあちこちで木が倒れまくったりしてるけど、とりあえず今日は久々に晴れ(雨なし)の週末です。ということで、庭の多肉棚に冬中かけっぱなしにしてた霜除けクロスをオープン!時々中を覗いたりはしてたけど、全面オープンは12月以来、かもしれない。去年の冬は毎日夜にかけて朝にめくって開けて、ってしてたんだけど、今年は適度な雨よけも兼ねてずーっとかけっぱなしにしちゃってたんだよね(正直、面倒になった、ともいう・・)。いやー、久々にクロスなしの多肉棚に再会を果たしました!棚1・クロスあり棚1・クロスなし!棚2・クロスあり棚2・クロスなし!セダム類・クロスありセダム類・クロスなし!(アネモネが咲いてた・・)ネックレス系・クロスありネックレス系・クロスなし(木に紛れて分かりにくいけど)たまにクロスをめくって覗く以外、ほぼほぼ放置しちゃってた割に、元気な株が多くて一安心。エケベリアは花芽をつけてるくらい元気な子がたくさんいたし(特に我が家の元祖・花うらら。徒長も木立もしないしほんといつも安定のかわいさ)、セダムやハオルチアも無事な姿を確認。あと冬に元気なアエオニウムは当然どれも霜除けなしでもツヤツヤ元気でした。安定の花うららちゃんたちいやほんといつ見てもかわいい2つあるピリフェラの1つがめっちゃぷくぷく&キラキラアエオニウムだけ寄せ植え1号アエオニウムだけ寄せ植え2号ただやっぱり、覚悟はしてたけど、ダメになっちゃった株もありましたねー。タキベリアとか、ラピダリア「魔玉」とか、モンデニウム「紫紋竜」とか。特に紫紋竜、他のユーフォルビアは全部屋内に入れてたんだから、ユーフォルビア属のモンデニウムも屋内に入れるべきだった!まー屋内に入れてもダメにしちゃったのもあるんだけどね。アボニアとか、アデニウム(デザートローズ)とか。涙。あと元の姿が思い出せないほどに伸びきっちゃった株もあった。シャイデッケリ(立田)とか、エケベリア・エレガンスとか、レティシアとか、セダム・コミクスツムとか。立田やエレガンスは子株も出まくってるから頭カットして挿し木するとして、コミクスツムは挿し木で成功した試しがないのでどうしようか・・。立田(前)とエレガンス(奥右)立田はほんの2年前にはこんなにコンパクトだったんだけど・・コミクスツム(上段)とたぶん秋麗(下段)割合寒さに強いはずのエケベリアでも、雨のせいで傷んじゃったのもありました。お気に入りのブラックナイトは中心にカビが出ちゃってたし、四つ子寄せ植えにしてたうちのアルバビューティーとブルーサプライズは外葉がぶよっとしてきてた。とりあえずダメになった株を抜いて処分して、部分的に傷みがある株は綺麗なとこだけ残して、根本から枯れが来てるのは元気な先端をカットして挿し芽。まあまあ元気な株も、仕立て直して可愛くしたり、寄せ植えを植え直したり、春はいろいろやることありそうです。根付いてくれよ〜〜春になっても雨季はまだまだ続きそうなので(週明けにもまた大雨の予報)、雨の合間に土が乾く時間があるかどうかも引き続きモニターしていきます。この日は庭の雑草とりもがんばりました!多肉棚にも迫るカタバミの大群をはじめ、野生ゼラニウムとかハコベとかマイナーズレタスとか。夢中でやってたら庭ゴミの大きなビンがいっぱいになりました。しかしこれでもまだ庭の1/3くらいしか終わってないんですけどね・・。
2023.03.19
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ピコのシーズン第1戦!と意気込んでいたエクスチェッカーでのレースが直前キャンセルになり、怒る相棒とガッカリするピコちん(相棒はリーグにご意見メール出したほど)。まあキャンセルになったものはしょうがない!と気を取り直して、NICA(全米高校サイクリング協会)ではなく地元プロモーターによるレースシリーズCCCXのマウンテンバイクレースに出場することに。会場はモントレー近くのフォート・オード国定公園。2週間後にNICAの次のレースも同じ会場で開催されるからちょうどいいコース試走にもなるしね。フォート・オードは元陸軍駐屯地で、2012年に指定された比較的新しめの国定公園。フォートオードはベトナム戦争時にはアクティブに機能してた駐屯地だったけれど、1994年の基地再編成によって閉鎖されたらしい。今は一部に当時の建物が廃墟となって残っている他は自然公園的に保護されていて、ハイキングやマウンテンバイクなどが訪れる人の主なアクティビティ。ちなみに、国定公園(National Monument)と国立公園(National Park)の違いは、新設にあたって議会の承認が必要な国立公園に対し、国定公園は大統領が宣言すれば認定されるってところらしい。国立公園は内務省国立公園局が管理するけど、国定公園は国立公園局以外にも林野局や魚類野生生物局なんかに管理されてるところもあるらしい。CCCXのレースはジュニアから大人までレースが組まれていて、ジュニアは朝一。レース開始前に試走とウォームアップもしたいし、ということで、朝7時前に家を出てハイウェイ101をひたすら南下。8時半頃にようやく広いフォートオードのサイクリングエリア側に到着したんだけど、、あれ?ゲート閉まってない??えーおかしいなー、会場ここだよね?とCCCXのウェブサイトをもう一度チェックしてた相棒が気がついた。レースは日曜だよ!今日土曜じゃん!!!ということで、2週連続、レースのつもりでやってきたらとんだ勇足、決定です。。なんだかなーーー。まあ今回は100%自分達の確認ミスなのでしょーがない。とにかくもうここまで来てるわけなので、相棒とピコちんは2週間後のレースのコースの試走がてらマウンテンバイクライド。私はその間公園の中を散歩することにしました。フォートオードにはたくさんの種類の野草や野生生物がいるし、海岸に近い低い丘陵地帯という土地柄、いつも行くシエラネバダの山の中やベイエリアとは一味違う野草の花が見られるかもしれない。あととにかくフォートオードではOld Man’s BeardとかMethuselah’s Beardとか呼ばれる長く垂れ下がる苔っていうか地衣類(スパニッシュモスとは違うもの)がものすごくたくさん垂れ下がってて、そこも他とは一味違うんだよね。ということで、結局1時間半ほど一人でお散歩したんだけど、いやーなかなかよい時間を過ごさせていただきました!うちの近くの自然公園と比べて人が少ないから静かだし、山じゃないから高低差がなくて歩くの楽だし、なんといってもオールドマンズビアードがあちこちでちぎれたカーテンみたいに風に揺れてるのがとても良い。あと他で見たことない野草の花をいくつも見つけられたのも嬉しかった!ちぎれたカーテンのようなオールドマンズビアード割とずっとこんな感じ このカーテンはちぎれてなくて一枚布、てか塊大繁殖だよね初めて見る花#1:カリフォルニアゴールデンヴァイオット初めて見る花#2:フィエスタフラワー初めて見る花#3:メンジーズ・ベイビーブルーアイズ(ネモフィラの仲間だけど花がでかい)去年ここで初めて見たサンカップの花も咲いてたもちろん他でも見る花も咲いてました(これはブルーディック)ピコちんたちはマウンテンバイクライド、私は自然の中でのお散歩と、充実した午前を過ごし、友達家族とのランチのためにサンタクルーズへ。今年のカリフォルニアの大雨は本当にすごくて、旱魃状態だったカリフォルニアがもはや水浸し状態。お決まりの停電の他、あちこちで水路が決壊したり、川が道を押し流したりという事故が相次いでて、特にサンタクルーズ郡やモントレー郡の低地の農業地帯ではコミュニティ全体が避難したりレスキューされたりという事態になっています。フォートオードからサンタクルーズへ向かう道中にも大規模に冠水・床上浸水があったエリアがあって、ハイウェイからもふだんは畑地のはずのエリアに水が張っていて電柱が水面からにょっきり生えているのが見えました。いやーほんと、いつもは旱魃だから降水はありがたいんだけど、さすがにちょっと手加減してほしいわ。。大気の川さん、一度にドカンとじゃなくて、毎年適度に流れて来てくれませんかね?サンタクルーズで待ち合わせたのは、こないだ一緒に北海道スキー旅行したお友達ファミリー。ハワイ料理レストランでランチを食べながら、ルスツで別れた後の旅行の話とか次はいつどこで一緒にスキーする?って計画とかを楽しくお喋り。ご飯の後も少し時間あったので、サンタクルーズのダウンタウンをちょっとお散歩。いい感じのコーヒー&アイスクリームのカフェがあったので入ってみる。ここのアイスクリーム全部すごく美味しかった!いい感じのカフェこの写真、ちょうどこのお客さんもなんかサンタクルーズっぽい〜と撮ったんだけど、実は知人でした、、というのが後から判明。お互いカフェを出た後の散策中にばったり会って「久しぶり〜」、で、「ちょっと待ってこのバッグ!さっきあそこのカフェにいたよね!写真撮った!」ってなって偶然にびっくりした。
2023.03.11
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春はマウンテンバイクレースの季節。今年もピコちんはNICA(National Interscholastic Cycling Association、全米高校サイクリング協会)地元リーグ参加チームの中学生部門に所属しており、週末のチームライドなどに参加して(平日は学校のバスケチームの練習があるのでライドはお休み中)、レースへの準備をしてきました。中学生の部は1シーズンに4レース。第1戦はちょうど日本に行ってる間だったので欠場を余儀なくされ(結局大雨でコースが冠水してキャンセルされたそうな)、ピコと相棒はこの第2戦atエクスチェッカーに賭けてました。しかも今年から学年別だけじゃなく「オープン」カテゴリーが設けられ、ピコの学年の二強はそっちでレースするという事前情報が。これはピコちん表彰台上位も狙えるか?と密かに期待が高まるところ。エクスチェッカーはシエラネバダ山脈のフットヒルにあるマウンテンバイクパーク。サンフランシスコベイエリアからだと約130マイル(約210Km)西、だいたいヨセミテの手前みたいな位置関係になる。レースは日曜だけど、コース試走が前日に組まれてるし、それなりに遠いので、大体みんな前泊が前提です。エクスチェッカーにはキャンプグラウンドもあるので、例年チームメンバーで同じ区画のサイトを押さえてみんなでキャンプするというのが楽しみだったりもするので、我が家も今年もキャンプサイトを予約していました。去年のエクスチェッカーチームテントでご飯食べながらお喋り(夜は50人くらい集まった)キャンプ日和だったしね去年はタイムトライアルだった表彰式の人混みが!記録的な大雨が続きまくっている今年、この週末にも案の定というか、また「大気の川」による大雨の予報。キャンプを諦めて最寄りの(といっても1時間かかる)中規模都市モデストにホテルを手配(エクスチェッカーは僻地過ぎて宿泊施設がない)。相棒はピコの自転車を雨仕様というか泥道仕様にチューンナップしたり、ピコの装備(レース用の雨具・防寒具含め)を整えたり、入念に準備をしてました。前日のコース試走はその日のレースが終わってから(4時過ぎ)の予定とのことで、まあ1時間ちょっと前に着けばいいからとのんびりエクスチェッカーに向かう。まだ別に雨は降ってなくて、薄曇りくらいの空。ベイエリアからシエラ・フットヒルにはセントラルバレーを横断していくわけだけど、セントラルバレーといえば全米でも有数の農業地帯。なんとアメリカ国内の食糧生産の実に1/3を担ってるそうなんだけど、特にフルーツ・ナッツ類は全米の約2/3を生産していて、中でもアーモンドは世界のシェア60%。ということでモデストあたりにはたくさんのアーモンド果樹園があって、ちょうど2月の開花期、一面の薄ピンクの花が一面に広がる風景を堪能しながらのドライブでした。モデストではアーモンドの花見を目当てにしたツアーとかもあるみたい。確かに一見の価値ありの美しい眺めでした。車窓からアーモンドのお花見道の両脇にアーモンドの花の雲がどこまでも続いているそんなこんなでのんびり走って午後3時前にエクスチェッカーに着いた。フットヒル(麓の山)だけあって、ベイエリアやセントラルバレーより気温低いし、天気も悪い感じね・・と思いつつ、駐車場に車を停め、相棒とピコがレースの様子を見に出て行ったところで、激しい雨が!雨の中でもレースは行われてて、レースを終えたずぶ濡れの高校生ライダーたちが一人また一人と車に戻ってくる。さすがマウンテンバイクはタフなスポーツ、雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズなのねーー、と感心してきたら、コース試走がキャンセルになったと相棒とピコも車に戻ってきた。あらまあと思ったものの、翌日のレースは引き続き開催予定で、当日朝レース前の試走は決行されるとのこと。せっかく雨足も弱まってきたところだったけど、まあしょうがないので明日出直しだねーと1時間かけてモデストまで戻り、ホテルにチェックイン。同じホテルに泊まってるチームメイト父子と合流して、夕食のためにモデストのダウンタウンへ。夕食はチームメイトくんの要望で日本食に決定。チームメイトくんはチェコ人とウクライナ人のハーフなんだけど日本食が大好きなんだって。食後にみんなでダウンタウンを散策。ほんの数ブロックではあるものの、おしゃれなレストランやバーとかクラブっぽいお店なんかもあって、セントラルバレーの中都市にしてはなかなかのダウンタウンでした。映画館のサイン塔がランドマーク(たぶん)なぜか巨大なストップサイン食後にはホテルに戻る。ホテルは、チームメイトが先に滞在を決めていたモデストのダウンタウンのモーテルに私たちも泊まることにしたんだけど、このモーテルがかなーりゲットーで、入り口に数人たむろってタバコ吸ってるし、駐車場も廊下も雰囲気悪いし、部屋も最低限の備品しかないし什器は固定されてるし、シーツとかタオルも清潔感がイマイチ・・。チェックイン時に1泊分の部屋代以上の額のデポジットを求められる時点で推して知るべし(デポジットは部屋を汚したり設備を壊したりした時の弁償用)。後での話になるけど、マリファナの臭いもしたし、夜中じゅう誰かが叫んでたりドアガンガン開け閉めしたりしてて、ぜんぜん安眠できなかった。ピコの安眠のためにキャンプやめてホテル泊にしたのに本末転倒もいいところ。次からはダウンタウンの安モーテルは避けようと相棒とも意見一致した。ある程度以上の規模の都市のダウンタウンって基本的にあんまり治安良くないし、ダウンタウンの安モーテルはホームレスシェルターの代わりに使われることもあるから子連れに最適とは言いかねるからね・・。郊外なら同じモーテルでも雰囲気違うんだけど。そんな安眠とはほど遠い夜が明け、眠い目をこすりながらレース前のコース試走に向けて朝6時に再びエクスチェッカーに向けて出発。ピコは車の中で爆睡。1時間の道のりをドライブ中、助手席でチームの保護者の皆さんとテキストやりとりしてた相棒が珍しくFワードを口にした。なんとレースのキャンセルがインスタに上がった!とのこと。道路脇に車を停めていろいろテキストや電話で確認したけど、やっぱりキャンセル。「雨と低気温による影響を鑑みてレーサーの安全のため」って理由だったけど、だって1週間前から予報されてた通りの天気だよ?天気予報見てれば、うちみたいに必要な準備できたし、自分のキャパ外だって判断したら出場辞退すればいいんだし。レース当日朝にキャンセルなんて、ちゃんと準備してきたレーサー(&ファミリー)が踏んだり蹴ったりじゃん!!と相棒がキレキレにキレてました。それはともかく、もうエクスチェッカーに向かう理由もないってことで、Uターンしてモデストに戻る。とりあえず気を落ち着けるために「ハックルベリーズ」でがっつりサンデーブランチの後、モデスト市内のマウンテンバイクパーク「トゥオルミリバー・バイクトレイル」(キャンセルされたシーズン第1戦の会場だった)でチームメイトと合流して2時間ほどライドを楽しみ、その後「ファンワークス」というアミューズメント施設でアーケードゲーム三昧と、モデストで楽しく遊んでレース中止の悲しみを癒した。午後遅くにはサンフランシスコベイエリアに戻ってきたんだけど、ついでに相棒が今まで気になってたという「ヴァルガス・プラトー」に寄ってみた。イーストベイはフリーモントの丘の上にある自然公園で、ちょっと歩いただけで重なる緑の丘の向こうにサンフランシスコ湾と対岸が見晴らせる素晴らしい風景を堪能できました。この時期のベイエリアの丘は緑が鮮やかでほんとに気持ちいいのよね(夏は乾季なので一面茶色)。ヴァルガス・プラトーからの眺め牛ものんびり草を喰むトゥオルミリバー・パークの野草
2023.03.05
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ということで前半戦を楽しく過ごした北海道を離れ、朝9時過ぎに羽田着。朝早い便に振り替えたので東京でのフリータイムが1日増えた。ホテルに荷物を預けて、都内観光?に出陣。ホテルは、今回は羽田着発の短期滞在なので空港アクセスを最優先して、天王洲アイルの第一ホテル東京シーフォートにしてみた。天王洲って、都内勤務だった頃も知名は聞いたことあったけど行ったことなかったので、今回初着地。というか地味〜に暮らしてた私にはそういう流行り?のウォーターフロント?とかってあんま縁がなかったのよね。実はこのホテル、月末に営業終了することになっていて、フロントにも「あとX日」カウントダウンの看板が。1階のメインレストランも運河を望む窓と高い吹き抜けが開放的でいい感じだったし、部屋からの眺めもいいし、漆描きの金魚アートとか蝶々のお別れメッセージカードとかもセンスよくて素敵なホテルだったんだけど、コロナの北風はなんとも世知辛い。そう遠くないうちに別のチェーンの下ででも営業再開するといいなあ。都内観光といっても、旅行計画立案時は北海道に集中してたので、東京でのプランは何も考えてなかった。うーーんどこ行こっか?家族で楽しめるところってどこかな?としばし悩んだ挙句、上野動物園に行くことに。他にはジブリ美術館とかお台場とかチームラボとか考えたんだけど、ピコはあんまりジブリ作品に馴染みないし、お台場も行って何する?ってまた迷いそうだし。上野なら、ピコちんは動物園好きだし、やっぱパンダは特別だし、動物園以外にも不忍池とか博物館とか美術館とかアメ横とかあるし、時間余ったら浅草とかスカイツリーとかも近いしね。上野ではまず動物園へ。サルや鳥のケージ、パンダ来園50周年記念の展示ボードなどを見ながら橋を渡って西園に入り、母子パンダ観覧の列に並ぶ。週末は1時間2時間待ちもあるらしいけど、今日は運よく20分待ちでパンダママと双子の仔パンダに会えました!パンダ館の室内で、 笹をもしゃもしゃしながら仲良くじゃれあっていて、かわいかった!やっぱりパンダは特別です〜。一旦外に出て、パンダパパがいる屋外の方にも行ってみる。パパは行列なし・待ち時間ゼロですぐ近くまで行けた。外でごろんとしてる姿が「なんだよーみんな嫁と子供ばっかり・・どーせ俺なんか・・」ってふて寝してるようにも見えてちょっとおかしかった。実は私けっこうパンダ好きなのよね。FBとかインスタとかでパンダ関係のアカウントをフォローして、日々かわいいパンダ動画を眺めてほっこりしてるんですよ。なのでパンダの実物見られて嬉しかった。園内のお土産やさんでパンダグッズも買っちゃったし!もちろんパンダ以外にもたくさんの動物を見た。西園では、家畜や小動物(ウサギやモルモットなど)や爬虫類(巨大なワニとか!)、ペンギン、フラミンゴ、キリン、カバ、カンガルー、ヤギなど。東園では、ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマといった熊に注目したほか、トラやゾウ、バク、鶴、アザラシなど。動物園って、檻に閉じ込められる動物の姿にいろいろ思うことはあるけど、こういう形でないとなかなか見られないものを見る機会を幅広く与えてくれていることはやっぱりありがたいよな、とも思ったりしました。動物園の後は、上野東照宮のぼたん苑で冬牡丹の花を鑑賞。3年前の1月にも来たんだけど、今年は開花が長かったので開園期間が延長になってたそう。相変わらず美しい牡丹の花を堪能しました。駅に戻る途中で、ちょうど上野公園でやってた「サムライフェス」にも寄ってみた。あいにく雨がぱらついてたので居合体験とか甲冑試着体験とかできなくて残念だったけど、相棒は鮎の串焼きに大喜び、ピコちんは射的とか刀リモコンによる龍退治ゲームをかを楽しんでいた。ゴムの手裏剣も買ったし〜(それはサムライじゃなくてニンジャでしょ、というツッコミはなしで)。夕方に私の両親とホテルで合流して、隣のビルの中華料理店で夕食。両親の部屋は私たちの部屋と同じフロアだけどエレベーターホールを隔てて反対側。窓からレインボーブリッジが綺麗に見えた。翌日はホテルで朝食の後、モノレールで浜松町へ出て、歩いて浜離宮庭園へ。江戸時代の鴨の狩場「鴨場」の遺構や狩に使ったお茶屋を見学したり、珍しい汐入池に浮かぶように建っているお茶屋で抹茶とお菓子をいただいたり。花木園の紅白の梅や内堀広場の菜の花の花畑も満開で、青空の下でビルに囲まれながらも日本の季節の美を堪能しました。やっぱり日本の庭園はいいね!次はまあ近場の観光地ということで、東京タワーへ。スカイツリーができて人気が移ったのかと思ってたら、意外にけっこう混んでてびっくりした。せっかく来たのでメインデッキとトップデッキ両方に上がって眺望を楽しんだ。曇りだったので富士山は見えなかったけど、奥多摩?の方とか湾岸の方とかまでよく見えた。ただ東京タワーのけっこう正面?に高層ビルがででーんと建設中でちょっとびびった。あとで調べたら麻布台ヒルズってやつでした。迫力あった。それにしても私は高いところ苦手なのにまた何故か高いところに行ってしまった・・「なんとかと煙は高いところに上る」っていうし、もしかして私ってその「なんとか」なのかな?? 展望台から降りた後は、ピコちん期待の東京タワーの足元の建物「フットタウン」にあるVRでEスポーツを体験できるアミューズメント施設「RED」へ。パスを買わないと入場できないというので、ピコちんだけが入場し、大人はカフェスペースでひとまず休憩。あんまり長い時間は遊べなかったけど、かなり楽しかったそうです(ピコちん談)。この日の夜は今回の東京滞在のメインイベントである母方の親戚集合のお食事会だったので、地下鉄で新宿の鶏料理屋さんへ移動。弟家族はもちろん(会場の手配とかしてくれた)、おじおば全員、いとこ2人といとこの娘ちゃん5歳も来てくれて、大人14人子供3人の盛大な会になりました。私の親戚とは結婚式や帰省時に会ったりしてるから、相棒やピコちんも馴染みあるし、みんな社交的なので言葉の壁とか関係なくお喋りが弾む。しかも3人のおじたち@趣味人はそれぞれが相棒と共通の趣味があるのです。うちの親戚は私たちが子供の頃はよく集まってたんだけど、祖母が体調を崩してからは(もう20年くらいか)個別に会うことはあっても子供・孫世代まで一堂に会するのは不祝儀ごとくらいだったんだよね。母たちきょうだいもコロナ下では会ってなかったから3年ぶりだって。だから「楽しいことで集まるのはいいね!」「集まれてよかった!」とみんながニコニコしてて嬉しかった。というのも、今回の親族会は、うちの相棒が「せっかくだから親戚にも声かけてみなよ」って提案してくれて、「私家族が帰省するから」って私の母が呼びかけに皆さんが時間調整してくれて、弟が会場予約してくれて実現したの。たくさんお喋りできて、皆さんの近況報告も聞けて、とっても楽しかった!!今回の日本滞在最後の夜は弟家族も同じホテルに泊まってくれ、翌日は両親たちと揃ってホテルで朝ご飯の後、空港までお見送りにも来てくれた。コロナの渡航規制も落ち着いたことだし、次は遅くても来年にはまた来たい!てか来ないと!帰りのフライトも羽田から台湾経由でサンフランシスコ行きだったんだけど、実は48時間前のオンラインチェックインで判明したのが、羽田から着くのは台北松山空港(TSA)で、サンフランシスコ行き便が出るのは台湾桃園空港(TPE)!!ってことだったのです。松山と桃園って、まさに東京の羽田と成田みたいな存在っていうか、別の市にあって40Kmくらい離れてて、乗り換えるには、台湾に入国して地上移動(バスかタクシー)して出国する、というプロセスが必要になるわけです。EVA航空から出てきたのをそのまま予約してたからチェックインするまで(てかピコちんが空港コード見て聞いてくるまで)気がつかなかった!!乗り換え時間は4時間以上あるので、平常時だったらまあ大丈夫だと思うんだけど(バスは1時間半くらいかかるらしい)、台湾はコロナ入国規制まだあったような気もするし、外国人入国できるの??余分な入国手続きあったら間に合うの??EVA航空の日本オフィスに問い合わせても「日本人はビザ免除だし何も追加手続きなく入国できますが、アメリカ人についてはわからないので米国大使館に聞いてください〜」とか言うし、週末だから大使館は休みだし、もー台湾人でアメリカに帰化した友達にまで連絡とって聞いちゃいました。幸い「何にも必要ないよ!その時間なら余裕はないけど多分大丈夫だよ!」と言ってもらってとりあえず安心したのですが。何はともあれ、台北松山で入国スタンプ押してもらって、現地通貨に両替もして、桃園行きのバス(時間の都合で直通じゃなくて路線バス)に乗車。バスの車窓からプチ市内観光(タイペイ101も見えてピコちんも喜んでた)しながら無事桃園空港について、チェックイン出国、ゲートにたどり着いた時はめちゃ安心しました!台北国際空港(松山)から路線バスで!台湾国際空港(桃園)着!桃園では謎の山羊?アートがお出迎え
2023.02.26
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家族での日本帰省?旅行?から帰ってきました。相棒とピコにとってはなんと5年ぶり!前回の3年8ヶ月ぶりを遥かに凌駕する久方ぶり度合いに自分でも反省しきりです。私自身は出張や単身帰省してたとはいえ、前回ですらもっと帰らなきゃと思ってたんだけど、、まあコロナあったしね・・。今回はピコの学校の冬季休暇(別名スキー休暇)を利用して、10日間の日程。最初の7日は札幌出身のお友達家族と一緒に北海道でスキースノボ、残りの3日で東京に滞在して私の家族と過ごす、という忙しくも楽しく充実した日程でした。特にルスツでのスキースノボ!いやー、グローバル人気を誇る噂の北海道のパウダースノーは伊達じゃなかったです!1日は札幌市内、3日はルスツで粉雪と戯れまくり。ちょっとスノボから心が離れかけてた相棒@粉雪愛好家も「俺はやっぱりまだスノーボーダーだった」「新しい板買おうかな」とスノボ魂が再燃した模様。お友達ファミリーに何から何までお世話になり、おかげさまでとっても楽しく北海道を満喫させていただきました。そして東京に入ってからは、私の両親にも同じホテルに滞在してもらい、東京観光にメインイベントは私の親戚とのお食事会!私の両親と弟家族、母方のおじおばいとこで総勢17人が集結しての賑やかな会でとっても楽しかった!うちの母方親戚は仲良くて、私たちが子供の頃は年に1〜2回は祖父母の家に集まってたけど、祖父が亡くなり祖母も体調を崩してからは、全員集合するのは不祝儀の折くらいで、母が兄弟たちに会うのもコロナ以来だったそうで、。実は親戚と食事会したら?っていうのは相棒が言い出しっぺで、母が皆さんに声かけ、弟が会場の手配をしてくれたの。親戚もみんな二つ返事で行く行く!って言ってくれたそうで、ほんと感謝です!ルスツ!(MtイソラかMtイーストの頂上から)札幌時計台札幌ビール園双子パンダ!!再び牡丹園17日(金)お友達家族と一緒に0時過ぎにサンフランシスコ空港発。18日(土)午前中に台湾での乗り継ぎを経て午後に新千歳着。札幌のお友達ご実家で夕食をご馳走になる。ピコはそのままご実家でお世話になり、私と相棒はホテルに移動。19日(日)ばんけいスキー場でスキースノボ。子供達はレッスン、私と相棒はスノボ。夜はお友達の親戚のお宅で。20日(月)札幌市内観光。二条市場、狸小路、ゲーセン、観覧車ノリア、地下街、時計塔、中島公園でクロスカントリースキー、サッポロビール園でジンギスカン!21日(火)朝のバスでルスツへ。ルスツでスキー&スノボ!22日(水)ルスツでスキー&スノボ!23日(木)ルスツでスキー&スノボ!お友達家族とお別れして夕方のバスで千歳へ。千歳ホテル泊。24日(金)新千歳から羽田へ。上野動物園(パンダ!!)、牡丹園、サムライフェス。夕方に私両親と合流。25日(土)私両親と浜離宮庭園、東京タワー。夜は新宿で親族会。26日(日)両親と弟家族に見送られて羽田発。台北での松山空港から桃園空港への市内移動を含む乗り継ぎを経て、午後にサンフランシスコ着。
2023.02.26
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そんなこんなで楽しく札幌滞在の2日半を過ごし、とうとう翌日、朝のバスで念願の憧れの北海道スノーリゾート、ルスツへ!!北海道でスキーといえばニセコが世界的にメジャーですが、実はルスツの方が札幌からは近いし(ルスツは約75km、ニセコは約100Km)、あと複数リゾートが集まってエリアを形成してるニセコに対し、ルスツは単一リゾートとしては北海道最大なんですって! (その分というかリフト券も実は日本一高額だ、というのは後で聞いたんだけど、でもでもそれでも一日券が8800円・・パリセイドやノーススターの半額以下・・尊い・・。)あとルスツの素晴らしいところはもう一つあって、「ローカルルール」というのが制定されてて、エリア内なら整備されたコース外の林間とかの滑走がオフィシャルにオッケーなのですよ!もちろん滑る人の自己責任で。うちの相棒みたいな、グルームされたコースよりもふかふかの粉雪を求めるタイプのスノーボーダー&スキーヤーにはもうたまらない山なのですね。ツリーランOKって日本では珍しいんじゃないかと思うけど、実は海外(私はアメリカしか知らないが)のスキー場ではごく一般的。実はルスツのオーナーさんは以前アメリカのメジャーなスキー場を保有されてたこともあって、海外スキーヤー&スノーボーダーのニーズにお詳しいので、こういうありがたいルールを導入してくれているんだそうです。尊い!バスがルスツのメインホテルに着いたのが10時過ぎ(途中の休憩所の駐車場から羊蹄山が綺麗に見えて感激)、フロントでリフト券(宿泊プランにコミコミ)を受け取り、部屋にはまだ入れないので荷物を宿泊客用の大型ロッカーに入れ、着替えてギアのレンタルして、11時過ぎにはゲレンデに降り立つことができました!ルスツリゾートは3つの山から成っていて、ホテルに近いマウント・ウェスト、ウェストとゴンドラで接続されてるマウント・イースト、あとイーストに隣接してつながってるマウント・イソラがある。ウェストは小さくて距離も短く、イーストは長いけどゲレンデの本数は少なく、イソラはゲレンデもたくさんあるし長いし滑走可能エリアも広い、という感じ。たぶんイソラグランデのてっぺん・・だと思う初日はマウント・イソラのスティームボートとイソラグランコースを中心に滑る。長くて滑りやすいランを一気に降りてこられるのでめっちゃ楽しい!最初はみんなで一緒に滑ってたんだけど、初日の午後以降は、ばんけいでのレッスンで自信をつけたピコはお友達と2人で滑り、ママ友さんは弟くんの伴走、私と相棒はツリーラン(転んで雪に埋まると自分を掘り出すのが大変)、という感じでバラバラに滑ることが多かった。ばらける時には集合場所と時間を決めるんだけど、実は一番時間厳守が徹底してたのはピコちん&お友達組で、ルスツ滞在中一度ももれなくきっっちり集合を決めてくれ、親としてはとっても安心できました。頼もしい。てか子供を待たせる親でごめんよ・・。2日目もマウント・イソラに向かい、午前中はみんなでヘブンリーエリア、午後は相棒と私はイソラグランからフリコ沢に降りる林間を中心に滑ってみた。ずっと軽い雪が降り続けてて、夜のうちに積もった雪が前日のトラックを消してるし、日中もふんわり積もってく感じで、一日中軽い雪を楽しめるのがとってもよかった。3日目は今まで滑ってないマウント・イーストも滑ろうということで、私と相棒はイースト・ティーニュとイースト・ビバルディおよびその間の沢に降りる林間あたりを滑った。ルスツはニセコほどじゃないんだろうけど外国人もそれなりに多くて、中でも林間に入るのはほぼほぼ外国人オンリー。林間では見知らぬスキーヤー&ボーダーでも「大丈夫?」「この先行けるか知ってる?」「そっち行くとハマるよ」みたいな感じでお互いによく声かけあうんだけど、全部英語がデフォルトで日本語一切聞こえてこないのがちょっとおもしろかった。ホテルの目の前のマウント・ウェストは、私は毎日の最初と最後に移動を兼ねて滑っただけ(ホテルからイースト行きゴンドラ乗り場までえっちらおっちらと横移動するより、一度ホテル最寄りのリフトで上まで上がってゴンドラ乗り場まで滑って降りる方が移動が楽)だったけど、相棒は最終日に一人で朝一で滑りに行った時にマウント・ウェストの上の方で新雪を堪能したらしい。ルスツのホテルには、和洋中しかもタイプ多様なレストランはもちろん、売店、お土産やさん、ゲーセン、屋内プール(ウォータースライダー付き!)、温泉となんでも揃っていて、しかも屋内に2階建てのメリーゴーランド(ビンテージをヨーロッパから持ってきたそう)まであって、スキー以外も楽しい時間が過ごせるリゾートだった。屋内にメリーゴーランド!私たちは、初日の夕食は「オクトーバーフェスト」というビュッフェレストランで、ずらりと並ぶ多種多様で美味しいお料理から好きなものを選んでお腹いっぱい堪能、2日目の夕食は居酒屋「かかし」で居酒屋メニューに舌鼓を打った。朝食は2日目は「オクトーバーフェスト」で和洋ビュッフェ、3日目は中華料理「歓天」で中華ビュッフェ。はっきりいって毎食食べすぎだったけど昼間運動してたからセーフだよね!夕食後は、子供たちはゲーセンやプールで遊びまくったり、プロジェクションマッピングや噴水のライティングショーを楽しんだり。私とママ友さんはもちろん二晩とも温泉を堪能。温泉も、露天風呂にベンチや寝湯が用意されてたり(ベンチで肩出してるとのぼせずいつまででも入っていられる・・)、ミストサウナや洞窟風呂もあって、ほんと至れり尽せり。パウダールームに備え付けの化粧品が雪肌精シリーズなのも嬉しかった!夜はライトアップ3日目は午後3時にスキースノボを上がって、着替えて4時のバスで新千歳へ。ルスツにもう1日滞在するお友達ファミリーとしばしの別れを惜しんだ。新千歳へのバスの中、ピコちんと相棒は爆睡してたけど、私は車窓から雪深い北海道の原野や支笏湖・恵庭岳の眺めを楽しんだ。これもまた北海道観光〜。新千歳空港で翌日の羽田行きのフライト振替の手続きをし(元々のフライトが「機体が落雷を受けたため」キャンセルになったので朝早い便にした)、タクシーで千歳市内の「ベストウェスタンホテルフィーノ」へ。ここは琉球畳の和室にベッドが置いてあるホテルでなかなかよかった。特にエキストラベッドの代わりのお布団がピコちんのお気に入り。翌日は、朝8時のAirDo便で新千歳を発って羽田へ。新千歳であんまりお土産買えなかったのがちょっと残念だった。まあマルセイバターサンドとロイズの生チョコはささっと買ったけどね(しかも生チョコは定番オーレと桜フロマージュの2種類〜)!雪の中で記念撮影!
2023.02.23
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ということで、今回の日本帰省/旅行の前半戦in北海道、のうち更に前半部分の札幌滞在中の日記です。最初は北海道でまとめて日記書くつもりだったけど楽しい思い出多すぎて1回で書ききれなかった・・。なにはともあれ、今回の北海道旅行は、北海道出身のママ友さん一家とご一緒させてもらい、仲良しの幼なじみとずっと過ごせるピコちん大はしゃぎ、相棒も北海道パウダーに大はしゃぎ、もちろん私もママ友さんと温泉と日本食に大はしゃぎというスーパースペシャルな旅でした。ママ友さんとは子供たちが赤ちゃん時代からのお友達なので、「一緒に北海道行ってスキーしたいな〜」「いいねいいね〜」って会話を何年もしてて、今年ようやく一念発起して手配に動き、10年越しで願いを叶えたというわけなのです。北海道での日程やロジスティクスはママ友さんに頼りきり。札幌のホテルはかろうじて自分で予約したし、一日観光の日は自力で動いたけど、札幌市内のスキー場での子供たちのスキーレッスン、ルスツのホテル滞在からバス移動まで、全部ママ友さんが手配してくれて大感謝。しかも札幌滞在中ピコはママ友さんのご実家で友達と一緒にお泊まり。私と相棒もご実家にお食事およばれしたり、北海道名物ジンギスカンをご馳走になったり、ご親戚の集いにまで参加させていただいたり、ご実家にもお世話になりまくりでした。本当にありがとうございました。札幌って、すごい都会なのに普通に雪が降ってて、すごい雪降ってるのに日常生活が普通に営まれてて、なんか感心しました。車は多少雪積もってる道でも普通の速度で走ってるし、人も雪降る中歩いてるし(スーツに革靴のビジネスマンとかヒールのお姉さんとか生脚!の女子高生とか)。あと屋根が平らで1階と2階の大きさが同じ感じの箱型のおうちが多いのも印象的。平らな屋根で雪下ろしとか心配ないのかな?と思ったら、これは無落雪住宅という雪国ならではの作りなんだそうですね!札幌市内に中心地から車で30分以内で行けるスキー場がいくつもあるっていうのもびっくりでした。そんなに大きなスキー場じゃないけど1日滑るくらいなら十分以上。で、私たちもそんな市内スキー場の一つ「ばんけいスキー場」で1日滑りました。もーね、リフト券が安い!嬉しい!だって今カリフォルニアでは1日券100ドル150ドルからが当たり前だし、大規模スキー場に至っては1日券定価で200ドル〜、ピーク日だと日本円にして3万円超えるからね!!大人1人の1日券がだよ?ばんけいの1日券4700円ってありがたくて涙が出るよ。しかも回数券とか半日券とかあってほんとにお財布に優しいよね!!盤渓→ばんけい→「ban.K」リフトは昔ながらのチェアリフトだったけど、これだけお値打ちで近ければ納得感あります。ご飯もメニュー豊富で安くて美味しいし!!日曜でイベントもやってたけどリフト待ちもそこまで長くなかったし。ピコはお友達兄弟と一緒にセミプライベートのレッスンに入れて、私と相棒は2人でスキー場攻略しました。スノボが縁で結婚したといっても過言ではない私たちですが、相棒の転倒事故以来一緒に滑る機会が激減してたので、2人で1日滑るのはほんと久しぶり。鈍った私では相変わらず新雪を求めて林間を彷徨う相棒につきあうのはなかなか大変でしたが。といっても私はレンタルのブーツで靴擦れ予備軍ができてしまい、スキー場の東側の探索には相棒1人で行ってもらっちゃったのですが。ばんけいのスキースクールは札幌市内では最大規模だそうで、インストラクター50人以上在籍してて、ピーク時は1日の生徒数800名とか。この日は日曜ということで500名くらいスクールに参加してたそうです。ピコたちのレッスンはお昼休みを挟んで午前2時間+午後2時間の4時間。子どもたちは1日楽しく滑れた上に自分で上達を実感して自信を持って滑れるようになったし、レッスンの最後にはインストラクターから私たちに子どもたちそれぞれへの評価と今後フォーカスすべき部分の助言もいただけて、とってもよいレッスンだった。先生ありがとうございました!(しかも超お値打ち・・リフト代含むセミプライベートレッスン料の方がカリフォルニアの中規模スキー場のリフト代オンリーより安いという・・)。翌日はスキースノボを一日お休みし、朝に私たちのホテルにピコをドロップオフしてもらい、家族3人で札幌市内観光。相棒お気に入りのホテルのビュッフェで朝ごはんの後、狸小路のアーケードを歩いて二条市場へ。市場といっても築地みたいに競りがあるわけではなく、小さいお店が軒を連ねていて那覇の牧志公設市場とかアメ横みたいな感じ。いろいろお店を見て歩き、新巻鮭について教えてもらったり(相棒@釣り師は鮭の種類に興味津々)、蟹を買って実家に送ったり。朝ごはんでお腹いっぱいで海鮮丼食べられなかったのが今でも心残りだけど(まあ行列だったしなー)。ホテルは大通公園エリアの「ラ・ジェント・ステイ」というところ二条市場は店頭にカニもりもりのお店は撮影不可のとこが多かったまた狸小路を歩いて戻る途中、タイトーのゲーセンにも寄った。入りたがったくせになじみのないゲームばかりで腰が引けるピコちんを誘って、太鼓の達人をプレイ。今時の曲を知らないのでクラシックのアレンジバージョンにのせて太鼓を叩きまくって楽しかった!横でプレイしてた人がめっちゃ上手くてしばらく3人で感心しながら観戦してた。次はホテルの窓から見えてた観覧車へ。ショッピングビルの屋上に雪の平日ということもあってかビル内も無人、観覧車も私たち以外はお客さんゼロ。観覧車から雪の積もった札幌の街並みを眺めるのはなかなかだった。この観覧車は7階建てのビルの屋上にあるのでてっぺんからだとけっこう高さがあって、ちょっと揺れたりするとお腹が落ち着かない感じ。ていうか、私って高所苦手なのになんでいつも高いところに行くのか・・我ながら謎。観覧車観覧車からの眺め次は有名な地下街を歩いてみよう!と降りてみたんだけど、たまたま地下街モールの閉店日に重なってしまってただ地下道を歩いてるだけになってしまった。とりあえず歩いてたら時計台の案内があったので、せっかくの観光スポットということで行ってみて、前で写真&中の展示もちゃんと見た!歩き回ったら疲れたので、ホテルに戻って昼寝。時計台時計のしくみ解説エネルギー再充電の後、路面電車に乗って中島公園へ。というのも、前日に「中島公園でクロスカントリーができる(ギアのレンタルあり)」という情報をゲットしてて、クロカン好きの相棒が「やりたい!」って言い出したのです。雪が積もって静かな中島公園を歩くのはなんかすごくよかったのですが、のんびり歩いてギアのレンタルやってる体育館にたどり着いてみたところ、事務所が閉まる4時まであと20分!しかないことが判明。でもやっぱりやりたい!ということで、急いで申込書書いてギア(クラシックの板とストックとブーツ)借りて、一番短いコースを一周。ピコちんは初めてのクロスカントリースキーだったけど、何回か転びつつ、最後はなんとかグライドできるようになってました。雪の中島公園クロカン体験!そこから今度は地下鉄で札幌駅に出て、JRに乗り換えて苗穂駅で降り、歩いてサッポロビール園へ。月曜で博物館が休館だったのは残念だったけど、雰囲気のある雪の中の赤煉瓦の工場で写真を撮ったりしているうちに、お友達家族との約束の時間になったのでケッセルホールというサッポロビール園のメインホールへ。ということで、夕食はお友達家族と一緒に、初めてのジンギスカン!元々ラム肉好きだし、タレが香ばしくて美味しい!もちろんサッポロビールを飲みながら、北海道の形のグリルでお肉をジュージュー焼いて、もりもりお腹いっぱい食べた!サッポロビール園ケッセルホール北海道形グリル!
2023.02.20
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今の家(借家)に住んで3年、ご近所さんとはとてもよい関係です。特にお隣さんとは、旅行のお土産のやりとりとか庭の果物のお裾分けとか、この秋にはおいしい柿を文字通り山ほどいただいて、私の毎秋恒例・柿味わいライフが非常に充実したものになりました。で、お隣さんが旅行の間のペットの世話をお引き受けしました。今回で2回目。具体的にはペットの亀さんの日光浴と餌やり&熱帯魚の餌やりなんだけど、ついでにピアノを好きなだけ弾いてもいいよ!という素晴らしい特典付き。で、お隣さんが帰宅されて、亀さんも魚ちゃんたちも無事息災を確認。お礼として現金をぜひにもと言っていただいたんだけど、いやいや亀さんかわいくて癒される(ケージの中でのそのそ動いてる姿とか抱き上げると頭と手足をゆっくり動かすところとかほんと和む)し、熱帯魚も餌をやる指をつついてきたりしてかわいいし、しかもピアノ弾き放題というそれだけでご褒美なオプション付き。お礼なんていただけませんよ!と固辞した。そしたら、現金は受け取れないっていうのなら!と言って、ファーマーズマーケットでゲットしたたくさんの品物を詰めたバスケットをいただいてしまいました。オーガニックの果物、カリフォルニア名物ドライフルーツ、フリーレンジ鶏の卵(ここら辺でも最近卵が品薄で値上がりすごいので貴重品ですよ)に加え、謎の物体が一つ。半透明な薄茶色の凹凸のある細長い円筒の物体。直径3cm強、長さは30cmほど。うっすらと甘い匂いもする。形と質感はロウソクっぽいけど、それにしては芯が見当たらない。これ何?ってわざわざお隣さんに聞くのも躊躇われて、しばらくそのままにしてたんだけど、果物と卵を全部おいしくいただいたのを機に、謎の物体にも手をつけてみました。まあ食べ物なんだろうと思って、とりあえず円筒の先端を輪切りにしてみたら、中心に胡桃が巻き込まれていることが判明。これはやっぱり食べ物だと確信して、切れ端を口に入れてみたら、ういろうを3倍くらい固くしたような食感(やっぱりワックスっぽいとも)の薄甘い皮というか生地に丸ごとの胡桃が包まれている、素朴なお菓子と思われる食べ物だった。少し正体が見えてきたところで、「胡桃 ロール」で検索してみたら、、、ビンゴ!この謎の物体は、ジョージア(旧グルジア)の伝統的お菓子「チャーチケーラ(churchkhela)」でした!ウィキペディア英語版の説明ジョージア由来ですが、トルコあたりでも食べられているようですね。胡桃を糸でつなげたものをデンプン入りの液に何回か浸して作るらしい。胡桃だけじゃなく他のナッツを使うこともある模様。甘味は葡萄ジュースでつけるのが伝統的な作り方、らしい。いやー謎が解決してよかった。安心して食べられます。甘味は薄いけどどっしりしてるのでお腹に溜まる感じ。保存もできるらしいので冷蔵庫に移してちょっとずつ食べようと思います。それにしても同じ中近東系お菓子の中から、定番のバクラバとかじゃなくこのチャーチケーラを選ぶあたり、うちのお隣さんはマニアックというか通ですね(お隣さんはジョージアやその近隣諸国の出身ではありません)。あとうちの市のファーマーズマーケットってほんとにいろんなもの売ってるのねー。私自身も最近久しぶりに行ったんだけど、野菜や果物だけじゃなく加工食品のベンダーさんも格段に増えててますます楽しかった!今回お買い物をしながら話を聞けて楽しかったのは、「Bisou」というアルチザンチョコレート屋さんの、自分で農園から買い付けたカカオ豆をすりつぶしてチョコレート作ってるオーナーさん。チョコレート作りのプロセス(煎った後に5日間連続で引き臼にかけた豆を使うことで絹のような滑らかさを実現するとか、ココナッツやドラゴンフルーツを原料に使う意図とか)とか、この10年で大幅に勢力地図が変わったカカオ農園とココナツ農園と勃興する小規模チョコレートショップ(とある記事では「beans-to-bars chocolate maker」と表現されてた)の関係とか、ディープなお話を聞けてとても興味深かった。
2023.02.15
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ピアノとかドールハウスとか他の趣味がアツい今日この頃ですが、編み物も細々と続けていて、ここしばらくは両親に送ろうと靴下を編んでいました。靴下編み好きだし、なんか両親に履いてもらうのもいいかなーと思って。まずは父親の靴下を編もうと思って、前にピコちん靴下を編んだのと同じ糸で編んでて、年末に片方を編み上げてもう片方にとりかかり、ようやく一番めんどくさいかかとのところを編み終わりました。とりあえず月末に日本に帰省するときに父親の分は渡せそう〜、と思ってたのです、が!!!編み終わってた方の片方をカフェで落として紛失してしまった・・・その日はなぜかうちのあたり数ブロックだけが朝から停電で、夕方になっても回復しなかったんですね。ピコちんがバスケの練習終わって帰ってきてもまだ電力回復してなくて、家のWiFiルーターが死んでるからインターネットつながらなくて宿題ができない。ということで、夕飯の後、近くの電源豊富なカフェに行ったのです。ピコちんが宿題やってる間、私は編み物をしてたわけですが、その時段数とかの確認のために持ち歩いてた編み終わった方の靴下が袋から転がり出して椅子の下に落ちてしまった模様。いやーなんか落としたような気はしたんだけど、編みかけの方と毛糸玉を袋に戻したので安心しちゃって椅子の下チェックしなかった・・家に帰って、電気復活して、夜中にじゃー続き編もうかな!と袋を取り出したところで紛失に気がついて、翌朝カフェまで行ってみたんだけど、遺失物のところにはありませんでした。椅子の下はもちろん掃除の後なので何もなし。お掃除の人がゴミに入れて回収に出しちゃったと思われる。まあ客観的に見ればただの靴下の片方だしね。。でも実は1ヶ月とかの労力の結晶なわけなので、私にとってはかなりガックリ。とりあえず靴下を揃えて編み上げる気力が残ってないので、両親への靴下プレゼントは来年に持ち越しとさせてもらいました。ごめんね。あと、今編みかけの方をどうしようかちょっと悩み中。踵まで編んだからとりあえず片方だけでも編み上げたいような気もするし、でももう片方をまた編むだけの毛糸が残ってないから編んでもペアにならないし。。まあとりあえず一旦片方だけでも編み上げようかな、とは思ってる。ピコちんの靴下(もうサイズ小さい)をほどいてもう片方編むこともできるかもだし。。
2023.02.09
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今年は学校外のリーグにも参加しているピコちん。1月末でレギュラーシーズン全8試合を終了したわけだけど、なんとピコちんたちのチームは負けなし!いくら上級生が多いチームとはいえ全勝ってすごいよね。ピコちんも上手い選手の強いチームの中で揉まれて着実にレベルアップできました。で、2月最初の週末、ピコちん所属チームは全勝レコードを引っ提げてプレイオフに突入!プレイオフは、D1ボーイズディビジョンの6チームを2つのプールに分けて、プール内総当たりで順位を決め、プールAの1位とプールBの1位が決勝、プールAの2位とプールBの2位が3位決定戦をそれぞれ戦う、という形式。ピコちんたちのチームは、危なげなくプールAで2勝を挙げ、早々に1位通過を決めました。特に2試合目はダブルスコアに近い圧勝だったので、ピコちんたち補欠組もいつもより多くプレイタイムもらえたし、ピコちんにボール集めてシュート打たせるプレイを何回も走らせてくれたりしてかなり嬉しかったです。3ポイント決めた!ということで、満を持してのプレイオフ決勝。ピコちんたちチームの主力選手は、なんといってもコーチの息子さんたちを含む同校8年生の5人組なんですが、このプレイオフでは1ピリと3ピリに出るファーストユニットに3人、2ピリと4ピリに出るセカンドユニットに2人を入れて戦力を平均化させ、5ピリで主力をまとめて出して、もし点差に余裕が出たらどんどんサブ入れてって全員出場、という選手起用でした。決勝でも同じ選手起用で試合開始。前半はなんかシュートの入りがよくなかったこともあって、このチームにしては競った試合で、2点差まで詰め寄られる場面もあってドキドキでした。決勝だけあって、スタンド(基本的に親)からの声援も熱が入ったし、ベンチからも応援のコールがかかったりして、熱気に満ちた試合でした。選手みんながアスレティックに大活躍してて観てて楽しかったし、ピコちんもオールコートディフェンスのファーストトラップ役とかライン割りそうなボールを飛びついて拾ったりとかできる形でがんばってました。終わってみれば12点差の堂々の勝利で、全勝優勝という快挙を達成!すごい!!決勝の後は簡単な表彰式で、 リーグコミッショナーとコーチたちの短いスピーチの後、優勝チームと準優勝チームの選手全員がそれぞれ名前を呼ばれて金と銀のトロフィーをもらいました。チーム写真撮った後に体育館の廊下でデリバリーピザで打ち上げパーティ。コーチとか他の選手の親御さんたちと少しお喋りもできてよかった。折りしも、このあたりのミドルスクールの学校リーグではもうすぐ学校バスケのシーズンが開幕する予定で、まさに翌日から各学校でトライアウトが始まるところ。チームの選手たちもそれぞれの学校でトライアウトを受ける予定ということで、みんな選抜されて次は対戦相手としてあいまみえることができるといいね!
2023.02.05
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月日が経つのは早いもので、最初のドールハウス「温室」と多肉植物の箱庭を作ってからあっという間に1年半が経過してた。第1弾の完成後すぐに買ったまま今まで手をつけてなかった別のキットを、最近になってクラフト材料棚で再発見してようやく作り始めて、2週間ほどで完成させました。「Fsolis」のドールハウスシリーズの「Peaceful Time」というモデルです。キットの完成図モノトーンにミントグリーンのモダンインテリアの、ダイニングキッチン+リビングルーム+スタディエリアのある寝室という1LDKのおうちです。インテリアがかわいいのが気に入って買ったんだけど、箱開けてみたら、このキットは1/36縮尺で、1/24だった最初のドールハウス(温室)よりも更に小さい。縮尺小さいと、必然的にパーツ作りもますます細かくなる。例えば、同じ爪楊枝で作るパーツが、温室では「鉛筆」、今回のおうちではリビングルームのコーヒーテーブルの脚、という具合。小さいのでちまちま度が増してこれはこれで可愛くはあるんだけど、逆にこれだけ細かいと実はカスタムが難しいというか、できることが限られちゃうなー、というのが作ってみての感想。あと、キットの通りだと紙で作る部分が多すぎて、リアル感が足りないというかかなりつまんない。なので、基本的にはキットの通りに作って、どうしても立体感やリアル感が足りないと思ったところだけ、カスタムすることにした。具体的には、ダイニングキッチンのカウンターや机の天板は木目プリントの紙を貼る代わりにペイントしたり、紙を貼るだけだったラグを手持ちのファブリックで代用したり、鍋やフライパン、パソコンモニターを石粉粘土でちまちま作ったり。温室作った時の残りパーツも活用して、ポプシクルスティックでウッドデッキ張ったり、デスクチェアを強化したり、コンソールテーブル作ったりとかもして、それなりに満足のいく仕上がりになりました!全体正面(再掲)。サイズ感の参照にウッドデッキに25セント硬貨を置いてみたバルコニー側から1階にダイニングキッチンとリビングルーム2階はデスクコーナーのある寝室ダイニングキッチンのクローズアップリビングルームのクローズアップベッド周りのクローズアップデスク周りのクローズアップドールハウスやっぱり楽しいので、第3弾もたぶん作ると思うけど、次はぜひ1/24縮尺に回帰したい。夢はくっつけると一つの大きなドールハウスのお家ができるように各部屋をユニットで作っていくことなんだけど、それにはやっぱりベースはキットじゃなくて自作しないとかなー。
2023.02.04
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雨、雨、雨、雨、雨。12月末から始まって、これまで覚えがないくらい雨が続く毎日です。北カリフォルニアは冬が雨季なのですが、雨季といっても日本の梅雨のように毎日雨が降るわけではなく、いつもはせいぜい週に1〜2回小雨が降るくらいの穏やかなものです(だからすぐ夏に旱魃になるんだが)。それが今冬は、12月末からずっと雨。しかもただの小雨じゃなくいくつもの「レインストーム」が次から次へと波状攻撃をかましてくる。もともと雨が少ないお土地柄、大量の降雨を受け止められるようにできてなくて、あちこちで水が溢れまくり、冠水&浸水しまくり、土砂が崩れまくり、停電しまくり、根が緩んだ木が倒れまくり。ガソリンスタンドの金属のキャノピーが倒れてガソリン流出した事件もあったな。多大な物的被害はもちろん、尊い命が失われる事故もいくつも起きてしまいました。大統領が非常事態宣言出したほど。特に今回は、雨で緩んだ根っこに次やその次のレインストームの波状攻撃をかまされた大木が倒れるケースが多く、ご近所や知人など身近なところでも、家の屋根が破損したり、車が潰れたりという被害が出ています。庭木や公園の植栽は、ふだんスプリンクラーとかで水やりされてるせいで根が地表に広がってて地中深くに伸びてないので、野生の木より大雨で倒れやすいらしい。そんな豆知識知らなくてもよかったよ・・。今回のような連続の大雨は、「Atmospheric River(大気の川)」と呼ばれる、水分を多く含んだ細長い空気の回廊によって、熱帯からの水分が大陸の西海岸に運ばれて起きるんだそう。いやー今年の1月は、これまでの10年分より多くの「Atmospheric River」連呼を聞きましたよ。アトモスフェリックリバーの説明(英語だけど)あと「Bomb Cyclone(爆弾低気圧)」というのもよく聞いたけど、これは24時間以内に急激に気圧が下がって起きる気象現象らしい。これは東海岸とか熱帯とかでも起きるらしいけど、この辺りの気象ニュースでは今まで聞いた覚えがない。まあとにかくここまで大雨が連日続くのは、雨季の降雨量が記録的に多かった2017年ですら覚えがありません。明るい陽射しに慣れた心と体には、毎日暗い空が続くとちょっと堪えるけど、でも干上がってたあちこちの貯水池が水をたたえるようになって夏の旱魃が回避できそうなのはよかったよね。とりあえず我が家の隣家の庭のレッドウッドの大木が倒れないことを願って・・。
2023.01.16
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自転車レースに積極的に参加しているピコちんですが、彼が熱中しているもう1つのスポーツがバスケットボールです。毎年夏とかの長期休みにはバスケットボールのキャンプに必ず参加してるし、小学生時代(コロナ以前)は毎年YMCAのバスケットボールリーグにも参加してました。家の前にバスケットボールのゴール置いてるのでけっこう毎日1人でシュートアラウンドとか近所の子とワンオンワンとかやったりもしてるし、去年は学校のチームでもプレイしました(あんまり活躍はしてなかったが)。アメリカの学校スポーツって、日本の部活みたいに年間通して一つのスポーツのチームに所属するのではなく、シーズン毎に別のスポーツの学校代表チームが組織される形。たとえば野球は春〜夏、フットボールは秋〜冬、バスケは冬〜春がシーズンなので、その時期になるとメンバー募集がかかって、スポーツによってはトライアウト(選考)を受けて選ばれて、晴れて学校を代表するチームのメンバーになって試合に出場できるのです。とりあえずピコの中学はそんな感じ。高校になるとどのスポーツにフォーカスするかとかもっとあるのかもしれないけど。でもプロのアスリートでもバスケとアメフト両方とも学校のスターで最終的にどっちか選んだとかって話よく聞くので(レブロン・ジェームズとかね)、各スポーツにシーズンがあるっていうのは同じだと思う。学校内だけじゃなく学校外のリーグに所属するっていうのももちろんありです。これも大体シーズン決まってて、野球(春〜夏)とフットボール(秋〜冬)とか掛け持ちする子もいます。今年はピコちんも学校外のバスケリーグのチームに入ってプレイしました。バスケの学校外のリーグも、他のスポーツと同様、特色とかレベル別にいくつか存在します。「コンペティティブ」っていうと勝ち負けを気にするリーグで、「レクリエーショナル」だともっとゆるい感じ。コンペティティブなリーグのチームはトライアウト受けて合格して初めてチームに入ってプレイできます。この辺でコンペティティブなチームは、AAU (Amateur Athletes Union)に所属してることが多いらしい。AAUのトラベリングチームとかになると、ガチ勢というか、地元だけじゃなくて他の地域にも遠征して強いチームと対戦します。ピコちんが所属した「フットヒル・ユース・バスケットボール(FYB)」リーグは、コンペティティブだけどAAUほどガチじゃない・・という感じで、うちの市とその近隣合わせて4つの市域でこじんまり運営しているリーグ。3年生から8年生(中学最終学年)までの男女が対象で、ディビジョンは男女別・2学年混合ということで6ディビジョン。ピコちんの場合だと、7年生男子と8年生男子の混合ディビジョンD1ボーイズのチームに所属することになる。D1ボーイズ所属チームは6チームだったので、2ヶ月間のシーズンの間に他の5チームと対戦を重ね、シーズン最後のプレイオフで最終的な成績を決めるわけ。FYBは実はつい最近までNJB (National Junior Basketball)というもっと広域(カリフォルニア、ハワイ、アリゾナ、ネバダ)リーグの一部だったそうなんだけど、「方向性の違い」で脱退して自分達だけでやることにした、らしい。ガチじゃないとはいえコンペティティブなので、ちゃんとトライアウトあってピコもそれをパスして入団しました。どのチームに誰が入るかは、ヘッドコーチがドラフトして決めるんだそう。とはいえ、地元こじんまりリーグなので、運営もそうだけど、各チームのコーチも基本的に親です。FYBでは1チームは10人が定員。ピコちんが入ったチームは、8年生が7人、7年生が3人のチーム。コーチは8年生の双子男子のお父さんで、FYBコーチ歴6年目というベテラン。選手はもちろんコーチ自身の双子男子くんたち、それから双子男子くんたちの同級生が3人、他の学校の8年生が2人、7年生男子がピコちんも含め3人、という布陣。ピコはこのリーグに今年が初参加だけど、他の子たちは以前からこのリーグでプレイしてる経験者とのこと。11月にチーム編成決まって練習始まって(11〜12月は週2回、1月は週1回)、12月から1月末までがレギュラーシーズンで日曜に試合(8試合)、2月最初の週末にプレイオフ、というスケジュール。ということで、ピコのチームの試合、もう何度か観戦しました。てか、ピコたちのチーム実はめっちゃ強い!今のところ全勝!です。コーチのとこの双子くんはさすがにどっちも上手いし、あと双子くんの同級生たちは学校のチームでも一緒にプレイしてるらしくて、みんな上手いし息も合ってる。あとその同級生の中に1人、飛び抜けて上手くて運動能力もめっちゃ高い子がいて、彼はどうみても絶対的エース。まあ2学年混合だとどうしても上の学年の選手の方が体も大きいし平均的に個人としての力が高いわけで、8年生率が高いチームはやっぱ強い、というのは言えるんじゃないかと。そんなチームで下級生かつニューカマーのピコちんはまあ補欠な存在なのですが、でも幸いなことにこのリーグのルールのおかげで、試合にはしっかり出してもらってます。というのも、FYBの試合は1ピリオド8分間x5ピリオドで、最初の4ピリオドは全選手が2ピリはプレイするようプレイタイムが保証されているんです。例えばAチームが1ピリと3ピリ、Bチームが2ピリと4ピリ、みたいな感じで全選手が交代で出場するの(欠席者がいたら誰かが3ピリプレイすることになる)。5ピリはコーチが自由に出場者を決められるので、だいたい上手い子たちを揃えて出すけど、選手交代もどんどんするし、点差が開いてる場合は補欠メインで出して経験値を積ませたりもします。まあピコは試合に出場してもまだあんまり大きな役割は果たせてないんだが。でも5人の1人として、両翼で相手プレイヤーを引きつけたり、スクリーンかけたり、ディフェンスでトラップしかけたりと、できることをがんばってます。オフェンスのセットプレイ的なのとか、オールコートディフェンスとか、今までより高度なプレイを実地でやって、ピコにとってはいい勉強もさせてもらってるし。とりあえず残りのシーズンもがんばって!
2023.01.08
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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年こそはもう少し定期的に日記書いていきたいです。がんばります(といいつつ1ヶ月以上放置しちゃって慌てて遡ってアップしてってるのですが・・)。新年といっても大したお祝いはせず。一応おせち料理は用意しましたが、相変わらず日系スーパーで買ったのを重箱に詰め替えただけ。お雑煮はさすがに作ったけど。元旦は降り続く雨の中で束の間の晴れの気持ちのいい日だったので、相棒のおじおばいとこファミリーと地元の自然公園にハイキングに行きました。あと日本の家族(私の両親と弟家族)とスカイプもした!で、3が日のうちにということで、我が家の恒例家族行事となりつつある「書き初め」を敢行いたしました!確か最初にやったのは一昨年で、今年で3回目。年々枚数が増えていって、一昨年は1人1枚だけだったのが、去年は15枚、今年は家族3人で22枚の傑作を生み出しました。一応書き初めなので、お題は「今年の目標・希望」。ということで、私は定番っぽく「幸福」「家族」、ピコは「安全」とか書いてたら、相棒(もう5度目?か6度目?とかの脳震盪が現在進行形)が「自分に一番必要なものはこれだ!」とかいって「健康な脳(Healthy Brain)」って書いた。そこからは「我が家に一番必要なものは整理整頓でしょー」、ピアノやサックス練習するから「音楽」「サキソフォン」とか、「旅行行きたい!」「いい雪でスキースノボやりたい!」「やっぱ自転車だよね」とか、なんなら字じゃなくて絵描いちゃう、みたいな自由な作品作りに走り。あとスカイプで聞いていたピコちんいとこ@日本在住の書き初めのお題「平和の光」とか、相棒一族の「輩字」4世代分にあたる漢詩の1行(だそう)の「福禄寿長」も書いてみた。ちなみに「輩字(generation character)」とは、中国の伝統的な名付けの慣習で、一族の同世代に属する人の名前に共通して特定の漢字を使うことをいう。例えば相棒の中国語名は漢字2文字なんだけど、そのうちの最初の漢字「長」が輩字で、相棒のいとこ男子はみんな「長」から始まる2文字の中国名を持っているの。これは、中国では姓のバリエーションがそんなにないので、同じ姓でも一族かどうかわからないことも多いけど、同じ姓と同じ輩字(またはその前後世代の輩字)を持っていたら一族だとわかる、みたいな意味があるんだよ、と相棒の叔父さんに教えてもらった。で、ひいおじいさんが残した文献によって、相棒一族の輩字は漢詩(四言絶句)から代々とってきたことはわかってて、該当の漢詩の1行も残ってたので、おじいさん→お父さん→相棒の世代まではその残った1行から輩字をとってきた。だけど、相棒いとこのところに男の子が生まれた10数年前に、そういえばその次の世代(ピコちんたちですな)からはどの字を使うべきかわからない、という問題が浮上してしまったの。しょうがないので、相棒のおじさんの1人(爆誕した男子の祖父)が漢詩に心得のあるお友達に相談して次の1行を作詩し、親族会議での決議の結果、一族のハワイ分家だけの輩字4世代分が決定したのです。まーとは言っても、その輩字、有名無実になっちゃったんだけどね。っていうか私たちが有名無実にしちゃったというか。だってピコちん世代に男の子は2人しかいないのに、私たちピコちんに中国名つけなかったんだよね・・。今からでも非公式の中国名つけるか?ちなみに相棒は中国系と日系のハーフなので、公式のミドルネームは中国名だけですが、非公式の日本語名も一応持ってます。使わないけど。それはともかく、書き散らした「作品」のうちよく書けたのを選んで、ダイニングの壁にディスプレイ。これは1月中はこのまま貼り出しておく予定。相棒やピコちんはこの壁を背景にビデオコールすることが多いので、相棒の同僚とかピコちんのオンライン日本語家庭教師の先生とかに好評です。
2023.01.02
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今年のクリスマスはベアバレーでスキー!行ってきました。サンフランシスコベイエリアからスキーに行くといえば、なんといっても大中小で14ヶ所のリゾートが点在してるレイクタホ周辺になります。それだけ数あるので、大規模リゾートからこじんまりとしたスキー場までよりどりみどり。レイクタホもその一部であるシエラネバダ山脈には、タホ周辺より小規模ではあるけど、他にもスキー場があります。みんな大好きヨセミテ国立公園にもごく小さいスキー場あるし、タホ(北)とヨセミテ(南)の間にも「ベアバレー」と「ドッジリッジ」という中規模のスキー場が2つあるのです(ちなみにヨセミテより南にもマンモスマウンテンという大きめのリゾートがあります)。この2つは、週末や休暇の時期には人が押し寄せるタホ周辺の人気スキー場と違って、再開発の波もまだ届いてなく落ち着いた感じのスキー場、と聞いて、今年はそのうちの1つベアバレーでクリスマスを過ごすことにしたのです。滞在はベアバレービレッジの真ん中にある相棒友人のコンド(バケーションレンタル)にて。ベアバレーのスキー場とビレッジの位置関係は一風変わってて、普通スキー場のビレッジといえばスキー場のメインリフト(ゴンドラとか)の麓にホテルやコンド、お店が集まっているのが定番だけど、ベアバレーはビレッジがスキー場山の裏側にあるの。説明しにくいんだけど、ビレッジとスキー場のベースの間にスキー場のある山があって、山の北側の麓にスキー場のベース、南側の麓にビレッジがある。山の北側の斜面がリフトがあって斜面もグルームされてるメインゲレンデで、南側はゲレンデはあるけどグルームはされてないしリフトもない。なので、ビレッジからスキー場まで直接アクセスできないけど、ビレッジからベースまでシャトルか車で行き、ベースからリフトに乗って山の頂上まで上って、そこから裏側(南側)のゲレンデを滑ってビレッジに戻ってくることはできる。ベアバレーのビレッジは、いわゆるスキー場のビレッジと集落の中間的な感じで、中央には大きな田舎風のロッジがあり、その中に郵便局やジェネラルストア、レストラン数軒があり、その周りにコンドが数棟、さらに外側には多数のキャビンも点在している(そのうちのいくつか?大部分?は冬はスノーモービルでしかアクセスできないそう)。一応小さいけど図書館や学校、消防署の分署もある。タホ周辺の大規模リゾートと違ってあんまりリゾート開発されてないので、ロッジもコンドもビンテージ感溢れるというか、昔から来てるファミリーがそのまま通ってるって感じでとってものんびりしてた。スキー場もクリスマス休暇っていうピーク時なのにめちゃがら空きで、リフトも待ちゼロ。高速リフトは2基だけであとは昔ながらのチェアリフトなのも、味があるというかまーそうだよねというか。相棒は残念ながら直前にまた軽い脳震盪やっちゃったので大事を取ってスノボはせず、ちょっとクロスカントリースキーとスノーシューイングするだけにしたので、ダウンヒルは私とピコだけ。初日はピコに合わせて私もスノボじゃなくてスキーを選択して、一緒に滑りながらピコちんにボーゲンからパラレルへの移行をレッスン。初級のゲレンデで練習し、その後中級ゲレンデにアップグレードして、夕方にはピコちん1人で中級降りて来られるようになりました!2日目も私はスキー滑るつもりだったんだけど、レンタルブーツの靴擦れで、両すねの前面に水脹れのラインができちゃってすねに力かけられなくなっちゃったので、昼前に自前のスノボ一式に履き替えて、スノボで巻き返し。スキーとスノボでは使う筋肉も違うので、リフレッシュした脚で久しぶりのスノボを楽しんだ。ピコももう私がスキーでついてなくても全然OKだったしね。ちなみに、ブーツだけレンタルしたのは、初日前夜にギアの調整してて、中古で買ったばかりの板のバインディングを前から履いてたブーツに合わせてたら、いきなりブーツの踵が粉砕したというハプニングがあったのです。さすがに25年もののブーツなのでプラスチックが劣化してたらしい・・。とりあえずスキー場で滑ってる間に割れなくてよかったです。最終日の3日目はスキーはせず、スキー場ベース近くのスノーパークでそり遊び(ピコが)。うちが持ってる「そり」はスノーブレードというボディボードに持ち手がついたようなやつで、超スピードは出ない代わりに、真っ直ぐ滑らずにすぐ回転しちゃうのです。スノーチュービングみたいに空気が入ってるわけでもないので、私も滑ったけど、雪面のゴツゴツが直に腰や首に来て1回でギブアップでした。あんなの何回も滑るピコちんはやっぱ若いなーってか子供ってすごいなーっていうか。そり遊びのあとは、帰りのドライブ。途中、行きに見かけて気になっていた「カラヴェラス・ビッグ・ツリーズ州立公園」に寄ってみた。ここはその名の通りジャイアントセコイアの林がいくつかあって、大木の間を散策したり切り株の上に登ってみたりできる。雪と大木という素敵な組み合わせの風景を堪能した。ジャイアントセコイア(セコイアデンドロン)といえばヨセミテのマリポサグローブとかセコイア国立公園(地球上で最大の樹木「シャーマン将軍の木」がある)とかが有名だけど、実はこのカラヴェラスもそれなりに知る人ぞ知るスポットだったらしい。公園は割と広くて、私たちが散策した入り口近くのノースグローブだけじゃなくて南側にもセコイアの林があり、トレイルやキャンプグラウンドも充実しているよう。今度は夏にキャンプしに来てみたい。
2022.12.24
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私の参加してるフラのグループでは、ときどき地元の老人ホームの何軒かに呼んでいただいてフラのパフォーマンスをやるのですが、今回もそのうちの1軒で踊ってきました。セットリストは先生のソロとか含め10曲で、私はそのうちグループナンバー7曲で踊りました。ステージ位置は前列右側で固定。私クラブの中で一番経験浅いんだけど、前列定着とは我ながら出世したもんだよね。セットリストAloha ChantBlue HawaiiKa Ulwehi O Ke Kai(先生のソロ)Brown Gal/Grass Shack MedleyMele Ohana(先生+ゲストグループ)Hele on to Kaua’iUlupakakua(デュエット)KauanoeanuheaNani Ko’olauChristmas Island観客はホームの談話室に椅子を並べて観てくれてたので、最前列のおばさま方とは2mも離れてなくて、じっと見られてるとちょっと緊張。もちろんずっと笑顔をキープなんだけど、ほっぺたの筋肉がピクピクしちゃってた。。衣装チェンジは5回。「ダンスの完成度を衣装の賑やかさで補う戦略」とはあるクラブメンバーのコメントですが、至言かも?まー華やかな方が見てて楽しいもんね。クラブメンバーの1人のダンナさまが、奥さまへのプレゼントとして、クラブメンバー全員に白い蘭の生花のレイを贈ってくれました。いつも造花のレイで踊ってるので、生花のレイで踊れるなんて最高でした!ダンナさま太っ腹〜、ありがとうございました!最後のクリスマスソングは生花のレイで!老人ホームなので、場所によってはもう集中して見ていただくのが難しい方ばかりのところもあるんだけど、ここのホームはお元気な方が多くて、すごくよく観て拍手喝采もしてくださって、ありがたい観客だった。パフォーマンスの後は少し観客の皆様とお喋りして、踊った曲についての質問をいただいたり、おじさまおばさま方のハワイでの思い出をお聞きしたりした。コロナ前は毎年複数の老人ホームでクリスマスパフォーマンスやってたんだけど、パンデミック以降はなかなか難しかったりするのよね。でも人前で踊るのは私たちも嬉しいし、シニアの皆様にも楽しんでいただけるので、またいろんなところからお呼びがかかるようになるといいなー。
2022.11.19
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