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カテゴリ: 台湾棒球
今さらアジアシリーズの話題になりますが、獅隊がSKワイバーンズに勝てたのは、事前の偵察活動が役に立ったからっていう記事から。

[記事] 統一獅的勝利 證明情蒐的重要 (聯合新聞網)(big5)(11/15)
[記事] 情蒐宰韓 馮勝賢:辛苦有代價 (壹蘋果運動王)(big5)(11/17)

ちょっと長くなりますが、2つの記事を混ぜて適当に。



馮勝賢と中華職棒連盟記録担当の林聿文は韓国シリーズ開催期間に現地まで赴いてデータ収集を行った。二人は大きな荷物を持ってバスに乗り、毎日の睡眠は4~5時間のみ。帰国後はデータを整理し、日本入りの前に台南へ行って獅のコーチ陣に披露するとともに高志綱と配球を研究した。

昨年、相手のデータがなかった統一隊は霧の中で試合をしているようなもので、霧が散るのを待っていたら試合も終わっていた。どうして負けたのか、自分でも良くわからなかった。

今年はデータがあり、対戦相手の一挙手ごとが把握でき、相手の試合での変化にも早めに気がつくことができた。たとえばSKの先発・蔡秉龍はスライダー投手で、ストライクをとるのにスライダーを使う。しかしデータでは決め球はストレート。劉芙豪が打った1本目の3ランはストレートを狙ったものだった。

偵察隊が集めたデータは打者攻略にも林岳平の投球にも大きな助けとなり、併殺打が4つあったのもデータと密接な関係があった。

というわけで、昨年のアジアシリーズでコールド負けしたSKに今回は大勝できたのは、偵察隊が韓国シリーズに行ってデータを集めて来たおかげって部分もあるんだって。


記事中、蔡秉龍投手がストライクを取るのはスライダーだけど決め球はストレートとありますが、確かに記録を見ると蔡秉龍投手から打った陽森選手の同点タイムリー、劉芙豪選手の3ランホームラン、高志綱選手のソロホームランは全て追い込まれてから打ったものです。


韓国の新聞にもこのことは写真つき記事で取り上げられていて、手前に見えているのが馮勝賢さんですね。
[ニュース分析] 'SK 解剖あった' 亜チャンプ決勝挫折なぜ? (スポーツ朝鮮)(11/17)

記事の内容は、 台湾からの偵察隊は投げるたびに球種を韓国のスコアラーに確認しているような有様で、果たして情報収集の結果に効果があったのかは疑問だ 、なんて書いてありますが、とにかくも台湾側が準備をしたということが重要だとあります。
それに比べてSKは日本シリーズにはスコアラーを派遣して分析していたのに統一相手には油断していた、と。




というわけで、聯盟もやることはやってるんですねぇ。
こういうデータ分析って、台湾が韓国や日本と比べて非常に苦手な分野ってイメージでした。

日本は野村監督がデータ野球の象徴みたいになってますし、韓国のリーグ戦では試合中にベンチにノートパソコンを持ち込んで何かやってるみたい。そしてSKや斗山の監督さんは非常にデータ重視の采配するするとか。

対して台湾の場合は球団にスコアラーがいるのかどうかさえ良くわからないし、一昨年でしたっけ、アジアシリーズ前に日本の投手のことは良くわからないので事前にパワプロをやって日本の投手の特徴を勉強したとかいう笑い話レベルの話も。
WBCの前だったかに韓国の視察に行ったけどもビデオ撮影に失敗して、代わりにDVDを買って来たはいいけど台湾では規格が合わずに再生できなかった、なんてな話もありました。


それに比べれば、今回は台湾もかなりやる気を出したっていうことなのでしょうか。次回のWBCでも今回の経験が活かされると前回大会以上に期待できるのかも。


●なぜ馮勝賢コーチが担当?

で、素朴な疑問。


以前、林岳平投手がワザとぶつけた云々で揉めたときの当事者でしたよね。獅隊とは因縁のある選手だけど、もうわだかまりみたいなのは一切ないってことでいいのかな。

馮勝賢さんは現役中に輔仁大学の修士号を取得していた「高学歴選手」なのだそうです。何の学科の修士なのかわかりませんが、そういうデータ分析の分野の研究をしていたから選ばれたってことなのかなあ。





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Last updated  2008年12月08日 05時07分24秒
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