4月に入り、新学期がスタートしましたね。
幼稚園や小学校へ進学し、新しい環境にワクワクする一方で、
「集団生活に馴染めるかな?」
「うまくやっていけるかな?」
と、不安を抱えているご家庭も多いのではないでしょうか。
私自身、少し発達に特性のある、いわゆる“グレーゾーン”と呼ばれる子どもを育てています。
幼稚園入園で10ヶ所から断られた経験
我が家では、幼稚園探しの際に10か所近くの園から「うちでは保育できない」とお断りされました。
最終的に、ある私立幼稚園で**「療育を受けながら通う」という条件で入園**が決まり、受け入れていただいたのです。
その園では先生方が本当に丁寧に子どもを見守ってくださり、現在もサポートを受けながら学校生活を楽しんでいます。
気づいたら早めに相談を!療育のスタートは“気づいた時”が最適
「子どもの様子が少し気になるけど、相談していいのかな…?」
と迷う方は多いと思いますが、療育は早く始めるほど子どもの成長が促されます。
例えば:
など、身近なタイミングでのサポートの入り口があります。
また、心理士や作業療法士の方が幼稚園や保育園へ訪問し、子どもの様子を見たうえで必要な支援を提案してくれる制度もあります。
発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法 [ 大場美鈴 ]
発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法 (一般書 117) [ 大場 美鈴 ]
グレーゾーンの子にとって「集団生活」は大きな壁
発達に特性のある子にとって、幼稚園や小学校での集団行動は非常に高いハードルになることがあります。
実際に我が家でも、新学期が始まったばかりの頃、
訪問してくださった発達支援のスタッフさんから、
「新しい刺激が多すぎるので、“一人になれる場所”を作ってあげると落ち着きやすいですよ」
というアドバイスをいただき、先生方が段ボールハウスを用意してくれました。
子どもは疲れたときにその中で過ごし、気持ちが落ち着いたらみんなの輪に戻る、という行動を繰り返すうちに、徐々に集団生活にも慣れていきました。
今では、そのハウスを使わずに教室で過ごせるようになっています。
幼稚園・学校の先生と療育の専門家が“連携”することがカギ
幼稚園や学校の先生方は子どもの教育のプロですが、療育の専門知識は必ずしも豊富ではないこともあります。
そのため、児童発達支援や放課後等デイサービスのスタッフ、発達支援センターの専門家と連携することで、
先生の負担も軽減され、子どもも安心して過ごせるようになります。
一人で抱え込まないで。支援はたくさんあります!
子どもの集団行動の様子を、親が直接見る機会は多くありません。だからこそ、ママやパパが一人で不安を抱え込みがちです。
でも、支援の仕組みはたくさんあります。
「療育」や「発達支援」という言葉に構えすぎず、“子どもに合った環境を整える”ための選択肢として考えてみてください。
「どんな子も、必ず成長していく」——安心できた一言
子どもが小さい頃、子育て広場で出会ったスタッフさんに、
「どんな子でも、小学校高学年になるころには落ち着いてくるから大丈夫よ」
と声をかけてもらったことがあります。
今では、かつて椅子に座っていられなかった我が子も、年齢とともに落ち着いて過ごせるようになってきました。
療育は特別なことではなく、子どもの個性を伸ばすチャンス
どんな子どもも、必ず成長します。
焦らず、その子のペースで、しっかり見守っていきましょう。
最新図解 自閉症スペクトラムの子どもたちをサポートする本 [ 榊原洋一 ]
自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 幼児・小学生編 (健康ライブラリー) [ 本田 秀夫 ]
「時間は命と同じ」って、ほんとにそうだ… 2025.05.30
「中学生の壁…?思春期の子どもとの距離感… 2025.05.26
勉強が苦手な子、塾に行かないとダメ?我… 2025.05.24