PR
Keyword Search
Calendar
Comments
1年前の今日。
2013年2月14日。
この日は、ボウがママのお腹に来てくれた日です。
この日の夜は、お腹に手を当てて、
「どうか、この命が無事に育ちますように。」
と祈ったね。
結婚して2年。
不妊治療を始めたのが34歳のとき。
そこから2年半、4回の体外受精と6回の移植を経験しました。
少ないほうかもしれません。
でも、わたしにとっては、長く、つらく、先の見えないトンネルにいた2年半でした。
周りのサポートのおかげで治療に専念でき
経済的にも身体的にももちろん大変なことばかりでしたが
なにより2回のサヨナラした天使たちをお空に見送ることが
本当に本当につらかった。
たくさんの、お腹に来てくれた兄弟たちに見守られながら
ボウは1年前にママのお腹にやってきてくれました。
そして、がんばって大きくなってくれました。
健診のたびに元気な姿を見せてくれたエコー写真は
今でもママの宝物です。
いつも泣き虫なママに、 「いつか会えるからね」 って勇気づけてくれました。
パパと3人で散歩したこと、ボウは覚えてるかなあ。
ママとおじいちゃんが、部屋の明かりを暗くして家から見える花火を座って見ていたこと
おぼえてるかな。
ママとおばあちゃんがいつも笑ってお話していた声
聞こえてたかな。
お腹にいた10か月の殆どを、ママが産まれてから20年住んでいた家で過ごしていたんだよ。
あなたはたくさんの人からの愛情をもらい、
「無事に産まれますように」 って願ってもらい
エコーで見せてくれる元気な姿はいつも周りの人を笑顔にしてくれました。
いろいろ大変な時期も乗り越えて
やっとボウに会えた時の喜びは、言葉では表現出来ないほどでした。
ボウちゃん。
産まれてすぐの、あんなにも小さな体で、たくさん痛いことも苦しいことも
よく1人で頑張って乗り越えられたね。
きっと心細かったでしょう?
怖かったよね。
お腹に迎えたとき、あんなに小さかったあなたは
すくすくと元気に大きくなりました。
パパもママも、ボウがお腹に来てくれた1年前の今日の事は
これからもずっと忘れないでしょう。
ボウはママの宝物です。
ボウはパパの生きがいです。
ボウは、みんなに愛されてるんだよ。
そんなことを想いながら今日、ボウをギュウっと抱きしめたら
ずっしりと重くて温かくて
幸せだなあって思いました。
ママたちは、どんなことがあってもこの先ボウの事を
全力で守るから
もう安心していいからね。
これからも
笑顔がいちばん似合うボウでいてね。
大好きなボウちゃんへ。
ママより。
◇◆二人目妊娠の記録◆◇ 2015.08.17 コメント(3)
治療の話。~不育症について【4】~ 2013.08.22 コメント(9)