amieの本棚

amieの本棚

PR

×

Calendar

Comments

MON-AMIE @ Re[1]:疲れ目には(02/21) しろたんケロリメトポン一期一会さん >私…
しろたんケロリメトポン一期一会 @ Re:疲れ目には(02/21) 私はよく目の下にクマが出来るので参考に…
しろたんケロリメトポン一期一会 @ Re:天気予報によると(02/13) 月曜の朝といおうか、日曜の夜辺りから冷…
ティファニー@ Re:面白いサイトを発見(10/03) こんにちわ。以前に近所のイギリス人の家…
MON-AMIE @ Re[1]:面白いサイトを発見(10/03) ティファニーさま、ご子息は頑張っておら…

Archives

July , 2026
June , 2026
May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026
December , 2025
November , 2025
October , 2025

Keyword Search

▼キーワード検索

April 27, 2005
XML
カテゴリ: 読書いろいろ
先日来読んでいた、北朝鮮関連本です。
この本は読了するまで、ずいぶん時間がかかりました。
その理由はですね、この本、読んでいてもなんだか小難しい話ばかりで本を読んでいるというより何かの書類を読んでるみたいなんですね。政府の発行しているナンチャラ白書みたいな感じです。

帯には『250万人の餓死者 これは虐殺である!』とあります。

この本が何かの書類みたいな感じがするわけは、著者がアメリカ政府要人として北朝鮮を訪問して見聞きしたことを書いているからだと思います。

この本は11章に分かれ、北朝鮮がだんだんと飢餓に突き進んでいくさまが淡々と書かれています。

飢饉には前触れがあるそうで、たとえばエチオピアでの飢饉、カンボジアでの飢饉、中国での飢饉、ウクライナでの飢饉、と二十世紀に起こったいくつかの飢饉を先例としてあげています。
中国では毛沢東の大躍進運動とやらのおかげで3000万人の人が飢餓で亡くなったそうです。この餓死者の数は二十世紀の飢饉の餓死者の中でも最高数でした。

飢饉を生き抜くために食料を求めてあちこちと移動したり、口減らしをしたりといろいろな手段をとり始めます。


中国との国境付近において、北朝鮮の越境者(最初は食料を求めての越境だった)が年を追うごとに増えていき、ただの食料のための越境が脱北へと向かっていったのです。前回紹介した本にもありましたが、死ぬ前に一度でもいいから、お腹いっぱいご飯が食べたいという理由で。

北朝鮮は国際社会からの援助物資を配給する際、世界食糧計画のスタッフなどは同席させないと以前何かの本で読みました。同席させるときは、見られてもいい地区、比較的ましな地区に限られるのだそうです。援助団体のスタッフなどがたとえば配給先をどこそこにしたいという希望を出しても行かせてくれないのだとか。
そうなると援助物資がきちんと正確に配給されているのかどうかわかりませんよね。実際、軍部や一部党幹部などが横領して横流ししているという表現もありますし。

北朝鮮における飢餓は、天候不良による農作物の不作が原因ではなくて、政府による農業政策の失敗、それによる食糧事情の予測のずさんさが引き起こしたものといえそうです。実際、食糧の配給は年々少なくなっていきある時期からはほとんどまったくといいぐらいなくなったといいます。特に農村部においてですが。

この本には、飢餓から来る栄養不良からでしょうか、やせ細った子供が横たわっている写真が拍子となっています。手足は骨と皮だけのようにも見えます。
いつまでこの状態が続くのでしょうか。
あの国では一部の人たちのみが肥え太り、ほかの多くの人々は食料がなく栄養不良で死んでいっているのですから。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 27, 2005 11:51:02 PM
コメント(0) | コメントを書く
[読書いろいろ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: