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July 16, 2005
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カテゴリ: 読書いろいろ
この本、昨日見つけたんですよ。見つけて立ち読みして、面白そうだったので、今日買ってきました。

ガイジンさん二人が、一番札所青岸渡寺から三十三番札所華厳寺まで、最初は歩いて、途中から自転車(しかもママチャリ)で巡礼していく様子が書かれています。
二人が巡礼したのは7月から約1ヶ月。日本の蒸し蒸し暑い夏のさなかに歩いて!巡礼したなんて。読み始めたときは驚きました。
青岸渡寺から熊野古道を通って紀三井寺を目指すんですけど、山の中ですからね~。蛇は出るけど、人には逢わず。行けども行けども集落も無く。といった具合です。
粉河寺では銭湯を求めて地元の人に案内を乞い、銭湯では刺青を彫った人たちと記念撮影をしたり。
巡礼さんだからでしょうか、それとも巡礼をしているガイジンさんだからでしょうか、あちこちで接待を受けます。スモモをもらったり、スイカを食べさせてもらったり、朝ごはんや夕ごはんをご馳走になったり。
いろんな日本人の人たちに出会います。無視されたり、相手にされなかったり。反対にいろいろお世話してくれた人たちも。

あちこちお寺を回っているうちに、「お金を数える坊主」を目にします。お寺がお金勘定…。そのことにとてもショックを受ける二人。

古きよき日本があちこちで見られたことも、二人を喜ばせました。



著者の一人称で語られているので、まるで横で聞いているか、一緒に巡礼をしているかのような気持になります。

この巡礼が始まったのが、2000年7月19日。ちょうど5年前ですよね。
こんな暑い時期に和歌山から岐阜まで歩いたり自転車に乗ったりして、よくもまあ最後まで行き着いたものだと思います。
日本に住んでいるわれわれですら、巡礼にはツアーだったりしますからね。自分の足を使って、というのはめったに見られなくなりました。

この本のお二人も、道中愚痴がたくさん出てきます。でも決して途中で止めようとは言いません。最後までやり通す、すごいですよね。私には絶対無理。書店めぐりで音をあげてるんですから。

昔の巡礼さんもこんな風な感じだったのかなぁ、と読み終わった後ふと思いました。ただし、自転車は無かったでしょうけどね。





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Last updated  July 16, 2005 11:17:08 PM
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