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※「AN12946A」ピンレイアウト。18-24pinあたりが腐食してしまっている。
ということで、このチップの取り外し・換装を実行することを決意した。
アルミホイルでチップ周りをマスキングしてからフラックスをたっぷりと塗り、ヒートガンで炙る。しばらく炙ると、簡単にチップを外すことができた。
※アルミホイルでチップ周りをマスクしてヒートガンで炙ってチップを外す。
チップを取り外した「跡地」はかなり荒れ果てていた。錆・腐食はチップの下を伝って、広い範囲に達している。
この錆は精密ドライバで削り落とすとともに、アルコールを使ってできるかぎりふき取り、再度、フラックスを塗って半田を直す。
クリーニング後、跡地には、不動のジャンクT400シスボからヒートガンで取り外した「AN12946A」を新たに半田付けすることにする。
※ジャンクT400からヒートガンを使って取り外した無傷な「AN12946A」
このチップの半田付け。ピンピッチがかなり細かいので、けっこう大変だったが、チップのピンをランドに合わせて、隅のピンを半田ごてで仮止めし、フラックスをたっぷり塗って からヒートガンで炙り、仕上げで半田ごてを使用した。
気をつけたつもりなのに結局、ちょっとずれてしまった。が…、なんとかチップ交換は終了した。
問題は動くかどうかだが、仮組みして外部LCDで起動するかどうかを確かめてみる。(これはけっこうこわああい。)
なんと…。
BIOSを確認できた。
ということは、やはりこのチップが原因だったのか…。
でも、バックアップ電池を取り付けて、再度起動させてみたが、通電はしても、再びBIOS画面を拝むことはできなかった…。(チップの貼り付けが完全でなかったのかそれとも、他に問題が発生してしまったのか…。)
※起動したT400ジャンク。でもこの1度だけだった…。
ということで、この挑戦は失敗に…。(問題のシスボは、USBポートなどのパーツ取りに回します。)
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