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※LEDは反応しているが、まったく(うっすらとも)画面が表示されないT61p。
原因はこれまでと同じGPUの発熱から生じる半田クラックだろうが、これを避けるためには、もっと伝導率が高い高性能なグリスが求められる。
さてGPUリフローのために、CPUファンを取り外して気がついた。なんと前回、シリコングリスの添付量が少なかったようだ。CPUファン・ヒートシンクにもしっかり密着していなかったようで、これが放熱が十分できなかった原因みたいだ。 (シリコングリスけちってはいけませんね。)
※シリコングリスの添付量が少なかったのが今回の障害発生の原因か?
なにせ動かないのはメインマシン。のんびりとどのグリスがいいかと研究している暇はない。ここは先日購入した、ナノダイヤモンドを練りこんだDX1の出番だ。「ダイヤモンド」は金・銀を抑えて圧倒的に熱伝導率がよ く、DX1の熱伝導率は16W/mKだそうで、かなり の効果を期待できる。
いつものようにGPU周りをアルミホイルでマスキングして、ヒートガンで40秒ほどリフローを実施。その後、DX1を添付した。(ちょっと出しすぎたけど…。)
仮組みして電源を入れてみると、無事動作。やはり原因は、GPUの半田クラックだった。
どのくらい効果があるのか調べるために、「Thilmera7」という監視ソフトをVectorからダウンロードして使用してみる。
CPUの温度は35℃前後で推移。GPUはけっこう高めで、起動当初62℃だったけど、その後大体58℃前後で推移。これはナノダイヤモンドグリスの効果 なのか…。DX1の果たしてどのくらいなのか、対比できていないのだが、とりあえず動作は安定しているようだ…。
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https://www.thilmera.com/
これで、この夏の猛暑を乗り切れるだろうか…。
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