「 ラッキーナンバー7 /LUCKY NUMBER SLEVIN (2007) 」
スタイリッシュ・クライム・サスペンスアクションです。
監督は、「ホワイト・ライズ(2004)」でもジョシュ・ハートネットを主役に撮った、ポール・マクギガン。
主演は、「パール・ハーバー (2001) 」でゴールデン・ラズベリー賞のワースト・カップル賞にノミネートしている以外、目立った賞にはノミネートもされていない割には、なぜか人気ベストテンには必ずと言って良いほど上の方にランキングされる人気を誇っているジョシュ・ハートネット。最近では、「シン・シティ (2005) 」や「ブラック・ダリア (2006) 」に出演しています。
最近ハードな俺様的アクション映画よりも初老の刑事とかおとなしめな殺し屋的役所が良い味出しているブルース・ウィリス、そして、この人が出る映画は必ず良い映画ではないかと思わせるモーガン・フリーマン、また、サー・ベン・キングスレーまで出ちゃっています。脇役は重鎮ばかりでがしっと固まっています・・・
ヒロインは、ハリウッドのトップ・アクション女優ルーシー・リュー。本作では、彼女の華麗なアクションはあまり観られない代わりに弾丸のような早口が堪能出来ます(笑)
Story : 空港のロビーで、青年の前に現れた謎の車椅子の男。男は、20年前の幸運のナンバーにまつわる残酷な物語を語り始める。一方、NYのアパートではスレヴンとリンジーが偶然の出会いを果たす。不運続きのスレヴンは、友人を頼ってNYに来たのだという。ところが友人は姿を消し、スレヴンは敵対するギャング、“ボス”と“ラビ”の争いに巻き込まれる。そしてその影には、あの空港の男-凄腕の暗殺者グッドキャットがいるのだった…。
[ 2007年1月13日公開 ]
ー goo映画より ー
結構サスペンス通の感の良い方に、はもしかして種明かしをされなくても想像ができちゃうかもしれませんが、私はそうとう楽しめました!
面白かった~~~☆
車いすに乗った初老の親父が、訳わからない事言って話しかけて来る不穏な冒頭から、益々訳がわからない展開に当初は困惑させられながら、不運な男、ジョシュ演じるスレヴンが、次々に不運に苛まれます。
そして素っ頓狂なまでに飄々としているスレヴンの態度に、観る側も切迫した恐怖を感じないばかりか、あまりの不運の連続に可笑しくさえ思えて来てしまいます。
私は、笑える話ではなさそうなのに、次々怒濤のごとく降りかかる不運に可笑しくて可笑しくて、わらっちゃいました(笑)
クライム・サスペンスと言いつつもハラハラドキドキの恐怖感をあまり感じないある意味コメディタッチな部分もあり、誰でも楽しめそうなところもこの作品の魅力なのかもしれません。
一体ぜんたいどうなるのかと思いながら次々二転三転ストリーが予想外な展開を迎える中、中盤以降どうやら・・あぁ!そう言うことだったかと見えてきます・・・
そして、終盤では種明かしのようなストーリーの過去の映像が流れて来ますので、どんなに疲れていてストーリーが見えていなかった人にもここで見えてきます。
いろいろな伏線やヒントがちりばめられていますので、とりあえず冒頭は細かいことにも気を配って観ておくことをおすすめします。
後になって、あぁ~~そういうことかぁ~~っとわかって来きますので・・・
いやぁ~実に脚本が良くできています。「バタフライ・エフェクト」などにはちょっと及ばないかもしれませんが、私はそうとう楽しめました☆
アクションシーンのないルーシー演じるリンジーの早口の隣人もなかなか良かったです。
ブルース演じる謎めいた男もあまり目立ちすぎないところがかえって良い味でした。
ラストシーンはエンドロールが始まる最後の最後まで違う展開を予想していましたが・・・良い意味で裏切られました。ふ~んこれで終わったか・・・っと。
まぁ。観てのお楽しみですね~
~おしまい~
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