「 シルク/ SILK (2008) 」 <ネタばれに相当する内容が含まれるかも知れません>
この作品が私の2008年試写初めです。
監督は、カナダ出身の監督「レッド・バイオリン (1998) 」の フランソワ・ジラール 。
主演は、 「ラストデイズ(2005)」のマイケル・ピット。
ヒロインには、「パイレール・オブ・カリビアン」シリーズのキーラ・ナイトレイ。
「プライドと偏見(2005)」で2005年・第78回アカデミー主演女優賞にノミネートされ、今年ゴールデン・グローブ賞では、「つぐない(2008)」でドラマ部門の主演女優賞にノミネートされていましたが、今年はハリウッドの脚本家組合のストライキに俳優組合が協力して足並みを揃えた結果になったためゴールデン・グローブ賞が中止になりました。キーラやジョニー・デップなどもアカデミー賞でもノミネート確実となっていただけに残念な感じがしますね。
舞台が19世紀のフランスから遙か極東の日本までも跨って描かれる為、日本の、「バベル(2007)」の役所広司や「電車男 (2005) 」で一躍スポットをあびることとなり、「嫌われ松子の一生 (2006) 」では2006年・第30回日本アカデミー賞 主演女優賞を受賞、「自虐の詩 (2007) 」でも益々演技派女優として注目される中谷美紀、「NANA2 (2006) 」のシン役の本郷奏多などが出演しています。
そして、主人公が一目惚れしていまう謎の少女役に、第2の菊池凛子になるのでは?と噂される芦名星が大抜擢されています。
音楽は、坂本龍一が担当しています。さすが教授の音楽はいいな~~♪
Story : 1860年代のフランス。蚕の疫病が発生したことにより、エルヴェ(マイケル・ピット)は妻・エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)をフランスに残し、世界でもっとも美しい絹糸を吐く蚕の卵を求めて日本へと旅に出る。そして幕末の日本へと到着したエルヴェは、蚕産業者の原十兵衛(役所広司)が連れていた、絹のように光る白い肌の少女(芦名星)に目を奪われる。フランスに帰国してからもその少女の姿が頭から離れないエルヴェは、在仏日本人のマダム・ブランシュ(中谷美紀)の力を借りて再び日本へと向かうが…。『
「2008年1月19日(土)公開 」ー より ー
静かだ・・・・・
とっても静かで淡々とした時が流れていきます。
秘密の日記にも似た主人公エルヴェのナレーションで淡々と語られて流れて行くストーリー展開に、当初、(・・。)ん?・・・なんだ?なぜだ?・・・・的な解らないことばかりでストーリーは展開していきます。
あまりにも説明の少ない最小限な台詞と映像で勧められるストーリー展開に、途中から、なるほど、これは主人公の立場や気持ちになって行間を読みながら観る映画なのだと開眼・・・・・
話の軸となっているのは、フランスのシルク工場で蚕の謎の疫病で全滅寸前の危機を打開するべく、遠くエジプトや日本まで健康な蚕の卵を買い付けてくるために命がけで旅する中で、漆黒の黒髪を持ついわば魔性を秘めた謎の女に出会い魅了されてしまった主人公の、愛する妻の幸せな日常と惹かれて病まない魔性の女との危うい一目惚れの間で揺れ動く男の人生でした。
ット言うことは、最初から、蚕がどうしたこうした的な細かいことは自然に聞き流してよかったんだ~~。
舞台はフランスと日本を中心に描かれて行きます。相変わらずなんちゃって日本が描かれているんだろうな~っと半分以上あきらめていたのですが、多少オリエンタルな香りがプンプンするものの、結構この映画ではあまり違和感を感じない程度に表現されている気がします。
私は男性ではないので想像の域を出ないのですが、満ち足りた豊かな生活と美しい妻との平穏な生活を手に入れた男が、危ういからこそ心のどかで憧れて病まないどこか魔性の恋を追い求めてしまう表裏一体の心の明暗を表現したかったのではないでしょうか・・・・。男とはこんな物なのだよ・・・っと。男のロマンとでも言ったら良いか・・・・
まぁ、近くでこんな事を真顔で言っている友人がいたら、絶対、 (・_・)ヾ(--;)「勝手に言っておれ・・・」っと突っ込んでいるところですが(笑)
この映画の中でキーラが主人公エルヴェの美しい妻エレーヌを演じていますが、かなり影の薄い演じ甲斐のない役だなと思いますね。キーラじゃなくても良かったような・・・・
多分ボディ・ダブルでしょうけどキーラの胸もちらほらと観れたりしていましたよ?だってぇキーラってもっとペチャ○○・・以下自粛・・(・・って我ながら誰に対する情報なんだか('▽'*)まったく不要なコメントだ・・・)
観る人を激しく選ぶ映画かなと思います。
ただ、劇中はもとより、やはりエンドロールまで全部聴いていたい坂本龍一の音楽がとても良かったです。
~ おしまい ~
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