「 うた魂(たま)♪(2008) 」
監督は、「すしやのロマノフ(1983)」でヤングジャンプ・シネマフェスティバル入賞し、「タナカヒロシのすべて(2004)」でデビューした田中誠。
主演は、「天然コケッコー(2007)」で主演を果たし「東京少女(20089)」でも主演を務めた、夏帆(かほ)。
共演は、某テレビ番組企画で生まれた、毛深くてあのゴツゴツした形相からは想像もつかなかったかわいいキャラクターのゴリエで人気のお笑いタレント、ガレッジセールのゴリ。俳優デビューはNHKドラマ「ちゅらさん」シリーズで主人公恵理の兄役だったでしょうか。その後「嫌われ松子の一生 (2006)」など数本の映画に出演しています。
ちなみに、監督から熱烈オファーを受けて、喫茶店のマスターにエノケンのレコードをかけるよう催促する老人客の役を演じた草薙幸二郎さんはこの映画の完成を見ることなく急死されたとのことです。
セリフはないものの、無言の演技もベテランならではという感じです。これから観る予定のある方は、記憶のどこかにとどめておいてくださいね。
ご冥福をお祈りいたします。( Makoto’s Page )
Story : 高校女子合唱部のかすみは、歌っている自分が大好き。ある日、イケメン生徒会長から「歌っている君を写真に撮りたい」と言われ、自分が好きなんだと有頂天になる。しかし、出来上がった写真を見て大ショック。歌っている自分がこんな顔だったなんて。生徒会新聞にその写真が大きく使われ、悲しみと自信喪失で合唱部を辞めると言い出す。しかし、かすみのやる気のない態度に、ヤンキー高校の合唱部から文句をつけに来た男がいた…。
「2008年3月22日公開 」ー より ー
ちょっと試写会にも空きが目立っているかんじで、人気がないのかな~っ
前半、これっていったいどうなっちゃうのって思うぐらい心もとない夏帆の演技とストーリー展開で、あららっこりゃただの軽い学園ドラマかと思ってだれ気味で観ていました。
だって、夏帆ちゃん、ぜんぜんキャラじゃない感じの自意識過剰ぎみな自信過剰な女の子を演じきれていなくて違和感ありまくりでしたもの。
もともと素直で性格のおとなしそうな夏帆のイメージとは役どころが違いすぎています。無理して演じてる感じのわざとらしさが、違和感のもとなのでしょうね。ミスキャストだこりゃっ・・・・
まぁ、ありがちな高校生の友情と淡い恋に憧れる恋心とそれを邪魔するライバルの存在とか・・・・どこにでもある学園ストーリー。
ところが、後半、ゴリ演じる湯の川学院高校の番長・権藤洋が率いるヤンキー合唱団が現われて夏帆演じるかすみにイチャモンつけるあたりから面白くなっていきます。
自信過剰だったかすみのプライドの喪失と挫折、あばれものだった権藤が合唱をしはじめるエピソードや薬師丸ひろこ演じる産休の代用教員瀬沼のエピソードがしだいにストーリーにリレーションを持ち始め、かすみを見守る親友の存在など、ありがちだけどなかなかうまくからまりつつ、ラストはちょっぴり感動的なシーンも。
かすみが挫折して落ち込んでいるときにその気持ちを支えたのは、なにもいわずに温かく見守りつつ、祖父役の間寛平の家族って良いなと思わずにいられないあたたかい思いやりの気持ちを表したシャケのお守りはちょっと感激♪
合唱コンクールの審査員役にこの映画のテーマを担当したゴスペラーズのメンバーが出演しています。
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~ おしまい ~
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