「 最高の人生の見つけ方 / THE BUCKET LIST (2008) 」
監督は、「スタンド・バイ・ミー (1986)」、「ア・フュー・グッドメン (1992)」のロブ・ライナー。 最近の記憶に新しいところでは。「迷い婚 -すべての迷える女性たちへ- (2005)」とかありましたよね~。
「スタンド・バイ・ミー」、「恋人たちの予感」、「ア・フュー・グッドメン(1992)」、「アメリカン・プレジデント」でゴールデン・グローブ賞にノミネートされていますが、残念ながらオスカー候補にはまだなっていません。
トム・クルーズ主演、ジャック・ニコルソン出演の「ア・フュー・グッドメン (1992)」は観た記憶に残っていまがストーリーは忘れちゃったr(^^;)。そのうち機会があったらまた観てみようかなと思いますが・・・
主役は、4度のゴールデン・グローブ賞での主演男優賞と1度の助演男優賞、アカデミー賞においても「カッコーの巣の上で (1975)」で主演男優賞、「愛と追憶の日々 (1983)」で助演男優賞に輝きくなど輝かしい受賞歴を持つ名実ともにハリウッドの重鎮ジャック・ニコルソン。
そしてもう一人の主役、1989年・第47回ゴールデン・グローブ賞において、「ドライビング Miss デイジー(1989)」で主演男優賞を受賞し、「ミリオンダラー・ベイビー(2004)」で助演男優賞を受賞したのが記憶に新しいモーガン・フリーマン。
Story : 自動車整備工のカーターと実業家で大金持ちのエドワードが入院先の病院で相部屋となる。方や見舞いに訪れる家族に囲まれ、方ややって来るのは秘書だけという2人には何の共通点もなかった。ところが、共に余命半年の末期ガンであることが判明し、カーターが死ぬ前にやっておきたいことをメモした“棺おけリスト”を見つけたエドワードはリストの実行を持ちかける。2人は周囲の反対を押し切って冒険の旅に出るのだった
「2008年5月10日公開 」ー より ー
いわゆる日本で公開された「像の背中(2007)」のアメリカ版。
しかし、これは日本とアメリカのお国柄の違いなのか、いかにもアメリカっぽい明るくて前向きな、余命半年と宣告された二人の奇妙な友情関係をを描いたコメディなのですが、初めて観たのに、どこか懐かしい映画をみたような、そんなほのぼのと後味の良い作品でした。
原題のバケット・リストとは、いわば棺桶に入るその時までに見たいやりたい体験したいなどの実現したい事を書きだしたリスト「棺桶リスト」の事。モーガン・フリーマンが新入生だった頃の哲学の教授が学生たちに書くように勧めたものだったのです・・・・
死ぬ前にやることリスト
*スカイダイビングをする
*世界一の美女にキスする
*泣くほど笑う
*見ず知らずの人に親切にする
*荘厳な景色を見る
*刺青をする
*ピラミッドを観る
*ライオン狩りにいく
・・・・・・・etc
モーガン・フリーマンお得意の温かみのある静かなナレーションでエドワードが死んだことをつげるところから始まります。
モーガン・フリーマン演じる自動車修理工で地道に働いてきたカーター・チェンバーズと、病院経営や企業買収などで一文無しから国の権力者や外国の国王などから意見を求められたり食事をともにしたりする大富豪にまでなったジャック・ニコルソン演じるエドワード・コールの、一見つながりのなさそうな二人が、偶然同じ病室に入院する事になる経緯とか、「世界一の美女とキスをする」などの二人のリストの目的の一つが実現される経緯とか・・・実に良く練られた脚本で巧く説明していて、特にエドワードがこだわりにこだわっていた最高の香りと味のコーヒーの出来あがる過程をカーターから知らされて、リストに書かれていた「泣くほど笑う」が実現するシーンでは一緒に大爆笑させられます。
余命6か月の告知を受けるという、ものすごく重いテーマなのに、それと感じさないせジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの両雄の演技が抜群に個性を120%表現していて、もうとにかく最高です☆
同じ病室に入院していながらも、家族が次々に見舞いに来てわきあいあいなカーターと、その病院の経営者であり大富豪でありながらも見舞いに来るのは秘書のトマスだけ・・・・と好対照なふたりが、唯一共通したのが余命6か月の命と告知されたこと・・・
そこから家族の反対を押し切ってのプライベートジェットで出かける二人の珍道中が始まるのです。
ダイビングを体験し、荘厳な景色を眺め、ライオン狩りをしたり、憧れの車でカーレースでデットヒート、香港で豪遊などリストに載せたやりたかったことを次々に実現していきます。



しかし、カーターが「世界一の美女にキスする」が実現できる瞬間、バーで美女から部屋に誘われたときに思い出したもの・・・本当に自分が生きたい最高の人生とはなんだったのか・・・に気付かされることになります。


・・・・っとそこまでは予想の範疇。
ラストのカーターのシーンの展開と、雪山のシーンでは良い意味で裏切られて、観ている側も静かに微笑む自分を見つけられます。
あなたも泣いて、最後には、にやっと笑って余韻を楽しんでくださいね☆
~ おしまい ~
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