「ハプニング / THE HAPPENING (2008) 」
■監督は、M・ナイト・シャマラン。
■主演は、「ザ・シューター/極大射程(2007)」のマーク・ウォールバーグ。2006年・第79回アカデミー賞において「ディパーテッド (2006)」で助演男優賞にノミネートされています。
■ヒロイン、アロマ役に「あの頃ペニー・レインと (2000)」、「テラビシアにかける橋 (2007)」、「ジェシー・ジェームズの暗殺 (2007)」のズーイー・デシャネル。
■ジュリアン役には、1995年・第53回ゴールデン・グローブ賞において「3人のエンジェル (1995)」で助演男優賞にノミネートされたジョン・レグイザモ。レオ様主演の「ロミオ&ジュリエット (1996)」ではティボルトを演じていましたね~
Story : ある日突然、アメリカ全土からミツバチが姿を消したのを皮切りに、街で人が次々と倒れていく異常現象が始まる。連絡も取れなくなり、情報はだんだん少なくなっていく。原因も分からないまま世界はパニック状態に陥り、“何か”に人々は追い詰められていく…。
「2008年7月26日公開 」ー 作品情報より ー
シャマラン監督作品と言えば、作品のテーマ色にこだわる作風が周知の事実ですが、「サイン (2002)」の赤、「ヴィレッジ (2004)」の黄色、「レディ・イン・ザ・ウォーター (2006)」の青とくれば今度の「ハプニング(2008)」は「緑」・・・しかないでしょう!(笑)
そして、マーク・ウォールバーグ演じる主人公エリオットの親友のジュリアンと娘のジェス、そして、避難する時に最後の同行者だった若者ふたりが、ジェイド、ジョシュ(笑)・・・そして、最後の避難場所の廃墟の村で暮らす一人暮らしのジョーンズ婦人っとくれば、シャマラン監督の事ですから?、なんかのこだわりなのでしょうかぁ~?やけに「J」で始まるネーミングばかりでなのに笑えちゃいます。(これはミステリーなので笑いは期待していないと思いますがね(笑)・・)
また、必ずと言ってよいほどご本人が何らかの役で出演しちゃうお茶目さは今回も例外ではありませんでした(笑)
肝心な映画の感想はと言えば・・・・実に微妙だった~
アイデア倒れとでもいうのでしょうか・・・・、すべてにおいて中途半端で、なんの深みも感じられませんでした。
ミツバチがいなくなると人間は4日以内に滅びる・・・・
物凄い面白そうな冒頭の導入から、いつのまにか原因不明なテロとも思える攻撃に感染するように人々が死んでいくのですが、どこでどう数えたのかいつのまにか”15人”以上の団体に限定して被害が及ぶ・・・とか、なんの脈絡も説得力もなくただ単にその人数は一人でも感染する結末まで強引に持っていきます。
あの途中で車に乗せてくれた老夫婦の植物オタク的発言はなんだったのか、ちょっとヒント的に使われただけで放置されて、あのラスト?(笑)
ミツバチ、植物オタクなおじさん、指輪・・・・この3点をもっとストーリーに活かせて展開すればすごく面白そうなストーリーになったと思うのですが?
そんなの全然どうでもよかった?かんじ(笑)
自然環境からの警告?っととらえるにはあまりにもメッセージが意味不明ですよ。
シャマラン監督の趣味嗜好的映画にとどまっている感じが残念でした。結構笑えたけど(・・笑いは期待して作ってないってば?(笑)・・・)
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~ おしまい ~
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