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カテゴリ: お仕事
みなさんの職場、効率化は叫ばれていませんか?

いや、それを言わない職場はないでしょう。もちろん、私の職場もご多分にもれず、です。

いっちばん最初に来るのが交際費とかそのあたりでしょうか。
もっとも、これは最初から計上されてない場合もありますから、削りようがないところもあるとおもいます。

どこの職場でも、手をつけるのは人件費でしょう。これの必要ない職場はありませんし、企業の食費みたいなものですから、結構削れそうに見えるし、簡単にけずってくる。
エンゲル係数といっしょで、人件費率ってのがあるんですけど、稼いだ収入を全部人件費にまわさないとまわらない場合なんてのもあるんですよね。



さて、効率化をなぜやるか。
そりゃ、無駄をなくした方がスムーズに事が進むからです。
棚を買って、その辺に置かれていたものを整理するのも効率化です。置いてある場所が決まっていれば、探す時間もストレスも軽減されます。効率化ってのは、仕事がしやすくなることなんです。





なぜ、悪いイメージがあるのか。


ここからは、製造業関係はあまり関係ないかも知れません。




結構ね、「整理しよう」あるいは「整理する」という指示や命令は出すんだけど、「棚」を買わないんだよね(笑)そんなとこありませんか?


もっと極端なたとえをしましょうか。


製品を運ぶのに、10人の人数で10往復していました。
効率化のために、トラックを買って一度に運べるようにしました。
で、9人を削って1人にしました。
「トラックあるから大丈夫だろ」

へたすると、トラック買わずに一人にさせようとする(笑)
製品を運ぶ、っていうような具体的内容だったらまだいいけれど、人員配置する側が、イメージを簡単にもっていたりすると、現場が「ふざけるな」っていうような配置をしたりします。

仮にトラック1台で一人でできたとすると、次はトラック小さくしようとしたり。




仕事というのは、時にはフィールドを7人で守ったりすることもある。
忙しいときは、18人で守ることもあるかもしれません。

効率化、という名のもとに「いつも7人で守れるだろ」って事になったりするのです。特に、最初はイチローが7人いたりして(笑)別に何の問題もなかったりする。
でも、もっと効率を上げようとします。

そのうち、イチローと交代で普通の選手になるんです。



もっと、勝率がおちてきます。


勝率が落ちてきたら、さらに選手を抜こうとする(爆)人件費を減らして、見た目の効果を上げようとするわけですね。

イチローなら見に来ても、誰が2軍選手を見たいものか。


もうひとつ言えば、野球、つまり現場をよく知っている人なら、ファーストとレフトを同時に守ることができないことは知っています。



守れ、っていうバカがいたりするんだよなあ。いませんか?そんな人。





あ、バカって言っちゃった。(笑)



セカンドを減らしておいて、ダブルプレーを狙えとかね。
お互いに助け合え、ってんでショートとファーストをお互いにカバーし合えとか。

いや、カバーはできるかもしれん。
でも、ショート守りながらファーストするのは無理でしょ。


で、こういう事を言い出す人ってのは、理詰めで結果を出してそれができる立場に上がった人ではないんです。
そりゃそうでしょ。理詰めでできる人なら、理のないことはしません。

数字だけ帳尻を合わせるんだったら、他の事が見えてなければいいんですから。




さて、ここでタイトルです。
「なぜ、効率化を目指すのか」




この手の効率化はね、責任取らなくていいんですよ。
お金使わないから。

経費部分を削るだけだから、とりあえず利益は出る。売上とかそのままなら、削った経費の分だけ利益になる。

あ、言っときますけど、効率化を否定してるわけじゃないですよ。
これはね、手段が間違ってなければ、現場もシャキッとシンプルになるし、士気もあがります。理詰めでやると、無駄なところがなくなるから、とてもやりやすくなるんですね。
(無駄を省くとか整理整頓と称して、手順が増える場合は往々にしてあるが)

ただ、これは投資をしないんです。
現状に耐えるために、支えをいれるだけでしかない。現状という重みを、ひっくり返そう、という力は得られない。




お金使うとね、責任とらなくちゃいけないもんね。

イチローを集めたら、それなりの費用がかかります。ということは、回収しなくちゃいけない。
イチローに報酬を支払ってそれでもなお利益がでなければならない。
利益度外視なんて、働く人にとっても生産した人にとっても失礼な話です。



つまりリスクを背負って、シュートを打つ根性がないんです。次にストレートが来る、とよんで踏み込んでフルスイングする勇気がないんです。

送りバントは点にならない。スクイズはアウトが一つ増える。

仕事は「犠牲者を出してはいけない」んですよ。ホームランやヒットを狙い続けることが本来のチームプレーなんです。


つまり、送りバントとスクイズで点は入るかもしれない。これは効率的な1点かもしれません。しかし、効果的ではない。


「うちの職場は効率ではなく、効果を求めて手を打ってるよ」って胸張っていえますか?

言えるなら素敵だな。















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最終更新日  2009.07.26 15:46:30
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