月 翳 庭 苑

月 翳 庭 苑

2008年10月21日
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テーマ: Photo & Word(67)




夏がそうだったように
秋もまた
訪れてしまえば
深まるのも過ぎていくのも瞬きの間

地面を、路地を
まるで金色の淡雪で埋めるように
金木犀の花が散った後
入れ替わるように薫るのは
甘さを薄くして
柑橘系をわずかに強くした芳香

木々の間に覗くのは
金木犀に良く似た白い花


銀華





銀木犀、という木は、雌雄異株で
この国には雄株しか存在しない、という説があるそうです

恋うるように花をつけ
恋うるように薫りを漂わせれど
恋うる相手はどこにも居ない

華やかな薫りである分だけ
どこかもの哀しいような気になるのも
また秋故、ということなのかもしれません




















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最終更新日  2008年10月21日 17時47分37秒
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