ロングライドに於いては、常に前傾をキープすることはかなり難しくなってくる。ハンドルにもたれ掛からない様なフォームで走り続けることは至難の業と言えよう。
私たちは長い間練習を重ねてきた結果、相当に上体をキープすることに慣れてきている。しかし、ロングライドという10時間を越す長丁場では、そうはいかない。次第にハンドルへもたれ掛かり上体を支えることになる。
そうすると、まず腕や手さらに肩にストレスを感じるようになってくる。親指の付け根が痛くなり、同じようなグリップの仕方を続けることが困難となる。と同時に、肩に力が入り肩こりが起こる。一旦こり出した肩はそうは簡単に戻ることはないと思った方が良いだろう。
それでは、そのような状態にならないためにも、いくつかの方法を考えておくと同時に、予備対策としてトレーニングしておく必要があるだろう。
まずは、体幹を鍛えておく必要はある。腰周りがしっかりとしていないと、上体を長い間支え続けることは難しい。少しでも長く持たせるために、体幹を鍛える必要がありそうだ。
体幹の鍛え方は、諸書参考になるものが沢山あるのでそれらを見ながら鍛えてゆけば良いと思える。今こそ入念に体幹トレーニングを実践する時期だと考える。
それに加え、機材にも工夫が必要となってくる。通常、ドロップハンドルのリラックスポジションでも、相当の前傾は覚悟しなければいけない。だから、背伸びするような状態を作って、身体全体のリラックスを行いたい場合には、両手離しで上体のストレッチを行うときがある。
ただ、公道の場合安全上そうはいかない。止まってストレッチの時間を設けることができればそれも良い。ただ、普通に走るだけでも時間が少ないので、できる限り走り続けて自転車の上で身体のリフレッシュを行いたいと考えるのだ。
そこで機材にDHバーなどを装着して、できる限り手前の高い位置でハンドルがつかめるように工夫する。そうすることで、アップライトな姿勢で走ることができるので、走りながらリフレッシュすることが可能となるのだ。
いざと言う時のためにというよりも、必ず来る苦痛をできる限り解消しながら走り続けることが、完走への秘訣となると信じているからだ。
ロングライドでは予期せぬ事態が発生してもおかしくないと考える。今考えうるすべてのことに対して布石を打つことが、今すべきことであると思えるのだ。
結果考えすぎて、秘策だらけの店長でした。