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2006/03/01
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カテゴリ: more的 映画
ホテル ルワンダ01


Watch a neighbor. (隣人を監視しろ)





●あらまし。


1994年
アフリカのルワンダ

ルワンダの首都キガリでは
長年続いていたツチ族とフツ族の民族間紛争に
終止符を打つべく
国連平和維持軍が駐在し
和平協定が結ばれようとしていた



ミル・コリンの支配人ポールは
海外の要人達や報道陣を
満足度の高いもてなしをすることで有名だった


普通では手に入らない酒や葉巻を
独自のルートで手に入れ要人達に差し入れる
もし何かあれば
家族だけでも取り計らって貰おうという
したたかな計算もあったのである


ポールが賄賂を要人に張り巡らし
恩を売っているのには理由があった


ポールはフツ族、彼の妻はツチ族

フツ族至上主義者にとって
ゴキブリのように排除されるべき対象だからであった




和平協定が結ばれようとしている時でも
街へ出れば
フツ族の民兵グループは

市内を練り歩き

ラジオからは
フツ族の虐殺を煽るプロパガンダが繰る返される




そんな中
事態は最悪の方向へ動き出す


和平協定に応じたはずの
フツ族大統領がツチ族に殺されたと
ラジオで報道されたのである


それが

100日間で100万人もの
大量虐殺が行われるきっかけとなる。







●脱線気味の感想。


えがった・・・、すんごいえがった・・・。





もうご存知かもしれませんが
この「ホテル・ルワンダ」という映画は
日本では上映されない予定だったんです。

前評判も良く
オスカーにノミネートされプレミアが付いた為
買い付け価格が高騰
日本受けするようなキャストもいないんで
採算とれなさそう・・・みたいな理由かららしいです。

しかし
「こんないい映画上映せなあかんやろ!」と
『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会が発足、
ネット中心(mixi)に署名活動などを行って
公開にこぎつけてくれたんですよね

いやはやネットならでは!という感じですね


そういうサイドストーリーも耳に入り
題材の民族間紛争もあまり知らないまま鑑賞へ。



梅田ガーデンシネマ
スカイビルの4Fで上映してました、ミニシアターってやつですね

10時から上映だったんで
10分前に行って
チケット買うくらいでいいかな~と
のほほんと考えてました。


だって今日は平日
しかも雨

余裕、余裕。




4Fの受付まで上がったとたん絶句

何この人だかり、

雨の日に人が集まって湧き上がる特有の熱気に
おどおどしながらも
少し進んでホテル・ルワンダのポスターに
貼られてるメモを発見!


何この注意書き、
「10時の上映分は満員です」 ちょっと何?これ!!


さっそく人員整理をしている
三瓶似のお兄さんに突撃


「立ち見も出来ますが
すでに立ち見のお客様もいらっしゃるので
観づらいかと思いますよ

次回の12時でしたらまだお席がございます」





待てるかいっ!




この後カット&カラーの予約をしてたんで
どうしても9時の上映しか観れない!

今月分の根性を使い果たしてでも
立ち見で観てやる!と
シアターに突撃しました。



三瓶似のお兄さんの話は本当でした。

通路という通路、階段にもびっしり・・・・



空気薄かったです。






いや、

でもね、




ホントに良かった、この映画。


今月分の根性を使い切って
なおかつ
酸素不足の中、ホントに観て良かった。



ルワンダの大虐殺を描いたドキュメンタリーでなく
その悲劇の中を生き抜いた、
ポールと
ポールを取り巻くヒューマンドラマ



ホテルの支配人ポール
家族を守るポール

そして
一人の人間としてのポール


いろんなポールを通して描かれる
ルワンダの、
大虐殺のあの時

一体何が起こってたのか?



国連やメディアは何をしてたのか?

その事実に絶句すること間違いなしです


知ってどうする云々でなく
知ることが大事なんです


家族だけが助かればいい、
誰しもそんな感情になってしまうあの状況で

ホテルに避難した人
およそ1200人もの人々をどうやってポールは救ったか!


是非観てもらいたいです。





この映画の主人公のポール本人が
アメリカ版DVDでこう語りかけてるそうです

「ルワンダと同じ状況になった時、あなたは隣人を守れますか?」


おおよそ
ポールのようにはなれないだろうけど
私にもそういう努力が
出来るんじゃなかろうかという気になれました。



雨だったけど、



会社休んで良かったよ!








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Last updated  2006/03/03 06:37:07 PM
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