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2004.03.02
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今日は福岡県の福岡県中小企業振興センターの『よかもん市場』のリニューアルを記念してシンポジウムで基調講演を行なってきました。

150名強の方が参加されて非常に活況なシンポジウムになりました。
私は基調講演とパネルディスカッションのコーディネータとして参加しましたが、この中でいろいろと気づきをもらいました。

まず、一般的に言われる『行政の作る箱』の問題です。箱モノ行政という言葉もありますが、箱を作るのがたしかに行政の仕事なのかもしれません。
私は、この箱を『枠組み』と言っています。
枠組みが無い中で社会生活はなりたたないので行政さんの役割は重要です。

行政サイドが作る枠組みの中でどのように住民は快適に過ごす努力をするのか?という所が一番のポイントではないかと思います。

行政サイドが快適な枠を作ってくれないという愚痴を言ったところではじまりません。枠を作ってもらうだけでもラッキーという考え方もできます。枠の中で楽しめる、演じることができるようになるということを我々は考えていくべきでしょう。

今回は福岡県中小企業支援センターのポータル(電脳商社)の『よかもん市場』というショッピングサイトがリニューアルしました。


・楽天広場のようなショッピングサイトにならないのか?
⇒お金の使い方が違います。それから人的サポートや運用などのソフト面での予算が少なすぎます。

・他の地域ポータルのように商品コンセプトが絞りこめないのか?
⇒中小企業支援センターのコンセプトは中小企業の支援です。特定の業種や商品だけをとりあげることはできないと思います。

よって福岡県中小企業振興センターのショッピングサイトはその役割をまっとうすることが必要で他のものまねサイトになる必要はないと思います。

必要なのは、電子ショップ(電子商取引サイト)のインキュベーションサイトになるということです。インキュベーションサイトになるためには、支援策(勉強会など)、維持コスト(回線費用など)などを負担するということからの開始ではないかと思います。

いくらデザインを斬新にしても、機能を良くしても、店舗を出店するお客さまがビジネスを理解していなかったら役にたちません。かっこいい箱を作るのではなく、リアルの支援の仕組みと連携を取ることが福岡県の場合には第一歩になります。

今日のセミナーでは、綺麗な商店街が繁盛すると思っているのはコンサルタントとデザイン事務所だけであるという話をしました。

やはり人間味溢れる商店街、街で買い物はしたいですよね。
綺麗すぎると人の顔が見えなくなります。

地方都市には特に利権を得たい企業からの見えない圧力というものもあります。


本当に行政だけが悪いのでしょうか?頑張っている行政担当者を沢山知っています。(中にはゆっくりとした人もいますが、大手企業にも中小企業にも同じくらいの割合でゆっくりとした人はいます)

行政が悪いのでは無く、そのまわりにいる取り巻き(大手企業など)が行政を食い物にしているだけではないかと思うことがしばしばあります。





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Last updated  2004.03.03 14:04:46


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