森魚

森魚

2004/11/24
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しばらくして鍋に野菜と肉を投入し、電気コンロの火力を上げたとき、突然 ブレーカーが落ちた。

ココに3年住んでいるが、ブレーカーが落ちたのは始めてである。
部屋が真っ暗になり、外の明るさで部屋の中がかろうじて見える状態になった。

初めてウチに遊びに来てくれたというのに、申し訳なくて「ゴメンね」と言おうと
リンコの方を振り向こうとした瞬間、リンコがワタシの手を握った。

とっさの事で、驚いたが、次の瞬間ワタシはリンコを抱きしめていた。
どうしてそんな行動をしているのか?酔っているせいだろうか・・・とか考えつつも
どうしてもリンコを腕の中から離すことが出来なくなっていた。

しばらく暗い部屋の中2人でよりそっていると

「・・・・でも嬉しいよ」と言いながら、リンコは顔を私の胸に押し当てながら
身をゆだねてきた。

ワタシはそっとリンコの顔に手を当て、親指の付け根あたりで頬をなでる。
リンコもワタシの手の動きにあわせる様に、目を閉じながら少しだけ頭を動かした。

手を頬にそわせながら、そっとリンコの顔をワタシの方へ向けた。
唇をそっとリンコの唇に重ねると、リンコは少しだけ震え、「ふっ」と少しの息を吐いた。

「なんだか・・・緊張しちゃうね」と、はにかみながら笑う。
そんなリンコが愛おしく、また唇を重ねた。








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Last updated  2005/02/04 09:45:05 PM
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