2017年06月11日
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テーマ: 3DCG作品(946)
カテゴリ: 図鑑


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第28回は、可変戦闘機VF-150です


VF-150は、特別作戦部隊向け高スキルパイロット用可変戦闘機である


可変戦闘機VF-150
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この機体は、可変戦闘機VF-50(上)のコンセプトを発展させたものである
その基は、政府軍を象徴する機体である特別作戦部隊スカルズ隊長機VF-139の後継機導入計画で提案された機体の1機であった
搭乗するパイロットの肉体に影響を及ぼすほど過激な性能を持っていたVF-50を基に再設計、最新の技術を投入して洗練させた試験機がYF-139A(中)である
スカルズ隊長機の特徴である前進翼のレイアウトに変更されている

しかし、その性能の高さを評価したスカルズ隊長より、スカルズ標準機であるVF-114の後継機に採用することを提案された
提案を受け、レイアウトをその基となったVF-50のレイアウトに戻し、パイロットへの要求スキルを緩和する調整が行われた機体が、VF-150(下)である
もともと政府軍最強の機体を目指していた設計であったことで、デチューンとも言える調整が行われたこの機体でも、その能力は非常に高い


ファイター(航空機形態)
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従来機のVF-144(後方)と比較し、空力及びステルス性において有意な形状を持つ
武装は内装型となり、ガンポッドも機体と一体となる空力を意識したものになっている
また、可変翼等の構造的に複雑になる内容のものは避けていることで、軽量化、信頼性の向上をはかっている


武装
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ガンポッドは空力を意識した機体と一体感のある専用設計のタイプが採用されている
バーストモード(高出力モード)は搭載しているが、出力より連射性、貫通性を優先した内容になっており、近接戦用にバヨネット(銃剣)も装備されている
ミサイルは機首後方に小型のものを内蔵している

センサー部(頭部)の可動ビームガトリングは2門のタイプが採用されている


ガウォーク(中間形態)
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変形及びレイアウトは従来のものと大きく変わってはいない
ただし、その基本性能は非常に高いもので、機動性も高い
機動性に影響しないよう、ガンポッドも銃身の短いガウォーク用形態になっている



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ファイターではVF-50を基本に設計されているが、変形機構は新たなシステムが採用されている
最新技術による、構造材そのものの高剛性、軽量化により実現したもので、より可動範囲が広くレスポンスの高い関節部になっている
VF-50のシステムと比べ、シンプルで変形所要時間、信頼性も大きく改善されている
コクピットが前面になるレイアウトであるが、胸部装甲で守られる構造であるため、パイロットの被弾率が大きく下がっており、VF-50、VF-139で採用される機体内部に収納されるレイアウト並になった


センサー部(頭部)
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基となったYF-139A(手前)では、ビームガトリング4門の指揮官型のセンサー部で、近接戦闘を意識したガードが装着されたものであったが、VF-150では索敵性能重視でガードは外された
ビームガトリングも一般士官用に良く使われる2門タイプになっている


バリエーション
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試験機YF-139Aの高い性能は、他の特別作戦部隊からも注目され、特別作戦部隊L.W.D.隊長と副隊長のスカルズ隊長機並みに名高い青と赤のペア機にほぼそのままの内容で採用された
スカルズ採用機と識別するためにVF-150Sと制式機体名が与えられた(上、中)
スカルズ隊長用に設計された機体そのものであるため、パイロット個人特性へのマッチングが行われるものの扱えるスキルを持つ者は極めて少ない
そのVF-150Sに、火力強化型ファストパック(通称アーマードパック)が装着された機体は、スカルズ第2航空隊長に与えられている


VF-150S(L.W.D.仕様)
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特別作戦部隊L.W.D.隊長と副隊長にVF-114(その実は更にピーキーな仕様な試験機YF-114そのもの)に代わって採用された
最強の機体とも言える本機でのコンビネーションは更に攻撃力を大きく上げている
L.W.D.には、もう1機VF-150が導入されているとの記録はあるが、その詳細は公開されていない


VF-150Sファストパック仕様
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推進力と運動性能の強化のためのブースターと追加慣性制御ユニットに加え、各種ミサイルポッドと大型ビームガトリングを装備し、火力を大幅に強化したファストパックを装備した機体である
追加装甲の機能も有し、バリアーの出力も強化、ガンポッドは腕部装甲に内蔵された追加ジェネレータ直結の固定式の高出力タイプに変更されている
旋回性能などの一部の性能を犠牲にしても、高速移動を優先した仕様になっており、高速で接近、圧倒的な火力で攻撃するといった戦法に特化した機体である
尚、装着のベースに前進翼のSタイプが選択されたのは、レイアウト上、翼との干渉が少なく出来ること、火器管制システムが一般機より強力なものが搭載されていることに因る
スカルズ隊長機のバックアップが主な役割であることでの本機の採用と考えられる


叛乱軍機動兵器も、質、数両面で向上している状況は否めない
そのような状況で、特別作戦部隊の可変戦闘機も見直しの時期に来ており、本シリーズの採用はその最初の大きな流れとも言える







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最終更新日  2017年06月11日 07時00分05秒


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