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2007年06月25日
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カテゴリ: 飲食
 狩猟に連れて行ってもらい始めて、とうとう自分で免許を取って2シーズンが経った。

 その鹿肉をいかに美味しく食うか、という命題を追求した振りをして数年が経ったが、いつか挑戦してみようと思っていたのが、「鹿のたたき」。

 何故、「追求した振り」と書いたかというと、うちの家内は鹿肉を一切食べない。
 どうも奈良公園の鹿を連想してしまうらしい。
 それって、スーパーの牛肉だって、牧場でのんびり草をはむ牛君の成れの果てじゃないかと言えば、それまでだが、やはり、大きな違いは、命を絶つ部分がスーパーのそれには含まれていないことだろう。

 ジビエの場合、どうしても殺傷し、さばくというグロい部分が含まれる。
 スーパーにパックされた肉にはそのストーリーが一切見えない。牛肉を見ても牧場の朴訥とした牛君のイメージは感じられないが、俺が獲ってきた鹿肉には、生きてのんびり歩いている鹿の姿が見えてしまうのである。


 一方、3歳の息子のK助はといえば、鹿の刺身もご機嫌に食ってくれる。単に塩胡椒して焼いただけの鹿肉にも大変ご満悦のようだ。

 というわけで、料理ってのは、いくら気合いを入れて凝って作ってもそれを喜んで食ってくれる人がいないと作る気がしないよな。
 で、今のところ凝る必要が無かったから、「追求した振り」という訳。

 それから、「たたき」を作るなら、なんか美味しいタレも欲しいなあと思っていたが、なかなかタレのレシピに出会えなかったというのも、たたきを作らなかった理由の一つかな。
 たまたま今回、和風の良さげなタレのレシピを見付けたから、早速作ってみた。


 鹿は残り少ない在庫から取り出した背ロース。
 こいつを、常温に戻してから、塩胡椒をして、あっちっちのフライパンで肉のグルリに熱を入れる。1面につき、20秒くらい。
 すかさず氷水にぶち込み荒熱を取ってから、キッチンペーパーで拭いて、冷蔵庫で一休み。休ませることで、肉の中の肉汁を閉じ込めてやる。
 焼いてすぐ切ると、肉汁が流れてしまうのである。

 タレはと言えば、ぶっちゃけ本のパクリである。


・タマネギすりおろし 大さじ1
・りんごすりおろし 大さじ1
・ニンニクすりおろし 少々
・赤ワイン 大さじ1
・白ワイン 大さじ1

・醤油 大さじ3
・米酢 小さじ 1/2

もともとは和風タレで、チキンソテーのレシピに紹介されていたモノ。
なんか使えそうなので、鹿に適応してみた。

424 鹿のたたき

ん、これ、いいんでないの?

カイワレのピリ辛も刺激的で実に爽快。

1週間ぶりのビールとの相性も抜群。


夫婦喧嘩をした夜は、晩飯が出てこない。
そんなつらくわびしい一人だけの晩飯だが、鹿肉とビールはそんなこととは露知らず、清く正しく我がココロと舌を刺激するのであった(涙)。





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最終更新日  2007年06月25日 00時35分19秒
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