sinokの【私情まみれの映画考察】

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サイド自由欄

June 10, 2007
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カテゴリ: 映画「さ」行
暴力犯罪が起こる度、暴力を扱った映画の影響が問題視されますが、この手の事件、所詮は起こした人間の心の問題であって、映画自体にはさしたる罪はない、というのは、贔屓目でしょうか。

私にとって、暴力映画がおよぼす影響は、むしろ逆。
この世に暴力映画がなかったら、一体全体、私のストレスはどこでどう解消されるのか・・・とっくに上司をぶん殴ってると思います(笑)

で、この映画も予告編で一目ぼれし、この映画なら私のストレスを撃ちはたしてくれるだろう、と思ったのですが。
なんと、まじめな映画でした・・・ざんね・・・あ、いやその、驚きました。
この映画、タランティーノ作品と比べられてるそうですが、似てるかなあ~。
ジョー・カーナハン監督自身は、しいていえば『ジャッキー・ブラウン』に似てるかな、と言ってましたが、観終わった時の感覚は『レザボア・ドッグス』に似てます。
この映画をマジメにしているのは、ライアン・レイノルズ演じる若手刑事の存在です。

暴力沙汰と権謀術数と我欲オンリーの世界に、普通の感覚の人たちがいるものだから、映画が進むにしたがって、彼らは耐えられなくなっていく。
だから、暴力の連鎖は、哀しみしか生まない、という、至極まっとうな結末を迎えるのです。
いい映画です。

・・・でも、このフラストレーションはやり場がないやんけ!





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最終更新日  June 10, 2007 10:22:19 PM
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