sinokの【私情まみれの映画考察】

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May 23, 2010
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カテゴリ: 映画「は」行
いまどきなんつー邦題をつけるんだ、と思っていたら、本当に原題が『FROM PARIS WITH LOVE』であきれ返ってモノが言えない(笑)。


監督は、大絶賛した『 96時間 』のピエール・モレル。
そのせいか、日本では、いや映画界ではいまいち伸び悩みのジョナサン・リース・マイヤーズが主演なのに客は大入り。
最近ケーブルテレビで、ジョナサンが主役を張っている『The Tudors』にはまっているので(目的はジョナサンではなくてサム・ニールだが)毎週顔を見ている役者の映画を見るのは結構楽しいです。
改めて、このジョナサン・リース・マイヤーズという役者は、もうちょっと使いようがあるんだろうと思いました。
今回の、振り回されっぱなしの役は、彼の整った顔にぴったり。
動揺する姿がかわいいわ~~~。


それにしても・・・ジョン・トラボルタをついにここまで破壊した監督とリュック・ベッソンはすごい。
ステキすぎます、スキンヘッドで暴れん坊のトラボルタ。
私はてっきり ストーン・コールド・スティーブ・オースチン かと思った(『監獄島』を見損なってひそかに落ち込んでいたりする)。
基本バディムービーという奴は、二人組の双方の違いがはっきりわかるように作るわけだけど、これだけ差があるとジョナサン演じるジェームズが不幸以外の何者でもないように見えてくる。
相棒トラボルタの余りの破壊ぶりに、ジェームズの価値観が国家機密よりもフィアンセの方に傾いてしまうところが大笑い。
本当にトラボルタが楽しそうで、ジョナサンがとっても迷惑そうで(笑)、それを観ているだけで楽しい90分です。

お話の方は、こちらも『シャッター・アイランド』同様、目的はわかったようなわからないような、なんだかすっきりしない話です。
『96時間』は目的だけははっきりしてたんで(手段はめちゃくちゃだが)簡単にアクションへのめり込むことができましたが、この映画を楽しむには、いかに早い段階で「謎解きと目的を放棄する」かにかかっています(笑)。
それさえ捨てればこんなに楽しい映画もない。
この夏はフランスに行く予定の私ですが、パリに着いたら、花瓶を抱えて走り回るジョナサンを思い出して爆笑しそうです。


という話を人様にしたら、「それはリュック・ベッソンだけだ」と切り替えされてしまった・・・
そうかもしんない。


追記
どうしても気になることがひとつ。
高速でのカーチェイスシーンで、トラボルタが乗る車を運転していたCIA役の男性。

ハンドル捌きが役者に見えなかったのよ~~~。







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最終更新日  May 23, 2010 10:50:12 PM
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