阪神タイガース  われら猛虎党






金本40発ボディーや!自己最重量92キロでキャンプイン!

07年本拠地初見参の金本。40発ボディーに仕上がった
 40発ボディー完成だ!! 阪神・金本知憲外野手(38)が19日、本拠地・甲子園に今年初見参、実戦段階のトレーニングに入った。すでにその肉体はプロ入り最重量でのキャンプインにメドがついたことも判明。今季、目指す40発、2000本安打へ、なおパワーアップした体で磨きをかけていく。


 甲子園の広さとケンカできるだけの“重み”がある。40発ボディーを完成させて、今年初めて聖地に足を踏み入れた。キャンプイン時の自己最重量にメドが立った金本が、いよいよ実戦段階に突入だ。

 「(本気で打つという)まだそんなレベルにも達してないよ。2、3回打っただけやんか。(今後も甲子園かと問われて)ヒ・ミ・ツ…」

 前日18日に広島でのウエートトレを打ち上げ、本拠地への初見参を果たした。多田打撃投手をともない、外野フェンス際でのランニング、ダッシュ、キャッチボール。最後は室内練習場に移り、ティー打撃で締めた。右打席にも立つなど、体をほぐす程度だが、約50スイングで汗を流した。

これまでの最重量でキャンプインする金本。手応え十分のこの表情
 広島を離れる際、体重計は「90.7キロ」を指していた。本塁打量産を狙い、ここ数年は体重増を図っているが、1月中旬としては過去最重量。例年、オフに蓄え、夏場にすり減らし、終幕までにわずかに持ち直すのがパターンだ。昨年のキャンプイン時は91キロ。それを超え、92キロ前後が今年のメド。身長1メートル80の鉄人が生涯で最も重い筋肉の鎧をまとう手応えをつかんだ。

 「去年からホームランを意識して、体重を増やそうとはしている。それも今年は食事を無理に詰め込んだりせずに、自然に増えている。体質が変わってきたのは確か」

 鉄人を指導する広島のトレーニングジム「アスリート」の平岡洋二社長(51)が、体質の変化を指摘した。例年のオフなら食事とウエートトレで増量するが、年齢による体質変化により昨年夏から体重が落ちにくくなってきた。

 ただし、金本の場合は体脂肪は増えていない理想型。昨年の91キロからわずか1キロ前後の差と言っても、常に鍛え続けている金本には、そのわずかな差が大きな目安となる。

 夏男の印象が強いアニキだが、虎移籍後も、長期ロード中には85キロを割ることがあった。暑い季節は相手投手もヘバるもの。そこにツケ込み打ち込んだが、07年、最重量ボディーを維持したまま一年を乗り切れるなら怖さ倍増だ。

 年齢を重ねるごとに、ウエートトレの数値は微減傾向にある。それでも基本的には「体重=パワー」の考え方は変わらない。「今年は2年ぶりに40発打ちたい。甲子園は広いけど、挑戦したい」が今季の誓い。重みを増した体で、聖地を威嚇した。


■07年金本の打撃目標
 ▼通算2000安打 残り154安打。昨季は154本目のヒットを開幕から134試合目で放っており、今季終盤の達成が確実。「そんなに興味はないよ。当然、いく数字だから」と話すが、晴れて名球会入りを果たすことになる
 ▼通算400本塁打 残り37本。昨季は右手薬指を痛めたこともあり26本に終わったが、「ちょうどいい目標」と金本。現在は通算363本で歴代18位。「将来的に500号を目指す」と宣言
 ▼40本塁打 05年に40本放っており、2年ぶりの大台を狙う。昨季は中日・ウッズが47発で本塁打王。「4番の差で負けた」と話しただけに、竜の主砲とのキング争いも見もの



岡田監督が猛ゲキ!トラ戦士よ、星野ジャパンを占拠せよ!

ラウンドを終え、くつろぐ岡田監督。星野ジャパンへ全面協力を約束した
 トラ戦士で星野ジャパンジャックや!! 阪神・岡田彰布監督(49)が19日、兵庫県三木市内のゴルフ場で、星野仙一オーナー付シニアディレクター(59)の監督就任が決定的な北京五輪日本代表を全面バックアップ。虎ナインに星野ジャパンに大量選出される大活躍を、とゲキを飛ばした。


 チームのために、出し惜しみなんて気は毛頭ない。同じタテジマに身を捧げる闘将が、世界の舞台に立つ。日の丸のための支援に、岡田監督にためらいはない。

 「協力する姿勢に変わりはない。人数や細かいことは決まってないけど、決まったら、それに従って協力するつもりでいる」

 前日18日に、星野SDが、北京五輪の監督就任を事実上、受諾。宮崎オーナーも「(選手派遣も)できるだけ協力したい」と、主力の流出も厭わない構えを見せている。この日は三木市内でゴルフを楽しんだ指揮官も、全面バックアップに異論はなし。むしろ、トラ戦士の大量選出を望み、ゲキを飛ばした。

 「これまで選ばれない方が多いチーム。そういうメンバーになれるように」

 これまで阪神の選手として五輪に出場したのは、アテネ代表の安藤と藤本の2人。藤本も追加候補として最終的に代表入りした。昨年のWBCでも当初は藤川だけで、久保田は故障した広島・黒田の“補欠”。満場一致で最初から選ばれるケースが少ないのが、これまで。国際舞台になると虎戦士も目立たなくなってしまっていた。

 “星野ジャパン”となれば違う。阪神で監督経験があり、選手をよく知っているだけに、過去の実績も情の入る余地もない。今、本当に代表となる力があるのか。国際舞台でも活躍できるのか。闘将の目は、他球団よりも厳しいはず。選ばれるのは名誉だけでなく、真の実力を認められた証になる。

 「ドンドン日の丸を背負って、日本代表として、海外にいって経験すればいい」

 星野ジャパン入りを目標に活躍しろ!の指揮官のゲキ。日の丸を背負って世界に出て、大きくなって帰ってくればいい。北京五輪を経て、虎がまた強くなる。

『NO』という選択肢はない!田淵氏“星野ジャパン”入閣へ!

阪神時代は星野SDとコンビを組んで優勝をもたらした田淵氏。星野ジャパン入りを拒む理由はない
 仙ちゃんとは『一蓮托生』!! 元阪神チーフ打撃コーチの田淵幸一氏(60)=現評論家=が19日、“星野ジャパン”入閣について「現時点では何も言えない」とした上で「(声をかけられれば)『NO』という選択肢はない」と、盟友との強い絆から前向きな発言をした。


 現時点で、田淵氏が話せる唯一、確かなこと。それは、盟友である闘将との、太く固い絆。もし、要請を受ければ拒む理由は何もない。

 前日18日、星野SDが北京五輪日本代表監督を事実上受諾。25日の編成委員会で正式決定する“星野ジャパン”へ、入閣が有力視されている同氏は、「現時点では、五輪について話すことは何もない。まずは25日に(星野監督が)正式決定してから。まだ何の打診も受けていないし、物事には順序があるから」とした上で、静かに胸に秘める思いを語った。

 「ひとつ言えるとすれば、オレには“自由”がないこと。オレには、『NO』という選択肢はないということだな」

 検討するとか、覚悟を決めるとか、そんなものではない。もし星野SDに声をかけられれば、絶対に断ることなどない。無条件についていき、共に尽力するだけ。「別に前から言っていることと何も変わらないよ。『一蓮托生』だからね」と、言葉を続けた。

 星野と田淵。東京六大学時代からのライバルは、プロでも中日、阪神に分かれ、凌ぎを削った。02年、阪神・星野監督が誕生すると、チーフ打撃コーチに就任。03年にはチーム打率.287の強力打線を作り上げ、18年ぶりVに貢献。同年、星野監督勇退と同時に、ユニホームを脱いだ。

 「オレは仙ちゃんの『イエスマン』だから。悪いことをしようとしたら止めるけど(笑)。それ以外は必ずイエスだよ」

 まさに、打算も理屈もない男の友情。日本球界悲願の五輪初金メダルへ、強力タッグによる“タテジマの再現”に、期待だ。









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Last updated  2007年01月20日 14時55分17秒
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