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ついにリミッター解除!球児、今年初のブルペンで40球!

ブルペンで早くも40球を投げた球児。火の玉完全復活へ、仕上がりは上々だ
 ついに解禁だ!! 阪神・藤川球児投手(26)が合同自主トレ最終日の30日、沖縄・宜野座で今年初のブルペンに入り、捕手を立たせたまま40球を投げ込んだ。キャンプでは1日30球のスロー調整を掲げていたが、2・1を前に早くもリミッターを解除。火の玉ストレートの完全復活が、また一歩近づいた。


 新調したグラブに刻まれた『気力一瞬』の文字が躍った。藤川がブルペンで初投げを行い“復肩”を存分にアピールした。

 「40球投げられるなら、40球投げられる体になったということ。思ったよりもいいというか、大満足です。10段階でまだ段階は10個くらいあるけど、ひと安心です」

 昨季最終登板となった10月12日の中日戦(甲子園)以来のブルペンだ。110日ぶりの投球はプレートから約2メートル下がり、マウンドの傾斜を利用せずに投げた。「初めてだったから」。捕手を立たせて40球。球数をカウントせず気の向くまま腕を振り抜いた。

 当初は、キャンプ期間中は「1日30球」に球数を制限して投げる予定だった。それをキャンプイン前に覆すほど、仕上がりが良い。2・1に照準を合わせていたブルペン入りも前倒し。「体が反応すれば(ブルペンにも)入る」と話していた通り、すべてが状態の良さを表している。

 12日から25日まで沖縄・嘉手納で福原と自主トレを行った。下半身を中心に鍛え、1年間投げるための体作りに専念。入念なケアを施した右肩は、万全に近い状態だ。藤川を中学時代から見ている「ゆるり治療院」(高知)の山崎浩志氏も自主トレに帯同。「肩はもう全然良い」と太鼓判を押す。

 投球を見守った岡田監督は「全然問題ないな」と話し、久保チーフバッテリーコーチも「普通に投げていたから大丈夫。これから徐々に、でいい。(今後の調整は)通常通りでいい」と順調な回復ぶりに胸をなでおろした。

 「監督の意向もあるので、なるべくそれに応えたい。ブルペンはみんな毎日入るでしょう。相談しながらです」。

 キャンプでは他の投手と同じように、毎日ブルペンに入る構え。特別な扱いを受けるつもりは一切ない。火の玉ストレートの完全復活に向けて、ようやくリミッターが外された。


★感覚つかむだけ

 岡田監督から好評価を受けたことを伝え聞いた球児は「こんなのでは、監督もまだまだ安心できないでしょう」と一蹴。この日の投球練習は、あくまでも「感覚をつかむだけ」のものであったことを強調した。ちなみに、昨年は今年より1日だけ早い1月29日にブルペン入りしていた。

不動のレギュラーつかむ!浜中、初球狙いで100打点や!

浜中はデータを重視して、100打点をめざす
 初球狙いで100打点や!! 阪神・浜中治外野手(28)が30日、沖縄・恩納村の選手宿舎で報道陣との茶話会に出席。「初球を読んで待ちたい」と決意表明した。今年のテーマに掲げる勝負強さを磨くため、バッテリーとの駆け引き勝負で優位に立つつもりだ。


 復活から不動へ-。レギュラーとして迎える今季、浜中は徹底したデータ研究を元にした“読み”で、目標とする100打点到達をめざす。

 「去年、1年間出続けて3割を打ったのは、自信になった。でも、今年がダメだったら意味がない」

 昨年は打撃3部門で自己最高成績を残し、右翼の定位置を奪った。後半戦はクリーンアップの一角の5番を任されるなど、完全復活を印象付けた。だからこそ、“一発屋”にならないよう戦略が要る。

 「今年は駆け引きとか読みを使いたいし、データの研究をやりたい」

 月間MVPを受賞した昨年4月は「何も考えずに打っていた」。一時のスランプを脱出したのも、開き直りが奏功した。だが、レギュラーとして揺るぎないものを求める。「読むのは楽しい。チームのデータと自分が感じたものを合わせます」。投手のクセだけでなく、捕手の配球パターンも頭にたたき込む。さらに、「同じタイプ」と評する吉村(横浜)への攻め方も研究する。

 「初球を読んで打ちたい。今年は積極性も求められる。すべてで去年を上回りたい」

 好球必打で昨季の75打点から、100打点へ。不動の地位を築く。









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Last updated  2007年01月31日 18時15分34秒
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