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2010.05.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
12日の日経平均は前日引け際に売り込まれた反動から10,465円(前日比+54円)で始まり10,501円(同+90円)まで買われたが、頭が重くなったところで円高ユーロ安を材料に前日同様SQをにらんだ売り方の攻勢により次第安となり10,345円(同-66円)まで下落した。しかし、引けにかけては小戻し10,394円(同-17円)と5/7終値は割らずに引けた。前日のNYダウが小幅安だったのに比べ東京市場の戻りの鈍さが気になるところである。

寄り前の外資系証券の注文状況は、150万株と5日間連続の売り越し、値上がり銘柄数は736、値下がり銘柄は804、出来高は2,579百万株となっている。銀行、証券株が引き続く安かったのに対し業績急回復を受けた自動車株に小高いもいのが増えた。全般的には選別色の強い動きとなっており、新規買いは慎重にし、大きく戻ったものは処分対象とする姿勢は継続したい。なお、売り銘柄として注目してきた「東光電気」が先の安値に近付いてきたためとりあえず残株も全部買い戻すことにした。

12日のNYダウは、EUが危機防止の追加策として加盟各国の予算案を事前に評価すると発表したこと、ポルトガル国債の入札が好調であったことを受けて安心感が広がり一時10,900ドル台を回復し、10,896ドル(前日比+148ドル)で引けた。金価格はこの日も市場最高値を更新しており以前として質への逃避の動きが続いているが、この資金はいずれ米株に向かうという声も出始めた。しかし、ことはそう簡単にはいかないものと思われる。

今回のEUの動きは米オバマ大統領が米経済への影響を強く懸念し、リーマンショック時の自己の対策成功体験を材料に欧州主要国に対策を強要したことによるものと思われる。従って支援資金総額90兆円については見せ金となっている可能性が強く、拠出する各国の資金調達問題が今後表面化する可能性もある。また、債務悪化国の国債買い入れにより危機の実態が市場価格に反映されなくなり、当事国に対する危機感が切迫しない恐れが出てくること、さらにEUの基本方針の「お互いの債務は負わない」を「自然災害や制御不能時の緊急対応」との解釈で実施していることに無理があるように思われる。

ギリシアではこの日も財政緊縮に対する4回目にゼネストが行われており予断を許さず、ユーロの信任回復には程遠いことに注目するべきであろう。





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Last updated  2010.05.13 07:09:39
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